二次元オタが三次元に恋をする

アマチュア作家

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僕勘違いをする

部活でかっこいいところ見せる7

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あれから柿田先輩は4回まで1人の走者出さずに投げた。
ネットの後ろからは相変わらず柿田先輩が手を振るたびにきゃーきゃー叫んでいる。

『アイドルかよ、まぁ学校では柿田先輩はアイドル的な人気だけど』

僕は後攻の攻撃でワンナウト取られたのを確認して、次の試合先発なので早く肩を作らなきゃならないので僕はメガホンを置き、ねるの方を向くと、ねるは柏木先輩を目をキラキラさせながら見ていた。

『まぁーねるなさが目をキラキラさせてるのは憧れからだろう。
だってねるは僕のことが好きだからね。
ちょっと嫉妬しちゃうけど』

僕はねるの肩をポンポと叩いた。

「どうしたの?」

こちらを向きながら小首を傾げながら聞いてきた。

『か、かわいい二次元並みの可愛さだ。まさか三次元二次元並みの破壊力を持つ小首を傾げる人がいるなんて』

僕はしばらくその姿に見惚れていた。

「本当にどうしたの?気持ち悪いの?」

本当に心配そうにこちら覗き込んできた。

「ああ、大丈夫だよ」

僕はニッコリしながら言った。

するとねるは僕から離れた。

「僕昼食べてくるね」

ねるはなにかを察した表情をして、

『今日の先発だよね、だから先にご飯を食べるんだね」

「そいうこと、じゃー食べてくるね」

僕はねるにあとでと手を振り自分のバックの置いてあるところに向かった。

「よう、藍兎先食べてるな」

すのこで先に斎都がご飯をもぐもぐしながら言った。

僕はおうと言って弁当箱をエナメルから出して、斎都の隣に座った。

「それでどうだ、ねるに言えたか?」

「ああ、最初はびっくりしてたけどいいよと言ってくれた。」

僕は嬉しさを隠しきれない表情で言った。

「嬉しそうだな、まぁあのねると2人きりで出かけられるならそりゃそりゃ誰でも嬉しいか」

後頭部が痒いのか、後頭部をかきながら言った。

「まぁねるは僕が好きだから誘ったら断るはずないけどね」

僕はドヤ顔をしながら言った。

すると斎都は苦笑しながら、

「まぁ、好きかどうかはともかく良かったな」

「まあね、嬉しかったよ」

「デートプランを立てているのか?」
ハンバーグを食べながら斎都は言った。

僕は弁当箱を開きながら、

「まだ決めてないよ」

「そうか、カラオケとかどうだ?」

斎都は野菜を食べて、このドレッシングおいしいなーといいながら言った。

「それいいね、カラオケでねるの好きな曲もわかるし」

僕はトマトを頬張りながら言った。

「そのあと、ゲーセンとかどうかな?」

僕はだし巻き卵を慎重に掴みながら聞いた。

「いいんじゃないか?クレーンゲームとかで好きなぬいぐるみを取ってあげるとかな」

斎都は手を合わせながらご馳走様と言って、弁当をしまいながら言った。

「それいいね、ねるももっと僕のこと好きになるね」

斎都が苦笑しながらそうだなと言って弁当箱を片付け終えて、エナメルに弁当をしまい

「先用意してるな」

そう言ってボークをつけにバックネット裏の右側に行った。

僕は苦笑いの理由を1分ほど考えたが答えが出なかったので急いでご飯お腹に詰め込み、弁当を片付けてグローブを持ちブルペンに向かった。

ブルペンに着くと斎都がボールをグローブでパンパンとしながら待っていた。

「待たせたね、もうキャッチボールできるよ」

僕はちょっとだけ声を張り上げながら言った。

すると斎都がパンパンするのをやめて、顔を上げた。

「もう食べたのか?急いできただろう。試合中お腹壊すなよ」

そう言って僕にボールを投げてきた。

「大丈夫だよ、少ししか詰め込んでないから」

僕は投げられたボールをキャッチしてそう言って投げ返した。

「本当か?藍兎よく詰め込むと腹壊すだろう」

そう言って強めに投げ返してきた。

「大丈夫だよ、野菜しか詰め込んでないから」

僕は足を少し上げてから左側に踏み込んで、スリークウォータ気味に投げた。

それからキャッチボールを20球ぐらいして、斎都はドガっと座った。

ぼくはふぅーと息を吐き、ポケットにあるロージンを触って、手が滑らないようにして、ぼくは足をあまり上げず右に足がクロスするように踏み込みスリクウォーター気味に腕を大きく振った。

するとストレートが綺麗な回転で斎都の構えるコースに吸い込まれた。

「ナイスボールいい回転のストレートだな、次はスライダー投げてみるか?」

そう言ってボールを投げ返してきた。

僕は視線を感じ、べんちを見ると柏島先輩がこちらをじっと見ていた。

僕と目が合うとにっとして笑いバットケースからバットを持って、打席に立った。

「俺がバッターボックス立ってやるよ、俺次の試合スタメンだからな。いいピッチングしてもらわないと守備しづらいからな」

そう言ってバット持って構えた。

『あーそういや柏島先輩は興味を持ったものには自分の目で見ないと気が済まないタイプなんだよなー。
こっちからしてもバッターボックスに入ってくれると試合に入りやすいし、いいんだか』

「それじゃーお願いします」

僕は帽子を取りながら頭を少し座げて言った。

「当てるなよ、試合前なんだから」
口角を上げながら柏島先輩が言った。

「わかってますよ、インコースには投げますけど」

僕はピッチングモーションに入った。足を腰ぐらいに左足上げて、思いっきり右側に踏み込み体を思いっきり捻りながら渾身のスライダーを斎都が構えるアウトコースに一寸の狂いもなく投げ込んだ。

「ナイスボール、キレも良かったぞ」

そう言ってボールを僕に投げ返した。

今日は昨日よりも調子がいい、やっぱりねる見られると思うとやる気が出できて集中力が増す。

何球かキレのいい変化球を投げた。

僕は腕で汗を拭ってると、斎都が立ち上がり

「インコースにツージム投げてみるぞ」

『今まではインコースに投げれなから、緊張するなー
今までは試合中インコース構えるとだいだい当ててるんだよな』

僕は指を縫い目に沿って掛けて、足を腰あたりまであげてその足を右に踏み込み腰を捻ってリリース時に指を外側に少し向け投げた。

するとボールはシュート回転をして右バッターに対して抉るようなボールがいった。

柏島先輩はウォと言って思わずのけぞった。

「すごいボールだな、これなら次の試合抑えられそうだな」

柏島先輩はにっと笑いながら言った。

僕は今の感覚を忘れないようにイメージして、次のボールも投げた。
それから数球同じコースに投げて、柏島先輩をのけぞりさせることができた。
僕はインコースに手応えを感じて、これを決め球にすることに決めた。

同じことを思ったのか、斎都が立ち上がって僕の方に歩いてきて、

「このボールを決め球にするぞ」
グラブで口を隠しながら言った。

「そうだね、僕も同じなことを思ったよ」

「じゃあー決まりだな、次の試合頼むぞ」

そう言って斎都は僕の肩を軽く叩いた。


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