二次元オタが三次元に恋をする

アマチュア作家

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僕勘違いをする

家の中で

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僕は鍵を開いてドアを開けて、ただいま~と言いながら玄関に入った。
するとパタパタと奥の部屋から歩きながらさきがやって来た。
「おかえりお兄ちゃん、今日疲れたでしょー、お菓子買っておいたから食べていいよ」

「なんのお菓子かな、たらたらしてんじゃねーぞはもちろんあるよね」
んふふと笑ってさきは見てからの秘密だよと言った。

『その笑い方かわいいな、二次元のいろはの笑顔を超えるぐらい。
要するに我が妹ながらめちゃくちゃ可愛いってことだ』

僕はさきの笑い方に癒されながら手を洗いに行った。
僕は洗い終えてお菓子の置いてある部屋に向かった。
机の上には僕の好きなお菓子が並んでいた。
「やっぱたらたらしてんじゃーねーぞも買ってくれたんだね」
僕は座ってたらたらしてねんじゃねーぞを手に取って開けながら言った。
「まぁ安いしね、それに今日お兄ちゃん勝ったしね、後お兄ちゃんかっこよかったよ、特に雄叫び上げたところとか』
満開の桜のように微笑みながら言った。
僕はその笑顔にどきっとしながらありがとうと言った。

『その笑顔反則だろう、なんで僕の妹はこんなに可愛いだろう。まあ、二次元には敵わないけどね』

僕は夢中でお菓子を食べていると、さき思い出したように、あ、と言って、
「そうだお兄ちゃん私の友達がかっこいいから連絡先欲しいと言ってたけど教えてもいい?」

『僕の連絡先欲しいって、モテ期がとうとう到来したのか
やばいにやけちゃいそうなんだけど
押さえながら返事をしよう』

「いいよ、それにしても僕もモテ期到来したかな」
僕は喜んでいる声音で言った。
さきは何言ってんだこいつという顔をしながら
「モテるっていうのは複数の人に好かれることをいうんだよ。
しかもまだ連絡先聞かれただけだよ」

「いや僕ねるにも好かれてるし、しかも明日デートをするしね」
さきはパチクリと大きな目をもっと大きく開けながら
「いつの間にそんな約束してたの?あ、もしかしていいピッチングしたらデートすると言う約束でもしたの?」

『なんでわかるの?エスパーでしょもはや。
前から感はいいんだよなさきは、にしてもドンピシャだとはその間に恐れ入る』

「そうだよ、約束してたんだ」
僕は嬉しさを含んだ声音で言った。
「だからあんなにいいピッチングができたので納得」
うんうんと頷きながらさきは言った。
僕は残りのたらたらしてんじゃねーぞを一気に食べてピリッとした辛さに感動しながらその後お茶を僕は飲んだ。
光悦とした表情を浮かべた。
「お兄ちゃんその食べ方好きだよね。」
さきはチョコを頬張りながら言った。
僕はチョコを手に取りながら
「だって辛さが一極手中して美味しいんだ。」

「本当に辛いの好きだよね」
辛いもの食べた後に甘いもの食べるのは理解できないけどねと僕の手元を見ながら付け加えた。
僕はアルフォートを一袋食べ終えて次のチョコに手を出そうとすると、その手をさきに掴まれた。
「もう、これ以上は夜ご飯までにお腹膨れちゃうからダメだからね」
めっとした表情をしながら言った。
僕は残念そうな表情をしながら手を自分の膝に持ってきた。
するとさきはお菓子を片付けはじめた。
僕も手伝って、大きな袋にお菓子を入れていった。
片付け終わると、さきはふぅーと息を吐きご飯作ってくるねと言ってお菓子の入った袋を持ってリビングに向かった。
僕はその間映していたアニメを見ようと思いテレビをつけた。







『いやー何度見ても感動するわマザーズロザリオの最終回、これが再放送だとわかっていてもついつい録画しちゃうんだよねー。
あーなんだか涙を流してたみたいだからハンカチで拭き取ろうか』
そう思いタンスからハンカチをとっているとご飯できたから取りに来てーというさきの声が聞こえたのですぐに涙を拭き、リビングに向かった。
リビンングにつくと辛そうな見た目とよだれが出そうな匂いが漂う麻婆豆腐丼が置いてあった。
「今日麻婆豆腐丼なんだね、もしかして僕が辛いの好きだからこれにしたの?」
さきは外からの風で髪を踊らせながらこちらを向いた。
「そうだよ、これだけじゃなくて惣菜も豪華だよ」
僕はテーブルの上をぐるーと見渡した。
テーブルの上にはサラダとレンコンの粒マスタード和えともやしと豚肉のポン酢炒めと春雨スープがのっていた。
「ずいぶん気合入れて料理してるね」
僕はすごいねと言うニュアンスで言った。
「まあ、お兄ちゃんがあんなに活躍することなんてもうあるかわからないしね」

『いや、そこはお兄ちゃんカッコ良かったから気合入れたよだろ。
やっぱり二次元に三次元は敵わないか
でも料理を僕のためにたくさん作ってくれたのは嬉しいな』

「次も活躍するよ、後ありがとう」
僕はイケメンを超えるスマイルをして言った。
さきは可愛い笑顔を携えながら期待してるよと言った。
僕はその笑顔にドキッとなりながらそれをごまかすように料理をお盆に乗せて奥の部屋に向かった。
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