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第一章

ランク昇格の紙が来たからギルドに行ったらアソボウヤーランクというものが上がったよ、そして泊まった宿がぼったくり

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第十二話ランク昇格の紙が来たからギルドに行ったらアソボウヤーランクというものが上がったよ、そして泊まった宿がぼったくり

「ねえアメリア今来たこのランク昇格が出来ますって書いてある紙が来たんだけど私そこまで依頼受けてないけどどうしてランク昇格が出来るんだろう?」
「ああこれね、多分これアソボウヤーランクの方だよ」
「アソボウヤーランクって何?」
私がそう聞くと
「まあギルドの人に聞いたほうが早いよ、じゃあ今日はここまでということでいってらっしゃい三人とも」
私とミアとレンはギルド前でアメリアたちと別れることになった。
そして私たちはギルドに着いたので受付の人にアソボウヤーランクについて聞いてみた。
「アソボウヤーランクが昇格出来るという紙が来たのですが、アソボウヤーランクとはなんなのですか?」
「そのことですか……アソボウヤーランクとは簡単に言えばインフルエンサーみたいなやつですよ。ギルドマスターが『このままでは人口が少なくて無くなってしまう遊びが多すぎる、なんとかして遊んでくれる人口を増やさないと……あっそうだおいしいそうに食べる人を見るとその人が食べている食べ物を食べたくなるなら、楽しそうに遊んでいる人を見れば遊んでくれる人が増えるのでは!それなら通常の冒険者ランクとは別に、楽しそうに遊んでる人ほどランクが上がるアソボウヤーランクというものを作ろう!』と言ったので作ったランクです。昇格する条件は周りの人から推薦されることあなたたちはニャンガラシの時に洞窟の外から見てた人が『あの人たちすごく楽しそうだから、なんだかこっちまで楽しなってきたんだ。あの人たちに俺たちが昔遊んだ遊びを紹介して欲しいんだ!だからあの人たちのアソボウヤーランクを上げてくれないか?』と言われたのであなたたちに昇格の紙を送らせていただきました」
私たちはそのアソボウヤーランクというものが上がったらしい……あれ試験は?
「あのランク昇格の試験はないんですか?」
「ああその試験はですね、冒険者ランクを上げるときにしかしないんですよ」
「そうなんですか、ありがとうございます」
そういえば、レンを冒険者登録してないな
「ねえレン、これから冒険者登録してもらうけどいい?」
「私は大丈夫だよ……でも一つ聞いていい?それって金もらえるの?」
「登録したあと依頼を受けて達成すればもらえるよ」
「もらえるんだな。ならおいしい食べ物食べられる」
そしてレンの冒険者登録の手続きを終わらせて宿を取ることになったので十六分探して見つけた宿、『泊まりとご飯とご飯に付いてくるお肉は無料だよ、お肉は』に泊まることにした。
名前からして泊まりとご飯肉以外は高いんだろうな……だって大体こういうのって高いって相場が……あるかな?
そしてご飯を食べることになった
「やっと晩ご飯だぁぁぁ、やったぁぁ……はああああ野菜炒めが五十万ゴールドぉぉぼったくりじゃん!!それに春雨スープが十七万三千五百ゴールドこの野菜炒めとの差ってなんなの!?それでご飯と肉はほんとに無料だしおかわりし放題って……嬉しいけど他の八種類も安くしてよ。そしてここにあるおかずの種類はさっきの五十万ゴールドの野菜炒め、十七万三千五百ゴールドの春雨スープと新しく見つけた三十二万一万四千六百ゴールドの卵焼き、二万一万四千七百ゴールドのふりかけ、十三万千八百四十ゴールドの魚のフライ、十一万千二百ゴールドの手羽元、十八万千六百七十ゴールドの豚汁、おかわりし放題の無料のお肉。そして七合までは無料の白ごはん……なんだこれ!……まあ肉は高級肉だったから得なのか、得じゃないのか分からないなこれじゃあ
そして翌日
私たちは三人でアソボウヤーランクがよくわからないまま上がったけど祝うために今ギルドの遊びましょう課に来ている理由は……子供たちの前で遊んでくれたら食べ物をあげるという理由で私たちはホイホイついて来たよ。食べ物の魔力はやっぱりすごいよね。
私たちが遊んでくれと頼まれた遊びはめんこだった。
私も前世で聞いたことはあるけど遊んだかと言うと遊んでないな……というか周りの人誰も遊んでなかったな、でも遊び方は少しだけなら覚えてるけど。
でもめんこをするのはいいけどレンが加減出来るかどうかが心配だ。
めんこの絵は自分で描いてと言われたので私はメロンパンを描いた私の画力ではあれが限界だ!もっと絵が上手くなりたい!
ミアが描いた絵は猫の絵だった……かわいい
そしてレンは……やっぱり肉だった……骨付きの。
そして遊び方を説明された。
「めんこは準備したな、なら最初は順番決めてな」
四分後
そして順番は最初がレン
二番目がミア、最後が私となった
「順番が決まったのじゃな、なら攻撃する人以外は自分のめんこを床に置いてくれ」
「「置きました」」
「置いたな次は攻撃する人が自分のめんこを地面にたたきつけろ!その風圧で相手のめんこを裏返せ!そしてそれを繰り返して上手に裏返した人が勝ちだ」
「風圧だな!それなら簡単だ!」
レンはそう言って全力でめんこをたたきつけた。
威力が桁違いだったので全部ひっくり返った……そしてこれでは勝負にならないのでレンは見学させることになり今日遊びを見にきた子供から一人遊ぶ人を選ぶことになった。
「うーん……それじゃあそこの君!」
「えっ僕!」
「頑張ってヨイチ君!」
「あっありがとうヒマちゃん」
三十六分後
「やったーヒマちゃん見た!僕が勝ったところ!」
「うん!見たよすごいねヨイチ君!」
そして二人はハイタッチをしてハグをしていた……私はこういう青春を送りたかったと思っていた時期も昔はあったけど今はみんなと出会えたしそれが幸せだからいいかなって!
そして私たちはこのあともたくさん遊ぶことになった。
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