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第三章 清廉なるティタニエラ
プロローグ 王女の手紙②
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「カイオディウムは一筋縄ではいかない。覚悟しておけ」
時は少し遡る。
レブレーベントと国境を接するカイオディウムの村、リオデンは、レブレーベントの最西端であり大図書館リズディウムを要するメルズベルムとは随分とかけ離れた田舎だった。宿らしい宿もわずかしかなく、総司はここで足を止めずに抜けてしまうものと思っていたが、リシアの判断でリオデンの村に一泊することになった。
宿はほとんど民宿に近いもので、老婦人が切り盛りしている。久しぶりの客なのか元来世話好きなのか、老婦人はニコニコしながら二人をもてなしてくれた。
カイオディウム首都ディフェーレス来訪の前夜、二人は宿の一室で顔を突き合わせて今後の相談をしていた。
「それ、王ランセムも言ってたよなぁ……カイオディウムとティタニエラはヤバい、みたいな」
「その通りだが、それぞれ意味合いが違う。最初に言っておくとだ」
リシアは神妙な面持ちで告げた。
「カイオディウムの“オリジン”に関しては――――最悪の場合、盗んで逃げることになると思う」
「……とんでもねえこと言ってんぞ」
総司がさっと顔色を変えて声を潜めた。
「レブレーベントの騎士が他国の秘宝を盗んで逃げたなんて、どうなるかわかったもんじゃねえ」
「最悪の場合の話だ。私はお尋ね者になる覚悟を決めていると伝えたかった。まず間違いなく、カイオディウムの権力者は協力的ではないからな」
「何でそう言い切れる? 話せばわかるかもしれないだろ?」
「カイオディウムは、“女神教”を信仰する宗教の国だ」
「宗教国家……それが?」
「国のかじ取りをしているのは王族ではなく、ウェルゼミット教団という宗教団体だが、ハッキリ言って話の通じる相手ではない」
「……頭が固いのか?」
「これの最初のページを読んでみろ」
リシアが総司に一冊の本を渡した。
宿に置いてあった女神教の経典である。総司は言われた通り、経典を一枚ぺらりとめくった。そこに書かれているのは戒律――――女神教において最も重視される、鉄の掟のようなもの。
1. 全て生命は女神の忠実なるしもべである。
2. 女神とは唯一無二にして絶対である。
3. 女神の存在と健在を疑ってはならない。
4. 女神の名をみだりに口にしてはならない。
5. 女神の姿を夢想し、憧れてはならない。
6. 死とは女神が与えたもうた絶対の終わり。逆らってはならず、恨みを持ってはならない。苦しみのない死と輝ける旅路のため、祈りを捧げよ。
「……女神の存在と健在を疑ってはならない……なるほどね……」
「要は女神さまは、下界の民では決して交わることのない、リスティリアとは違うところにいらっしゃって、下界の民はその福音の一部をお恵みいただいているに過ぎないと。こちらから触れ合えるような存在ではないと、そういうことだ」
「まあ、何となくわかるが……」
総司の元いた世界では、そもそも「神」とは単なる信仰の象徴であって、その実在は少なくとも総司が知る限り証明されてはいない。あくまでも教義の一部であり、人々がすがる対象だ。
だが、総司の常識とリスティリアの常識は違う。リスティリアには女神レヴァンチェスカという唯一神が「確かに存在」しており、総司の感覚とは違うはずなのだが、カイオディウムの信仰の前提はむしろ総司の感覚に近い。
「でもそれじゃあこの教義はちょっと語弊があるよな? 千年前は普通に話せる相手でもあったんだぜ?」
「ルディラントで知り得た情報は全ての国が広く認識し受け継いでいるものではない。少なくともレブレーベントがそうであったようにな。まあ……教団の上層部は、その事実を知っている可能性は高いが……」
「敬虔なる何も知らない信徒の前で、女神が確かに存在し、女神がその気になれば触れ合える存在であることを認めるような真似はしないだろうと」
「そうだ。女神さまは民に恵みを齎してくださっているが、確かに存在する一つの生命であるとしてしまうと、我らと同じ次元の存在に貶められてしまうと、そういう考え方なんだ。この辺りは感覚の違いだが」
「……けど、女神が危機的状況にあるってのは、誰もが漠然と感じる不安なんだろ?」
「その不安を拭い去るため、民はますます女神教にすがるだろうな」
「あー……そういう感じか……」
宗教について、総司は造詣が深いわけではない。
総司は女神レヴァンチェスカ以外に、「神」を名乗り、尚且つそれを信じるに足る証拠や他者の証言を確認できた存在を知らない。少なくとも、元いた世界において、総司は神の存在を肯定も否定もしていなかったし、それを真面目に議論する機会も意思もなかった。宗教がヒトの心にどのような影響を与えるのか、総司の想像力では確かな推測が出来ない。
だが、ヒトは不安があればこそ、自分ではない何かにすがりたくなるものだ。女神教はその中でもわかりやすい「すがりたい対象」なのかもしれない。
「それに、事実上の最高権力者であるフロル・ウェルゼミット枢機卿は、お前の言う『普通に話せる相手』に数えられるか疑問だ」
「どういう意味だ」
「際立った“他国嫌い”で、時折訪れる他国の使者との会合を『王族の仕事』として託している。会合の内容によって判断を下すのは最終的には枢機卿であり、王族は常に窓口でしかない」
「……他国の騎士と、わけわからん旅人に国宝を『世界の危機ならどうぞ~』って渡してくれるようなことは、間違ってもあり得ないと」
「ああ。カイオディウム王家の協力は何としても取り付けたいが、それがどこまで影響力を持つかわからん」
リシアの表情は深刻そうだ。
最悪の場合はオリジンを奪い、逃げるとリシアは言ったが、総司はリシアの表情を見て、彼女は「最悪の場合」とは考えていないであろうと悟っている。
最初から盗み出す気だ。
時は少し遡る。
レブレーベントと国境を接するカイオディウムの村、リオデンは、レブレーベントの最西端であり大図書館リズディウムを要するメルズベルムとは随分とかけ離れた田舎だった。宿らしい宿もわずかしかなく、総司はここで足を止めずに抜けてしまうものと思っていたが、リシアの判断でリオデンの村に一泊することになった。
宿はほとんど民宿に近いもので、老婦人が切り盛りしている。久しぶりの客なのか元来世話好きなのか、老婦人はニコニコしながら二人をもてなしてくれた。
カイオディウム首都ディフェーレス来訪の前夜、二人は宿の一室で顔を突き合わせて今後の相談をしていた。
「それ、王ランセムも言ってたよなぁ……カイオディウムとティタニエラはヤバい、みたいな」
「その通りだが、それぞれ意味合いが違う。最初に言っておくとだ」
リシアは神妙な面持ちで告げた。
「カイオディウムの“オリジン”に関しては――――最悪の場合、盗んで逃げることになると思う」
「……とんでもねえこと言ってんぞ」
総司がさっと顔色を変えて声を潜めた。
「レブレーベントの騎士が他国の秘宝を盗んで逃げたなんて、どうなるかわかったもんじゃねえ」
「最悪の場合の話だ。私はお尋ね者になる覚悟を決めていると伝えたかった。まず間違いなく、カイオディウムの権力者は協力的ではないからな」
「何でそう言い切れる? 話せばわかるかもしれないだろ?」
「カイオディウムは、“女神教”を信仰する宗教の国だ」
「宗教国家……それが?」
「国のかじ取りをしているのは王族ではなく、ウェルゼミット教団という宗教団体だが、ハッキリ言って話の通じる相手ではない」
「……頭が固いのか?」
「これの最初のページを読んでみろ」
リシアが総司に一冊の本を渡した。
宿に置いてあった女神教の経典である。総司は言われた通り、経典を一枚ぺらりとめくった。そこに書かれているのは戒律――――女神教において最も重視される、鉄の掟のようなもの。
1. 全て生命は女神の忠実なるしもべである。
2. 女神とは唯一無二にして絶対である。
3. 女神の存在と健在を疑ってはならない。
4. 女神の名をみだりに口にしてはならない。
5. 女神の姿を夢想し、憧れてはならない。
6. 死とは女神が与えたもうた絶対の終わり。逆らってはならず、恨みを持ってはならない。苦しみのない死と輝ける旅路のため、祈りを捧げよ。
「……女神の存在と健在を疑ってはならない……なるほどね……」
「要は女神さまは、下界の民では決して交わることのない、リスティリアとは違うところにいらっしゃって、下界の民はその福音の一部をお恵みいただいているに過ぎないと。こちらから触れ合えるような存在ではないと、そういうことだ」
「まあ、何となくわかるが……」
総司の元いた世界では、そもそも「神」とは単なる信仰の象徴であって、その実在は少なくとも総司が知る限り証明されてはいない。あくまでも教義の一部であり、人々がすがる対象だ。
だが、総司の常識とリスティリアの常識は違う。リスティリアには女神レヴァンチェスカという唯一神が「確かに存在」しており、総司の感覚とは違うはずなのだが、カイオディウムの信仰の前提はむしろ総司の感覚に近い。
「でもそれじゃあこの教義はちょっと語弊があるよな? 千年前は普通に話せる相手でもあったんだぜ?」
「ルディラントで知り得た情報は全ての国が広く認識し受け継いでいるものではない。少なくともレブレーベントがそうであったようにな。まあ……教団の上層部は、その事実を知っている可能性は高いが……」
「敬虔なる何も知らない信徒の前で、女神が確かに存在し、女神がその気になれば触れ合える存在であることを認めるような真似はしないだろうと」
「そうだ。女神さまは民に恵みを齎してくださっているが、確かに存在する一つの生命であるとしてしまうと、我らと同じ次元の存在に貶められてしまうと、そういう考え方なんだ。この辺りは感覚の違いだが」
「……けど、女神が危機的状況にあるってのは、誰もが漠然と感じる不安なんだろ?」
「その不安を拭い去るため、民はますます女神教にすがるだろうな」
「あー……そういう感じか……」
宗教について、総司は造詣が深いわけではない。
総司は女神レヴァンチェスカ以外に、「神」を名乗り、尚且つそれを信じるに足る証拠や他者の証言を確認できた存在を知らない。少なくとも、元いた世界において、総司は神の存在を肯定も否定もしていなかったし、それを真面目に議論する機会も意思もなかった。宗教がヒトの心にどのような影響を与えるのか、総司の想像力では確かな推測が出来ない。
だが、ヒトは不安があればこそ、自分ではない何かにすがりたくなるものだ。女神教はその中でもわかりやすい「すがりたい対象」なのかもしれない。
「それに、事実上の最高権力者であるフロル・ウェルゼミット枢機卿は、お前の言う『普通に話せる相手』に数えられるか疑問だ」
「どういう意味だ」
「際立った“他国嫌い”で、時折訪れる他国の使者との会合を『王族の仕事』として託している。会合の内容によって判断を下すのは最終的には枢機卿であり、王族は常に窓口でしかない」
「……他国の騎士と、わけわからん旅人に国宝を『世界の危機ならどうぞ~』って渡してくれるようなことは、間違ってもあり得ないと」
「ああ。カイオディウム王家の協力は何としても取り付けたいが、それがどこまで影響力を持つかわからん」
リシアの表情は深刻そうだ。
最悪の場合はオリジンを奪い、逃げるとリシアは言ったが、総司はリシアの表情を見て、彼女は「最悪の場合」とは考えていないであろうと悟っている。
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