21 / 38
第一章
21話 アルチバルド・エルカーン
しおりを挟む
起床。
身だしなみを整え、いつもより早く牢を出る準備をする。
とはいえ、やることはほとんどない。
固い床で凝り固まった身体を、目一杯伸ばす。
以上だ。
その間、寝床が目に入る。
ーーこんなところで寝られるか。
そう心の中で悪態を吐いた、過去の自分はもういない。
あの薄っぺらい魔物の皮の敷物も、今や俺の形にきっちり凹んでいる。
「これが今の家か……」
あんなに気に入っていた、自宅のマンションの記憶も、今は暗く塗りつぶされている。
「ふぁ………」
反射的に、あくびが出た。
頭にモヤがかかったような。
すっきりしない感覚。
そういえば、いつからか兵士は起床の掛け声をしなくなった。
牢の鍵もだ。
どうせ、逃げられない。
そう思っているのだろう。
同志ももういない。
もはやここは、完全に俺の専用空間だった。
「信頼……?違うな」
首をゆるく振った。
俺なんて、虫ケラ以下。
そんな奴がいくら死のうが、どこかに逃げようがどうでも良い。
「………」
小さく頷いた。
「行くか」
ギィッ。
重さも感じなくなった鉄扉をゆっくりと開けると、ひたひたと通路を進んでいった。
◇
いつも兵士がいるところに早めに着いた俺は、そこにいつも通りに直立する彼を見つけて近づいていった。
「来い」
前置きはない。
俺が到着したと同時。
確認もなく兵士は牢と逆に走る通路の方に向くと、そちらにスタスタと進んでいった。
「っ………」
声を掛けそうになるが、とっさに口をつぐんだ。
『いいからさっさと来い』
そう語る兵士の背中に、静止は意味がない。
「ふぅ………」
小さく。
兵士に聞こえないようにため息を吐く。
ーーあの後。
この早く来い、という指示について考えようとしてみた。
だが、深く考える前に意識は夢の中。
どうせ、このあとわかる。
新しい階層。
強敵。
財宝の奪取。
今更、何が来ようとも驚かない。
兵士は、数々の難題を俺に突きつけた。
きっと今日のこれも、碌でもないこと。
そんなことを想像しながら、未だにスタスタと通路を歩く兵士の背中を追う。
「…………」
ーーまだか?
考え事で気にならなかったが、すでに数分は経っている気がする。
ひたすらに長い通路を早足で歩かされているが、目的地はまだのようだ。
……というか、なんか焦っている?
わずかに、兵士の歩調が早い。
いつもと少し違うだけ。
それでも、わかる。
俺は、追いかける歩みは変えないままに、まじまじとその背中を見つめた。
そんなことに気を取られ、足元を見ていなかったからーー
つるんっ!
「いっ!」
ぱっと急に世界が変わったことに、俺は着いていけなかった。
そのあまりになめらかな通路に驚いて、滑って転びそうになった。
……危なかった。
無様に転びでもすれば、そのまま何事もなかったように置いていかれかねない。
『足元に気をつけろ』
そんな親切な言葉は、天地がひっくり返ってもない。
「へぇ………」
体勢を立て直すと同時。
目に入ってきた新たな場所に、思わず視線がいく。
穴蔵のような暗い通路や牢。
それにダンジョン。
フォルミカイオには、それらしかないと思っていた。
それがどうだ?
白い石畳の通路。
それと同じような色で塗られた壁。
質はそこまで良くはなさそうだが、採光のために設られた透明なガラス窓からは、薄く差しこむ光。
素晴らしい景色、というわけではない。
そういうわけではないが、今までが今までだ。
久しぶりのまともな景色に、置いていかれるのも忘れ、小さなため息を漏らしながら見入ってしまった。
「早く来い」
でも、兵士はそんなわずかな時間も無視しない。
先を行ったかと思った兵士は少し先で立ち止まり、こちらを振り返って声を掛けてきた。
「え?………は、はいっ!」
想定していなかった彼の行動に、反応が一瞬遅れる。
いつもであれば、絶対に置き去りにされていた。
今だって、俺の意識が自分に向いたのを確認して歩き出した。
カツカツカツカツ……。
静寂に包まれた廊下に、規則正しい靴の音色が響く。
「………………」
この静寂を破り、全て聞きたい。
この通路も、さっきみたいに続くのなら、我慢できずに口を開いてしまいそうだった。
カツカツカツカツ……。
『あのっ!』
そして耐え切れず、ついに声を出そうとした時ーー
カツッ!!!
到着。
兵士は靴を鳴らして、そう伝えた。
「入れ」
「え?」
短い命令。
首を少し振り、目の前の扉を示す兵士。
「入れ」
「はい」
どうやらここから入れ、とそういうことみたいだが。
あとは、自分で入って確認しろ、と。
ーー分かった。
ふぅ、とため息を吐くと、改めて正面を見た。
デカい。
見上げるほどの巨扉。
あのオークが列をなしても楽に通れる。
それが、長い廊下の終点に立ちはだかるようにそびえていた。
じり…。
見えない圧力に押された気がして、肩幅に足を開いた。
「は、入ります………」
本心では入りたくはない。
が、躊躇する暇も与えてはくれない。
ごくり。
やけに乾く喉を潤し、ふん、と一息いれると、俺は力をこめて扉を押した。
ギギギギギギ……。
重そうに、ゆっくりとそれは開いていく。
それと同時。
中から強い光が差し、視界が白く塗りつぶされた。
ガゴンッ。
そして扉が完全に開き、視界がいくぶん回復した時に見えたのは……
整然と並ぶ甲冑に剣ーー兵士と、黒い絨毯の道の先、すべてを見下ろせる高座にそえつけられた、仰々しいまでに豪華な椅子だった。
そこに座すのは、ひとりの男。
その男は「いる」だけで、その場の全てを支配していた。
「この国の王、アルチバルド・エルカーン様である」
ーー王。
国の頂点。
そんな人がここにいると、誰かが言う。
そして、この場において。
それは、間違いなく彼。
暗く、茂った臭いのする監獄とは全く違う、煌びやかで清潔感のある広いホールの、最も高い場所にある豪華な椅子。
彼は巌のような巨体を窮屈そうにその玉座に収め、鋭い眼光でこちらを射抜くように見てきた。
「あの時以来か」
王が口を開くと同時。
あたりの重力が変わった。
ギシリ……。
抗議を上げるように空間が軋み、相対するものに畏怖を刻む。
普通の謁見者なら、彼のその迫力に気圧されて、空気を食むしかでなくなっていたであろう。
でも俺は、ただ馬鹿みたいに口を開けて目を見開き、王と言われた男を見ていた。
そう、本当に馬鹿だった。
身だしなみを整え、いつもより早く牢を出る準備をする。
とはいえ、やることはほとんどない。
固い床で凝り固まった身体を、目一杯伸ばす。
以上だ。
その間、寝床が目に入る。
ーーこんなところで寝られるか。
そう心の中で悪態を吐いた、過去の自分はもういない。
あの薄っぺらい魔物の皮の敷物も、今や俺の形にきっちり凹んでいる。
「これが今の家か……」
あんなに気に入っていた、自宅のマンションの記憶も、今は暗く塗りつぶされている。
「ふぁ………」
反射的に、あくびが出た。
頭にモヤがかかったような。
すっきりしない感覚。
そういえば、いつからか兵士は起床の掛け声をしなくなった。
牢の鍵もだ。
どうせ、逃げられない。
そう思っているのだろう。
同志ももういない。
もはやここは、完全に俺の専用空間だった。
「信頼……?違うな」
首をゆるく振った。
俺なんて、虫ケラ以下。
そんな奴がいくら死のうが、どこかに逃げようがどうでも良い。
「………」
小さく頷いた。
「行くか」
ギィッ。
重さも感じなくなった鉄扉をゆっくりと開けると、ひたひたと通路を進んでいった。
◇
いつも兵士がいるところに早めに着いた俺は、そこにいつも通りに直立する彼を見つけて近づいていった。
「来い」
前置きはない。
俺が到着したと同時。
確認もなく兵士は牢と逆に走る通路の方に向くと、そちらにスタスタと進んでいった。
「っ………」
声を掛けそうになるが、とっさに口をつぐんだ。
『いいからさっさと来い』
そう語る兵士の背中に、静止は意味がない。
「ふぅ………」
小さく。
兵士に聞こえないようにため息を吐く。
ーーあの後。
この早く来い、という指示について考えようとしてみた。
だが、深く考える前に意識は夢の中。
どうせ、このあとわかる。
新しい階層。
強敵。
財宝の奪取。
今更、何が来ようとも驚かない。
兵士は、数々の難題を俺に突きつけた。
きっと今日のこれも、碌でもないこと。
そんなことを想像しながら、未だにスタスタと通路を歩く兵士の背中を追う。
「…………」
ーーまだか?
考え事で気にならなかったが、すでに数分は経っている気がする。
ひたすらに長い通路を早足で歩かされているが、目的地はまだのようだ。
……というか、なんか焦っている?
わずかに、兵士の歩調が早い。
いつもと少し違うだけ。
それでも、わかる。
俺は、追いかける歩みは変えないままに、まじまじとその背中を見つめた。
そんなことに気を取られ、足元を見ていなかったからーー
つるんっ!
「いっ!」
ぱっと急に世界が変わったことに、俺は着いていけなかった。
そのあまりになめらかな通路に驚いて、滑って転びそうになった。
……危なかった。
無様に転びでもすれば、そのまま何事もなかったように置いていかれかねない。
『足元に気をつけろ』
そんな親切な言葉は、天地がひっくり返ってもない。
「へぇ………」
体勢を立て直すと同時。
目に入ってきた新たな場所に、思わず視線がいく。
穴蔵のような暗い通路や牢。
それにダンジョン。
フォルミカイオには、それらしかないと思っていた。
それがどうだ?
白い石畳の通路。
それと同じような色で塗られた壁。
質はそこまで良くはなさそうだが、採光のために設られた透明なガラス窓からは、薄く差しこむ光。
素晴らしい景色、というわけではない。
そういうわけではないが、今までが今までだ。
久しぶりのまともな景色に、置いていかれるのも忘れ、小さなため息を漏らしながら見入ってしまった。
「早く来い」
でも、兵士はそんなわずかな時間も無視しない。
先を行ったかと思った兵士は少し先で立ち止まり、こちらを振り返って声を掛けてきた。
「え?………は、はいっ!」
想定していなかった彼の行動に、反応が一瞬遅れる。
いつもであれば、絶対に置き去りにされていた。
今だって、俺の意識が自分に向いたのを確認して歩き出した。
カツカツカツカツ……。
静寂に包まれた廊下に、規則正しい靴の音色が響く。
「………………」
この静寂を破り、全て聞きたい。
この通路も、さっきみたいに続くのなら、我慢できずに口を開いてしまいそうだった。
カツカツカツカツ……。
『あのっ!』
そして耐え切れず、ついに声を出そうとした時ーー
カツッ!!!
到着。
兵士は靴を鳴らして、そう伝えた。
「入れ」
「え?」
短い命令。
首を少し振り、目の前の扉を示す兵士。
「入れ」
「はい」
どうやらここから入れ、とそういうことみたいだが。
あとは、自分で入って確認しろ、と。
ーー分かった。
ふぅ、とため息を吐くと、改めて正面を見た。
デカい。
見上げるほどの巨扉。
あのオークが列をなしても楽に通れる。
それが、長い廊下の終点に立ちはだかるようにそびえていた。
じり…。
見えない圧力に押された気がして、肩幅に足を開いた。
「は、入ります………」
本心では入りたくはない。
が、躊躇する暇も与えてはくれない。
ごくり。
やけに乾く喉を潤し、ふん、と一息いれると、俺は力をこめて扉を押した。
ギギギギギギ……。
重そうに、ゆっくりとそれは開いていく。
それと同時。
中から強い光が差し、視界が白く塗りつぶされた。
ガゴンッ。
そして扉が完全に開き、視界がいくぶん回復した時に見えたのは……
整然と並ぶ甲冑に剣ーー兵士と、黒い絨毯の道の先、すべてを見下ろせる高座にそえつけられた、仰々しいまでに豪華な椅子だった。
そこに座すのは、ひとりの男。
その男は「いる」だけで、その場の全てを支配していた。
「この国の王、アルチバルド・エルカーン様である」
ーー王。
国の頂点。
そんな人がここにいると、誰かが言う。
そして、この場において。
それは、間違いなく彼。
暗く、茂った臭いのする監獄とは全く違う、煌びやかで清潔感のある広いホールの、最も高い場所にある豪華な椅子。
彼は巌のような巨体を窮屈そうにその玉座に収め、鋭い眼光でこちらを射抜くように見てきた。
「あの時以来か」
王が口を開くと同時。
あたりの重力が変わった。
ギシリ……。
抗議を上げるように空間が軋み、相対するものに畏怖を刻む。
普通の謁見者なら、彼のその迫力に気圧されて、空気を食むしかでなくなっていたであろう。
でも俺は、ただ馬鹿みたいに口を開けて目を見開き、王と言われた男を見ていた。
そう、本当に馬鹿だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
この聖水、泥の味がする ~まずいと追放された俺の作るポーションが、実は神々も欲しがる奇跡の霊薬だった件~
夏見ナイ
ファンタジー
「泥水神官」と蔑まれる下級神官ルーク。彼が作る聖水はなぜか茶色く濁り、ひどい泥の味がした。そのせいで無能扱いされ、ある日、無実の罪で神殿から追放されてしまう。
全てを失い流れ着いた辺境の村で、彼は自らの聖水が持つ真の力に気づく。それは浄化ではなく、あらゆる傷や病、呪いすら癒す奇跡の【創生】の力だった!
ルークは小さなポーション屋を開き、まずいけどすごい聖水で村人たちを救っていく。その噂は広まり、呪われた女騎士やエルフの薬師など、訳ありな仲間たちが次々と集結。辺境の村はいつしか「癒しの郷」へと発展していく。
一方、ルークを追放した王都では聖女が謎の病に倒れ……。
落ちこぼれ神官の、痛快な逆転スローライフ、ここに開幕!
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
幽閉王女と指輪の精霊~嫁いだら幽閉された!餓死する前に脱出したい!~
二階堂吉乃
恋愛
同盟国へ嫁いだヴァイオレット姫。夫である王太子は初夜に現れなかった。たった1人幽閉される姫。やがて貧しい食事すら届かなくなる。長い幽閉の末、死にかけた彼女を救ったのは、家宝の指輪だった。
1年後。同盟国を訪れたヴァイオレットの従兄が彼女を発見する。忘れられた牢獄には姫のミイラがあった。激怒した従兄は同盟を破棄してしまう。
一方、下町に代書業で身を立てる美少女がいた。ヴィーと名を偽ったヴァイオレットは指輪の精霊と助けあいながら暮らしていた。そこへ元夫?である王太子が視察に来る。彼は下町を案内してくれたヴィーに恋をしてしまう…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる