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05.私は一歩踏み出す
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村ではリシェが風通しの良い日陰で縫物をしていた。 足元では狼になったアビィが眠っており、リシェが小声で歌う歌に合わせて尻尾をゆらゆらと揺らしていた。
「リシェ何をしているんだ?」
「精霊にお祈りをするための、道具を作っておりますのよ」
精霊はリシェを愛してはくれる。 共にいるだけで、災害は避けられるし、恵みを与えてくれる。
だけど、何かを特別に願うなら対価が必要となる。 村への侵入者にいち早く対応してくれそうな精霊と交渉した結果、ドレスを作らされる羽目になったのだ。
穏やかな日々。
安穏とした永遠のような日々。
だけど、そう言う訳にはいかないことに気づかぬほど、鈍くはありませんのよ……。
リシェは、モルトが出立したその日の夕刻に、銀狼の長を夕食に誘った。 そんな時間になったのはアビィが家に帰るのを待つ必要があったため。 愛らしいし、賢い子ではあるけれど、銀狼らしい感情的で無謀な面を金揃えており、余り聞かせられない話だと思ったのだ。
銀狼の長をもてなすため、ステーキと言っても遜色ない大きな肉の塊をビーフシチューとして煮込んだものをメイン料理とした。 そしてラキ特製のパン、彩美しい夏野菜とミモザのサラダ、口直し用の野菜の酢漬け。 村でとれた果実酒。 全てが村で作り、近辺で準備できるもので揃えてある。
銀狼の中でもひときわ大きな身体を持つ男が笑えば、鋭い牙が覗き見えた。
「ご馳走ですな」
「えぇ、口の滑りを良くして頂く必要がございますから」
ニッコリと微笑むリシェに長もまた微笑み返す。
狼の群れを率いる長とだけ聞けば野蛮な印象を持つだろうが、目の前の男の所作は下手な貴族よりも余程美しい。 村の者とのやり取りの多くはモルトが引き受けてくれるため、私自身は長と話をしたことは数えるほどしかないため、素性はわからないが、かつてはそれなりの身分にあったのでは? と考えている。
「酒と美食と美女ですか」
「うふふ、お褒め頂き光栄ですわ」
「それで、何をお聞きになりたいと?」
「ストレートですのね」
「えぇ、腹芸は得意ではないんですよ」
「そう……一つの仮定を聞いていただきたいの」
「仮定……ですか?」
私はモルトが男爵を戦場まで運んでいった理由が、報告と合理性だけではないのでは? と考えたのだ。
「王都へ罪人を連れて行き罪を償わせるには、アナタ方には戸籍はなく、私が実害を受けない状況では、彼等がいくら村を襲った事実を認めていても、その行為は犯罪ではなく侵略者の排除にされてしまう。 いいえ、むしろ主不在の領地にアナタ方を呼び込んだ私という反逆者に対し、国軍が動く可能性を考えたから……かしら?」
「……よくぞ、御推察なされました。 今回の件を受け、モルト殿は領主殿にご決断を迫るとおっしゃっておりました。 リシェ様……覚悟をなさっておいでくださいませ」
そこまでして、国はギルベルト様を私と別れさせたいのかと思えば、呆れてしまうと言うもの……。
「そう……」
私は小さく呟き、人生のように渋いだけの果実酒を飲み干した。
「フィンとラキは、早急に王都にお戻りになられるのがよろしいでしょう。 2年の間でしたけど加護なしの研究は存分になさったでしょう?」
銀狼の一族は、戸籍がない不遇がある以上、一連托生で動くことも受け入れてくれるでしょう。 だけど、神殿につかえる2人を巻き込むというのは気の毒というものです。
「年寄りの心配よりも、自身のことをお考えなさいませ」
老神官のフィンが言えば、その妻のラキは珍しく笑って見せる。
「リシェ様は、私のパンが不要だとおっしゃるのですか?」
老夫婦の言葉に長は小さく笑い口をはさむ。
「そう焦らずとも領主殿が、上手く考えて下さるかもしれないではありませんか」
「ギルベルト様はね。 誠実でお優しい方ですの。 愛されて育ったせいでしょうか、人を信じて疑わない方。 私との婚姻を決められた時には、なぜ周囲が祝福してくれないのかと本気でお悩みになっておりましたわ。 それでも、私を捨てることも、私以外を捨てることもできない……とてもお優しい方ですの……」
そう言って私は静かに微笑んで見せた。
とてもとても優しいギルベルト様。 神の加護を持たない私を、可哀そうだと言って手を差し伸べて下さった唯一の方。 両親に搾取されるだけだった人生から救い出してくださった方。
愛するしかないじゃないですか。
私にとってただ一人特別な方だったのだから……。
でも、甘い恋心は捨てる時期が来たようです。 ギルベルト様と会わない2年の間に、ギルベルト様は手を差し伸べ、危険から救ってくれる唯一の方ではなくなったから……。 守りたいと思う相手が出来たから。 私はギルベルト様と違い選ぶことができるから。
「誠実で優しいねぇ……」
長は、嫌味たらしく笑って見せた。
「リシェ様。 私の研究成果を発表すれば、神殿の権威を持ってリシェ様の立場をお守りすることが出来ます。 しばらくお時間を頂けないでしょうか?」
「いいえ……。 私はねギルベルト様と違って、誰にでも優しくなんてできないの。 誰にでも誠実であろう等と考える事はできないの。 私は私を愛してくれる人だけが愛おしい。 だから……いいの」
「それは、とても精霊らしい考え方ですな」
フィンが苦情交じりに言葉をつむいだ。
加護なしと呼ばれる白髪は、精霊の寵愛を受けるものの印。 精霊は神よりも人の世に近い存在であるため、神の加護よりも、人の世に大きな影響力を与える。
神の加護を持つものには、うまれつきギフトがあたえられる。 これは銀狼一族のように血で統一される事は珍しく、大抵は突発的なもの。 ギフトの8割は微妙なものと言うのが現実ですわ。 ……例えば、針に糸を通すギフト、野菜を薄く切れるギフト、レンガを積み上げるギフト、職業適性を知るにはいいけれど余り役に立たないものが殆どですわ。
精霊の寵愛の方が余程役立つというもの。
だけど、世間はソレを知りません。
なぜなら、白髪の赤ん坊は死にやすい。 それも必ずと言って良いほど猟奇的な死に方をする。 神の加護がないため悪魔が狙うのだと人々は言うが、あながち間違いでもありませんわ。 精霊が構いたがり、生まれたばかりの赤ん坊を殺してしまうから。 私が生き残れたのは、母に加護を与えていた神が文化の神であり精霊達との相性が悪く精霊が近寄れなかったからと聞いています。
それはさておき……。
私が、この辺境に来て2年。
不毛な大地は、精霊の恵みをふんだんに得て栄えました。
王都は、雨が減り、食料生産率が下がっていると言います。 王都にいた精霊が、私と一緒に移動してきたのが原因なのですが、今回の強硬手段を考える限り……全能神の怒りだとでも思っているのかもしれません。
神は精霊ほどに人の世に影響を及ぼす事はないと言うのに……。
だからこそのフィンの発言だったのです。
「私の身勝手を怒りますか?」
和解の道を行けば、多くのものが救われるでしょう。
「いいえ……。 人は神によって生きる権利が与えられ、選択の自由が与えられるものです」
「ありがとうございます。 それでね。 私、ギルベルト様に会いに行こうかと思いますの」
「それはぁ……危険ではございませんか?」
ラスが厳しい表情を向ける。
「危険かしら?」
私は長を見た。
「さて……。 リシェ様一人連れて逃げるぐらいなら、いかようにでもいたしますよ」
「あら、逃げるような状況になるほど、私は馬鹿ではないわ。 ただ、ギルベルト様にお会いするための時間を作って欲しいだけですわ」
「その程度なら、お安い御用ですよ」
脅されて離縁と言うのは腹立たしいと、今まで王都からの客人を無視し続けましたが、私がギルベルト様に愛想がつきたなら、離縁も選択の1つと言えるでしょう。 ただし……、私と銀狼の一族が平和に暮らせる分の慰謝料はキッチリといただきますけどね。
「リシェ何をしているんだ?」
「精霊にお祈りをするための、道具を作っておりますのよ」
精霊はリシェを愛してはくれる。 共にいるだけで、災害は避けられるし、恵みを与えてくれる。
だけど、何かを特別に願うなら対価が必要となる。 村への侵入者にいち早く対応してくれそうな精霊と交渉した結果、ドレスを作らされる羽目になったのだ。
穏やかな日々。
安穏とした永遠のような日々。
だけど、そう言う訳にはいかないことに気づかぬほど、鈍くはありませんのよ……。
リシェは、モルトが出立したその日の夕刻に、銀狼の長を夕食に誘った。 そんな時間になったのはアビィが家に帰るのを待つ必要があったため。 愛らしいし、賢い子ではあるけれど、銀狼らしい感情的で無謀な面を金揃えており、余り聞かせられない話だと思ったのだ。
銀狼の長をもてなすため、ステーキと言っても遜色ない大きな肉の塊をビーフシチューとして煮込んだものをメイン料理とした。 そしてラキ特製のパン、彩美しい夏野菜とミモザのサラダ、口直し用の野菜の酢漬け。 村でとれた果実酒。 全てが村で作り、近辺で準備できるもので揃えてある。
銀狼の中でもひときわ大きな身体を持つ男が笑えば、鋭い牙が覗き見えた。
「ご馳走ですな」
「えぇ、口の滑りを良くして頂く必要がございますから」
ニッコリと微笑むリシェに長もまた微笑み返す。
狼の群れを率いる長とだけ聞けば野蛮な印象を持つだろうが、目の前の男の所作は下手な貴族よりも余程美しい。 村の者とのやり取りの多くはモルトが引き受けてくれるため、私自身は長と話をしたことは数えるほどしかないため、素性はわからないが、かつてはそれなりの身分にあったのでは? と考えている。
「酒と美食と美女ですか」
「うふふ、お褒め頂き光栄ですわ」
「それで、何をお聞きになりたいと?」
「ストレートですのね」
「えぇ、腹芸は得意ではないんですよ」
「そう……一つの仮定を聞いていただきたいの」
「仮定……ですか?」
私はモルトが男爵を戦場まで運んでいった理由が、報告と合理性だけではないのでは? と考えたのだ。
「王都へ罪人を連れて行き罪を償わせるには、アナタ方には戸籍はなく、私が実害を受けない状況では、彼等がいくら村を襲った事実を認めていても、その行為は犯罪ではなく侵略者の排除にされてしまう。 いいえ、むしろ主不在の領地にアナタ方を呼び込んだ私という反逆者に対し、国軍が動く可能性を考えたから……かしら?」
「……よくぞ、御推察なされました。 今回の件を受け、モルト殿は領主殿にご決断を迫るとおっしゃっておりました。 リシェ様……覚悟をなさっておいでくださいませ」
そこまでして、国はギルベルト様を私と別れさせたいのかと思えば、呆れてしまうと言うもの……。
「そう……」
私は小さく呟き、人生のように渋いだけの果実酒を飲み干した。
「フィンとラキは、早急に王都にお戻りになられるのがよろしいでしょう。 2年の間でしたけど加護なしの研究は存分になさったでしょう?」
銀狼の一族は、戸籍がない不遇がある以上、一連托生で動くことも受け入れてくれるでしょう。 だけど、神殿につかえる2人を巻き込むというのは気の毒というものです。
「年寄りの心配よりも、自身のことをお考えなさいませ」
老神官のフィンが言えば、その妻のラキは珍しく笑って見せる。
「リシェ様は、私のパンが不要だとおっしゃるのですか?」
老夫婦の言葉に長は小さく笑い口をはさむ。
「そう焦らずとも領主殿が、上手く考えて下さるかもしれないではありませんか」
「ギルベルト様はね。 誠実でお優しい方ですの。 愛されて育ったせいでしょうか、人を信じて疑わない方。 私との婚姻を決められた時には、なぜ周囲が祝福してくれないのかと本気でお悩みになっておりましたわ。 それでも、私を捨てることも、私以外を捨てることもできない……とてもお優しい方ですの……」
そう言って私は静かに微笑んで見せた。
とてもとても優しいギルベルト様。 神の加護を持たない私を、可哀そうだと言って手を差し伸べて下さった唯一の方。 両親に搾取されるだけだった人生から救い出してくださった方。
愛するしかないじゃないですか。
私にとってただ一人特別な方だったのだから……。
でも、甘い恋心は捨てる時期が来たようです。 ギルベルト様と会わない2年の間に、ギルベルト様は手を差し伸べ、危険から救ってくれる唯一の方ではなくなったから……。 守りたいと思う相手が出来たから。 私はギルベルト様と違い選ぶことができるから。
「誠実で優しいねぇ……」
長は、嫌味たらしく笑って見せた。
「リシェ様。 私の研究成果を発表すれば、神殿の権威を持ってリシェ様の立場をお守りすることが出来ます。 しばらくお時間を頂けないでしょうか?」
「いいえ……。 私はねギルベルト様と違って、誰にでも優しくなんてできないの。 誰にでも誠実であろう等と考える事はできないの。 私は私を愛してくれる人だけが愛おしい。 だから……いいの」
「それは、とても精霊らしい考え方ですな」
フィンが苦情交じりに言葉をつむいだ。
加護なしと呼ばれる白髪は、精霊の寵愛を受けるものの印。 精霊は神よりも人の世に近い存在であるため、神の加護よりも、人の世に大きな影響力を与える。
神の加護を持つものには、うまれつきギフトがあたえられる。 これは銀狼一族のように血で統一される事は珍しく、大抵は突発的なもの。 ギフトの8割は微妙なものと言うのが現実ですわ。 ……例えば、針に糸を通すギフト、野菜を薄く切れるギフト、レンガを積み上げるギフト、職業適性を知るにはいいけれど余り役に立たないものが殆どですわ。
精霊の寵愛の方が余程役立つというもの。
だけど、世間はソレを知りません。
なぜなら、白髪の赤ん坊は死にやすい。 それも必ずと言って良いほど猟奇的な死に方をする。 神の加護がないため悪魔が狙うのだと人々は言うが、あながち間違いでもありませんわ。 精霊が構いたがり、生まれたばかりの赤ん坊を殺してしまうから。 私が生き残れたのは、母に加護を与えていた神が文化の神であり精霊達との相性が悪く精霊が近寄れなかったからと聞いています。
それはさておき……。
私が、この辺境に来て2年。
不毛な大地は、精霊の恵みをふんだんに得て栄えました。
王都は、雨が減り、食料生産率が下がっていると言います。 王都にいた精霊が、私と一緒に移動してきたのが原因なのですが、今回の強硬手段を考える限り……全能神の怒りだとでも思っているのかもしれません。
神は精霊ほどに人の世に影響を及ぼす事はないと言うのに……。
だからこそのフィンの発言だったのです。
「私の身勝手を怒りますか?」
和解の道を行けば、多くのものが救われるでしょう。
「いいえ……。 人は神によって生きる権利が与えられ、選択の自由が与えられるものです」
「ありがとうございます。 それでね。 私、ギルベルト様に会いに行こうかと思いますの」
「それはぁ……危険ではございませんか?」
ラスが厳しい表情を向ける。
「危険かしら?」
私は長を見た。
「さて……。 リシェ様一人連れて逃げるぐらいなら、いかようにでもいたしますよ」
「あら、逃げるような状況になるほど、私は馬鹿ではないわ。 ただ、ギルベルト様にお会いするための時間を作って欲しいだけですわ」
「その程度なら、お安い御用ですよ」
脅されて離縁と言うのは腹立たしいと、今まで王都からの客人を無視し続けましたが、私がギルベルト様に愛想がつきたなら、離縁も選択の1つと言えるでしょう。 ただし……、私と銀狼の一族が平和に暮らせる分の慰謝料はキッチリといただきますけどね。
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