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序章:20歳のあたし、現在の楠恭子
【再び、感傷に浸る。20歳のあたし】
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あたしがその日記帳を見つけたのは、久しぶりに故郷である宇都宮に戻るため、部屋で荷物を纏めている時だった。
それは、クローゼットの奥に押し込まれたダンボールの中にあった。ダンボール箱の蓋には、『大事なもの』と書かれてあるだけで、懐かしく思いながら、あたしは箱を空けてみた。
中には卒業文集。修学旅行のしおり。他にも、小学校~高校時代までの思い出の品に紛れるようにして、彼に買って貰ったハート型のネックレスと一緒に、その日記帳が入っていた。
──懐かしいな。
ただただ純粋だった高校時代の気持ちが、感傷とない交ぜになり蘇ってくる。日記帳を抱えてデスクに座ると、最後のページを捲ってみた。
日記は、二年前の二月十三日で終わっている。この日で日記が途絶えてしまった理由。今でも鮮明に思い出すことができるし、これから先も、決して忘れることは無いのだろう。
この時始まらなかった恋は今もまだ始まっておらず、そしていまだ、諦められていない。むしろ今の今まで日記のことを忘れてた自分に、意外だとすら感じてしまう。
かつては何度も、何度も、ページを捲っていた程なのに。
そこに楽しい思い出が綴られているから、というよりも、そこにしか楽しい思い出が無かったから、と言った方が正しいだろうか。
「……玲」
もう、会うことのない友人の名前が、自然と口をついてでた。彼女の切れ長の瞳を思い出しながら、あたしは二月六日のページを開いた。
◇◇◇
◆20**+1年2月6日 (金曜日)
「ただいま~」
玄関口の扉を騒々しく開けると、家の中に帰宅した旨を伝えた。ところが中から、期待していた台詞が返ってくる様子はない。あれ、玄関の扉には鍵も掛かっていなかったのに誰も居ないのかな?
無用心だな、と呆れた呟きを吐く息に乗せ、あたしはローファーを脱ぎ捨てる。
「でも、その方がむしろ好都合かも」
階段の下に買ってきた荷物を放り捨てながら、本音が漏れ出る。そのまま階段を駆け上がると、自室の扉を開けて中に飛び込み、鞄はベッドの上に投げ捨てた。
「えっと……」
シングルベットと勉強机と、他にあるのは書棚が一つとCDコンポ。ハッキリ言って女の子らしくない殺風景なあたしの部屋。机の脇に掛けてあったカーディガンを手に取ると、ブレザーの制服の上から羽織り、机の上に置いてあった本を脇に抱えた。
階段を駆け足で降りると、廊下の隅に投げっぱなしだったコンビニ袋を走りながら拾い上げ、勢いもそのままにキッチンの中に駆け込んだ。
母親のエプロンを借りて腰に巻くと、悴んでいる手に息を吐きかけながら窓の外に目を向ける。
不安な自分の心を投影しているみたい、と重々しい鉛色の空を見上げて呟きをひとつ。
コンビニ袋から、買い集めておいた材料をテーブルの上にぶちまけると、両の手のひらで頬を叩いて気合を入れた。
──よーし。やるぞ!
冷え切った台所の空気に身震いすると、自分でもぎこちないなと思う手つきで泡だて器を握り、空いた左手で本のページを捲っていく。
本の背表紙に書かれているタイトルは、『手作りチョコの作り方』
バターを弱火で温めて、解けたらかき混ぜて少し冷やす……。そこにココアを加えながら、更に掻き混ぜて、念入りに混ぜるようにっと。それから型に流し込んで……。
うん、だいたいこんな感じかなあ。後は冷蔵庫で一晩冷やせば完成なんだけど、ホントに大丈夫かな?
バレンタインデーを一週間後に控えた今日。あたしはキッチンで一人、手作りチョコレートに挑戦していたのだ。作るのは、人生で確か二度目。ハートの型に注がれたチョコレートは、見た感じとしては悪くないように思える。……たぶんだけど。
「あら、恭子がお菓子作りだなんて珍しいわね?」
背後から突然聞こえてきた母親の声に、思わず踵が浮き上がる。
「うわっ! いきなり声掛けないでよ……びっくりするじゃない!」
あたしが振り返って不満の声を上げると、母親は持ってきた荷物をテーブルの端に置きながら、悪びれることもなく言った。
「あらあら、ごめんなさい。ちょっと用事があって近所まで出てたから。でも、足音を忍ばせて入ってきたつもりは無いわよ? 随分と、集中してたのね」
集中、はしていたと思う。絶対に、失敗するわけにいかない物だから。
「そうなんだ? 全然気づかなかった……っていうかさあ、あんまりじろじろ見ないでよ。恥ずかしいから~~……」
「うわっチョコだ! これ食べてもいいの姉ちゃん?」
母親の後ろから顔を覗かせてきた小学生の弟が、テーブルの上に置いたままのチョコレートを目ざとく見つけて小さな手を伸ばす。
「ダメに決まってるでしょ!」
とあたしは、弟の首根っこ掴んで引き剥がした。六歳も年の離れた弟の体は軽い。
「あんたにあげるために作ってんじゃない!」
「ちぇ、ケチ!」
弟が不満そうに声を漏らすと、ハートの型に流し込まれたチョコレートの方に、母親が視線を流した。
「誰かに、プレゼントする物なの?」
「うん……まあ、一応ね。貰ってくれるかどうか、わかんないけど……」
「そうなの。でも、不器用な恭子にしては、ちゃんと作れてるんじゃないの?」
ちゃんと作れているかは甚だ疑問だけど、心をこめているのだけは間違いなかった。詰まっているのは、三年分のあたしの想い。
「だと、いいんだけど。でも、あの人は優しいから、きっと美味しいって言ってくれる。たとえこのチョコの味が、微妙だったとしてもね。だからさ……ちゃんと美味しくなかったら、やっぱダメじゃん?」
「そうね~。……でも、進学も決まった後だからとやかく言わないけど、卒業まで残り一ヵ月も無いんだから、四月からの新生活の先も考えて、ちゃんと準備しとかないとダメよ」
「うん。言われなくても、わかってるよ……」
頬を膨らませて不満を露わにすると、窓の外に視線を移した。羽毛のように軽やかに舞い降りてくる白い結晶が、ガラス越しに幾つか見えた。
「雪だ……」
あたしが住んでいる栃木県の宇都宮市は、さほど雪の降らない地域。なのでそれは、わりと珍しい光景だった。
鉛色の空から降ってくる雪は段々とその数を増していき、あたしの家の小さな庭先を、黒から白へと次第に染め上げていく。
「受け取って、くれるかな」
弱気な心は言霊となって、そのまま口から零れ落ちる。
いつもと同じ。何年経っても変わることのない自分のマイナス思考に、自嘲の笑みまで零れ落ちる。それでも──。
誓ったはずだぞ、楠恭子。
たとえどんな結果になろうとも、全てを受け入れ前を向くと。このまま自分の気持ちを伝えることなく、卒業して離れ離れになってしまうのだけは、絶対に嫌だから。もう、これ以上、後悔を重ねたくないから。
チョコレートを冷蔵庫に仕舞い込んだ後で、もう一度窓辺に顔を寄せた。
いつの間にか地面は、真っ白に染め上げられていた。それはまるで、あたしの心中に降り積もる、不安を象徴しているようですらあった。
◇◇◇
日記を捲る手を止めると、アパートの部屋の窓から灰色の空を見上げる。
地元、宇都宮市は、はるか遠い空の向こう。
あたしの楽しかった思い出も、今は遠い追憶の日々。
一番楽しかった思い出のページから開いてしまうあたりが、如何にも自分らしいなと笑ってしまう。
この時は良かった。むしろ、この時だけが良かった。
二月六日当時の弾んだ気持ちを一緒に封じ込めるつもりで一度日記帳を閉じると、一番最初のページから捲り始める。そうして順番に、高校三年生のころの記憶を、思い起こしていった。
それは、クローゼットの奥に押し込まれたダンボールの中にあった。ダンボール箱の蓋には、『大事なもの』と書かれてあるだけで、懐かしく思いながら、あたしは箱を空けてみた。
中には卒業文集。修学旅行のしおり。他にも、小学校~高校時代までの思い出の品に紛れるようにして、彼に買って貰ったハート型のネックレスと一緒に、その日記帳が入っていた。
──懐かしいな。
ただただ純粋だった高校時代の気持ちが、感傷とない交ぜになり蘇ってくる。日記帳を抱えてデスクに座ると、最後のページを捲ってみた。
日記は、二年前の二月十三日で終わっている。この日で日記が途絶えてしまった理由。今でも鮮明に思い出すことができるし、これから先も、決して忘れることは無いのだろう。
この時始まらなかった恋は今もまだ始まっておらず、そしていまだ、諦められていない。むしろ今の今まで日記のことを忘れてた自分に、意外だとすら感じてしまう。
かつては何度も、何度も、ページを捲っていた程なのに。
そこに楽しい思い出が綴られているから、というよりも、そこにしか楽しい思い出が無かったから、と言った方が正しいだろうか。
「……玲」
もう、会うことのない友人の名前が、自然と口をついてでた。彼女の切れ長の瞳を思い出しながら、あたしは二月六日のページを開いた。
◇◇◇
◆20**+1年2月6日 (金曜日)
「ただいま~」
玄関口の扉を騒々しく開けると、家の中に帰宅した旨を伝えた。ところが中から、期待していた台詞が返ってくる様子はない。あれ、玄関の扉には鍵も掛かっていなかったのに誰も居ないのかな?
無用心だな、と呆れた呟きを吐く息に乗せ、あたしはローファーを脱ぎ捨てる。
「でも、その方がむしろ好都合かも」
階段の下に買ってきた荷物を放り捨てながら、本音が漏れ出る。そのまま階段を駆け上がると、自室の扉を開けて中に飛び込み、鞄はベッドの上に投げ捨てた。
「えっと……」
シングルベットと勉強机と、他にあるのは書棚が一つとCDコンポ。ハッキリ言って女の子らしくない殺風景なあたしの部屋。机の脇に掛けてあったカーディガンを手に取ると、ブレザーの制服の上から羽織り、机の上に置いてあった本を脇に抱えた。
階段を駆け足で降りると、廊下の隅に投げっぱなしだったコンビニ袋を走りながら拾い上げ、勢いもそのままにキッチンの中に駆け込んだ。
母親のエプロンを借りて腰に巻くと、悴んでいる手に息を吐きかけながら窓の外に目を向ける。
不安な自分の心を投影しているみたい、と重々しい鉛色の空を見上げて呟きをひとつ。
コンビニ袋から、買い集めておいた材料をテーブルの上にぶちまけると、両の手のひらで頬を叩いて気合を入れた。
──よーし。やるぞ!
冷え切った台所の空気に身震いすると、自分でもぎこちないなと思う手つきで泡だて器を握り、空いた左手で本のページを捲っていく。
本の背表紙に書かれているタイトルは、『手作りチョコの作り方』
バターを弱火で温めて、解けたらかき混ぜて少し冷やす……。そこにココアを加えながら、更に掻き混ぜて、念入りに混ぜるようにっと。それから型に流し込んで……。
うん、だいたいこんな感じかなあ。後は冷蔵庫で一晩冷やせば完成なんだけど、ホントに大丈夫かな?
バレンタインデーを一週間後に控えた今日。あたしはキッチンで一人、手作りチョコレートに挑戦していたのだ。作るのは、人生で確か二度目。ハートの型に注がれたチョコレートは、見た感じとしては悪くないように思える。……たぶんだけど。
「あら、恭子がお菓子作りだなんて珍しいわね?」
背後から突然聞こえてきた母親の声に、思わず踵が浮き上がる。
「うわっ! いきなり声掛けないでよ……びっくりするじゃない!」
あたしが振り返って不満の声を上げると、母親は持ってきた荷物をテーブルの端に置きながら、悪びれることもなく言った。
「あらあら、ごめんなさい。ちょっと用事があって近所まで出てたから。でも、足音を忍ばせて入ってきたつもりは無いわよ? 随分と、集中してたのね」
集中、はしていたと思う。絶対に、失敗するわけにいかない物だから。
「そうなんだ? 全然気づかなかった……っていうかさあ、あんまりじろじろ見ないでよ。恥ずかしいから~~……」
「うわっチョコだ! これ食べてもいいの姉ちゃん?」
母親の後ろから顔を覗かせてきた小学生の弟が、テーブルの上に置いたままのチョコレートを目ざとく見つけて小さな手を伸ばす。
「ダメに決まってるでしょ!」
とあたしは、弟の首根っこ掴んで引き剥がした。六歳も年の離れた弟の体は軽い。
「あんたにあげるために作ってんじゃない!」
「ちぇ、ケチ!」
弟が不満そうに声を漏らすと、ハートの型に流し込まれたチョコレートの方に、母親が視線を流した。
「誰かに、プレゼントする物なの?」
「うん……まあ、一応ね。貰ってくれるかどうか、わかんないけど……」
「そうなの。でも、不器用な恭子にしては、ちゃんと作れてるんじゃないの?」
ちゃんと作れているかは甚だ疑問だけど、心をこめているのだけは間違いなかった。詰まっているのは、三年分のあたしの想い。
「だと、いいんだけど。でも、あの人は優しいから、きっと美味しいって言ってくれる。たとえこのチョコの味が、微妙だったとしてもね。だからさ……ちゃんと美味しくなかったら、やっぱダメじゃん?」
「そうね~。……でも、進学も決まった後だからとやかく言わないけど、卒業まで残り一ヵ月も無いんだから、四月からの新生活の先も考えて、ちゃんと準備しとかないとダメよ」
「うん。言われなくても、わかってるよ……」
頬を膨らませて不満を露わにすると、窓の外に視線を移した。羽毛のように軽やかに舞い降りてくる白い結晶が、ガラス越しに幾つか見えた。
「雪だ……」
あたしが住んでいる栃木県の宇都宮市は、さほど雪の降らない地域。なのでそれは、わりと珍しい光景だった。
鉛色の空から降ってくる雪は段々とその数を増していき、あたしの家の小さな庭先を、黒から白へと次第に染め上げていく。
「受け取って、くれるかな」
弱気な心は言霊となって、そのまま口から零れ落ちる。
いつもと同じ。何年経っても変わることのない自分のマイナス思考に、自嘲の笑みまで零れ落ちる。それでも──。
誓ったはずだぞ、楠恭子。
たとえどんな結果になろうとも、全てを受け入れ前を向くと。このまま自分の気持ちを伝えることなく、卒業して離れ離れになってしまうのだけは、絶対に嫌だから。もう、これ以上、後悔を重ねたくないから。
チョコレートを冷蔵庫に仕舞い込んだ後で、もう一度窓辺に顔を寄せた。
いつの間にか地面は、真っ白に染め上げられていた。それはまるで、あたしの心中に降り積もる、不安を象徴しているようですらあった。
◇◇◇
日記を捲る手を止めると、アパートの部屋の窓から灰色の空を見上げる。
地元、宇都宮市は、はるか遠い空の向こう。
あたしの楽しかった思い出も、今は遠い追憶の日々。
一番楽しかった思い出のページから開いてしまうあたりが、如何にも自分らしいなと笑ってしまう。
この時は良かった。むしろ、この時だけが良かった。
二月六日当時の弾んだ気持ちを一緒に封じ込めるつもりで一度日記帳を閉じると、一番最初のページから捲り始める。そうして順番に、高校三年生のころの記憶を、思い起こしていった。
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