瑞樹と桜子2:新婚隣人の仕事対決

naomikoryo

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第9章:結局、仕事って何が一番大事なの?

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「さて、次のテーマは……**“結局、仕事って何が一番大事なの?”**よ!」

 瑞希が腕を組みながら、神妙な顔をする。

「もうさ、ここまで散々語ってきたけど、結局のところ、仕事って何が一番大事なのかって話よ!」

「うん、確かに」

 桜子も頷く。

「私たち、初恋の話から始まって、キャリアの話になり、転職や異動、仕事観の違いまで語り尽くしてきたけど…
 …ここで一旦、総まとめするのはいいわね」

「そうでしょ!? だから、今日はこれをはっきりさせましょう!」

「よし、じゃあまずは瑞希から!」

★瑞希の考える“仕事で一番大事なもの”
「私が思うに、仕事で一番大事なのは“成長”よ!!」

「おお、なるほど!」

「だってさ、私、最初は大手企業に入ったものの、研修でホチキス留めさせられるだけの新人時代を経験し——」

「うんうん」

「その後、異動で営業になって、“この世で最も苦手な仕事”にぶち込まれ——」

「うんうん」

「でも、そこで試行錯誤して努力した結果、大型契約を取れるようになったの!」

「確かに、それはすごい成長よね」

「でしょ!? だから、結局のところ、仕事をする意味って“自分がどれだけ成長できるか”じゃない?」

「うーん……でも、成長だけがすべてなの?」

「えっ?」

「だって、例えばだけど、“成長はしてるけど、めちゃくちゃ激務で心身ともにボロボロ”みたいな状況になったら、それでも仕事って意味があるの?」

「……」

「ほら、瑞希、昔の私みたいな働き方してたらやばいって言ってたじゃない?」

「あ、確かに……」

 瑞希は少し考え込む。

「……でもさ、それってバランスの問題なんじゃない? ほどよい成長ができて、ほどよい働き方ができるなら、それが理想ってことよ!」

「うん、それはわかる。でも、それが難しいのよね」

 桜子は苦笑しながら首を振る。

「結局、“成長”にこだわりすぎると、自分を追い込むことになるし、“楽な働き方”にこだわりすぎると、逆に“これでいいのかな”って思うこともあるし」

「うーん……」

 瑞希は悩ましげに腕を組んだ。

「なるほどね……じゃあ、桜子の考える“仕事で一番大事なもの”は何?」

★桜子の考える“仕事で一番大事なもの”
「私はね、**仕事で一番大事なのは“続けられること”だと思うの」

「続けられること?」

「うん。どんなにやりがいがあっても、どんなに成長できても、結局、続けられなかったら意味がないのよ」

「……確かに」

「私、ベンチャー時代にめちゃくちゃ成長したのよ? でも、あのまま続けてたら、多分どこかで壊れてたと思う」

「うん、それは間違いないね」

「でしょ? だから、私は転職した。結果的に、今の会社では無理なく続けられてるし、ちゃんとやりがいも感じてる」

「なるほどね……」

「もちろん、“挑戦すること”も大事よ。でも、それって“続けられる範囲”でやるのがベストじゃない?」

「うーん……たしかにそれは納得」

「だから私は、成長よりも“無理なく続けられる仕事”の方が大事だと思ってるわ」

「うん……でもさ、それって“現状維持”にならない?」

「え?」

「例えば、“無理なく続けられる”ことを優先しすぎると、ただのルーチンワークになっちゃわない? 
 そうすると、やりがいがなくなって、逆に“この仕事、意味あるのかな”って思っちゃいそう」

「……」

 今度は桜子が考え込む番だった。

「……たしかに、それはあるかもしれない」

「でしょ? だから、“続けること”と“成長すること”って、どっちも大事なのかも!」

「うーん……そうなると、結局のところ、仕事で一番大事なことって何なんだろう?」

 二人はしばらく考え込んだ。

★結論:仕事で一番大事なものとは?
「……ねぇ、桜子」

「なに?」

「結局、私たちって“仕事に対して何を求めてるか”って違うけど、最終的には**“続けられて、なおかつ成長できる環境”**が理想ってことよね?」

「そうね……つまり、“無理なく頑張れる環境”が大事ってこと?」

「そうそう!」

「じゃあ、結局のところ、仕事で一番大事なのは——**“自分にとってちょうどいいバランスを見つけること”**なんじゃない?」

「おおおお!! それだ!!」

 二人は興奮して、思わずテーブルをバン! と叩いた。

「そうよ! “成長しすぎて燃え尽きるのもダメ”だし、“楽すぎてやりがいがなくなるのもダメ”!」

「だから、**“ちょうどいい仕事の仕方を見つけるのが一番大事”**ってことよね!」

「うん、それなら私も納得!」

 桜子と瑞希は顔を見合わせて、にっこり笑った。

「いやぁ、語ったねぇ……」

「うん、もう仕事論についてここまで話すことないかも」

「さて、次はいよいよ最終回ね!」

「おお、何話す?」

「**“結局、私たちってめちゃくちゃ良い隣人関係じゃない?”**って話よ!」

「おおお、いいねぇ! じゃあ、最後はお互いに感謝し合って終わろう!」

「よし、それで決まり!」

 こうして、新婚隣人たちの**“仕事バトル”**は最終章へと突入するのだった——。
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