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本編

72.え?気の所為??え?此れは…気を許してもらえたという解釈でいいのかしら…?

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「リーは…何処にいるんだい?」「姉さん達からの連絡じゃあもう居ても良い頃だと思うんだが…」

リエルを迎えるために駅に向かった二人が一生懸命に探している間。リエルを含む四人は…

「まぁ!このスノードーム本当に頂いて良いんですか?」
「えぇ、良かったら受け取って。後この間言ってた事なのだけど…」
「この間…あぁ!勿論お伝えします。先生の解説も取ってあるので後でお見せしますね。」
「ありがとう。少し課題で分からないところがあったの…」


「分からない所が?教えられる範囲でしたらお教えできますよ。」
「本当ですか!生物学の所なのですけど…」
「はいそこ近すぎ!離れて~」

「あらまぁ…リエル様、紅茶を飲みながらでも良いのではないですか?明日は祝日ですしゆっくり行っても良いかと、」「イオ…そうね。ありがとう。」

学園内のとある一室で優雅に勉強会…基お茶会を開いていた。

机の上にあるとは数冊のノートと数本のペン。それに透明なガラスでてきたティーポット。
小さなポットの中でいくつもの茶葉が舞うようにくるくると踊っている。

四人はそれを囲むように置かれた4つの椅子に好きなように座っていた。
リエルの隣にイオネス。反対側にヴェルカ、リエルと向かい合う形でアシュルトが座って居る。

「あぁ、成る程。ここは確かに1年生には難しい問題ですね…」
「そうなんです。この問題のここが少し分かりづらくて……」
「あぁここならば説明できますね。ここはアルトメの定理という物を使って……」

「あら……そう言う覚え方もあるんですね。」
「この解き方は…ちょっと面白いかも。」

元々勉強に苦手意識等を持っていない二人は教えてもらったばかりのことを理解するのに時間は要さなかった。すぐにその仕組みを理解した二人はアシュルトの書いた解説に瞳を煌めかせている。

「でしょう?生物学は関連付けて覚えれば直ぐに覚えられますよ。そうでなくともお二人共地頭が良いのですし…後は今書いたものを覚えれば大丈夫かと、」アシュルトがそう言えば、二人は

「ふふん、記憶力が良いのはそこはリルのお墨付きなんだ。此の位直ぐに覚えられるよ。」
「私も記憶力は自身があります!」と自慢げに答えた。

リエルの質問が終わりちょっとした解説を聞いていた二人はアシュルトの書いたノートに視線を釘付けにしながら他の問題の解説を聞いている。

リエルはその三人の様子を微笑ましく見つめていた。

「リエル様?どうかされましたか?」
「いえ、何でも。ただアシュ様の様な先生がいて良かった。と思っていただけです。」

そう言ってこちらに視線を向けてきた婚約者にそう言葉を返せばリエルの想像とは裏腹にアシュルトは顔を曇らせた。

「先生…ですか、それは光栄です。しかし私では少々役不足かもしれません。何せ教師の方々からあまり良い顔をされてないので……」苦笑を浮かべながらそう言ったアシュルトにリエルは何の事だろうと首を傾げる。

そんな様子を見かねたのかヴェルカが口を開いた。
「あの人だよ。ほら、いつもふりっふりのドレス着てヘッドドレス付けてる先生。」
「えっと……確かアデル・ローデンヴァルト先生……だったかしら。」ヴェルカから聞いた言葉を繰り返しながら記憶を探ると一人の教師の顔が浮かび上がった。

「えぇ。彼女は教師と言うよりは貴族令嬢といった感じでして…その…見目を大変重視されている方ですので…」「あぁ……成る程。」アシュルトの説明を聞いたリエルは納得すると共に疑問を抱く。

その対応で貴族としても教師としても大丈夫なのだろうか。と。

その事を尋ねてみるとやはりどちらからも反感を買っているそうだ。まぁ確かに貴族ならそういった考えを持っていても言葉や態度にも出さないのは最低限のマナーとして教えられているはずであるし、そもそも色眼鏡で生徒を見るのはもっての外である。

この学園は家柄も国籍も性別も年齢も関係なしに、唯一人の生徒として見る人であれと言われている。そしてそれは教師も例外ではないはずなのだが…

「まぁ、彼処まであからさまにやってくる先生は中々いないよね~、寧ろ絶滅危惧種って感じ?」
「絶滅危惧種って、、人扱いしていないではないですか。責めて少数民族と言ってあげましょう、」

「お二人共それくらいに……」

明るく言ったヴェルカの言葉に間髪を入れずにイオネスがそう返した。聞こえてきた言葉にリエルが顔を引きつらせたその時、アシュルトが眉をひそめてそう言ったのを聞いてホッとしたその時…

「少数民族と呼ばれる方が可愛そうです。」
(Why!?)聞こえてきた言葉に耳を疑った。思わずそちらに顔を向けても其処にはいつもよりニコニコとした笑みを浮かべるアシュルトと頷いているヴェルカとイオネスの姿だけ。

どうやら聞き間違いではなかったようだ。

あれ?私の婚約者、こんなにズバズバと言う人だったかしら?それとも打ち解けてきてくれてるっていう合図なの?目の前の出来事に現実逃避をしかけた時、不意に扉がノックされた。四人が一斉に扉の方に視線を向ける。

すると外から声がかけられた。
「リエル様、お客様がお見えです。」扉の向こうから聞こえてきたその言葉に3人の視線がリエルに集中する。

すると外から声がかけられた。
「リエル様、お客様がお見えです。」扉の向こうから聞こえてきたその言葉に3人の視線がリエルに集中する。
 
客人が誰を指すのかわかないがこんな寒い場所で人を待たせるわけにはいかない。
そう思い部屋の外に出るとそこには意外な人物が立っていた。

何で何で…ここに貴方がいるの?

リエルはその姿を見た瞬間目の前で手を広げて待っている相手に抱きついた。
そう、そこにいたのは……

_______
今回も多くの女神様に見て頂くことが出来、とても嬉しく思っております!!

本日は…お昼ごろにシフォンケーキを焼いて3時すぎにチーズケーキを焼いて6時に初恋にあってきました結ノ葉です。

シフォンケーキは量間違えて型の上に大きめのドーナツ爆誕させるわチーズケーキ焼いたら焼き目付けすぎないためにアルミホイル被せたらオーブンの熱風でアルミが飛ばされて真っ黒だわ……

これ何て焼日???まぁ午後にいいことあったから良しとしましょ。え?シフォン下に空洞?あんだけゴムベラで指してトントンしたのに?え?チーズケーキ焼きすぎ…?スンマセン…

そして皆様に朗報。何故か私も体育祭の団のデコ長になりましたわ~なんで~意味不~

いえね?誰も手が上がらなかったんです。終わる予定の時間から20分立っても一向に。で、どうなるかって言うとはい、美術部に来たんです。はい。私デス…

やめてぇ…デコ長とか責が重いよぉ…黄色って何さ…去年黄燐も鬼を滅っするやつも書いちゃった…?え?もぅ…無理じゃね?だって青、部長と副部長いるぜ?赤も美術部3人いるぜ?黄燐ひとりだぜ?やべぇだろう……やっぱやめ…あ、無理っすか。はい…

気を取り直しまして!本日は、体がゴムゴムなあの船長と、姉妹愛が強い五つ子、たまにオタクに成る生粋のマヨラーと、チョコビが好きな永遠の5歳児のbirthday!!!いえね?他にも魔界の恋する無邪気な悪魔の子とか
バレー部の可愛すぎるマネとかかっこいいがすぎるアイドルとかもっともっといるんだけど…236人は流石に書ききれない!許して!ゴメンナサイ!

そして明日は、ヴィランズな学校の筋肉に憧れる美少年と、教室内射撃女子3位のあの子と戦場の創造主なあの子のbirthday!!!

あぁぁ!今すぐ林檎になりたい!!!
きらちゃん……大人になった姿可愛すぎだろ…

「わぁ、検非違使多すぎー11連続ーやばー」by.心が持たなくて死にそうな審神者

「煩い、道を開けろ」by.最高に超絶クールビューティーなお姉様

「え!?この花瓶買ったら幸せになれるんですか?じゃあ…買いま「あ、おじさんちょっとごめんな~連れてくわ。」ちょっ、何する「黙らんかい!あれ詐欺やろ詐欺!」え?詐欺やったんか…?」by.純粋すぎて人を疑うことを知らない教師
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