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第24話 揺らすの止めて〜〜〜
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でも俺にこんな美少女の知り合いはいないな。そもそも女子の知り合いが少なすぎる・・・悲しくなるから、考えるのをやめようか。
「大丈夫でしたか?」
「は、はい。助けてくれて、ありがとうございます」
「・・・」
う~ん。なんか聞き覚えがある声なんだよな・・・
最近知り合った女子だと、倉敷さんだけど、声が一致しない。まぁ彼女の場合は、俺を見つけたら声を掛けてくれると思うけど。
腕を組んで考えながら、コスプレイヤーさんをじーーと見てると、目がキョロキョロと泳いでいる。なんか動揺してる?
「な、な、なにか?」
「いえ、それにしても大変でしたね」
「・・・はい」
「名前を聞いても良いですか?」
こんなにお客さんに囲まれてるってことは有名なコスプレイヤーさんかもしれないけど、俺はちょっと業界に疎くて分かってない。
「えっ、え~と」
「・・・」
「た・・・・のんです(小声)」
「のんさんですね」
「は、はい・・・・・・はぁ~~~~~」
はっきり聞こえなかった。のんしか聞こえなかったけど、返事したから合ってるっぽい。しかし最後にクソデカため息されたんだけど・・・。のんさんは、胸に手を当てて安堵していた。
「このまま撮影は続けられそうですか? もし気分が悪かったら医務室がありますので、案内しますよ」
「・・・少し、心臓がドキドキしちゃってるので、休もうと思います」
「分かりました」
「その前に皆さんに挨拶しても良いですか?」
「?」
のんさんは、カメラマンや並んでいる人のほうに向かった。
なにをするんだろう?
「すみません。先程のことで少し気分を悪くしてしまいましたので、休憩しようと思います。わざわざ僕のところまで来てくれたのに申し訳有りません」
のんさんは周りにいた人に頭を下げて謝罪をしていた。今はビクビクした様子は無く凛としている。
・・・なんか凄いな。自分の事よりもファンの事を第一に考えて行動している。コスプレにプロとかあるのか分からないけど、プロ意識みたいなものを感じた。
「俺達の事は気にしないでいいよ!」
「ゆっくり休んで元気になってね!」
「アイツゆるせんな。やるか(小声)」
「ただのん!謝らないでいいよ!」
周りのファンからは温かい言葉が投げられた。こういうファンばかりいれば良いんだけどな。
「ありがとうございます、ありがとうございます」
のんさんは、何度も頭を下げてお礼を言っていた。
「それじゃあ、行きますか」
「は、はい、宜しくお願いします」
相変わらず俺に対しては、挙動がおかしいし、目も合わせてくれないし、顔も向けてくれなかった。
Why?なんでだ・・・
・
・
・
医務室に向かう途中、特に会話も無くなぜか気まずい雰囲気が漂った。
あんまりジロジロ見てても変なやつって思われるから、こっそり横目でちらっと見てみるが、のんさんは、下を向きながら俺に着いてきている。
「あ~~~~!!」
「?」
大きな声がしたので振り向いて見ると、そらちゃんが大声を出しながらこちらに全力疾走して向かってきている。
「昇お兄ちゃん、みっっけ~~~~!!」
俺目掛けて突撃する勢いだ。
「よし、来い!!・・・・・・ぐふっ」
倒れないで受け止めた俺を褒めて欲しい。普通の人だったら吹っ飛んでたな。
「ふぅ~~。そらちゃん。お姉ちゃんと会えて良かったね」
「うん!!」
そらちゃんの笑顔が眩しいな。子供は笑顔が一番だね。
「あ、あの~」
「はい?」
そらちゃんのお姉さんだ。
「そらを助けて頂き、ありがとうございました」
「いえいえ、ここのスタッフとして当然の事をしただけですよ」
「もう、そらがいなくなったときは、私どうしようかとおも・・・ん?」
そらちゃんのお姉さんは、俺の後ろを見ている。のんさんのファンかな?
「あ、のんさんのファンですか? ちょっと、色々あって医務室に向かってるんです。握手とかサインとかはちょっと遠慮してもら・・・」
「おにい?」
「ん?おにい?」
「あ、お兄ちゃん?どこ行ってたの?」
「お兄ちゃん?」
うん。もうなにがなんだか・・・
のんさんを見ると顔を隠しているけど。
* * *
医務室に着いたので、詳しい話を聞いてみた。
「そこで顔を隠してるコスプレイヤーは、うちのおにいです」
「え、おにいってことは・・・お、おとこ?」
「はい、コスプレイヤーただのんは、男です。もう!!おにいも顔を隠してないで、ちゃんとお礼言いなさい!この方に失礼でしょ!!」
「あ、え~とそうだけど~~。バラさないでよ(小声)」
コスプレイヤーただのん・・・ただのん・・・ただのん・・・ただの・ん・・・
それと見たことあるような顔、そして聞いたことある声・・・
ただのん・・・ただの・・・ただの・・・
只野!?
まさか!?
「お、おまえは、も、もしかして、只野か?」
「え~~と、な、なんのことかな?ぴゅ~、ぴゅ~、ぴゅ~」
横を向いて口笛を吹いている真似をしている。ベタなやつね。只野・・・正直誤魔化せてないぞ。顔をよーく、よーく見ると、只野の面影がある。ただ、髪型やメイク、服装が普段と違いすぎて、言われないと絶対に只野とは分からない。
「おにい、この方と知り合いだったんだ!!私にちゃんと紹介してよ!!ねぇ!!」
そらちゃんのお姉さんは、服を掴んで前後に揺らしている。
そんなに揺らすと只野は目を回している。
「わ、分かった。分かったから揺らすの止めて~~~」
とりあえず、この子は只野確定だな。
・
・
・
「え~と、こちらはクラスメイトの堂道昇くん」
「どうも」
俺はそらちゃんとお姉さんに軽く会釈する。
「で、こっちは、妹2人です」
「おにい雑すぎ~。えっと、私は只野真波《ただのまなみ》です。私の事は、真波って呼んでください!!」
「私のお名前は、只野青空《ただのそら》です」
「え~~と、真波ちゃんとそらちゃん、よろしくね」
「「はい」」
2人ともテンション高いな。
「ごめん。少しだけ只野と2人で話したいんだけどいい?」
「分かりました~。そら行くよ~」
「うん」
2人は医務室から出ていった。
俺と只野は二人っきりになり、只野は不安そうな顔で俺を見ている。
クラスメイトにコスプレがバレて不安なのは分かるが。個人的に只野とは仲良くなったと思ってる。不安が解消されるか分からないが、これだけは言っておこう。
「只野。俺はお前の趣味を否定するつもりも笑うつもりも無い。正直さっきのお前を見てすげぇって、かっこいいって思ってるぞ」
あ、綺麗とかのほうが良かったか?
「え・・・」
只野は目を目を見開いて、驚いているようだ。
ガシッ。
「昇くん!!ありがとう~~~」
只野は急に俺に抱きついてきた。
「おま、ちょっと、やめろ!!男に抱きつかれて喜ぶ趣味はないぞ~~!!」
アニメキャラクターにコスプレしてる子に抱きつかれたら、男って分かっててもドキドキしちゃうって!!
「そんな照れなくてもいいのに~~!!」
「断じて照れてない!!」
・
・
・
3分後・・・
「ごめん。テンションが上っちゃって」
「まぁ、気にすんな。只野も色々あったんだろう」
「うん」
「にしても、ただのんってまんまじゃない?」
「なんか思いつかなくて、適当に付けたら、いつの間にか有名になっちゃったという・・・」
「なるほどね~」
「改めてありがとうね。変な男から助けてくれたこともだけど、コスプレのことを褒めてくれて。クラスメイトにこんなに良くしてもらったことなかったから僕嬉しくて」
「うん?クラスメイト?只野、俺達もう友達だろ?」
ガシッ
もうそれ良いから!!
====================
ここまで読んで頂きありがとうございます。
良かったら「お気に入り登録」「感想」を頂ければ、書くモチベーションが上がりますので、宜しくお願いします。
コメントも頂けると嬉しいです。できるだけ返信しようかと思ってます。
ただし、あまり強い言葉ですと、コメントを消すかもですのでご了承ください。
「大丈夫でしたか?」
「は、はい。助けてくれて、ありがとうございます」
「・・・」
う~ん。なんか聞き覚えがある声なんだよな・・・
最近知り合った女子だと、倉敷さんだけど、声が一致しない。まぁ彼女の場合は、俺を見つけたら声を掛けてくれると思うけど。
腕を組んで考えながら、コスプレイヤーさんをじーーと見てると、目がキョロキョロと泳いでいる。なんか動揺してる?
「な、な、なにか?」
「いえ、それにしても大変でしたね」
「・・・はい」
「名前を聞いても良いですか?」
こんなにお客さんに囲まれてるってことは有名なコスプレイヤーさんかもしれないけど、俺はちょっと業界に疎くて分かってない。
「えっ、え~と」
「・・・」
「た・・・・のんです(小声)」
「のんさんですね」
「は、はい・・・・・・はぁ~~~~~」
はっきり聞こえなかった。のんしか聞こえなかったけど、返事したから合ってるっぽい。しかし最後にクソデカため息されたんだけど・・・。のんさんは、胸に手を当てて安堵していた。
「このまま撮影は続けられそうですか? もし気分が悪かったら医務室がありますので、案内しますよ」
「・・・少し、心臓がドキドキしちゃってるので、休もうと思います」
「分かりました」
「その前に皆さんに挨拶しても良いですか?」
「?」
のんさんは、カメラマンや並んでいる人のほうに向かった。
なにをするんだろう?
「すみません。先程のことで少し気分を悪くしてしまいましたので、休憩しようと思います。わざわざ僕のところまで来てくれたのに申し訳有りません」
のんさんは周りにいた人に頭を下げて謝罪をしていた。今はビクビクした様子は無く凛としている。
・・・なんか凄いな。自分の事よりもファンの事を第一に考えて行動している。コスプレにプロとかあるのか分からないけど、プロ意識みたいなものを感じた。
「俺達の事は気にしないでいいよ!」
「ゆっくり休んで元気になってね!」
「アイツゆるせんな。やるか(小声)」
「ただのん!謝らないでいいよ!」
周りのファンからは温かい言葉が投げられた。こういうファンばかりいれば良いんだけどな。
「ありがとうございます、ありがとうございます」
のんさんは、何度も頭を下げてお礼を言っていた。
「それじゃあ、行きますか」
「は、はい、宜しくお願いします」
相変わらず俺に対しては、挙動がおかしいし、目も合わせてくれないし、顔も向けてくれなかった。
Why?なんでだ・・・
・
・
・
医務室に向かう途中、特に会話も無くなぜか気まずい雰囲気が漂った。
あんまりジロジロ見てても変なやつって思われるから、こっそり横目でちらっと見てみるが、のんさんは、下を向きながら俺に着いてきている。
「あ~~~~!!」
「?」
大きな声がしたので振り向いて見ると、そらちゃんが大声を出しながらこちらに全力疾走して向かってきている。
「昇お兄ちゃん、みっっけ~~~~!!」
俺目掛けて突撃する勢いだ。
「よし、来い!!・・・・・・ぐふっ」
倒れないで受け止めた俺を褒めて欲しい。普通の人だったら吹っ飛んでたな。
「ふぅ~~。そらちゃん。お姉ちゃんと会えて良かったね」
「うん!!」
そらちゃんの笑顔が眩しいな。子供は笑顔が一番だね。
「あ、あの~」
「はい?」
そらちゃんのお姉さんだ。
「そらを助けて頂き、ありがとうございました」
「いえいえ、ここのスタッフとして当然の事をしただけですよ」
「もう、そらがいなくなったときは、私どうしようかとおも・・・ん?」
そらちゃんのお姉さんは、俺の後ろを見ている。のんさんのファンかな?
「あ、のんさんのファンですか? ちょっと、色々あって医務室に向かってるんです。握手とかサインとかはちょっと遠慮してもら・・・」
「おにい?」
「ん?おにい?」
「あ、お兄ちゃん?どこ行ってたの?」
「お兄ちゃん?」
うん。もうなにがなんだか・・・
のんさんを見ると顔を隠しているけど。
* * *
医務室に着いたので、詳しい話を聞いてみた。
「そこで顔を隠してるコスプレイヤーは、うちのおにいです」
「え、おにいってことは・・・お、おとこ?」
「はい、コスプレイヤーただのんは、男です。もう!!おにいも顔を隠してないで、ちゃんとお礼言いなさい!この方に失礼でしょ!!」
「あ、え~とそうだけど~~。バラさないでよ(小声)」
コスプレイヤーただのん・・・ただのん・・・ただのん・・・ただの・ん・・・
それと見たことあるような顔、そして聞いたことある声・・・
ただのん・・・ただの・・・ただの・・・
只野!?
まさか!?
「お、おまえは、も、もしかして、只野か?」
「え~~と、な、なんのことかな?ぴゅ~、ぴゅ~、ぴゅ~」
横を向いて口笛を吹いている真似をしている。ベタなやつね。只野・・・正直誤魔化せてないぞ。顔をよーく、よーく見ると、只野の面影がある。ただ、髪型やメイク、服装が普段と違いすぎて、言われないと絶対に只野とは分からない。
「おにい、この方と知り合いだったんだ!!私にちゃんと紹介してよ!!ねぇ!!」
そらちゃんのお姉さんは、服を掴んで前後に揺らしている。
そんなに揺らすと只野は目を回している。
「わ、分かった。分かったから揺らすの止めて~~~」
とりあえず、この子は只野確定だな。
・
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「え~と、こちらはクラスメイトの堂道昇くん」
「どうも」
俺はそらちゃんとお姉さんに軽く会釈する。
「で、こっちは、妹2人です」
「おにい雑すぎ~。えっと、私は只野真波《ただのまなみ》です。私の事は、真波って呼んでください!!」
「私のお名前は、只野青空《ただのそら》です」
「え~~と、真波ちゃんとそらちゃん、よろしくね」
「「はい」」
2人ともテンション高いな。
「ごめん。少しだけ只野と2人で話したいんだけどいい?」
「分かりました~。そら行くよ~」
「うん」
2人は医務室から出ていった。
俺と只野は二人っきりになり、只野は不安そうな顔で俺を見ている。
クラスメイトにコスプレがバレて不安なのは分かるが。個人的に只野とは仲良くなったと思ってる。不安が解消されるか分からないが、これだけは言っておこう。
「只野。俺はお前の趣味を否定するつもりも笑うつもりも無い。正直さっきのお前を見てすげぇって、かっこいいって思ってるぞ」
あ、綺麗とかのほうが良かったか?
「え・・・」
只野は目を目を見開いて、驚いているようだ。
ガシッ。
「昇くん!!ありがとう~~~」
只野は急に俺に抱きついてきた。
「おま、ちょっと、やめろ!!男に抱きつかれて喜ぶ趣味はないぞ~~!!」
アニメキャラクターにコスプレしてる子に抱きつかれたら、男って分かっててもドキドキしちゃうって!!
「そんな照れなくてもいいのに~~!!」
「断じて照れてない!!」
・
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3分後・・・
「ごめん。テンションが上っちゃって」
「まぁ、気にすんな。只野も色々あったんだろう」
「うん」
「にしても、ただのんってまんまじゃない?」
「なんか思いつかなくて、適当に付けたら、いつの間にか有名になっちゃったという・・・」
「なるほどね~」
「改めてありがとうね。変な男から助けてくれたこともだけど、コスプレのことを褒めてくれて。クラスメイトにこんなに良くしてもらったことなかったから僕嬉しくて」
「うん?クラスメイト?只野、俺達もう友達だろ?」
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