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第二章「神崎柚乃」
第一話【空吹く風と、聞き流す(2)】
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空吹く風と聞き流す。
これは、楓がよく口にしていた言葉だった。
どういう意味なの? と私が問うと、「関心を示さずに無視すること。素知らぬ顔をすること、という意味だよ」と彼女は答えた。
*
私と姉が孤児になったのは、小学校六年生のときだった。孤児なので、子ども時代の多くを児童養護施設で過ごした。
子どもが児童養護施設に入所する理由は、親の不在、親の育児放棄、虐待、破産などの経済的問題などが多い。私たちもその例にもれず、両親の不在と、養母による虐待が主な理由だった。
物心ついたとき、すでに父はいなかった。
父は自由奔放で身勝手な人で、生まれたばかりの私たちを残して、家を出ていったのだと母から聞いている。今どこで何をしているのかも、名前すらも知らない。母が語ってくれることはなかったし、私も知りたいとは思わなかったから。
母子家庭なので、やはり裕福ではなかった。そのわりに、住んでいたのは小奇麗な一軒家だったが。もしかしたら、これは父が残してくれた資産のひとつだったのかもしれないが。
家族仲は良かった、と思う。母は私たちに優しかったし、私たちも母の手伝いをよくした。姉とも仲は良く、ひとつの部屋を二人で半分こして使った。ひとつしかない勉強机を、時間帯を分けることで二人で共有したものだった。
幸せな家族に不幸が降りかかったのは、小学校六年生の夏のこと。
小学生時代の最大のイベントといえば修学旅行だ。リビングに貼ってあるカレンダーに〇印をつけて、それを毎日眺めては、旅行の日を待ちわびた。行き先は関東圏で、日光東照宮、華厳の滝、富岡製糸場、富士急ハイランドなどを順々に回った記憶がある。
お土産を抱え、意気揚々と宿舎に戻る。人生最良の日となるはずだった修学旅行の幕切れは、しかし、あまりにも辛くて残酷だった。翌朝、日が昇るより早く叩き起こされた私と姉に伝えられたのは、家が全焼して母親が亡くなったとの報せだったのだ。
ここから、記憶が断片的になっている。
ショックが強すぎたから。
一番辛かった部分の記憶を〝消して〟しまったから。
どちらも、等しく理由なのだろうが。
出火原因は寝たばこの不始末だとされた。
母はいわゆるヘビースモーカーな人だった。「煙草も最近値上がりしているし、健康にも良くないから控えるべきだよ」と何度か進言していたのだが、それでも強く言うことはなかった。家事と仕事に追われる日々の中で、母がストレスを溜め続けているのは知っていたから。
強く進言しなかったことをのちに姉と悔いたが、もう後の祭りだった。
私は火災によって運命を狂わされるのだなと、今さらのようにつくづく思う。
母親が亡くなったあと、私と姉は叔母宅に身を寄せることになる。叔母――母の妹に当たるその人は、残念ながらあまり尊敬に値する人物ではなかった。
母が男に捨てられていることを、叔母は快く思っていなかったらしい。当初から私たちを歓迎してはいなかった。
遺産相続とか保険金とか、お金を受け取るために、他に親戚がいなかったゆえに、しぶしぶ引き取ったんだと口ずっぱく私たちに語ったものだった。
叔母は私たちの親権者になると、母が残した遺産と保険金をすべて私物化した。
そのくせ、叔母の不機嫌はずっと続いていたので、受け取ったはいいが大した額ではなかったのだろう。
叔母は非情に神経質な人で、同時に潔癖症だった。
階段を登るときの足音が大きい、トイレを使用したあとの紙の切り方が雑だ、家に入るとき、靴の泥汚れをすべて落とせ、等々。とにかく注文の多い人だった。実の娘にも厳しかったが、私と姉に対しては殊更だった。あることないこと難癖をつけられ、罰だと食事を抜かれた日もあった。
叔母には娘が一人いたが、一方で彼女は無害な人だった。私たちに過干渉してくることは決してなかったが、ヒステリックな自分の母親を恐れているのか、同時に傍観者だった。思えばほとんど話をした記憶がない。
そんなわけで、あの家で私が心のよりどころとしていたのは、唯一の肉親である姉だけだったのだ。
私に対する叔母のしつけ (という名の暴力)はどんどん厳しいものになっていった。叔母にしかられると姉は決まって私を庇ってくれた。
それが救いだった。
そのせいで、私以上に姉は憔悴していたのだろうが。
事件が起きたのは、盛夏の頃の日曜日だった。
原因はすでに忘れてしまったが――些細なことで叔母から厳しく叱責された私は、その日朝から食事を抜かれていた。昼をすぎ、ひどい空腹を抱えてふらりと立ち寄ったコンビニエンスストアで、私の心に魔が差した。
店内には、客が一人しかいなかった。
その一人は、レジで店員と相対している。
こちらを見ている人は誰もいない。
目の前にある、パンを陳列してある棚が店員から死角になっているのを確認し、三個入りクリームパンを脇に抱えていたポーチに押し込んだ。そのまま何食わぬ顔で店を出た。
危ない橋を渡るみたいな高揚感とでもいうのだろうか。不思議と心が満たされていた。
叔母から理不尽な罵りを受けるたび、姉は私を庇って矢面に立ってくれた。無理が祟ったのか、最近はだいぶ疲れた顔をしている。お姉ちゃんはクリームパンが好きだから、喜んでくれるかな――。
しかし、高揚していた心は、誰かに後ろから肩を掴まれたことで一気に冷え込んだ。
「そのポーチの中に入っている物、ちょっと見せてくれる?」
雑踏の中、響いた声に振り向くと、コンビニエンスストアの制服を着た若い男性が立っていた。
店に監視カメラがあったことに、愚かな私はようやく気づいたのだ。
刑法第二三五条、窃盗罪。早い話が、万引きの罪で私は警察に引きわたされる。
これが初犯であること。まだ小学生であること。反省の意思があること。これらが功を奏したのかは定かじゃないが、私は数万円程度の罰金刑で済んだ。
学校に連絡がいってしまう、と思ったそのあとで、もっと恐ろしい事実に気がつく。
この話が、叔母の耳に入ってしまう――。
連絡を受け、私を引き取りにきたのは叔母と姉だった。どれだけ罵倒されるかと歯を食いしばったが、意外にも叔母は警察官に対して終始低頭な態度で応じた。
どうしてだろう? と首をかしげながら警察署を出て、しばらく歩いてから叔母は突然私を張り飛ばした。
往来のど真ん中で、二発三発と私を続けて殴った。たまらずうずくまった私に蹴りを入れようとして、その足は私をかばった姉のみぞおちに入った。
「お姉ちゃん!」
苦悶の顔をして、それでもうめき声ひとつ上げない姉が気に入らないのか、さらに二発蹴る。そこでひと目が気になったのか、叔母はいったん怒りの矛先を収めた。
もちろん、これで叔母の怒りが静まるわけはなかった。
それまでも、聞くに堪えない罵詈雑言を終始叔母から浴びせられてきた私だが、この日から盗人という不名誉な称号が加わった。これまでは、根も葉もない悪口だと聞き流すことができていたが、今度は真実なだけにやはり堪えた。
いつの日か、自分がもっと強くなれたなら。
いつの日か、叔母の弱みを握れる日がきたら。
そのときは、復讐の刃を向けてやる。研ぎ澄ませてきた反骨心の切っ先は、抱いた小さな罪悪感によって容易に折れてしまった。
抵抗しようという気概が失われ、私は無気力な子どもになり果てた。
殴られる。
蹴られる。
罵られる。
叔母からのとばっちりは、すでに犯罪スレスレの暴力と化していた。暴力の嵐は、私と、私をかばってくれる姉に容赦なく降り注いだ。
最初のうちは、虐待が発覚するのを叔母も一応恐れていたのだろう。
殴られる箇所は、服で隠れる部位だけに留まっていたのだが、次第にタガが外れていく。殴り方にも、殴る部位にも遠慮がなくなり、顔にも手足にも、日に日に痣が増えていった。
このままでは死んでしまう。
身の危険を感じ始めた頃合いに、児童相談課の職員が家にやってきて叔母にこう告げたのだ。
「娘さん二人を、保護する必要ありと判断しました」
私たちの惨状を見かねた近所の住民が、おそらく通報したのだろう。事実、私たちは給食以外の食べ物をほとんど口にしておらず、目に見えてやせ細っていた。叔母は、保護責任者遺棄罪に問われたのだ。
こうして、私と姉は児童養護施設に入所することになる。他に、身を寄せる場所がなかったから。
児童養護課の職員が運転する車で叔母の家を離れたあの日、家の窓からこちらを見ていた叔母の娘と目が合った。
もしかしたら、とこのとき私は思う。
彼女となら、友だちになれたかもしれないのにな、と。
友だちが欲しいと、この日私は切に願った。
これは、楓がよく口にしていた言葉だった。
どういう意味なの? と私が問うと、「関心を示さずに無視すること。素知らぬ顔をすること、という意味だよ」と彼女は答えた。
*
私と姉が孤児になったのは、小学校六年生のときだった。孤児なので、子ども時代の多くを児童養護施設で過ごした。
子どもが児童養護施設に入所する理由は、親の不在、親の育児放棄、虐待、破産などの経済的問題などが多い。私たちもその例にもれず、両親の不在と、養母による虐待が主な理由だった。
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父は自由奔放で身勝手な人で、生まれたばかりの私たちを残して、家を出ていったのだと母から聞いている。今どこで何をしているのかも、名前すらも知らない。母が語ってくれることはなかったし、私も知りたいとは思わなかったから。
母子家庭なので、やはり裕福ではなかった。そのわりに、住んでいたのは小奇麗な一軒家だったが。もしかしたら、これは父が残してくれた資産のひとつだったのかもしれないが。
家族仲は良かった、と思う。母は私たちに優しかったし、私たちも母の手伝いをよくした。姉とも仲は良く、ひとつの部屋を二人で半分こして使った。ひとつしかない勉強机を、時間帯を分けることで二人で共有したものだった。
幸せな家族に不幸が降りかかったのは、小学校六年生の夏のこと。
小学生時代の最大のイベントといえば修学旅行だ。リビングに貼ってあるカレンダーに〇印をつけて、それを毎日眺めては、旅行の日を待ちわびた。行き先は関東圏で、日光東照宮、華厳の滝、富岡製糸場、富士急ハイランドなどを順々に回った記憶がある。
お土産を抱え、意気揚々と宿舎に戻る。人生最良の日となるはずだった修学旅行の幕切れは、しかし、あまりにも辛くて残酷だった。翌朝、日が昇るより早く叩き起こされた私と姉に伝えられたのは、家が全焼して母親が亡くなったとの報せだったのだ。
ここから、記憶が断片的になっている。
ショックが強すぎたから。
一番辛かった部分の記憶を〝消して〟しまったから。
どちらも、等しく理由なのだろうが。
出火原因は寝たばこの不始末だとされた。
母はいわゆるヘビースモーカーな人だった。「煙草も最近値上がりしているし、健康にも良くないから控えるべきだよ」と何度か進言していたのだが、それでも強く言うことはなかった。家事と仕事に追われる日々の中で、母がストレスを溜め続けているのは知っていたから。
強く進言しなかったことをのちに姉と悔いたが、もう後の祭りだった。
私は火災によって運命を狂わされるのだなと、今さらのようにつくづく思う。
母親が亡くなったあと、私と姉は叔母宅に身を寄せることになる。叔母――母の妹に当たるその人は、残念ながらあまり尊敬に値する人物ではなかった。
母が男に捨てられていることを、叔母は快く思っていなかったらしい。当初から私たちを歓迎してはいなかった。
遺産相続とか保険金とか、お金を受け取るために、他に親戚がいなかったゆえに、しぶしぶ引き取ったんだと口ずっぱく私たちに語ったものだった。
叔母は私たちの親権者になると、母が残した遺産と保険金をすべて私物化した。
そのくせ、叔母の不機嫌はずっと続いていたので、受け取ったはいいが大した額ではなかったのだろう。
叔母は非情に神経質な人で、同時に潔癖症だった。
階段を登るときの足音が大きい、トイレを使用したあとの紙の切り方が雑だ、家に入るとき、靴の泥汚れをすべて落とせ、等々。とにかく注文の多い人だった。実の娘にも厳しかったが、私と姉に対しては殊更だった。あることないこと難癖をつけられ、罰だと食事を抜かれた日もあった。
叔母には娘が一人いたが、一方で彼女は無害な人だった。私たちに過干渉してくることは決してなかったが、ヒステリックな自分の母親を恐れているのか、同時に傍観者だった。思えばほとんど話をした記憶がない。
そんなわけで、あの家で私が心のよりどころとしていたのは、唯一の肉親である姉だけだったのだ。
私に対する叔母のしつけ (という名の暴力)はどんどん厳しいものになっていった。叔母にしかられると姉は決まって私を庇ってくれた。
それが救いだった。
そのせいで、私以上に姉は憔悴していたのだろうが。
事件が起きたのは、盛夏の頃の日曜日だった。
原因はすでに忘れてしまったが――些細なことで叔母から厳しく叱責された私は、その日朝から食事を抜かれていた。昼をすぎ、ひどい空腹を抱えてふらりと立ち寄ったコンビニエンスストアで、私の心に魔が差した。
店内には、客が一人しかいなかった。
その一人は、レジで店員と相対している。
こちらを見ている人は誰もいない。
目の前にある、パンを陳列してある棚が店員から死角になっているのを確認し、三個入りクリームパンを脇に抱えていたポーチに押し込んだ。そのまま何食わぬ顔で店を出た。
危ない橋を渡るみたいな高揚感とでもいうのだろうか。不思議と心が満たされていた。
叔母から理不尽な罵りを受けるたび、姉は私を庇って矢面に立ってくれた。無理が祟ったのか、最近はだいぶ疲れた顔をしている。お姉ちゃんはクリームパンが好きだから、喜んでくれるかな――。
しかし、高揚していた心は、誰かに後ろから肩を掴まれたことで一気に冷え込んだ。
「そのポーチの中に入っている物、ちょっと見せてくれる?」
雑踏の中、響いた声に振り向くと、コンビニエンスストアの制服を着た若い男性が立っていた。
店に監視カメラがあったことに、愚かな私はようやく気づいたのだ。
刑法第二三五条、窃盗罪。早い話が、万引きの罪で私は警察に引きわたされる。
これが初犯であること。まだ小学生であること。反省の意思があること。これらが功を奏したのかは定かじゃないが、私は数万円程度の罰金刑で済んだ。
学校に連絡がいってしまう、と思ったそのあとで、もっと恐ろしい事実に気がつく。
この話が、叔母の耳に入ってしまう――。
連絡を受け、私を引き取りにきたのは叔母と姉だった。どれだけ罵倒されるかと歯を食いしばったが、意外にも叔母は警察官に対して終始低頭な態度で応じた。
どうしてだろう? と首をかしげながら警察署を出て、しばらく歩いてから叔母は突然私を張り飛ばした。
往来のど真ん中で、二発三発と私を続けて殴った。たまらずうずくまった私に蹴りを入れようとして、その足は私をかばった姉のみぞおちに入った。
「お姉ちゃん!」
苦悶の顔をして、それでもうめき声ひとつ上げない姉が気に入らないのか、さらに二発蹴る。そこでひと目が気になったのか、叔母はいったん怒りの矛先を収めた。
もちろん、これで叔母の怒りが静まるわけはなかった。
それまでも、聞くに堪えない罵詈雑言を終始叔母から浴びせられてきた私だが、この日から盗人という不名誉な称号が加わった。これまでは、根も葉もない悪口だと聞き流すことができていたが、今度は真実なだけにやはり堪えた。
いつの日か、自分がもっと強くなれたなら。
いつの日か、叔母の弱みを握れる日がきたら。
そのときは、復讐の刃を向けてやる。研ぎ澄ませてきた反骨心の切っ先は、抱いた小さな罪悪感によって容易に折れてしまった。
抵抗しようという気概が失われ、私は無気力な子どもになり果てた。
殴られる。
蹴られる。
罵られる。
叔母からのとばっちりは、すでに犯罪スレスレの暴力と化していた。暴力の嵐は、私と、私をかばってくれる姉に容赦なく降り注いだ。
最初のうちは、虐待が発覚するのを叔母も一応恐れていたのだろう。
殴られる箇所は、服で隠れる部位だけに留まっていたのだが、次第にタガが外れていく。殴り方にも、殴る部位にも遠慮がなくなり、顔にも手足にも、日に日に痣が増えていった。
このままでは死んでしまう。
身の危険を感じ始めた頃合いに、児童相談課の職員が家にやってきて叔母にこう告げたのだ。
「娘さん二人を、保護する必要ありと判断しました」
私たちの惨状を見かねた近所の住民が、おそらく通報したのだろう。事実、私たちは給食以外の食べ物をほとんど口にしておらず、目に見えてやせ細っていた。叔母は、保護責任者遺棄罪に問われたのだ。
こうして、私と姉は児童養護施設に入所することになる。他に、身を寄せる場所がなかったから。
児童養護課の職員が運転する車で叔母の家を離れたあの日、家の窓からこちらを見ていた叔母の娘と目が合った。
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