悪い女は身勝手で、皇子の心と身体を奪い逃げた先で勝手に幸福を手に入れる

迷い人

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1章

09.限界と懇願

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 シェリルは両足を開かせられ、その態勢を保つように皇子は身体を間に割り込ませた。

「ゃ、こんなの、無理」

 恥ずかしがるシェリルが、視線を背けるように上体をひねれば、皇子はシェリルの髪を乱雑に撫ではするが姿勢を正そうとはせず、瓶の中の粘液性の液体を手にとり、両足の間の割れ目を指先で撫でる。

「ひっ……」

 シェリルはヒヤッとした粘液の感触、皇子の手の温度、その刺激に身体を強張らせた。

「我慢しろ」

 皇子はシェリルの様子を見ながら、割れ目を繰り返し撫で、狭い肉の中をくすぐるように指を進めれば、シェリルは指の圧迫感を不快として、眉間を寄せた。

「んっ、ゃ」

 シェリルの拒絶の言葉を、皇子が口づけでふさぎ、逃げないように身体をさりげなく固定する。 食いしばるように硬く閉ざされた唇を、皇子が舐めながら唇を開くようにと促す。 シェリルが甘く唇を開かせれば、皇子は舌先で口内を撫で、舌を絡め合わせ、両足の間への意識を口づけに引きつける。 その間も皇子の指は、シェリルの硬い秘部をほぐすように、撫で、くすぐっていく。

「ぁ、んっ、ふぅ」

 思ったように濡れない秘部に焦れた皇子は、瓶の中身を直接秘部に垂らし、手に絡めて中を潤すように指に擦り付けていく。

 冷ややかな液体の感触が、徐々に熱を持てば、それに促されるようにシェリルの体の奥底の熱が増し、秘部の内側に感じていた違和感が快楽へと変化していった。

「……っん……ぁっ、だめ、奥、やめて……」

「奥まで塗らないと、痛い思いをするのはシェリルだ。 我慢しろ」

 熱を帯びた蜜があふれ出したが、未だ固く閉じた肉をほぐすように皇子はシェリルの中を撫で続けた。 人を受け入れた事のない中は、快楽を覚え始めた後も皇子の指を拒絶するよう押し返し始める。

 その拒絶がシェリルの拒絶のように感じてしまい不安を感じた皇子が、指の腹で激しく中をかき混ぜだす。 乱暴とも言えるソレは、大きな快楽となり蜜があふれ出す。

「ぁ……んっふぅ、ぁ、ぁ、んんっ……いやっ……」

「こんなに濡れて、乱暴にされるのが好きなのか?」

「ちがっ」

 ぐちゅぐちゅと蜜と薬が混ざり合い、快楽がシェリルを追い立て、その体が頼りなく身もだえ、快楽に腰がゆれる。

「可愛い」

 皇子は満足そうな囁きと共にチュッとシェリルに口づけ、秘部内をかき混ぜる指を二本へと増やし、激しく中を抉るように奥までかきまぜていく。

「ぁ、や……ダメ、そこ、もう、やっ」

「や、じゃない。 気持ちいいんだろう? 嬉しいよ」

「ひっ、なに、か、へん……ダメ、ダメなの」

 ぐちゅぐちゅと濡れた音を響き渡らせ、中をかきまぜていけば、その手を追い出そうとするように、シェリルが自分のお腹に触れた。

「んっ、ふぅ、ぅっ―――!」

 軽くではあるが初めての絶頂を迎え、中からサラリとした蜜が溢れでた。 はぁはぁと治まる事のない荒い呼吸は喘ぎさえ奪いとっていく。

「エッチだなぁ」

 手首まで濡れた手を皇子はシェリルに見せつける。

「ちがっ、ぁ、う、ダメ」

 チュッと皇子は、甘い吐息をこぼす唇に口づけ、身体中に口づけ、吸い上げ、赤い跡をつけながら、熱い蜜が溢れる中をぐちゅぐちゅとかきまぜ続ければ、シェリルは細かい絶頂を繰り返した。

「ゃ、もう、ダメ、お願い、もう……お願い入れて」
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