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1話 新世界の始まり
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目を開けると真っ暗闇の中、寝そべっているようだった。
俺は立ち上がろうと、手で体を支えながら全身の筋肉に力を入れる。
「イデッッ」
丁度立ち上がった瞬間、足元から声がしたため、急いで足を持ち上げた。
どうやらサラリーマンの事を踏んでしまっていたようだ。
「あ、すいません。大丈夫ですか?」
「おう、まぁ仕方ないな、こんなに暗いし。イテテッ」
良い人そうで安心した。
「ってか、女子二人は大丈夫か?」
サラリーマン男性が女性二人に声をかけるが、返答は無い。
死んでるのか?そんな空気が一瞬流れたが、スピースピーと二つの寝息の様なものが聞こえたことから大丈夫だと判断した。
「さて、ここからどうするかだな。おい、高校生。お前なんか良い案あるか?」
「うーん…分からないです。けど、状況確認しないと…エレベーター内には予備の電源があるって聞いた事あるんですけど、ありますかね?」
「お、それは俺も聞いたことあるな、名案だ、高校生。」
褒められて少し気を良くした俺は早速電源を手探りで探す。
高いところは、サラリーマンにお願いするとして俺は下の方だ。
床伝いに手の感覚のみで探すが見つからない。
たまに、柔らかいものを触ってしまって、ンッ♪って声が聞こえたりもするが、気にしている場合ではない。
俺の息子は反応を見せていたが。
結局、五分程探したが、予備の電源どころか何も見つからなかった。
サラリーマンの方に尋ねたが、天井にすら触れなかったという始末。背が高い人だったから、簡単に触れると思ったんだけどな?と少しだけ疑問に感じつつ、打つ手なしと地べたに座った。
それと同時くらいだっただろうか、女性達の目が覚めた様だった。
「ん……ここは??」
「あれ……私…って、えー暗い暗い暗い、怖いッ!どこなのここ!?」
一人は、冷静タイプで一人はヒステリックになるタイプだった。
俺は、説明をサラリーマンに任せて静かに話が終わるのを待つ。
サラリーマンは女性を宥めつつ、話を進め、なんとか理解してくれた様だった。サラリーマンの話がうまかった為か、ヒステリック系女子も少し落ち着いた様だった。
「って事は、ここから出る術がないって事ですか?」
冷静女子がサラリーマンに尋ねる。
「今の所はな。電波もないし、復旧を待つしかないな。」
その言葉を聞いて、ヒステリック女子はまた混乱したのか、シクシクと泣き出してしまった。
俺は完全に蚊帳の外という感じで見守った。
ーー全員の起床を確認。ステータス分配を行います。注意、決定後の変更はできないので慎重にお願い致します。
突如アナウンスが流れ、目の前に鏡の様な薄い膜が張られ、そこに見たこともない少年が立っていた。
「キャー、、、だ、だれ、この赤毛の女の子は誰なの!?」
「えぇえん。もう帰りたいよ。お、お、おばけダメなのよぉぉ…こっち見ないで、見ないでぇ~……」
「え?女の子?俺には、青毛の青年に見えるけどな?高校生、お前は何に見える?」
「僕は、少年に見えますけど……これみんな見えてるものが違う?」
ーー解。これは皆さんの新世界での姿になります。以後転生と言わせて頂きます。
転生……あっ、エレベーターで落ちている時、なんかそんなこと言っていた様な。え、もしかして、これは異世界転生なのか!?
となると……
「どうやら僕らは日本とは違う世界に飛ばされた様です。そして、この目の前にいる姿が、新しい世界での僕らの姿らしいですよ。俺の考えでは、その世界では、自分の能力を数値化していて、その数値を上げる作業を、ステータスの分配って言ってるみたいです」
ーー解。ご名答。概ねその通りです。
「な、なるほどなぁ。なんで高校生はそんなこと知ってんだ?最近の授業はそういう事も教えるのか?」
「そんな訳ないでしょ!えぇーん…私はもう日本に帰れないって事なの…?パパもママも、日本にいるのに。最近彼氏も出来て、これからなのにぃぃ。グスッ。」
「まぁ、まだ分かりませんよ。帰れる方法があるかもしれないじゃないですか。まだ悲観するのは早いですよ。俺は色々あって帰りたくないです。むしろ嬉しくも思っていますが、今はここから出ましょう。それが先です。」
「そうね。うん、高校生くんの言う通りだと思う。まずはここから出ましょう。エレベーターと喋ってることも不思議だし、色々と分からないことだらけだけど、ここから出てから考えましょう。」
「だな。って……ステータスの分配ってどーやるんだ?」
ーー解。"分配"と唱えれば出来ます。
「よし、じゃあ、その分配ってのやって、さっさとここから出るか。」
そこから、しばらく俺らは個々に悩み、ステータスの分配をし終わった。
ちなみに俺の分配後のステータスは以下の通りだ。
◆◇
【ステータス】
名前:ケータ
年齢:6歳
職業:フリーター
種族:人族
攻撃:100→150
防御:100→130
速度:100→120
知識:100→150
魔力:100→150
【保有スキル】
魔力粘土作成:1
キャラ作成:1
イメージ力:2
共有:2
物理耐性:10(上限MAX)
【魔法】
土魔法:1
闇魔法:1
火魔法:1
【称号】
異世界転生
土弄りの天才
俺は立ち上がろうと、手で体を支えながら全身の筋肉に力を入れる。
「イデッッ」
丁度立ち上がった瞬間、足元から声がしたため、急いで足を持ち上げた。
どうやらサラリーマンの事を踏んでしまっていたようだ。
「あ、すいません。大丈夫ですか?」
「おう、まぁ仕方ないな、こんなに暗いし。イテテッ」
良い人そうで安心した。
「ってか、女子二人は大丈夫か?」
サラリーマン男性が女性二人に声をかけるが、返答は無い。
死んでるのか?そんな空気が一瞬流れたが、スピースピーと二つの寝息の様なものが聞こえたことから大丈夫だと判断した。
「さて、ここからどうするかだな。おい、高校生。お前なんか良い案あるか?」
「うーん…分からないです。けど、状況確認しないと…エレベーター内には予備の電源があるって聞いた事あるんですけど、ありますかね?」
「お、それは俺も聞いたことあるな、名案だ、高校生。」
褒められて少し気を良くした俺は早速電源を手探りで探す。
高いところは、サラリーマンにお願いするとして俺は下の方だ。
床伝いに手の感覚のみで探すが見つからない。
たまに、柔らかいものを触ってしまって、ンッ♪って声が聞こえたりもするが、気にしている場合ではない。
俺の息子は反応を見せていたが。
結局、五分程探したが、予備の電源どころか何も見つからなかった。
サラリーマンの方に尋ねたが、天井にすら触れなかったという始末。背が高い人だったから、簡単に触れると思ったんだけどな?と少しだけ疑問に感じつつ、打つ手なしと地べたに座った。
それと同時くらいだっただろうか、女性達の目が覚めた様だった。
「ん……ここは??」
「あれ……私…って、えー暗い暗い暗い、怖いッ!どこなのここ!?」
一人は、冷静タイプで一人はヒステリックになるタイプだった。
俺は、説明をサラリーマンに任せて静かに話が終わるのを待つ。
サラリーマンは女性を宥めつつ、話を進め、なんとか理解してくれた様だった。サラリーマンの話がうまかった為か、ヒステリック系女子も少し落ち着いた様だった。
「って事は、ここから出る術がないって事ですか?」
冷静女子がサラリーマンに尋ねる。
「今の所はな。電波もないし、復旧を待つしかないな。」
その言葉を聞いて、ヒステリック女子はまた混乱したのか、シクシクと泣き出してしまった。
俺は完全に蚊帳の外という感じで見守った。
ーー全員の起床を確認。ステータス分配を行います。注意、決定後の変更はできないので慎重にお願い致します。
突如アナウンスが流れ、目の前に鏡の様な薄い膜が張られ、そこに見たこともない少年が立っていた。
「キャー、、、だ、だれ、この赤毛の女の子は誰なの!?」
「えぇえん。もう帰りたいよ。お、お、おばけダメなのよぉぉ…こっち見ないで、見ないでぇ~……」
「え?女の子?俺には、青毛の青年に見えるけどな?高校生、お前は何に見える?」
「僕は、少年に見えますけど……これみんな見えてるものが違う?」
ーー解。これは皆さんの新世界での姿になります。以後転生と言わせて頂きます。
転生……あっ、エレベーターで落ちている時、なんかそんなこと言っていた様な。え、もしかして、これは異世界転生なのか!?
となると……
「どうやら僕らは日本とは違う世界に飛ばされた様です。そして、この目の前にいる姿が、新しい世界での僕らの姿らしいですよ。俺の考えでは、その世界では、自分の能力を数値化していて、その数値を上げる作業を、ステータスの分配って言ってるみたいです」
ーー解。ご名答。概ねその通りです。
「な、なるほどなぁ。なんで高校生はそんなこと知ってんだ?最近の授業はそういう事も教えるのか?」
「そんな訳ないでしょ!えぇーん…私はもう日本に帰れないって事なの…?パパもママも、日本にいるのに。最近彼氏も出来て、これからなのにぃぃ。グスッ。」
「まぁ、まだ分かりませんよ。帰れる方法があるかもしれないじゃないですか。まだ悲観するのは早いですよ。俺は色々あって帰りたくないです。むしろ嬉しくも思っていますが、今はここから出ましょう。それが先です。」
「そうね。うん、高校生くんの言う通りだと思う。まずはここから出ましょう。エレベーターと喋ってることも不思議だし、色々と分からないことだらけだけど、ここから出てから考えましょう。」
「だな。って……ステータスの分配ってどーやるんだ?」
ーー解。"分配"と唱えれば出来ます。
「よし、じゃあ、その分配ってのやって、さっさとここから出るか。」
そこから、しばらく俺らは個々に悩み、ステータスの分配をし終わった。
ちなみに俺の分配後のステータスは以下の通りだ。
◆◇
【ステータス】
名前:ケータ
年齢:6歳
職業:フリーター
種族:人族
攻撃:100→150
防御:100→130
速度:100→120
知識:100→150
魔力:100→150
【保有スキル】
魔力粘土作成:1
キャラ作成:1
イメージ力:2
共有:2
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