転移魔法は最強の攻撃魔法である!!

yomuyomu

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第1部:序章 ままならぬ世へ

第2話:僕の魔法は、用途がおかしい。

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陽菜の家で暮らし始めて、三日が過ぎた。
僕の生活は、これまで経験したことのないほど、穏やかなものだった。
朝は、障子越しに差し込む柔らかな光と、どこからか聞こえてくる鶏のけたたましい鳴き声で目が覚める。昼は、陽菜がかいがいしく世話をしている小さな畑で、土いじりを手伝う。と言っても、僕にできることなど、雑草を抜いたり、土を運んだりするくらいのもので、ほとんどは縁側に座って、真剣な顔で野菜に話しかける陽菜の姿を、ぼんやりと眺めているだけなのだが。そして夜が来ると、囲炉裏でパチパチと爆ぜる火を囲み、陽菜が作ってくれた、決して贅沢ではないが、素材の味がしっかりとする素朴な食事をとる。夜空には、僕がいた世界では見たこともないほどの、無数の星が川のように流れていた。
どこまでも牧歌的で、穏やかで、そして退屈なほどのスローライフ。
しかし、僕の心は、その穏やかさとは裏腹に、一日中さざ波が立っているようだった。いや、さざ波などという生易しいものではない。常に、疑心暗鬼という名の嵐が吹き荒れていた。

(なんでだ?)
縁側に座り、鍬を振るう陽菜の背中を眺めながら、僕は何度目になるか分からない自問自答を繰り返す。
(なんで、この子は俺に飯を食わせるんだ?)
僕は、何者でもない。どこの馬の骨とも分からない、森で行き倒れていただけの男だ。おまけに愛想もなければ、ろくに働きもしない。ただ飯を食らい、寝床を貪るだけの、厄介者そのもののはずだ。
それなのに、陽菜は一度も嫌な顔を見せない。それどころか、「宗一郎さん、ちょっと休んでなよ」「これ、とれたての瓜だよ。冷たくて美味しいよ」と、過剰なくらいに世話を焼いてくる。その笑顔には、嘘や計算の色が全く見えない。それが、僕を何よりも苛立たせ、そして不安にさせた。
見返りを求めない善意など、この世に存在するはずがない。
僕がいた世界では、それは絶対の法則だった。親切は、常に何らかの下心とセットだった。優しさは、後でより高くつく請求書の前払いでしかなかった。
だから、陽菜の行動には、何か目的があるはずなのだ。
もしかしたら、僕を十分に太らせてから、どこかの奴隷商人にでも売り飛ばすつもりなのかもしれない。あるいは、何かとんでもなく危険な仕事の手伝いをさせるために、今のうちに恩を売っているのかもしれない。
そんな黒い想像ばかりが、僕の頭の中をぐるぐると巡る。畑仕事を手伝う時も、土に触れるその生々しい感触が、なぜかひどく気持ち悪く感じられた。生きている土。生命力に満ちた野菜。それら全てが、死んだように生きてきた僕自身の心を、無言で責め立てているかのようだった。
僕は、この穏やかすぎる世界に、全く適応できていなかった。

その日の昼食後。僕がいつものように縁側で膝を抱えていると、かまどの方から、不思議な光景が目に入った。
「……ん?」
陽菜が、火の消えかかったかまどに薪をくべ、そのか細い指先を、そっと火種にかざしている。すると、彼女の指先から、蛍の光のような、小さな火花がぱちぱちと数回散ったのだ。その火花が、まるで意思を持っているかのように、薪の間にあった炭へと飛び移ると、炭はぽっと赤く熾り、やがて静かに炎を上げた。
僕は、自分の目を疑った。
今のは、なんだ?
見間違いか? いや、確かに光った。
「あ、あの、陽菜さん」
僕は、思わず声をかけていた。
「今のは……」
「ん? ああ、これ?」
陽菜は、何でもないことのように、くるりとこちらを振り返った。
「生活魔法だよ。この世界じゃ、みんなこれくらいはできるんだよ。火を起こしたり、水を綺麗にしたり。宗一郎さんのいた所では、なかった?」
生活、魔法。
その言葉が、僕の頭の中で奇妙な反響を起こす。
そうか。ここは、本当に。
僕がいた世界とは、物理法則からして違う場所なんだ。
「……俺にも、できるかな」
ぽつりと、自分でも意図しない言葉が口から漏れた。
その瞬間、僕の胸の奥深く、凍てついた湖の、さらにその底の方で、本当に小さな、小さな気泡がひとつ、ぷくりと浮かび上がったような気がした。
『期待』。
僕が、もう何年も忘れていた感情だった。
もしかしたら。万が一。億が一。
この僕にも、何か特別な力が備わっているのかもしれない。
もしそうなったら。もし、すごい力が手に入ったら。
もう誰にも馬鹿にされなくて済むかもしれない。誰にも怯えなくて済むかもしれない。この『ままならない』世界で、自分の足で、ちゃんと立って生きていけるかもしれない。
「うん、きっとできるよ! やってみよう!」
陽菜は、僕の心の微かな変化を感じ取ったのか、ぱっと顔を輝かせ、自分のことのように嬉しそうに言った。

陽菜に教えられた通り、僕は畳の上に胡坐をかき、ゆっくりと目を閉じた。
「いい? まずはね、自分の中にある、温かいものに意識を向けるの。おへその下あたりにある、ちっちゃな太陽みたいな感じ」
言われた通りに、意識を腹の底へと沈めていく。しかし、そこにあるのは、冷たくて、重たい、鉛のような塊だけだった。温かいものなんて、どこにも見当たらない。
「……ない」
「ううん、絶対にあるよ。ゆっくり、ゆっくりね」
陽...菜の優しい声に導かれ、僕はさらに深く、自分の内側へと潜っていく。
すると、その冷たい鉛の塊の中心に、本当に、髪の毛一本ほどの、か細く、そして弱々しい、だが確かに存在する、微かな熱源のようなものを感じた。
「あった……かも」
「それだよ! それをね、ゆっくりと、自分の好きなところに持っていくの。例えば、手のひらとか」
僕は、その消え入りそうな熱を、壊れ物を扱うように、そっと意識の中で持ち上げ、ゆっくりと右の手のひらへと移動させていった。じわり、と右手が温かくなる。
「そしたらね、最後に、頭の中で強くイメージするの。『こうなれ!』って」
イメージ。
僕は、頭の中に、陽菜が見せてくれたような、小さな火花を思い浮かべた。
(火よ、出ろ!)
しかし、何も起こらない。手のひらが、少しだけ汗ばんだだけだった。
(水よ、出ろ!)
これも、何も起こらない。
(風よ、吹け!)
やっぱり、何も起こらない。
(だめだ……)
期待の気泡が、音を立てて弾けていく。やっぱり、俺は『ハズレ』なんだ。転生しても、結局何も変わらないんだ。
諦めかけた、その時だった。
僕の目の前に置いてあった、湯呑み代わりの、ただの小石。
その小石が、何の予兆もなく、ふっと、その場から消えた。
「え?」
僕と陽菜が、同時に間の抜けた声を上げる。
そして、次の瞬間。
ぽん、という軽い音を立てて、消えたはずの小石が、一メートルほど離れた縁側の上に、忽然と出現した。
しん、と静まり返る部屋。
僕と陽菜は、顔を見合わせた。
「……わー! すごい!」
最初に沈黙を破ったのは、陽菜の歓声だった。彼女は、目をきらきらと輝かせ、僕の周りをぴょんぴょんと飛び跳ねている。
「『転移』の魔法だ! 珍しいよ、それ! あたしも、本でしか見たことない!」
転移。
僕の頭は、まだ状況に追いついていなかった。だが、その言葉の意味を理解した瞬間、僕の心は、歓喜でも、驚愕でもなく、全く別の感情に支配されていた。
(転移……?)
(つまり、物を、別の場所に、移動させる……?)
(それって……)
僕は、自分の能力の本質を、一瞬で理解してしまった。
(これ、攻撃にも、防御にも、一切使えないじゃないか)
(ただの、荷物運び用のスキルじゃないか!)
目の前で純粋に喜んでいる陽菜とは対照的に、僕の心は、急速に冷えていくのを感じた。
せっかく、ほんの少しだけ、本当に、米粒の先ほど、期待してしまったのに。
結果はこれか。
人生の再スタートにすら、失敗した。
転生してもなお、僕は『ハズレ』の役割を、この世界でも引き当ててしまったのだ。
「はは……」
乾いた笑いが、僕の口から漏れた。
その日、僕の自己肯定感は、地の底をさらに深く、マントル層にまで達する勢いで、急降下していった。

それから、さらに数日が過ぎた。
僕の心は、転移魔法の件以来、完全に荒みきっていた。陽菜は、僕の能力を「すごい、すごい」と褒めそやすが、僕にはそれが空々しい慰めにしか聞こえなかった。
そんなある日、陽菜が「薬草を採りに行こう」と僕を誘った。家の薬箱が空になってしまったのだという。断る理由もなく、僕は黙って彼女の後についていった。
森の中は、生命力に満ち溢れていた。
夏の深い緑が、空を覆うようにどこまでも続いている。地面には、ふかふかの苔が絨毯のように生え、その上を木々の間から差し込む光が、美しい斑模様を描き出していた。ひんやりとした土の匂いと、むせるような草いきれが混じり合った、濃密な空気が肺を満たす。
どこかで小鳥がさえずり、近くを流れる小川のせせらぎが、涼やかなBGMのように、絶えず聞こえてくる。
平和な、森。
しかし、森の奥深くに進むにつれて、その雰囲気は、徐々に、しかし確実に変化していった。
ふと、気づくと、あれほど賑やかだった鳥の声が、完全に止んでいた。涼やかに頬を撫でていた風も、ぴたりと止まっている。空気が、まるでゼリーのように、ねっとりと肌にまとわりついてくるような、不穏な静寂。
「……陽菜さん」
僕が声をかけるより先に、陽菜が立ち止まり、険しい顔で周囲を見回していた。
「……何か、いる」
その言葉が言い終わるか終わらないかの、その瞬間だった。
ガサガサガサッ!
前方の茂みが、内側から爆発するかのように激しく揺れ、地響きと共に、一体の『魔物』が姿を現した。
それは、猪だった。
だが、僕の知っている猪とは、何もかもが違っていた。体長は、軽自動車ほどもあるだろうか。全身を覆う毛は、まるで鋼の針金のように硬質で、ごわごわとしている。そして何よりも異様なのは、その口元から、禍々しいほどの曲線を描いて伸びる、二本の巨大な牙だった。象牙のように白く、しかしその先端は血に濡れたように赤黒く染まり、不吉な光を鈍く放っている。
その充血した小さな目が、僕たち二人を、明確な『餌』として、捉えていた。
「大牙(おおきば)……!」
陽菜が、悲鳴のような声を上げる。
グルルルル、と、腹の底から響くような低い唸り声。次の瞬間、大牙は、その巨体からは信じられないほどの俊敏さで、僕たちに向かって突進してきた。
「こっち!」
陽菜に腕を引かれ、僕たちは必死で走り、近くにあった大樹の陰に身を隠した。
直後、轟音。
僕たちが隠れた大樹が、根元からへし折られ、僕たちのすぐ横を、木っ端微塵になりながら通り過ぎていった。
絶望的な、力の差。
「……ああ、やっぱりか」
僕の口から、また、あの時の言葉が漏れた。
「どこにいたって、俺はこうやって死ぬ運命なんだ」
現世での、あの薄暗い教室での最期。
あの時と同じ、絶対的な無力感と、静かな諦めが、再び僕の心を支配していく。
もう、いい。
もう、面倒くさい。
大牙が、方向転換し、再びこちらを睨みつける。その牙の先端が、僕の隣で恐怖に震える、陽菜へと向いていた。
その瞬間。
僕の頭の中で、恐怖や諦めといった、まとわりつくような感情が、すっと消え失せた。
代わりに、まるで冷たい水でも流し込まれたかのように、純粋で、無機質な思考だけが、超高速で回転を始める。
(邪魔だ)
(あの牙が、邪魔だ)
(陽菜さんに、届かせたくない)
(どうすれば、止められる? 武器はない。力もない。俺には何もない)
(そうだ、魔法。でも、転移なんて、こんな時に、何の役に立つ?)
(いや、待て)
(俺の足元にある、この石ころ)
(この、何の変哲もない、ただの石ころが)
(もし、あいつの頭の、あの眉間の、ど真ん中に)
(『あれば』、いいんじゃないか?)
それは、もはや論理の飛躍ですらなかった。ただ、純粋な、結果への最短距離を導き出すだけの、冷徹な計算。
僕は、ただ、強く念じた。
「邪魔だ!」
時が、止まったように感じた。
僕がそう念じた瞬間、僕の足元にあった、親指ほどの大きさの石ころが、何の音も、何の光も、何の予兆もなく、その場から完全に消失した。
そして、コンマ一秒にも満たない時間の後。
それは、突進してくる大牙の眉間の、まさにど真ん中に、寸分の狂いもなく『出現』した。
物理法則を、完全に無視して。

ごぉん、という、腹の底まで響き渡るような、鈍い轟音。
大牙の巨体が、まるで透明な大型トラックにでも正面から撥ねられたかのように、くの字に折れ曲がり、凄まじい勢いで後方へと吹き飛んだ。それは、数メートル先の地面に叩きつけられ、一度だけ、痙攣するように四肢を空しくもがいた後、ぴくりとも動かなくなった。
森に、再び静寂が戻った。
鳥の声も、風の音も聞こえない。ただ、僕たちの、荒い呼吸の音だけが、やけに大きく響いている。
何が起きたのか、僕自身も、すぐには理解できなかった。
目の前の、信じがたい光景と、自分の右の手のひらを、交互に、何度も見比べる。
やがて、隣で呆然と立ち尽くしていた陽菜が、おそるおそる、といった様子で口を開いた。
「ねえ、宗一郎さん」
「……うん」
「今……石ころ、投げた?」
その問いに、僕は、かろうじて、こう答えることしかできなかった。
「いや……たぶん、ワープ、したんだと、思う」
ハズレだと思っていた、ただの荷物運び用の能力。
それが、この世界で最も無慈悲で、最も効率的な凶器に変わりうる可能性を、僕はまだ、この時、理解しきれていなかった。
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