君のすべては僕のもの

ぽんち。

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第2章(高一冬~)

14:大事だから( 橘視点 )

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 はぁ~。ユズくんのサンドイッチ美味しかったな~♡ユズくんの手料理食べったって言ったら、ロキくんどんな反応するのかな?やっぱり無表情で怒られるのかな?案外取り乱して、めちゃくちゃに怒られるのかな?どんな反応か楽しみだな!



「ロキくーん!お待たせ♡」


「気持ち悪い言い方をするな…。はぁ。とりあえず例の件について、報告をしてくれ。」


「うん!えっとねー、さっき僕ユズくんの手料理食べたよ♡」


 パキッ。


 わ~。シャーペンって片手で折れるだ~!すごーぃ!


「すまない。疲れて聞き間違えたかもしれない。もう一度言ってくれ。」


「うん!ユズくんの手料理食べ…モゴモゴ。」


「やっぱり聞き間違いじゃなかったようだ。もう何も言うな…」


 やっぱり怒ってるな~。でもなんかもっと責められるかと思ったけど、なんか哀しそうてか寂しそうな顔しちゃって。調子狂うな~。


「ロキくんどしたの?ユズくんまだ中庭にいると思うから、欲しかったら食べてきたら?」


「いや、俺多分楪に避けられてると思うから。」



「なんかしたの?」



「特に避けられるようなことをした覚えはないんだが。」



「本人から避けてるって言われたの?近づかないでくれとか」


「いや、直接は言われてない。が、返信も返ってこないし、露骨に視線もそらされる。避けられてると思うのが普通じゃないのか?」



 たしかにそれは、避けられてるな。「それは避けられてるわ!ロキくんドンマイ☆」といつもなら言うかもしれない。でも、




「たかが、それだけの理由で四家の『秦同』ともあろう者が、欲しいものを諦められるんだ?」




 僕はあえて君を刺激するよ。




「は?」




「なんか拍子抜けだな~。僕が支えようとした秦同ってこんなもんだったんだ。もっと貪欲な人だと思っていたのに?」



「だが……理由も分からないのに、困らせるわけには…「それって言い訳?つまらない。」


 そう僕が言うと、紅い瞳が大きく開かれ
僕を真っ直ぐ見てくる。選ばれしα。僕の光。



「分からないなら聞けばいいじゃん?それだともう一生口聞かないってことになりそうだよ?」


 そう言われてハッとしたのかロキくんは「悪い」と言って中庭の方へ走っていった。



 ユズくん。ヒロキを動かしてあげるのは今回っきりだよ?今後、こんな風に一方的に困らせるのであれば、容赦はしないからね?


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