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卑猥の国の羞恥時姦(後天性女体化)
その①
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不思議の国のアリス女体化エロコメ
兎双子×女体化アリス
☆☆☆☆☆
アイリズは落ちていました。
落下しながら、これは夢だなと感じていました。
黒いクレヨンで塗りつぶしたような闇の中。美味しそうなお菓子やお気に入りの靴、見覚えのないドールハウスや懐かしいお人形が、ぴかぴかと光っては消えていきます。
夢だから落ちても痛くないだろうと冷静に考えていたアイリズですが、不意にその衝撃はやってきました。
「っ!」
ぼすん、とお尻から着地したのは、巨大なクッションの上でした。マカロン型でふかふかしています。そのおかげで、のたうち回るほど痛くはなかったものの、じんわりとした鈍い痛みがお尻に響きました。 夢でも痛いことはある、と考えを修正したアイリズを乗せたまま、クッションはしゅるしゅると小さくなっていきます。
警戒しながらクッションから降りると、その瞬間、暗闇がパッと明るくなりました。無機質だと感じていた床は、土の絨毯に。辺りには木々が生い茂り、愛らしい鳥の声が聞こえてきます。
森の真ん中でぽつんとひとりぼっちになったアイリズは、そこで初めて自分の変化に気が付きました。
「え……っ!? 服が変わって……、む、胸が大きくなって……おっ、女の子になってる……!?」
可愛らしい声のトーンに、驚きが混じります。味気のないシンプルな寝間着は、フリルがたっぷりあしらわれた青いエプロンドレスへ。ぺったんこな胸はふっくらたわわに実り、視界を邪魔してきます。ノーブラのためか、うっすら頂点が分かってしまいます。
髪に手を添えると、どうやら頭上にリボンが付いているのが分かりました。解こうとしてみたのですが、何故か取れません。 あれこれと身体を確認していると、どこからか声が降ってきます。
『ようこそアリス。ぼくらのせかいへ』
しわがれているような、それでいて涼やかにも感じる不思議な声。見上げると、一匹の猫が木の上でくつろいでいました。黒い毛並みがつやつやしています。
「しゃべる、猫……?」
じとりとした瞳を細めてくあっとあくびをした猫は、垂れ下がった尻尾を緩慢に揺らします。まるで、あちらに行けというように。 揺れる尻尾の先には、舗装された道が続いていました。ダイヤやスペードの形をした花が、道に沿って咲いています。木の上に視線を戻すと、さっきまでそこに居たはずの猫は煙のように消えていました。
「(……アリスって誰のことですか……って、聞きそびれちゃった)」
いなくなってしまった以上、問いかけることは出来ません。気を引き締めたアイリズは、目の前の道を進むことにしました。ひらり、と、スカートの裾が靡きます。
そうして、花々に囲まれた一本道をてくてく歩いていると、不意に黒い影が横切りました。背の高い人間のようでしたが、頭の上からは兎の耳が生えていました。呆気に取られたアイリズには目もくれず、ガサガサと音を立てて木々の方へと走って行ってしまいます。
「何だったんでしょう……。……あれ?」
きらり、と。
道の上、太陽に反射して光るのは、レトロな懐中時計でした。どうやら走り去った兎人間が落としていったようです。拾い上げると、手の中からカチコチと秒針の音が響いてきます。何故だか『届けないといけない』という強い思いが湧き上がり、アイリズは時計を手にしたまま道を外れて走り出しました。
猫が示した道の先に、元の世界に戻れる扉があったことを、知らぬまま。
兎双子×女体化アリス
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アイリズは落ちていました。
落下しながら、これは夢だなと感じていました。
黒いクレヨンで塗りつぶしたような闇の中。美味しそうなお菓子やお気に入りの靴、見覚えのないドールハウスや懐かしいお人形が、ぴかぴかと光っては消えていきます。
夢だから落ちても痛くないだろうと冷静に考えていたアイリズですが、不意にその衝撃はやってきました。
「っ!」
ぼすん、とお尻から着地したのは、巨大なクッションの上でした。マカロン型でふかふかしています。そのおかげで、のたうち回るほど痛くはなかったものの、じんわりとした鈍い痛みがお尻に響きました。 夢でも痛いことはある、と考えを修正したアイリズを乗せたまま、クッションはしゅるしゅると小さくなっていきます。
警戒しながらクッションから降りると、その瞬間、暗闇がパッと明るくなりました。無機質だと感じていた床は、土の絨毯に。辺りには木々が生い茂り、愛らしい鳥の声が聞こえてきます。
森の真ん中でぽつんとひとりぼっちになったアイリズは、そこで初めて自分の変化に気が付きました。
「え……っ!? 服が変わって……、む、胸が大きくなって……おっ、女の子になってる……!?」
可愛らしい声のトーンに、驚きが混じります。味気のないシンプルな寝間着は、フリルがたっぷりあしらわれた青いエプロンドレスへ。ぺったんこな胸はふっくらたわわに実り、視界を邪魔してきます。ノーブラのためか、うっすら頂点が分かってしまいます。
髪に手を添えると、どうやら頭上にリボンが付いているのが分かりました。解こうとしてみたのですが、何故か取れません。 あれこれと身体を確認していると、どこからか声が降ってきます。
『ようこそアリス。ぼくらのせかいへ』
しわがれているような、それでいて涼やかにも感じる不思議な声。見上げると、一匹の猫が木の上でくつろいでいました。黒い毛並みがつやつやしています。
「しゃべる、猫……?」
じとりとした瞳を細めてくあっとあくびをした猫は、垂れ下がった尻尾を緩慢に揺らします。まるで、あちらに行けというように。 揺れる尻尾の先には、舗装された道が続いていました。ダイヤやスペードの形をした花が、道に沿って咲いています。木の上に視線を戻すと、さっきまでそこに居たはずの猫は煙のように消えていました。
「(……アリスって誰のことですか……って、聞きそびれちゃった)」
いなくなってしまった以上、問いかけることは出来ません。気を引き締めたアイリズは、目の前の道を進むことにしました。ひらり、と、スカートの裾が靡きます。
そうして、花々に囲まれた一本道をてくてく歩いていると、不意に黒い影が横切りました。背の高い人間のようでしたが、頭の上からは兎の耳が生えていました。呆気に取られたアイリズには目もくれず、ガサガサと音を立てて木々の方へと走って行ってしまいます。
「何だったんでしょう……。……あれ?」
きらり、と。
道の上、太陽に反射して光るのは、レトロな懐中時計でした。どうやら走り去った兎人間が落としていったようです。拾い上げると、手の中からカチコチと秒針の音が響いてきます。何故だか『届けないといけない』という強い思いが湧き上がり、アイリズは時計を手にしたまま道を外れて走り出しました。
猫が示した道の先に、元の世界に戻れる扉があったことを、知らぬまま。
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