20 / 21
⑲あぶない特別授業(玩具)
しおりを挟む
【赤也×蓮】
幾数もの小さなモーター音が、彼の中で響く。
乳首をいじめるローターと後ろに埋め込まれたバイブから発せられる音が周りに聞こえてしまうのではないかと、蓮は必死に声を押し殺していた。
「(赤也の奴……! 後で絶対蹴り飛ばす……!)」
隣の席に何食わぬ顔で座っている、同じ授業を受けている同級生兼恋人を睨みつけると、意地悪な笑顔を返された。
そもそもの発端は花札の罰ゲームだった。
赤也が花札なんて得意なわけないだろう、と高を括ってしまったのが間違いだった。あろうことか、「負けたら勝った方の言うことを何でも一つ聞く」というテンプレのような罰ゲームを了承し、呆気なく負けてしまった。
そして赤也が蓮に命じた罰ゲームが、「玩具を挿れた状態で授業を受ける」というものだったのだ。
「ん……、っく……」
微弱な振動が快楽を増幅させていき、我慢していた声がうっかり漏れてしまう。幸いなことに教師の声が大きいおかげでなんとか周りに聞こえずに済んだが、このままだとバレるのは時間の問題かもしれない。
「じゃあこの問題を……蓮、赤也。前に出て解くように」
「っ!」
何もこんな時に、と思いながら力の入らない足で立ち上がる。大学の授業でわざわざ黒板に書かせるのはこの教師くらいだ。なんとも運が悪い。
バイブが落ちないようきゅっと後孔を締めると余計に感じてしまい、「んっ」と小さく吐息が漏れた。
「大丈夫かよ、蓮。具合悪いんじゃねぇか?」
「……へーき、だし」
わざとらしく聞いてくる也を横目で睨み、教壇へと上がる。
チョークを掴み、襲い来る振動に耐えながら数字を羅列していく。答えは分かっているのに途中式を書かないといけないのが今の蓮にとっては苦痛でしかなかった。
なんとか書き終わりほっとして席に戻ろうとすると、赤也の手がすっとポケットに入っていくのが目に入った。
確かそこには、玩具を動かすための、
リモコン、が。
「─────っっ!!!!」
今まで以上の、強い刺激。目の前がスパークして耐えきれず教壇に崩れ落ちる。足ががくがく震え、座ったことにより深く飲み込むことになったバイブが奥を抉ってくる。 ぬちゃ、と下着と陰茎の間で鳴った音に気付いたのはきっと傍にいた赤也だけだっただろう。
「蓮、大丈夫か? せんせー、俺、蓮を保健室に連れて行くわ」
「あ、ああ。頼んだぞ、星野」
何が起きたのか分からず呆気に取られる先生と学友達の前で蓮を横抱きにすると、教室から退室する赤也。
「…………皆の目の前で、イったなぁ?」
「ううぅ…………、さいてー、ばか赤也……っんぁ♡」
いまだにブルブルと振動している玩具に喘ぎながら、蓮は必ず赤也を蹴り飛ばすことを改めて心に誓った。
(次はどこで、どんなことをシてやっかな)
幾数もの小さなモーター音が、彼の中で響く。
乳首をいじめるローターと後ろに埋め込まれたバイブから発せられる音が周りに聞こえてしまうのではないかと、蓮は必死に声を押し殺していた。
「(赤也の奴……! 後で絶対蹴り飛ばす……!)」
隣の席に何食わぬ顔で座っている、同じ授業を受けている同級生兼恋人を睨みつけると、意地悪な笑顔を返された。
そもそもの発端は花札の罰ゲームだった。
赤也が花札なんて得意なわけないだろう、と高を括ってしまったのが間違いだった。あろうことか、「負けたら勝った方の言うことを何でも一つ聞く」というテンプレのような罰ゲームを了承し、呆気なく負けてしまった。
そして赤也が蓮に命じた罰ゲームが、「玩具を挿れた状態で授業を受ける」というものだったのだ。
「ん……、っく……」
微弱な振動が快楽を増幅させていき、我慢していた声がうっかり漏れてしまう。幸いなことに教師の声が大きいおかげでなんとか周りに聞こえずに済んだが、このままだとバレるのは時間の問題かもしれない。
「じゃあこの問題を……蓮、赤也。前に出て解くように」
「っ!」
何もこんな時に、と思いながら力の入らない足で立ち上がる。大学の授業でわざわざ黒板に書かせるのはこの教師くらいだ。なんとも運が悪い。
バイブが落ちないようきゅっと後孔を締めると余計に感じてしまい、「んっ」と小さく吐息が漏れた。
「大丈夫かよ、蓮。具合悪いんじゃねぇか?」
「……へーき、だし」
わざとらしく聞いてくる也を横目で睨み、教壇へと上がる。
チョークを掴み、襲い来る振動に耐えながら数字を羅列していく。答えは分かっているのに途中式を書かないといけないのが今の蓮にとっては苦痛でしかなかった。
なんとか書き終わりほっとして席に戻ろうとすると、赤也の手がすっとポケットに入っていくのが目に入った。
確かそこには、玩具を動かすための、
リモコン、が。
「─────っっ!!!!」
今まで以上の、強い刺激。目の前がスパークして耐えきれず教壇に崩れ落ちる。足ががくがく震え、座ったことにより深く飲み込むことになったバイブが奥を抉ってくる。 ぬちゃ、と下着と陰茎の間で鳴った音に気付いたのはきっと傍にいた赤也だけだっただろう。
「蓮、大丈夫か? せんせー、俺、蓮を保健室に連れて行くわ」
「あ、ああ。頼んだぞ、星野」
何が起きたのか分からず呆気に取られる先生と学友達の前で蓮を横抱きにすると、教室から退室する赤也。
「…………皆の目の前で、イったなぁ?」
「ううぅ…………、さいてー、ばか赤也……っんぁ♡」
いまだにブルブルと振動している玩具に喘ぎながら、蓮は必ず赤也を蹴り飛ばすことを改めて心に誓った。
(次はどこで、どんなことをシてやっかな)
13
あなたにおすすめの小説
待てって言われたから…
ゆあ
BL
Dom/Subユニバースの設定をお借りしてます。
//今日は久しぶりに津川とprayする日だ。久しぶりのcomandに気持ち良くなっていたのに。急に電話がかかってきた。終わるまでstayしててと言われて、30分ほど待っている間に雪人はトイレに行きたくなっていた。行かせてと言おうと思ったのだが、会社に戻るからそれまでstayと言われて…
がっつり小スカです。
投稿不定期です🙇表紙は自筆です。
華奢な上司(sub)×がっしりめな後輩(dom)
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる