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第31話
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「先生・・・」
グレイが声をかけてきたユイに向かって言う。
「『決闘』をした当事者たちが握手をするなんて前代未聞だぞ」
ユイの言葉にアリシア、エルリック、セリーの三人がウンウンと頷く。
「まあ、何にせよ丸くおさまって安心した。さあ教室に入りたまえ。授業を始めよう」
ユイは一人納得するとグレイ、アリシア、エルリック、セリー、ゾルゲの5人を教室に移動させる。
そして、授業を開始した。
「本日は何事も無く終わりましたわね」
「ああ。本当良かったよ」
昨日と比べ本日は何事も無く無事終了し、アリシアとグレイは寮までの道を進んでいた。
エルリックもセリーも用事があるとのことで今日はアリシアとグレイの二人だけで歩いている。
他に人がいないためグレイは敬語を使わないで話す。
「ふふふ。グレイさんってもうちょっと欲をかいてもよろしいかと思いますわ」
アリシアが笑いながらそう話してくる。
「・・・ゾルゲに対する要求のことかな?」
「もちろんそれもありますが、当家への要求の件もです」
アリシアがグレイの問い掛けに答える。
「そうかな?分相応の要求しかしていないつもりだけど・・・」
グレイが困ったように頭をかく。
正直、『魔功章』を授かっただけでお腹一杯なのだ。
『付き人』契約でさえも分不相応なのに『決闘』による要求までなんてはっきり言ってキャパオーバーにもほどがあった。
「そんなことはないと思いますわ。ですが、グレイさんらしくて私《わたくし》個人的には良いかと思いますわ」
アリシアがにっこりと笑う。
「あ、ありがとう」
グレイがアリシアの眩しい笑顔に顔を赤くしながら礼を言う。
「ところで、グレイさん」
アリシアが表情を真面目なものに変え、グレイの目を見つめる。
「は、はい」
グレイは突然のことに動揺しながら返事をする。
「昨日は二人っきりでなかったので聞けませんでしたが先生がグレイさんに尋ねられたことに関して私《わたくし》には本当の事をお教えくださいませんか?」
「・・・」
アリシアの質問に無言になるグレイ。
周りを見渡し、ベンチがあることを見つけると、
「分かった。少し座って話そう」
「わかりましたわ」
グレイとアリシアはベンチに座る。
「・・・アリシアさんが聞きたいのは昨日の先生の『お前は死ぬのが怖くないのか?』という質問についてだよね?」
グレイがまずアリシアに聞きたいことの内容の確認を取る。
「はい。そうです。正直なところを申しますと私《わたくし》も先生と同じ意見を持ってしまいました」
アリシアが申し訳なさそうに返事をする。
「・・・昨日は正直に答えると変人扱いされてしまうからああ答えたけど、先生の指摘は的を得ているかもしれないとは思っている」
グレイはそのように前置きをしてからその理由について話始めた。
「アリシアさんも知っているように俺には特別な能力がある」
「はい」
グレイの言葉に頷くアリシア。
「いつからの能力かはっきり分からないが物心つく頃には見えていたから生まれたときにはあったんだろう。幼い頃から色んな人間の寿命が見えることで・・・なんていうかな死が身近に感じてしまっているみたいなんだ。まるで自分と外から見ている自分がいる感覚」
グレイが自分の能力について語る。
「俯瞰視というものですわね」
アリシアがグレイの言葉を聞いて思いつく言葉を呟く。
「そう・・・だね。そういうことなんだと思う。感覚的なものだから本当かは分からないけどある程度なら俯瞰視の割合を上げることができるんだ」
「・・・理解できましたわ。昨日の『決闘』の時もそのようにされていたのですね。あと、私《わたくし》を助けてくださった時もですわね」
アリシアはどうしてグレイがマギーが放った火の中に迷わず飛び込め、そして大火傷を負っても常人に比べて意識を保てたかがようやく理解した。
「そうだね。だから先生の言う『死ぬのが怖くないのか?』というのも間違っている訳ではないかな」
グレイはベンチから見える風景を見ながらそう呟いた。
「・・・」
グレイはアリシアからの反応がないことが気になり、左横に座っているアリシアの方を見る。
「!?」
そして、グレイはとても驚いた。
アリシアがめを潤ませてじっとグレイを見ていたからだ。
「ア・・・アリシアさん?」
グレイが恐る恐る声を掛けるとアリシアはグレイの左手を両手で掴み、
「・・・お願いですから危ないことはしないでくださいませ」
とお願いをしてきた。
グレイはアリシアのちょうど上目遣いになる様子を見ながら顔を真っ赤にさせる。
「わ・・・分かった。今後は気をつける」
(反則過ぎるだろ・・・可愛すぎる。断るなんてできそうにない)
グレイはこの状況で断る選択肢を取ることなど思いつくはずもなく、了承する。
「約束ですよ・・・あのような戦い方ばかりされますと心配で堪りませんから」
アリシアが真剣にそう言ってくる。
「約束する」
「ふふ。なら安心ですわ!」
アリシアがグレイが素直に約束してくれたことに対して嬉しそうに言った。
「あの・・・アリシアさん?・・・手」
グレイが恥ずかしさで堪らず、アリシアに未だ握っている手のことを小さく呟く。
アリシアはグレイの言葉に自分の手を見て、
「あっ!!失礼致しましたわ!」
自分の行動にようやく気付き慌てて手を離す。
その時には、アリシアもグレイと同じように顔を真っ赤にさせていた。
「それにしてもゾルゲさんに勝つなんて凄いですわね!」
しばらくした後、恥ずかしさで沈黙していたアリシアが話題を変えるように呟く。
「えっ?・・・ああ、あいつってそんなに凄かったのか?」
グレイもアリシアの話題変更に合わせて尋ねる。
アリシアは大きく頷いて、
「勿論ですわ。ゾルゲさんとは幼い時から接点があったのですがその魔力の高さから『神童』と呼ばれていたのですわよ」
「ふーん。それでアリシアさんに馴れ馴れしかったのか」
グレイがぽつりと呟くとアリシアは意地悪そうに笑い、
「あら、グレイさんたらもしかしてヤキモチですの?」
と聞いてきた。
「ゔっ・・・そうかも」
(アリシアさんってこんな顔もするんだ)
普段見ない表情のアリシアに驚きながら答える。
「へっ?」
アリシアはまさかグレイが素直に認めるとは思ってもおらず、顔を赤くさせ、
「ふ、普通ここは『そんなことない』って言うところではないのですか?」
と慌てて尋ねる。
「?何で?」
グレイは本当に分からないのかきょとんとした後尋ねてくる。
(グレイさんってもしかして女性慣れしているのではありませんか?)
アリシアはそう尋ねたい衝動にかられたが何とか堪え、
(いいえ、違いますわね。グレイさんは正直なだけに違いないですわ。だって、先日私《わたくし》とお父様やお母様の前で私《わたくし》に惹かれているって仰ったくらいですもの)
そう結論着ける。
(うー。思い出したらまた恥ずかしくなってきましたわ)
アリシアの顔がどんどん赤くなりながらも、
「・・・何でもありませんわ」
と答えた。
「そう?ならいいけど。・・・それにしても『神童』ねぇ。確かに凄い魔法を使ってたなぁ」
グレイが釈然としないながらも納得し、ゾルゲの魔法のことを思い出す。
「ところで最後の攻撃の時、どのようにして避けられたのですか?」
アリシアが思い出したかのように尋ねる。
ゾルゲの最後の攻撃を跳ぶことで避けた時の話だろう
「え?あー、あの時あいつが俺の足もとに魔法を放つと思ったからそれに合わせて跳んだだけだよ」
「・・・凄まじいですわね」
あっけらかんというグレイにアリシアが驚く。
ゾルゲが足もとに魔法を放つと読んだのもそうだが、それに合わせて跳ぶというのも驚きだ。
一歩間違えれば巻き込まれるのだから。
さらに言えばゾルゲが勝利を確信せず、上を見ていたら勝っていたのはゾルゲの方であっただろう。
グレイはゾルゲが油断すると確信していたということである。
(俯瞰視だけでは説明できませんわね。もしかしてグレイさんが認識していないだけで他の能力があるのではないでしょうか?)
とアリシアは改めてグレイの特別さを認識するのであった。
グレイが声をかけてきたユイに向かって言う。
「『決闘』をした当事者たちが握手をするなんて前代未聞だぞ」
ユイの言葉にアリシア、エルリック、セリーの三人がウンウンと頷く。
「まあ、何にせよ丸くおさまって安心した。さあ教室に入りたまえ。授業を始めよう」
ユイは一人納得するとグレイ、アリシア、エルリック、セリー、ゾルゲの5人を教室に移動させる。
そして、授業を開始した。
「本日は何事も無く終わりましたわね」
「ああ。本当良かったよ」
昨日と比べ本日は何事も無く無事終了し、アリシアとグレイは寮までの道を進んでいた。
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他に人がいないためグレイは敬語を使わないで話す。
「ふふふ。グレイさんってもうちょっと欲をかいてもよろしいかと思いますわ」
アリシアが笑いながらそう話してくる。
「・・・ゾルゲに対する要求のことかな?」
「もちろんそれもありますが、当家への要求の件もです」
アリシアがグレイの問い掛けに答える。
「そうかな?分相応の要求しかしていないつもりだけど・・・」
グレイが困ったように頭をかく。
正直、『魔功章』を授かっただけでお腹一杯なのだ。
『付き人』契約でさえも分不相応なのに『決闘』による要求までなんてはっきり言ってキャパオーバーにもほどがあった。
「そんなことはないと思いますわ。ですが、グレイさんらしくて私《わたくし》個人的には良いかと思いますわ」
アリシアがにっこりと笑う。
「あ、ありがとう」
グレイがアリシアの眩しい笑顔に顔を赤くしながら礼を言う。
「ところで、グレイさん」
アリシアが表情を真面目なものに変え、グレイの目を見つめる。
「は、はい」
グレイは突然のことに動揺しながら返事をする。
「昨日は二人っきりでなかったので聞けませんでしたが先生がグレイさんに尋ねられたことに関して私《わたくし》には本当の事をお教えくださいませんか?」
「・・・」
アリシアの質問に無言になるグレイ。
周りを見渡し、ベンチがあることを見つけると、
「分かった。少し座って話そう」
「わかりましたわ」
グレイとアリシアはベンチに座る。
「・・・アリシアさんが聞きたいのは昨日の先生の『お前は死ぬのが怖くないのか?』という質問についてだよね?」
グレイがまずアリシアに聞きたいことの内容の確認を取る。
「はい。そうです。正直なところを申しますと私《わたくし》も先生と同じ意見を持ってしまいました」
アリシアが申し訳なさそうに返事をする。
「・・・昨日は正直に答えると変人扱いされてしまうからああ答えたけど、先生の指摘は的を得ているかもしれないとは思っている」
グレイはそのように前置きをしてからその理由について話始めた。
「アリシアさんも知っているように俺には特別な能力がある」
「はい」
グレイの言葉に頷くアリシア。
「いつからの能力かはっきり分からないが物心つく頃には見えていたから生まれたときにはあったんだろう。幼い頃から色んな人間の寿命が見えることで・・・なんていうかな死が身近に感じてしまっているみたいなんだ。まるで自分と外から見ている自分がいる感覚」
グレイが自分の能力について語る。
「俯瞰視というものですわね」
アリシアがグレイの言葉を聞いて思いつく言葉を呟く。
「そう・・・だね。そういうことなんだと思う。感覚的なものだから本当かは分からないけどある程度なら俯瞰視の割合を上げることができるんだ」
「・・・理解できましたわ。昨日の『決闘』の時もそのようにされていたのですね。あと、私《わたくし》を助けてくださった時もですわね」
アリシアはどうしてグレイがマギーが放った火の中に迷わず飛び込め、そして大火傷を負っても常人に比べて意識を保てたかがようやく理解した。
「そうだね。だから先生の言う『死ぬのが怖くないのか?』というのも間違っている訳ではないかな」
グレイはベンチから見える風景を見ながらそう呟いた。
「・・・」
グレイはアリシアからの反応がないことが気になり、左横に座っているアリシアの方を見る。
「!?」
そして、グレイはとても驚いた。
アリシアがめを潤ませてじっとグレイを見ていたからだ。
「ア・・・アリシアさん?」
グレイが恐る恐る声を掛けるとアリシアはグレイの左手を両手で掴み、
「・・・お願いですから危ないことはしないでくださいませ」
とお願いをしてきた。
グレイはアリシアのちょうど上目遣いになる様子を見ながら顔を真っ赤にさせる。
「わ・・・分かった。今後は気をつける」
(反則過ぎるだろ・・・可愛すぎる。断るなんてできそうにない)
グレイはこの状況で断る選択肢を取ることなど思いつくはずもなく、了承する。
「約束ですよ・・・あのような戦い方ばかりされますと心配で堪りませんから」
アリシアが真剣にそう言ってくる。
「約束する」
「ふふ。なら安心ですわ!」
アリシアがグレイが素直に約束してくれたことに対して嬉しそうに言った。
「あの・・・アリシアさん?・・・手」
グレイが恥ずかしさで堪らず、アリシアに未だ握っている手のことを小さく呟く。
アリシアはグレイの言葉に自分の手を見て、
「あっ!!失礼致しましたわ!」
自分の行動にようやく気付き慌てて手を離す。
その時には、アリシアもグレイと同じように顔を真っ赤にさせていた。
「それにしてもゾルゲさんに勝つなんて凄いですわね!」
しばらくした後、恥ずかしさで沈黙していたアリシアが話題を変えるように呟く。
「えっ?・・・ああ、あいつってそんなに凄かったのか?」
グレイもアリシアの話題変更に合わせて尋ねる。
アリシアは大きく頷いて、
「勿論ですわ。ゾルゲさんとは幼い時から接点があったのですがその魔力の高さから『神童』と呼ばれていたのですわよ」
「ふーん。それでアリシアさんに馴れ馴れしかったのか」
グレイがぽつりと呟くとアリシアは意地悪そうに笑い、
「あら、グレイさんたらもしかしてヤキモチですの?」
と聞いてきた。
「ゔっ・・・そうかも」
(アリシアさんってこんな顔もするんだ)
普段見ない表情のアリシアに驚きながら答える。
「へっ?」
アリシアはまさかグレイが素直に認めるとは思ってもおらず、顔を赤くさせ、
「ふ、普通ここは『そんなことない』って言うところではないのですか?」
と慌てて尋ねる。
「?何で?」
グレイは本当に分からないのかきょとんとした後尋ねてくる。
(グレイさんってもしかして女性慣れしているのではありませんか?)
アリシアはそう尋ねたい衝動にかられたが何とか堪え、
(いいえ、違いますわね。グレイさんは正直なだけに違いないですわ。だって、先日私《わたくし》とお父様やお母様の前で私《わたくし》に惹かれているって仰ったくらいですもの)
そう結論着ける。
(うー。思い出したらまた恥ずかしくなってきましたわ)
アリシアの顔がどんどん赤くなりながらも、
「・・・何でもありませんわ」
と答えた。
「そう?ならいいけど。・・・それにしても『神童』ねぇ。確かに凄い魔法を使ってたなぁ」
グレイが釈然としないながらも納得し、ゾルゲの魔法のことを思い出す。
「ところで最後の攻撃の時、どのようにして避けられたのですか?」
アリシアが思い出したかのように尋ねる。
ゾルゲの最後の攻撃を跳ぶことで避けた時の話だろう
「え?あー、あの時あいつが俺の足もとに魔法を放つと思ったからそれに合わせて跳んだだけだよ」
「・・・凄まじいですわね」
あっけらかんというグレイにアリシアが驚く。
ゾルゲが足もとに魔法を放つと読んだのもそうだが、それに合わせて跳ぶというのも驚きだ。
一歩間違えれば巻き込まれるのだから。
さらに言えばゾルゲが勝利を確信せず、上を見ていたら勝っていたのはゾルゲの方であっただろう。
グレイはゾルゲが油断すると確信していたということである。
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