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14.出迎える人
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「……あれ?」
ジェフリーに罵倒され、今までのように傷つき動揺していない事にルルワは気づいた。 むしろ、すがすがしくすら感じた。
ただ……視線が合うだけで、私に声がかけられるだけで、未来を閉ざされたような絶望感から解放された。 胸の内が軽くなる。
その日のルルワは布地作りから一歩進んで、光沢のある薄地のドレープが美しい生地で身体のラインを流れるままのドレスを作り、レースを作り上げ楽しんでいた。 染色も含めいくとおりか進めて見たが、薄く光沢のある布地の美しさは格別で、繊細に艶やかに作るごとに自ら見惚れるほどである。
とは言いますが……。
考えながら、ルルワの頬は自然と染まっていた。
「とても美しいが……なんだかエッチだな」
「うひゃぁ」
背後から急に声が聞こえ、ぴょんと飛び退いて布地にダイブしそうになったところを、男の大きな手が私の身体を抱き寄せるようにとどめた。
「悪い、驚かせたようだな。 折角の布地を台無しにするところだった」
「い、いえ……布地はいいんです……」
宙を浮いていた身体がストンっと床に下ろされる。
「良くないだろう。 こんなに美しいのだから。 ところで、ちゃんと寝ているのか?」
言われて見れば、楽しくて寝るのも食べるのも忘れていた気がする。
「ど、どうでしょう」
そっと視線を逸らせば、カイルが肩からかけていたバックが手で掲げられた。
「丁度いい、この間分けて貰ったサンドイッチの礼を持ってきたんだ。 飯にしよう」
彼が持ってきたのは野菜とチーズのサンド、分厚い卵のサンド、ハムときゅうりのサンド、それと魔道ポットに入ったトマトスープ。
この国の民は人間と獣人が混ざる事で、基本手の平サイズの火、水、土、風の自然魔法は誰でも使えるように、それとは別に魔導研究家、魔道具師、攻撃魔導師の3種類の専門家が存在しており、魔道ポットを利用できる相手となるとかなりの金持ちと言う事になる。
まぁ、温かいモノは温かく、冷たいモノは冷たく、そうやって食べる食事は美味しいんですけどね。 コクがあるスープは格別だった。
「カイル様の奥様は、お料理上手ですね」
言葉にして胸が痛む気がした。
アレ?
「……まぁ、確かに妻がいても良い年齢だが、残念ながら仕事が忙しくてな。 作ってくれたのは、うちの管理を任せている……そうだな信頼できる家族だ」
もぐもぐと食べ物を食べながら話を聞き、そして言葉を選ぶ。 暇そうに見えますよ? は、流石に失礼ですよね。
「そのようにお忙しい中、わざわざこんな辺鄙なところにいらっしゃるなんて……ありがとうございます……」
「本音は?」
ニヤリと笑われ、顔を覗き込まれた。
金緑の瞳がカラカウように見つめて来る。
「物好きですか?」
「……せめて世話好きと言ってくれ。 ルルワのようなタイプは俺の友人にもいてな。 研究が興に乗ると飯は食べないし眠らないし、ぶっ倒れて、しばらく再起不能になってしまう。 ルルワは一人暮らしをしているようだし、心配するなと言うのが無理と言うものだ」
「それは……お気遣いありがとうございます」
反論の余地はない。
「まぁ、シッカリ食べてくれ。 出来れば……家で研究の続きをしないか? そうすれば倒れる前に対処が出来る」
「流石に……そこまで世話になる訳には……」
「来ないなら、俺が通ってくるか、侍女を送りつける羽目になるんだが?」
呆れた……と言う顔を露わにしてしまっていただろう。
「仕方なかろう、こういう性格なんだ」
「そういう性格なんですか……ですが、私が今やっている研究はそれなりに広い場所が必要となりますし」
「それぐらい平気だ。 言っていただろう? ルルワと似たような事をやらかすタイプ、魔導師が友人にいると。 それぐらいの部屋はある。 まぁ、それは考えて置いてくれればいいが……もし、倒れているのを見たら有無を言わさず連れ帰るから、ちゃんと寝て食べて健康に気を付けておくんだぞ」
「はい」
「で、さっき作っていたエッチな布地だが」
「エッチな服って……別にエッチではありませんよ……」
「身体のラインが露わになって、微かに透けている。 好いた女性がアレを夜着として来ていたら喜ばない男は居ないぞ?」
「知りませんよ!!」
ぎゃんっと威嚇する獣のように怒鳴りながら、布地をカイルの胸元に押し付けた。
「いや、知るべきだろう。 ふむ、面白いな……。 親友を招いた食事会を開くから、周囲の感想を直に聞いてみると言うのはどうだ?」
「そのエッチな奴って言う評価を引っ込めてくれない限り嫌です」
「なら、試着して見せてくれるか?」
「ぇ……、エッチな人だ」
爆笑するカイル。
くぅぅぅっとしばらく悔しがった私は……美しい布地の使いように困ってしまう訳なのですよ。
「そんな顔をしなくても……、見せたくない部分は既存布地を使うとか、重ねて使うとかすればいいだろうが」
「なるほど……それも面白いですね。 ぁ」
「どうかしたのか?」
「私、普通の布地の作り方、知らないんですけど……」
ノリと勢いだけで布地を作ったのだ。
「……大人しく家に来い。 服飾師を紹介してやる」
「ですが、男性のお家にお邪魔すると言うのは、婚約者のいる身では抵抗があると言うもの」
「ふむ……魔導師として雇用契約を行えば、うちに勤める者達と変わらないのだから、気にしなくても良いだろう」
「貴方が、雇用契約とする利益は?」
「家を通して生産、販売を行う。 どのみち、そう言う伝手はないんだろう?」
「それは……ブラウン侯爵家にお願いしようかと……」
「ブラウン侯爵家は、夫人の薬を生産、販売に向けて忙しくて、ルルワのサポートまで出来ないと思うのだが? それに……侯爵とは余り友好的な関係ではないのだろう?
「そ……うですか……いえ……なぜ? それを……」
夫人の友人が欲しがり、人伝手に欲しいと言ってくるものがいるのだから、商品にしてはどうでしょう? と提案したのは私ですが……その計画の中に、一緒に物事を成し遂げようと言う中に自分が居ない事が寂しいと思ってしまった。 それが後押しとなった。
「では、お願いしてよいでしょうか?」
なんだか流れるように、転がされている気がしなくはないですが……。 悪い人には思えませんし、逃げるのは得意ですから。
そして私は王都住まいになるのでした。
カイル・ヴァロワ大公
それが正体不明の人懐こく面倒見のよい男の正体だった。
「あらあら、可愛いお嬢さん」
そう言いながら身体の大きな年配の侍女が、私に笑みを向けた。 大公は微妙に身体を傾かせヒソリ囁く、
「怖いから逆らうなよ」
「あら、坊ちゃまが余りにもヤンチャでしたから、私も全力を出さずにはいられないのですよ!」
そう語る年配の侍女、魔導師的に見ればヒグマが見えて……ガクブルとする。 今でこそ、獣人族の血は薄まってはいるけれど、かつては種族事の上下関係が大きく影響した事を身をもって実感したのです。
「さぁさぁ、お疲れでしょう湯の準備をすぐにいたしましょう。 それが終われば食事の時間です」
小さな子猫みたいに首根っこを掴み運ばれていく。
服を剥かれ、鼻歌を歌いつつ髪や身体を洗うヒグマの侍女長さんは、亡くなった母よりも、ずっと理想の母に近い。
「かゆいところがあったら言って下さいね~~。 そうそう、何か嫌いな食べ物があるなら」
先に伝えるようにと言うのかな?そう思っていたのだけど、実際は、
「我慢して食べて下さい。 好き嫌いをしていると大きくなれませんからね」
なかなか厳しかった。
食事は食べきれないほどの料理が準備されていた。
「食事の時間は、お風呂の時間、睡眠の時間はコチラでキッチリと管理させて頂きます。 魔導師の方の意思に任せると、必ず自らの生活を放棄なさいますからね」
「そんな事は……」
ありますね。 とは言え、父も母も記憶に遠い祖父母も魔導師な生まれの私にはソレが当たり前で、余りオカシイことのようにも考えていなかったと言うのが本音。
「まぁ、初日から余り言ってやるな」
広い、食卓に正面に座るカイルとの距離は2m以上ありそうなテーブル。 その距離の遠さは1人で無いのにどこか寂しい。 だからと言って言葉に容赦のない侍女頭のマーサや屋敷を預かる執事のポールが気安いと言う訳ではない。 言うべき事は言うが、キッチリと距離を取られていた。
ご飯は……美味しいのですけどね。
どこか砂を噛んでいる気がして……折角、王都にいるのならとブラウン侯爵家を訪れた。
何時もと何かが違う。
門で当主夫婦に面会を申し出れば、今まではすぐに通してくれた門も止められた。
「ご当主夫婦はお忙しく時間を無駄にさせてはいけないからと、面会をお断りするように言われております」
「待ちます」
「お断りするよう言い使っております」
そう言って話にならなかった。
ジェフリーに罵倒され、今までのように傷つき動揺していない事にルルワは気づいた。 むしろ、すがすがしくすら感じた。
ただ……視線が合うだけで、私に声がかけられるだけで、未来を閉ざされたような絶望感から解放された。 胸の内が軽くなる。
その日のルルワは布地作りから一歩進んで、光沢のある薄地のドレープが美しい生地で身体のラインを流れるままのドレスを作り、レースを作り上げ楽しんでいた。 染色も含めいくとおりか進めて見たが、薄く光沢のある布地の美しさは格別で、繊細に艶やかに作るごとに自ら見惚れるほどである。
とは言いますが……。
考えながら、ルルワの頬は自然と染まっていた。
「とても美しいが……なんだかエッチだな」
「うひゃぁ」
背後から急に声が聞こえ、ぴょんと飛び退いて布地にダイブしそうになったところを、男の大きな手が私の身体を抱き寄せるようにとどめた。
「悪い、驚かせたようだな。 折角の布地を台無しにするところだった」
「い、いえ……布地はいいんです……」
宙を浮いていた身体がストンっと床に下ろされる。
「良くないだろう。 こんなに美しいのだから。 ところで、ちゃんと寝ているのか?」
言われて見れば、楽しくて寝るのも食べるのも忘れていた気がする。
「ど、どうでしょう」
そっと視線を逸らせば、カイルが肩からかけていたバックが手で掲げられた。
「丁度いい、この間分けて貰ったサンドイッチの礼を持ってきたんだ。 飯にしよう」
彼が持ってきたのは野菜とチーズのサンド、分厚い卵のサンド、ハムときゅうりのサンド、それと魔道ポットに入ったトマトスープ。
この国の民は人間と獣人が混ざる事で、基本手の平サイズの火、水、土、風の自然魔法は誰でも使えるように、それとは別に魔導研究家、魔道具師、攻撃魔導師の3種類の専門家が存在しており、魔道ポットを利用できる相手となるとかなりの金持ちと言う事になる。
まぁ、温かいモノは温かく、冷たいモノは冷たく、そうやって食べる食事は美味しいんですけどね。 コクがあるスープは格別だった。
「カイル様の奥様は、お料理上手ですね」
言葉にして胸が痛む気がした。
アレ?
「……まぁ、確かに妻がいても良い年齢だが、残念ながら仕事が忙しくてな。 作ってくれたのは、うちの管理を任せている……そうだな信頼できる家族だ」
もぐもぐと食べ物を食べながら話を聞き、そして言葉を選ぶ。 暇そうに見えますよ? は、流石に失礼ですよね。
「そのようにお忙しい中、わざわざこんな辺鄙なところにいらっしゃるなんて……ありがとうございます……」
「本音は?」
ニヤリと笑われ、顔を覗き込まれた。
金緑の瞳がカラカウように見つめて来る。
「物好きですか?」
「……せめて世話好きと言ってくれ。 ルルワのようなタイプは俺の友人にもいてな。 研究が興に乗ると飯は食べないし眠らないし、ぶっ倒れて、しばらく再起不能になってしまう。 ルルワは一人暮らしをしているようだし、心配するなと言うのが無理と言うものだ」
「それは……お気遣いありがとうございます」
反論の余地はない。
「まぁ、シッカリ食べてくれ。 出来れば……家で研究の続きをしないか? そうすれば倒れる前に対処が出来る」
「流石に……そこまで世話になる訳には……」
「来ないなら、俺が通ってくるか、侍女を送りつける羽目になるんだが?」
呆れた……と言う顔を露わにしてしまっていただろう。
「仕方なかろう、こういう性格なんだ」
「そういう性格なんですか……ですが、私が今やっている研究はそれなりに広い場所が必要となりますし」
「それぐらい平気だ。 言っていただろう? ルルワと似たような事をやらかすタイプ、魔導師が友人にいると。 それぐらいの部屋はある。 まぁ、それは考えて置いてくれればいいが……もし、倒れているのを見たら有無を言わさず連れ帰るから、ちゃんと寝て食べて健康に気を付けておくんだぞ」
「はい」
「で、さっき作っていたエッチな布地だが」
「エッチな服って……別にエッチではありませんよ……」
「身体のラインが露わになって、微かに透けている。 好いた女性がアレを夜着として来ていたら喜ばない男は居ないぞ?」
「知りませんよ!!」
ぎゃんっと威嚇する獣のように怒鳴りながら、布地をカイルの胸元に押し付けた。
「いや、知るべきだろう。 ふむ、面白いな……。 親友を招いた食事会を開くから、周囲の感想を直に聞いてみると言うのはどうだ?」
「そのエッチな奴って言う評価を引っ込めてくれない限り嫌です」
「なら、試着して見せてくれるか?」
「ぇ……、エッチな人だ」
爆笑するカイル。
くぅぅぅっとしばらく悔しがった私は……美しい布地の使いように困ってしまう訳なのですよ。
「そんな顔をしなくても……、見せたくない部分は既存布地を使うとか、重ねて使うとかすればいいだろうが」
「なるほど……それも面白いですね。 ぁ」
「どうかしたのか?」
「私、普通の布地の作り方、知らないんですけど……」
ノリと勢いだけで布地を作ったのだ。
「……大人しく家に来い。 服飾師を紹介してやる」
「ですが、男性のお家にお邪魔すると言うのは、婚約者のいる身では抵抗があると言うもの」
「ふむ……魔導師として雇用契約を行えば、うちに勤める者達と変わらないのだから、気にしなくても良いだろう」
「貴方が、雇用契約とする利益は?」
「家を通して生産、販売を行う。 どのみち、そう言う伝手はないんだろう?」
「それは……ブラウン侯爵家にお願いしようかと……」
「ブラウン侯爵家は、夫人の薬を生産、販売に向けて忙しくて、ルルワのサポートまで出来ないと思うのだが? それに……侯爵とは余り友好的な関係ではないのだろう?
「そ……うですか……いえ……なぜ? それを……」
夫人の友人が欲しがり、人伝手に欲しいと言ってくるものがいるのだから、商品にしてはどうでしょう? と提案したのは私ですが……その計画の中に、一緒に物事を成し遂げようと言う中に自分が居ない事が寂しいと思ってしまった。 それが後押しとなった。
「では、お願いしてよいでしょうか?」
なんだか流れるように、転がされている気がしなくはないですが……。 悪い人には思えませんし、逃げるのは得意ですから。
そして私は王都住まいになるのでした。
カイル・ヴァロワ大公
それが正体不明の人懐こく面倒見のよい男の正体だった。
「あらあら、可愛いお嬢さん」
そう言いながら身体の大きな年配の侍女が、私に笑みを向けた。 大公は微妙に身体を傾かせヒソリ囁く、
「怖いから逆らうなよ」
「あら、坊ちゃまが余りにもヤンチャでしたから、私も全力を出さずにはいられないのですよ!」
そう語る年配の侍女、魔導師的に見ればヒグマが見えて……ガクブルとする。 今でこそ、獣人族の血は薄まってはいるけれど、かつては種族事の上下関係が大きく影響した事を身をもって実感したのです。
「さぁさぁ、お疲れでしょう湯の準備をすぐにいたしましょう。 それが終われば食事の時間です」
小さな子猫みたいに首根っこを掴み運ばれていく。
服を剥かれ、鼻歌を歌いつつ髪や身体を洗うヒグマの侍女長さんは、亡くなった母よりも、ずっと理想の母に近い。
「かゆいところがあったら言って下さいね~~。 そうそう、何か嫌いな食べ物があるなら」
先に伝えるようにと言うのかな?そう思っていたのだけど、実際は、
「我慢して食べて下さい。 好き嫌いをしていると大きくなれませんからね」
なかなか厳しかった。
食事は食べきれないほどの料理が準備されていた。
「食事の時間は、お風呂の時間、睡眠の時間はコチラでキッチリと管理させて頂きます。 魔導師の方の意思に任せると、必ず自らの生活を放棄なさいますからね」
「そんな事は……」
ありますね。 とは言え、父も母も記憶に遠い祖父母も魔導師な生まれの私にはソレが当たり前で、余りオカシイことのようにも考えていなかったと言うのが本音。
「まぁ、初日から余り言ってやるな」
広い、食卓に正面に座るカイルとの距離は2m以上ありそうなテーブル。 その距離の遠さは1人で無いのにどこか寂しい。 だからと言って言葉に容赦のない侍女頭のマーサや屋敷を預かる執事のポールが気安いと言う訳ではない。 言うべき事は言うが、キッチリと距離を取られていた。
ご飯は……美味しいのですけどね。
どこか砂を噛んでいる気がして……折角、王都にいるのならとブラウン侯爵家を訪れた。
何時もと何かが違う。
門で当主夫婦に面会を申し出れば、今まではすぐに通してくれた門も止められた。
「ご当主夫婦はお忙しく時間を無駄にさせてはいけないからと、面会をお断りするように言われております」
「待ちます」
「お断りするよう言い使っております」
そう言って話にならなかった。
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