文字の大きさ
大
中
小
14 / 70
第一章 ムーン・ブル編
第14話 洞窟
ふつふつな俺は、全身が打ち震える中で両拳をきつく握り締める。
「真っ白な空、真っ白な床、真っ白な女神のドレス、真っ白な扉に開けた先の真っ白な壁でまた真っ白。真っ白真っ白真っ白真っ白真っ白真っ白って、目がチカチカするんだーーー!!」
限界な俺は、体勢を徐々に小さくしながら狭間の世界に訪れてからの全ての真っ白に目がチカチカして苛立ち続けていたんだと呟き、体勢を爆発させると同時に顔を空に向けて老眼じゃなくても目にきつ過ぎるだろうと憤怒の雄叫びを力強く上げた。
「あ~スッキリした~」
スッキリな俺は、思わず脱力しながら両手を膝に付いてこれまでの心労を労うような低音の声を一息に漏らした。乱れた呼吸を整え、姿勢を戻して両手を腰の左右に当てる。
「ふう~さて、ここはさっきの場所より真っ白だな。地平線も無いし……」
平穏な俺は、改めてひたすらに真っ白な景色を見渡しながら呟いた。再び全てが真っ白へと変化し始める。
「………、ん?」
やや真っ白な俺は、景色の変化に気付いて疑問に声を漏らした。変化は、景色の中に茶色の球体が一つ出現する。更に、同様な球体が至る所に次々と出現する。全ての球体は、左右へと直線のように伸びる。景色が、波打つように揺らぎ始める。
「め…、めまいが…」
混乱な俺は、思わず平衡感覚を失いながらふらついて呟いていた。急遽に腰を落とすと同時に左手を膝に突いて右手を両こめかみを抑え込むようにして揺らぐ景色の範囲を狭める。指の隙間からの揺らぐ景色は、やがて全てを巻き込みつつ渦を巻き始めてホワイトチョコロールケーキかのようになる。天地の判別が不可能になる瞬間、ホワイトチョコロールケーキは硝子が砕けて弾け飛ぶかのようにする。
「おっ、おおおっ、おおおおおおっ! 洞窟が、現れたぞーーー!!!」
感動な俺は、思わずこれまでの負の部分を失念して両腕を上方に力いっぱい伸ばしながら満面の笑みを浮かべて歓喜の雄叫びを力の限りに上げていた。空中に僅かに残存する砕けたホワイトチョコロールケーキは、空間が美味しく食べてしまうかのようにして消滅する。
「いや~凄かったな~。まだちょっと気持ち悪いが、いい経験ができたな!」
感慨な俺は、酔い気味の体調を整えながら両腕を下ろして強く呟いた。洞窟内を見回す。
「ここも白いが、南国の旅館みたいでいいな!」
高揚な俺は、少し呆れながらも頬を緩めてインターネットで目にする観光旅館を思い出して強く呟いた。
洞窟内は、現在置から見て横長に20畳ほどある。大理石のような乳白色の岩盤を削るようにして造られている。正面の壁際に、装飾の豪華な家具が設置されている。家具は、材質が岩盤と同様と思われる横長の大きなテーブルと二脚の椅子とテーブルの右隣りに全身が確認可能なサイズの姿見鏡、テーブル上に材質が異なると思われる横幅が60センチメートルほどで上蓋が丸みを帯びる形状の装飾の重厚な宝箱のような白色の箱が用意されている。
「たっ…、宝箱だ!!」
狼狽な俺は、思わずこの箱は宝箱ではない判断しながらも目を見張りながら伸ばす両手をわなわなさせつつたかが箱のくせに予想を超越していると声を力強く上げていた。表情が大きく緩む。その見目に抗えない。箱の前に移動する。
「くう~この感じ! たまらないな!!」
興奮な俺は、思わず視線を箱から逸らすと同時に目を閉じて全身を力ませながらオンラインゲームでウルトラレアアイテムを入手するかのように声を力強く上げていた。
「よし、開けるか!」
絶頂な俺は、視線を箱に戻して待ちきれないと声を強く上げた。震える左手を箱の左下側の重厚な縁に、痙攣を引き起こす右手を箱の上蓋の木目のような部分に優しく当てる。左手に金属の冷たさと右手に木の温かさを覚える。唐突に武者震いを起こす。
「こっ、これが本物か!」
獰猛な俺は、もはや箱は宝箱と声を高らかに強く上げた。獰猛とは裏腹に上蓋を痙攣する右手で非常に優しく慎重に押し始める。
『カチ』
宝箱は、留め金具が解除されたであろう気品ある音を立てた。静寂の洞窟内に気品ある音が反響し続けて高貴なメロディーを奏でる。獰猛が猛爆発な俺は、思わず震えがつま先から頭上に駆け抜けて鳥肌を立てる。上蓋を益々痙攣する右手でもっとそっと非常に優しく押し続ける。背後に倒れ始める上蓋をテーブル上に静かに降す。宝箱内は、金、銀、銅色に煌びやかに輝く貨幣と思われる複数枚のコインが麻色の布上に整えて並べてある。
「おっほーーー、これが金なのか!」
感動も猛爆発な俺は、思わず目を見張りながらはち切れんばかりの笑顔をコインに接近させて絶賛の声を強く上げていた。
「真っ白な空、真っ白な床、真っ白な女神のドレス、真っ白な扉に開けた先の真っ白な壁でまた真っ白。真っ白真っ白真っ白真っ白真っ白真っ白って、目がチカチカするんだーーー!!」
限界な俺は、体勢を徐々に小さくしながら狭間の世界に訪れてからの全ての真っ白に目がチカチカして苛立ち続けていたんだと呟き、体勢を爆発させると同時に顔を空に向けて老眼じゃなくても目にきつ過ぎるだろうと憤怒の雄叫びを力強く上げた。
「あ~スッキリした~」
スッキリな俺は、思わず脱力しながら両手を膝に付いてこれまでの心労を労うような低音の声を一息に漏らした。乱れた呼吸を整え、姿勢を戻して両手を腰の左右に当てる。
「ふう~さて、ここはさっきの場所より真っ白だな。地平線も無いし……」
平穏な俺は、改めてひたすらに真っ白な景色を見渡しながら呟いた。再び全てが真っ白へと変化し始める。
「………、ん?」
やや真っ白な俺は、景色の変化に気付いて疑問に声を漏らした。変化は、景色の中に茶色の球体が一つ出現する。更に、同様な球体が至る所に次々と出現する。全ての球体は、左右へと直線のように伸びる。景色が、波打つように揺らぎ始める。
「め…、めまいが…」
混乱な俺は、思わず平衡感覚を失いながらふらついて呟いていた。急遽に腰を落とすと同時に左手を膝に突いて右手を両こめかみを抑え込むようにして揺らぐ景色の範囲を狭める。指の隙間からの揺らぐ景色は、やがて全てを巻き込みつつ渦を巻き始めてホワイトチョコロールケーキかのようになる。天地の判別が不可能になる瞬間、ホワイトチョコロールケーキは硝子が砕けて弾け飛ぶかのようにする。
「おっ、おおおっ、おおおおおおっ! 洞窟が、現れたぞーーー!!!」
感動な俺は、思わずこれまでの負の部分を失念して両腕を上方に力いっぱい伸ばしながら満面の笑みを浮かべて歓喜の雄叫びを力の限りに上げていた。空中に僅かに残存する砕けたホワイトチョコロールケーキは、空間が美味しく食べてしまうかのようにして消滅する。
「いや~凄かったな~。まだちょっと気持ち悪いが、いい経験ができたな!」
感慨な俺は、酔い気味の体調を整えながら両腕を下ろして強く呟いた。洞窟内を見回す。
「ここも白いが、南国の旅館みたいでいいな!」
高揚な俺は、少し呆れながらも頬を緩めてインターネットで目にする観光旅館を思い出して強く呟いた。
洞窟内は、現在置から見て横長に20畳ほどある。大理石のような乳白色の岩盤を削るようにして造られている。正面の壁際に、装飾の豪華な家具が設置されている。家具は、材質が岩盤と同様と思われる横長の大きなテーブルと二脚の椅子とテーブルの右隣りに全身が確認可能なサイズの姿見鏡、テーブル上に材質が異なると思われる横幅が60センチメートルほどで上蓋が丸みを帯びる形状の装飾の重厚な宝箱のような白色の箱が用意されている。
「たっ…、宝箱だ!!」
狼狽な俺は、思わずこの箱は宝箱ではない判断しながらも目を見張りながら伸ばす両手をわなわなさせつつたかが箱のくせに予想を超越していると声を力強く上げていた。表情が大きく緩む。その見目に抗えない。箱の前に移動する。
「くう~この感じ! たまらないな!!」
興奮な俺は、思わず視線を箱から逸らすと同時に目を閉じて全身を力ませながらオンラインゲームでウルトラレアアイテムを入手するかのように声を力強く上げていた。
「よし、開けるか!」
絶頂な俺は、視線を箱に戻して待ちきれないと声を強く上げた。震える左手を箱の左下側の重厚な縁に、痙攣を引き起こす右手を箱の上蓋の木目のような部分に優しく当てる。左手に金属の冷たさと右手に木の温かさを覚える。唐突に武者震いを起こす。
「こっ、これが本物か!」
獰猛な俺は、もはや箱は宝箱と声を高らかに強く上げた。獰猛とは裏腹に上蓋を痙攣する右手で非常に優しく慎重に押し始める。
『カチ』
宝箱は、留め金具が解除されたであろう気品ある音を立てた。静寂の洞窟内に気品ある音が反響し続けて高貴なメロディーを奏でる。獰猛が猛爆発な俺は、思わず震えがつま先から頭上に駆け抜けて鳥肌を立てる。上蓋を益々痙攣する右手でもっとそっと非常に優しく押し続ける。背後に倒れ始める上蓋をテーブル上に静かに降す。宝箱内は、金、銀、銅色に煌びやかに輝く貨幣と思われる複数枚のコインが麻色の布上に整えて並べてある。
「おっほーーー、これが金なのか!」
感動も猛爆発な俺は、思わず目を見張りながらはち切れんばかりの笑顔をコインに接近させて絶賛の声を強く上げていた。
感想 0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
スキル【幸運】無双~そのシーフ、ユニークスキルを信じて微妙ステータス幸運に一点張りする~
榊与一幼い頃の鑑定によって、覚醒とユニークスキルが約束された少年——王道光(おうどうひかる)。
彼はその日から探索者――シーカーを目指した。
そして遂に訪れた覚醒の日。
「ユニークスキル【幸運】?聞いた事のないスキルだな?どんな効果だ?」
スキル効果を確認すると、それは幸運ステータスの効果を強化する物だと判明する。
「幸運の強化って……」
幸運ステータスは、シーカーにとって最も微妙と呼ばれているステータスである。
そのため、進んで幸運にステータスポイントを割く者はいなかった。
そんな効果を強化したからと、王道光はあからさまにがっかりする。
だが彼は知らない。
ユニークスキル【幸運】の効果が想像以上である事を。
しかもスキルレベルを上げる事で、更に効果が追加されることを。
これはハズレと思われたユニークスキル【幸運】で、王道光がシーカー界の頂点へと駆け上がる物語。
現代ダンジョン奮闘記
だっち15年前に突如としてダンジョンが登場した現代の地球。
誰が何のために。
未だに解明されていないが、モンスターが落とす魔石はすべてのエネルギー源を代替できる物質だった。
しかも、ダンジョンでは痛みがあるが死なない。
金も稼げる危険な遊び場。それが一般市民が持っているダンジョンの認識だ。
そんな世界でバイトの代わりに何となくダンジョンに潜る一人の少年。
探索者人口4億人と言われているこの時代で、何を成していくのか。
少年の物語が始まる。