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第一章

真夏のギルドイベント怖く話で涼しくなろう恐怖の生き物フェスに行くことになったよ

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第十話真夏のギルドイベント怖い話で涼しくなろう恐怖の生き物フェスに行くことになったよ

私たちはアメリアの提案で『真夏のギルドイベント怖い話で涼しくなろう恐怖の生き物フェス』に行くことにした……すごく楽しみだ!!
そして私たちはイベント会場のギルドについたので受付を済ますことになった。
「何名さまですか?」
「えーと…………私、ミア、レン、アメリア、ハナ、ダイゼンさん、ミカさんの七人です!」
「七名さまですね、当日入場チケットが全部で……10500ゴールドですね……はい丁度お預かりします。お楽しみくださいね。いってらっしゃい」
「行ってくるにゃ~」
「行ってくる」
「行ってきま~す」
そして入って最初の生き物はツマミグイノシシという生き物だった。
説明欄には自分たちの持っている食べ物を食べることもあるが人間の肉をつまみ食いすることのほうが多い。対処方法は食べ物を投げる!群れで行動することが多いので死者が出ることもある。このイベンのために捕まえるとき同僚のアキラが怪我をしましたので皆さんも気をつけてください。
と書いてあった。怪我したアキラさんはやく治ってくださいね。イベント開催ありがとうございます。
人間の肉をつまみ食いをするって怖すぎる出来れば出会いたくないな。
「人間を食べるこいつの気持ちすげぇ分かる」
「まあレンは今まで人間食べて過ごしてたもんね」
私がそういうと会場に来ていた人が嘘でしょみたいな顔してこっちをみてきた……アメリアたちも驚いてこっちをみていた。
次の生き物はフルムシという生き物だった。
説明欄にはこの虫が身体に止まったら周りからフル無視される幻覚を見るようになる。対処方法はこのフルムシを身体から取ること。この虫の大きさから気づかれにくく止まった人間の周りに人がいなくなったらこの虫は離れることが多い。このイベントの今映っている映像を撮ったあとにカメラマンのカメヤマさんが辞めてしまいました。今はカメヤマさんからフルムシが離れているのでみんなと仲良くしていますので安心してください
カメヤマさんみんなとまた仲良くなれてよかったです。
私の前世のあの出来事もこの虫の原因だったらまだ気持ちが楽だったのにな……
次の生き物はチュウドクモという生き物だった。
説明欄にはこのクモに噛まれたら強力な毒でさまざまな中毒になってしまう。
中毒になるかどうかはチュウドクモ次第
対処方法は防護服を着るか先に中毒になるほど何かに夢中になる。
例:イケメンが好きなら尊死するほど極めるぐらい好きになる。
自分で自慢話できるほど上手くなる。うどんが好きなら自分で作れるようになるなどなど。このイベントのために捕まえるときに同僚のマムシさんが噛まれた……けど大丈夫だったなぜならマムシさんは料理を極めすぎてチュウドクモからはこいつは中毒だと判定されたためです。……なんていえばいいのかな…………マムシさんすごい?
「私は噛まれても大丈夫だね!だってハールくんの……やばい鼻血が……ガハッ吐血まで……やっぱりハールくんはどうどい!!天に召されちゃうよぉぉ」
「おーいはやく戻ってきてー!アメリアー!」
「……はっやばいもしかしてまたなってた!?……だって仕方ないよハールくんが尊すぎるから!!!私はハールくんに出会えてよかったよ。本当にね!!!ハールくんに出会えたことは嬉しい……けどムギが……ここにいないの!……いつかいなくなるってことは知ってたのに……私その事を考えたくなくて……忙しいから今は無理また後でね.、なんて言わずにもっとムギと一緒に遊んでいれば……もうそのまた後で、がこないのに」
私はアメリアに何も言えなかった。
何か言ったとしても傷つけてしまうかもしれないそう思ったら言えなかった。
そして私たちは会場の中にあった休憩室で少しの間休憩することにした。
二十七分後
私たちは休憩を終えて再び会場を見てまわることにした。
「みんなありがとう、だいぶ落ち着いたよ……それじゃあ次行こっか」
「ほんとに大丈夫かにゃ?無理してにゃいか?」
「無理はしてないよ。いつまでもムギがいないのは悲しいけどムギは自分が死んで私が泣くことを望んでないと思うから……頑張るしかないよね……いろいろと」
「ならいいんだけどにゃ~、それじゃあさっそくイベント見学再開だにゃ!」
そして私たちは再びイベントを楽しもう!となった。
次の生き物はゴリラッパという生き物だった。
説明欄にはラッパの姿をしたゴリラ、時折自殺誘発曲を演奏することがあり危険。普段はおとなしい音楽を演奏しているのでその時は安全である。危険な時の対処方法は耳栓をして叫ぶ、すると自分の声が響いてゴリラッパの音が聞こえづらくなる。
このイベントのためにゴリラッパを捕まえたルリカさんはゴリラッパのおかげで音楽が好きになったそうです。
「ゴリラッパのおかげで音楽を好きになったってことはこいつは今まで音楽が嫌いだったのか?なあハナはどう思う」
「別に私はどうだっていいにゃ~好きになれたんだから!ダイゼンは気にしすぎだにゃ~もっと気楽に見ようにゃ!」
「……了解」
「ゴリラッパか……いつか……いつか絶対ハールくんもゴリラッパに出来るようにしてからその音色で殺されたい!同じゴリラだから出来るはず!!……ゴハッ……みんな安心して!これは想像吐血だから」
「何も安心できないよ!そんなに血をドバドバ出せば誰だって心配するよ」
「大丈夫だよどんなふうになっても推しへの力でどうにかなる!そして推しはどんな姿でも尊い……そしていつも私に力をくれるだから私は頑張れるの!このくらいの血なんて大丈夫!」
「全然大丈夫じゃないよ!……なんでレンはアメリアの血を舐めてるの!」
「おいしそうだったしもったいないって思ったからだけどダメなのラウダ?」
「うぅダメってわけじゃ……でもなぁ」
「まあいいじゃんレンを許したらラウダ」
「……ミアが言うなら……でも目立ってることには変わらないからね。分かってるレン?」
「分かってるよ」
最後の生き物はリンゴキブリという生き物だ……絶対に嫌な予感しかしないんだけど……大丈夫だよね。
そして姿を見た時嫌な予感は的中したことを理解した。
「ギャァァァやっぱりぃぃ見た目がまんま太郎さんじゃぁぁん」
「太郎さんって何?」
「太郎さんって言うのは……ゴキブリって意味だよ。私は出来ればゴキブリって呼びたくないからこう呼んでるの……仕事先で出た時はびっくりしたけどね」
説明欄にはりんごの味がしてとても美味しいゴキブリ……しかし見た目がすごく気持ち悪い。よくパンなどにリンゴジャムとして掛けられている……ゴキブリであることを隠すために名前がリンゴジャムとなっている。
このイベントのためにサリナさんがリンゴジャムをかけてパンを食べた。味を聞くと今まで食べた中で上位に入るほどおいしかったそうだ。
絶対食べたく……あれそういえばまえに泊まった宿でリンゴジャムをかけたパンを朝ごはんで食べたな……まさか!うっ吐き気が。その時驚きの言葉を言った子供がいた。
「見てみてこの生き物かわいいよ!お母さん」
「どこが!!!」
お母さんに同意だなこれは、うんうん。
「これで最後だねみんな……楽しかった?」
私がそう聞くとみんなが
「楽しかったよ」
そう言ってくれたのでとても嬉しかった……でも最後の生き物がなぁとてつもなく気持ち悪い……私はあれを食べたのか寒気がするよ!
そして私たちは会場を出てイベント限定グッズを買った。
するとアメリアが突然こう言った。
「ねえみんな!私ねみんなに会ってもらいたい人がいるの!」
私たちはアメリアに誰かを聞くとこう答えた。
「その人の名前は……サエ・マツシマ様って言うの!その人はすごいんだよ!何がすごいかは会ってからのお楽しみね」
私たちはアメリアにサエ・マツシマさんに強制的に会わされることになった。
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