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22 冒険者になる
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「はい、それではミオさんの冒険者登録を受け付けました」
テハの街、冒険者ギルドの受付嬢がにっこり微笑んでそう言った。
「どうもありがとうございます。それで、早速なんですが……」
「お仕事ですね。後ろの壁にあるボードを見てもらってもいいですし、条件があるようでしたらわたしに相談していただいてもいいですよ」
「そうですね……。じゃあ、ボードを見てから改めて相談してもいいですか?」
「もちろんです。情報は自分の目で確かめる――ミオさんは用心深いですね」
「……ひょっとして、気分を害されましたか?」
言葉通りの意味だろうとは思ったけど、ひょっとしたら遠回しな皮肉があるかもしれない――そう思って一応聞いたのだが、
「いえ、本心です。ミオさんは人に気を遣われるかたのようですが、冒険者に二言は許されません。命がかかった場面で仲間に遠慮して重要な情報を伝えないようでは困りますから」
「ですよね!!」
わたしは思わず受付嬢の手を取って叫んでいた。
「ほんっっっと、空気を読むのも時と場合によるのよ! わたしだって他人の気持ちがわからないわけじゃないんだから!」
「あ、あの……ミオさん?」
「あ、ごめんなさい……トラウマが蘇って、つい……」
「と、トラウマ、ですか」
「ボード見てきますね」
わたしはごまかすようにそう言って、カウンターから離れ、ギルドへの依頼の張り出されたボードを見る。
コルクのようなボードが壁一面を占拠している。
ボードは、上から下へと順に、特別手配情報、Bランク向けの依頼、同C、同D、同Eと五分されている。
特別手配情報の欄には、「指名手配」の文字の下に、名前、似顔絵、行状、賞金額が書かれていた。
要するに、お尋ね者だ。
お尋ね者のほとんどは獣人で、少数、人間の盗賊がある程度。
獣人のお尋ね者を確かめてみるが、その中にシシガミの獣人たちの顔はないようだ。
ラースディンが言ってた通り、シシガミの獣人たちはやみくもに人間を襲ったりはしないのだろう。
ただ、獣人のお尋ね者の行状欄には、「ダルザバード市街で無差別殺傷事件を起こし逃亡中」「小さな集落を立て続けに襲撃し、村人を皆殺しにして金品を奪った」「死の砂漠で活動中の冒険者に魔物をけしかけ、混乱したところで背後から襲いかかる手口」などなど、かなり凶悪な内容が書かれている。
シシガミの獣人たちが手配されてないことにはほっとしたものの、奴隷商人やその護衛だった「冒険者」たちが手配されてないのは気がかりだ。
わたしはボードを上から下までじっくり読むと、しゃがみこんでボードの一番下――Eランク冒険者向けの依頼票を手に取った。
……あ、ひょっとしたら気になってる人がいるかもだけど、街に入ってからここまで、あきらかに日本語ではない文字を、わたしは難なく読むことができている。
依頼票を持ってカウンターに戻ると、
「ミオさん、暴れサボテンの討伐にしたんですか?」
受付嬢が聞いてくる。
「いえ、まだ決めてはないわ。ずいぶんたくさん依頼があって、報酬もいいみたいだから気になったんだけど」
「暴れサボテンは、比較的危険も少ないので初めての方にはおすすめです。まあ、ミオさんの実力を考えると、もっとランクの高い魔物でもいいと思いますが……」
登録の前に、わたしは簡単な模擬戦と魔法のテストを受けている。
模擬戦は相手の教官が駆け引き下手だったおかげであっさり一本を取ったけど……たぶん、向こうも本気じゃなかったんだろう。
魔法のテストというのも、得意な魔法を一つ見せればいいだけだったので、無難に「アイシクルアロー」を使ってみせた。
これまでのココの反応を加味して、氷の矢は小さめのもの一本に絞りつつも、魔物相手にちゃんと通用しますよ、というくらいの威力にとどめてる。
……この受付嬢の人が判定人だったんだけど、難しい顔をしてたところからすると、ちょっと手を抜きすぎたのかもしれない。
「冒険者の仕事は初めてだから、慎重に行きたいの。でも、それを抜きにしても報酬がいいような気がするんだけど……?」
「暴れサボテンは、体内に大量の水を蓄えてますから。花の大陸から流れてくる霧を、特殊な表皮組織で水滴に変えて、体内の水袋に溜め込むんです。ご覧の通りの砂漠の街ですから、暴れサボテンから得られる水は重要なんです」
「なるほど……。それで報酬が高いのね。
じゃあ、その水袋が破裂しないように倒さないといけないの?」
「暴れサボテンの表皮組織はかなり硬いですので、そうそう破裂することはないと思います。それに、死後はその表皮組織が硬直して、樽のような役割を果たすんです」
「なんていうか、都合のいい魔物がいたものね」
「これも、生命の大樹様の配剤なのでしょう」
と言って、両手を組んで祈る受付嬢。
……もし生命の大樹がみんなのことを思ってくれるんだったら、わざわざ魔物なんか造らず、素直に雨を降らせるなり地下水を湧かせるなりすればいいんじゃないか……というツッコミが浮かんだけど、口にするのはやめておこう。
「暴れサボテンは、花の大陸からの霧が流れてくるあたりに多く生息しています。日中は動かず水を蓄えて、夜になってから獲物を探すことが多いです」
「獲物……ってことは、他の動物を食べるの?」
「もちろん、人間も襲いますよ?」
「そうなんだ」
「ええ、棘を飛ばしてくるので気をつけてください。蓄えた水の圧力で飛ばすので、ちょっとした弓使いの矢くらいの速度があります。薄い木製の盾だと貫通されるおそれがあるので、盾で防ぐなら金属で補強したものが必要です」
「えっ、初心者向けのわりには危なくない?」
「そうでもありません。発射前に身体をこう、ぐっと縮めますから、来るぞ、というのがわかります。狙いも、そんなに正確ではないですしね」
「ふうん……」
「ミオさんには魔法もあるので、棘を飛ばされる前に倒しちゃえば問題ないと思います。さっきも言いましたが、暴れサボテンはこの街の貴重な水源ですから、ガンガン狩っちゃってください!」
受付嬢は、ぐっと拳を握りしめてそう言った。
暴れサボテン討伐の依頼を受けてギルドを出ると、
「あ! お姉様!」
ココがわたしを見つけて駆け寄ってくる。
今のココは、黒い髪に黒い瞳という、肌の白さを除けば日本人のような外見になっていた。
元は、魔力の流れる紫の髪と、ルビーとサファイアの異色虹彩という目立ってしかたのない容姿だったが、今は「変化」を使って見た目を人間に合わせてるのだ。
髪と瞳の色は好きに変えられるそうで、両方黒にしてるのは、わたしと一緒がいいという理由らしい。
……街を行く人々を見る限り、黒髪黒瞳はほとんど見かけないから別の色のほうが良さそうなんだけど……どうせわたしも黒髪黒瞳なんだから、ココの意思を尊重する形でいいと思う。
街に入ってから、わたしたちだけに奇異な目が向けられることもなかったしね。
獣人であるラースディンは、「変化」によって身体を獅子に寄せる方向に変身してたけど、ココはその逆に「変化」で身体を人間に近づけたということだ。
獣人は戦闘能力を高めるために変化を使うが、魔族はむしろ、その膨大な魔力や特異な外見を隠して敵に紛れ込むために変化を使うらしい。
その意味では、ココの変化は魔族的な発想によるものだ。
実際、デスペアードと似た気配は、意識しないとわからないくらいにまで抑えられてる。
逆に、ラースディンが変化したときには、デスペアードの気配が爆発的に増大していた。
……この「変化」やデスペアードの気配についても謎が尽きないけど、今考えてもわからないでしょうね。
「無事に冒険者になれたようですね!」
「うん。ココにいろいろ教えてもらったおかげね」
「お姉様なら当然です! やっぱり、特例扱いで高ランクスタートですか?」
「いえ、Eからよ」
「えっ、お姉様の実力で、ですか!? ギルドの人は何を見てたんですか!?」
「なるべく力を抑えたからね。状況もわからないのに悪目立ちしたくないし」
実際、実力のある新人は最初からDランク、ときにはCやBからスタートということもあるらしい。
……実は、あの受付嬢さんには「Cからでどうですか? 一つ依頼を達成してくれればすぐにBまで上げられます」なんて言われたんだけど、まだ勝手がわからないからと言い張ってEからスタートにしてもらった。
「わたしの目的は冒険者として有名になることじゃないもの。身分証と移動の自由が得られれば十分よ」
「お姉様がそれでいいと言うなら……。わたしとしてはお姉様には実力に見合った評価を得てほしいですけど」
「……ココ。力は、見せつけるためのものじゃないわ。必要なときに必要なだけ使えればそれで十分。自分は正当に評価されてない!なんて思いつめるのは危ないことだわ」
そんな気持ちを暴走させてデスペアードになった人を、わたしは何人も見てきてる。
「そう、ですね……。すみません、勝手なことを言いました」
「いいのよ。そう思ってくれるのは嬉しいから」
わたしは、他人から認められるために正義の味方をやってたわけじゃない。
それでもやはり、誰からも認められないのはつらいものだ。
カレイドナイツでは仲間内ですら認めてもらえなかった。
「いまは、ココが認めてくれてるんだから十分よ」
わたしはそう言ってココの頭を優しく撫でた。
テハの街、冒険者ギルドの受付嬢がにっこり微笑んでそう言った。
「どうもありがとうございます。それで、早速なんですが……」
「お仕事ですね。後ろの壁にあるボードを見てもらってもいいですし、条件があるようでしたらわたしに相談していただいてもいいですよ」
「そうですね……。じゃあ、ボードを見てから改めて相談してもいいですか?」
「もちろんです。情報は自分の目で確かめる――ミオさんは用心深いですね」
「……ひょっとして、気分を害されましたか?」
言葉通りの意味だろうとは思ったけど、ひょっとしたら遠回しな皮肉があるかもしれない――そう思って一応聞いたのだが、
「いえ、本心です。ミオさんは人に気を遣われるかたのようですが、冒険者に二言は許されません。命がかかった場面で仲間に遠慮して重要な情報を伝えないようでは困りますから」
「ですよね!!」
わたしは思わず受付嬢の手を取って叫んでいた。
「ほんっっっと、空気を読むのも時と場合によるのよ! わたしだって他人の気持ちがわからないわけじゃないんだから!」
「あ、あの……ミオさん?」
「あ、ごめんなさい……トラウマが蘇って、つい……」
「と、トラウマ、ですか」
「ボード見てきますね」
わたしはごまかすようにそう言って、カウンターから離れ、ギルドへの依頼の張り出されたボードを見る。
コルクのようなボードが壁一面を占拠している。
ボードは、上から下へと順に、特別手配情報、Bランク向けの依頼、同C、同D、同Eと五分されている。
特別手配情報の欄には、「指名手配」の文字の下に、名前、似顔絵、行状、賞金額が書かれていた。
要するに、お尋ね者だ。
お尋ね者のほとんどは獣人で、少数、人間の盗賊がある程度。
獣人のお尋ね者を確かめてみるが、その中にシシガミの獣人たちの顔はないようだ。
ラースディンが言ってた通り、シシガミの獣人たちはやみくもに人間を襲ったりはしないのだろう。
ただ、獣人のお尋ね者の行状欄には、「ダルザバード市街で無差別殺傷事件を起こし逃亡中」「小さな集落を立て続けに襲撃し、村人を皆殺しにして金品を奪った」「死の砂漠で活動中の冒険者に魔物をけしかけ、混乱したところで背後から襲いかかる手口」などなど、かなり凶悪な内容が書かれている。
シシガミの獣人たちが手配されてないことにはほっとしたものの、奴隷商人やその護衛だった「冒険者」たちが手配されてないのは気がかりだ。
わたしはボードを上から下までじっくり読むと、しゃがみこんでボードの一番下――Eランク冒険者向けの依頼票を手に取った。
……あ、ひょっとしたら気になってる人がいるかもだけど、街に入ってからここまで、あきらかに日本語ではない文字を、わたしは難なく読むことができている。
依頼票を持ってカウンターに戻ると、
「ミオさん、暴れサボテンの討伐にしたんですか?」
受付嬢が聞いてくる。
「いえ、まだ決めてはないわ。ずいぶんたくさん依頼があって、報酬もいいみたいだから気になったんだけど」
「暴れサボテンは、比較的危険も少ないので初めての方にはおすすめです。まあ、ミオさんの実力を考えると、もっとランクの高い魔物でもいいと思いますが……」
登録の前に、わたしは簡単な模擬戦と魔法のテストを受けている。
模擬戦は相手の教官が駆け引き下手だったおかげであっさり一本を取ったけど……たぶん、向こうも本気じゃなかったんだろう。
魔法のテストというのも、得意な魔法を一つ見せればいいだけだったので、無難に「アイシクルアロー」を使ってみせた。
これまでのココの反応を加味して、氷の矢は小さめのもの一本に絞りつつも、魔物相手にちゃんと通用しますよ、というくらいの威力にとどめてる。
……この受付嬢の人が判定人だったんだけど、難しい顔をしてたところからすると、ちょっと手を抜きすぎたのかもしれない。
「冒険者の仕事は初めてだから、慎重に行きたいの。でも、それを抜きにしても報酬がいいような気がするんだけど……?」
「暴れサボテンは、体内に大量の水を蓄えてますから。花の大陸から流れてくる霧を、特殊な表皮組織で水滴に変えて、体内の水袋に溜め込むんです。ご覧の通りの砂漠の街ですから、暴れサボテンから得られる水は重要なんです」
「なるほど……。それで報酬が高いのね。
じゃあ、その水袋が破裂しないように倒さないといけないの?」
「暴れサボテンの表皮組織はかなり硬いですので、そうそう破裂することはないと思います。それに、死後はその表皮組織が硬直して、樽のような役割を果たすんです」
「なんていうか、都合のいい魔物がいたものね」
「これも、生命の大樹様の配剤なのでしょう」
と言って、両手を組んで祈る受付嬢。
……もし生命の大樹がみんなのことを思ってくれるんだったら、わざわざ魔物なんか造らず、素直に雨を降らせるなり地下水を湧かせるなりすればいいんじゃないか……というツッコミが浮かんだけど、口にするのはやめておこう。
「暴れサボテンは、花の大陸からの霧が流れてくるあたりに多く生息しています。日中は動かず水を蓄えて、夜になってから獲物を探すことが多いです」
「獲物……ってことは、他の動物を食べるの?」
「もちろん、人間も襲いますよ?」
「そうなんだ」
「ええ、棘を飛ばしてくるので気をつけてください。蓄えた水の圧力で飛ばすので、ちょっとした弓使いの矢くらいの速度があります。薄い木製の盾だと貫通されるおそれがあるので、盾で防ぐなら金属で補強したものが必要です」
「えっ、初心者向けのわりには危なくない?」
「そうでもありません。発射前に身体をこう、ぐっと縮めますから、来るぞ、というのがわかります。狙いも、そんなに正確ではないですしね」
「ふうん……」
「ミオさんには魔法もあるので、棘を飛ばされる前に倒しちゃえば問題ないと思います。さっきも言いましたが、暴れサボテンはこの街の貴重な水源ですから、ガンガン狩っちゃってください!」
受付嬢は、ぐっと拳を握りしめてそう言った。
暴れサボテン討伐の依頼を受けてギルドを出ると、
「あ! お姉様!」
ココがわたしを見つけて駆け寄ってくる。
今のココは、黒い髪に黒い瞳という、肌の白さを除けば日本人のような外見になっていた。
元は、魔力の流れる紫の髪と、ルビーとサファイアの異色虹彩という目立ってしかたのない容姿だったが、今は「変化」を使って見た目を人間に合わせてるのだ。
髪と瞳の色は好きに変えられるそうで、両方黒にしてるのは、わたしと一緒がいいという理由らしい。
……街を行く人々を見る限り、黒髪黒瞳はほとんど見かけないから別の色のほうが良さそうなんだけど……どうせわたしも黒髪黒瞳なんだから、ココの意思を尊重する形でいいと思う。
街に入ってから、わたしたちだけに奇異な目が向けられることもなかったしね。
獣人であるラースディンは、「変化」によって身体を獅子に寄せる方向に変身してたけど、ココはその逆に「変化」で身体を人間に近づけたということだ。
獣人は戦闘能力を高めるために変化を使うが、魔族はむしろ、その膨大な魔力や特異な外見を隠して敵に紛れ込むために変化を使うらしい。
その意味では、ココの変化は魔族的な発想によるものだ。
実際、デスペアードと似た気配は、意識しないとわからないくらいにまで抑えられてる。
逆に、ラースディンが変化したときには、デスペアードの気配が爆発的に増大していた。
……この「変化」やデスペアードの気配についても謎が尽きないけど、今考えてもわからないでしょうね。
「無事に冒険者になれたようですね!」
「うん。ココにいろいろ教えてもらったおかげね」
「お姉様なら当然です! やっぱり、特例扱いで高ランクスタートですか?」
「いえ、Eからよ」
「えっ、お姉様の実力で、ですか!? ギルドの人は何を見てたんですか!?」
「なるべく力を抑えたからね。状況もわからないのに悪目立ちしたくないし」
実際、実力のある新人は最初からDランク、ときにはCやBからスタートということもあるらしい。
……実は、あの受付嬢さんには「Cからでどうですか? 一つ依頼を達成してくれればすぐにBまで上げられます」なんて言われたんだけど、まだ勝手がわからないからと言い張ってEからスタートにしてもらった。
「わたしの目的は冒険者として有名になることじゃないもの。身分証と移動の自由が得られれば十分よ」
「お姉様がそれでいいと言うなら……。わたしとしてはお姉様には実力に見合った評価を得てほしいですけど」
「……ココ。力は、見せつけるためのものじゃないわ。必要なときに必要なだけ使えればそれで十分。自分は正当に評価されてない!なんて思いつめるのは危ないことだわ」
そんな気持ちを暴走させてデスペアードになった人を、わたしは何人も見てきてる。
「そう、ですね……。すみません、勝手なことを言いました」
「いいのよ。そう思ってくれるのは嬉しいから」
わたしは、他人から認められるために正義の味方をやってたわけじゃない。
それでもやはり、誰からも認められないのはつらいものだ。
カレイドナイツでは仲間内ですら認めてもらえなかった。
「いまは、ココが認めてくれてるんだから十分よ」
わたしはそう言ってココの頭を優しく撫でた。
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