バレンタイン・デイ(ズ)
――もし、親友と同じ人を好きになってしまったらどうしますか?
20歳になった主人公、楠恭子(くすのききょうこ)が荷物を片付けている時に出てきたのは、高校生の頃につけていた日記帳。ページを捲りながら、懐かしい日々に思いを馳せる彼女。しかし、そこに綴られていたのは、決して楽しい思いでばかりではなく――。
平穏で。穏やかで。けれど、なんの代わり映えもしない平凡な高校生活を送っていた恭子の日常は、三年生に進級した時のクラス替えで、片想いだった相手──福浦晃(ふくうらあきら)と同じクラスになった事で変わり始める。
やがて晃の友人である容姿端麗な美少女、立花玲(たちばなれい)を交えたトライアングルは、様々な軋みを生みだしながら季節をこえていく。
そんな中、ある日玲が倒れたことで事態は急変する。
卒業まで、残された時間が少ないことを悟った恭子と玲は、バレンタインデーに共に告白することを決意するのだった。
決戦の日は、バレンタイン・デイ(ズ)
はたして、二人の勝負の行方は?
※『見上げた空は、今日もアオハルなり』の姉妹作品です。相互にネタバレ要素を含みますので、ご了承願います。
※表紙絵は、白井様に描いて頂きました。
20歳になった主人公、楠恭子(くすのききょうこ)が荷物を片付けている時に出てきたのは、高校生の頃につけていた日記帳。ページを捲りながら、懐かしい日々に思いを馳せる彼女。しかし、そこに綴られていたのは、決して楽しい思いでばかりではなく――。
平穏で。穏やかで。けれど、なんの代わり映えもしない平凡な高校生活を送っていた恭子の日常は、三年生に進級した時のクラス替えで、片想いだった相手──福浦晃(ふくうらあきら)と同じクラスになった事で変わり始める。
やがて晃の友人である容姿端麗な美少女、立花玲(たちばなれい)を交えたトライアングルは、様々な軋みを生みだしながら季節をこえていく。
そんな中、ある日玲が倒れたことで事態は急変する。
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本作は一番最初に書いた恋愛作品でもあったため、特に奇をてらうことなく王道ど真ん中にしたいと考えていたので、その評であっていると思います。
【そして別れの春がくる】の回は、この作品の初稿においては最終話でもあったので(つまり、ビターエンドだったんです)、わりと気合を入れて書いていましたしね。
いったん完結させた後に書いたアフターストーリー(この作品で言うと、冒頭、幕間、終話、のみっつ)と抱き合わせることで、いまの構成になりました。真人間になっている瑠衣との再会とか、なんだかんだ恭子を支えてくれる律や悠里の演出とか、ニ十歳になった恭子の現状を描いたことで、ようやく本作も完結したんだな、という実感が当時あったのは確かです。
なお、同期会の幹事ら三人による外伝が、短編集「夢に繋がる架け橋」の中の一話「私をプロデュースする方法」で描かれています。こちらの主人公は上田律。
これはついでの宣伝でしたw
ここがこの作品の、実質クライマックスとなります。
実際、誰も悪くなんかないんですよね。
玲は自分の気持ちを晃に伝えようと、命が燃え尽きる瞬間に抗っただけで。
恭子は玲との約束を果たすため、正々堂々晃にぶつかっていっただけですし。
晃にしても、この状態で恭子の気持ちを真っすぐ受け止めるのはさすがに無理だった。
ただ、それだけのことなのです。
タイミングが、それぞれに最悪な形で重なっただけのことで。
決戦前夜 読みました。
ここで日記の内容の開示はずるい。
泣けてくるじゃないですか。
友のため。約束を果たすため。いざ、告白の時。
太古の昔から手紙とか日記はズルいものと相場が決まっていますのでw
ここで突然日記の本文に変化させたのは、「そもそも、ここまで全部日記を読み返している、恭子視点の回想だからね」というのを読者に示す目的もあります。
ちょっとわかりにくいんですけどね。
なので、幕間とか時々視点変更で入って来る「現在の描写」こそが、この物語の「本編」なのです。
お見舞い 読みました。
ここまでの玲との積み重ねがあるからこそ涙に来ますね。恋と病が重なるととても辛いものですね。
難病ものテンプレを書こうとした作品なので、このへんベッタベタの展開なのですが、お互いの胸の内を明かし合うことで、切ない空気は出せたのかな? と。
吹奏楽に本気で挑むこと。今までの出来事が走馬灯のように駆け巡る。やめようと思ったこと。上達しない自分に歯痒い思いをしたこと。でも、自分以上に頑張っている人がいた。好きで、どうしようもないくらい心を占領する彼、晃。彼がいたからこそ、最後までやり遂げることができた。
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美しい青春の一ページをありがとう。
努力したら必ず報われる、なんてことは勿論ないのですが、諦めなければ何かは掴めるはず、というのを示したかった回です。
心が折れかけていた恭子を救ったのは、(本人が意図してなかったとしても)晃であり、最後の最後に、再び彼が支えた。
三年間努力した末に掴んだものは、晃の優しさだったんじゃないかなって。
幕間 読みました。
過去を振り返るといつだって、眩暈がするほど明るくて輝かしい思い出ばかり。いらないことをあれこれと考えて自分の気持ちに折り合いをつけられないまま、時間だけを浪費する。恭子の気持ちは痛いくらいよく分かる。
この幕間が結構お気に入りでして、恭子の後悔とか、悠里の実直さとか、何気ないやり取りのなかに潜んだ、二人の関係性の良さなんかがよく出ているんじゃないかなと。
夏のオワリ 読みました。
いいですね。敗北と共に部活動が終わる。華々しい活躍も沸き上がるような喝采もないままに、降り注ぐ雨の中、涙と共に全てが幕を閉じる感覚。この何とも言えない切なさは学生生活でしか味わえないもののように思えます。この一話は個人的にお気に入りですね。
日記形式という形で書いた作品なのもあって、ここは特に短めのエピソードです。
短いのですが、確かに晃が頑張ってきたことの集大成でもあるので、しっかりと切なさとかやるせなさを描こうとは思いました。
立花玲登場!!
校門の前でひっそりと佇む美人は、友達となってくれと頼む。果たして彼女の思惑とは……(*^^*)
それにしてもキャラクターが何気に多いですね。
本作を執筆したあとで「見上げた空は、今日もアオハルなり」を執筆し、こちらを再編するときに逆輸入したキャラ(美也、悠里)が何人かいましてですね……w
立花玲は遅れて出てきますが本作の再重要キャラの一人です。彼女の言動に注目してください。
言えない気持ち 読みました。
とっても切ないですねぇ。そしていつの時代もイジメは何も良いことを産みませんね。
普段、自分の気持ちを言えないのに咄嗟に出た心は、自分の醜い部分。
頑張ってくれた晃の気持ちを棒に振るってしまった。後悔は止めどなく。自責の念は計り知れず渦巻いて。果たして彼女はどうするのか?注目です。
晃がわりと感情をはっきり発言するタイプなので、穏便に済ませたい恭子と意図せず衝突してしまった場面です。
晃も、律も、気を回してくれていただけに、恭子の自責も強くなりますね。
早百合はあざと可愛いクラスのマドンナで(大人しい奴ではあるんですが)、瑠衣は分かり易い腰巾着で小者です。
間違った主張を強い口調で通してくるから性質の悪い奴。
恭子はそうですね。表にでる性格は弱いのですが、芯はなかなか強い面もあります。
四話目読みました。
晃君を応援するために、恭子は吹奏楽部に入ったのですね。確かに動機は不純なのかもしれませんけど、真っ直ぐで可愛らしいと思ってしまいます。彼の今までの努力を知って、彼が不遇な扱い?を受けているのも分かっていても、好きだという気持ちは色褪せない。素晴らしいくらいに純粋な子なのだというのが伺えます。花音さんの作品にしては珍しく綺麗な子だなという印象です。実はこれ広瀬君が恭子のことが好きだと尚、面白いのですが。
そうか。恭子って純粋なのか……(おい)
わりと湿っぽい性格のキャラなのであまり自覚はしていませんでしたが、気持ちは確かに純粋ですかね。厳しくするのは自分に対してだけですしね。
広瀬くんはね、あの子美也なんで。あと八方美人だし(ぼそ)
三話目 始まりの季節 読みました。
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姉妹作品「アオハル」では桐原悠里をたびたび支えた恭子ですが、じつのところ、逆かもしれないですね。
そんな悠里も遅れて登場してきますし、律はあちら以上に「いい人」ぶりを発揮して活躍してくれますよ。
感傷に浸る20歳のあたし 二話目読みました。
二話目の時点で心を抉ってきますね。やめてください(笑)日記につけた思い出と共に昔を振り返る。ありがちですけど、やはり心に来ますね。バレンタインが作品名にある通り、チョコを渡すのがキーになりそうですね。でも、この時までが楽しかった。ということは、よくないことが待っているのかな?
そうですね。最終的なターニングポイントはバレンタインデーなのですが、それまでにも紆余曲折がもちろんあります。
そんな中でもハッキリ言えるのは、バレンタインを控えたこの日、恭子の幸せがたぶんマックスに到達していたということです。
一話目から引き込んでくるのウマイですね。
恭子ちゃんは昔の男の人を引きづっているんですね。それほどまでに忘れられない恋なんでしょうか。
非日常でなくても、読者を一話目で掴むことは出来る。それを教えてくれるかのような一話でした。ここから彼女がどうなるのか?前を向けるのか?注目をしたいと思います。
恭子の真面目さとネガティブさが引き金となって、無理をしてでも関係を持とうとするシーンです。
お前は何をしているんだ、という感もあるのですが、それだけ未練が大きく、されどこのままではいられないという焦りもまた同時にあるんですね。
掴みとしては、うん、自分でも結構いいかなと思っています。
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