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勇者覚醒
終電 とは
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じゃあね。あたしは行くよ。
そう言って、彼女は僕のお母さんを殺し、消えた。お巡りさん、こいつです。
「……母さん、いつまでそうしてるつもりだい?」
……
「お、おい」
……
返事がない。ただの屍のようだ。ゥ、嘘だろ? 本当に死んでる……ふふ……ハハハ! ざまあねえな、ババア!
と、一人歓喜していると、寒気がした。『歓喜』だけに『寒気』ですか……いや、上手くねえよ! 怖いわ!
と、その時、電話が鳴った。
『伊勢谷さん、そっちに七瀬さん居ませんでした?』
「え? 今、僕のかあさん殺してったけど……」
ええ!? と、驚いているが、実際僕はあまり気にしてはいない。だって、気にするもんじゃないだろ。親の死なんて。いや、感性がおかしいだけかもしれないな。
『ああ……まあ、お母さんなんていてもいなくても関係ないですけどね』
いやいや、君がそれを言うか。ちょっと驚いた。いや、ちょっとどころじゃないけど。
『って、そうじゃないです! 七瀬さんを止めないと』
そうだ。止めないと。
「あ、そうだ。晴ちゃん。今からそっち行くよ」
『え……?』
そりゃあ、さっき帰ってきたばっかで、今向こうに返るんだもんな。通行料無駄過ぎるし、無駄足過ぎる。でも、自分の親の死が見れました(錯乱
いや、そこじゃなくて。
『って事は……残ってくれるんですか!?』
うん。というと、電話越しでもわかるくらい馬鹿でかい声で叫んでいる。やばい、耳に来る。
まあ、残るとはいっても、居場所がないだけだけどな。ボッチは寂しいんだ。
『ですよね……一人ぼっちは寂しいですもんね』
あかん。今なんか変なフラグ立った。これ、死亡フラグじゃないよね? ね?
『と、って事は、部屋の準備しなきゃですね』
あっ、そこなのか。いや、どこに驚いているんだ? 僕は。
『あの……不謹慎かもしれませんが、ボスの部屋でいいですか……?』
いいよ。と、言う声は、少し暗かった。まだ、気にしてくれているんだろう。でも、もう大丈夫だ。何しろ……親が居ない! これで、財産とか使い放題だぜええええええええ!! って、違う。僕でもそこまで最低ではない。むしろ、逆に困るのはこれからだ。親がいない=自由じゃない。という事でもある。だって、僕まだ年齢的には大学生ですしお寿司。まあ、金は父さんがくれてたから何とかなったけど、これからは管理しないとな……まあ、次期社長は晴ちゃんだけどな。能力的に。それで満場一致になった。話し合って決めたのであって、可愛いから、という僕の独断と偏見ではない。いや、少しそれもあるけど。さすがにそれを突き通すと、引かれるからやめた。
まあ、残る気はなかったから、晴ちゃんで異論はなかったんだけど、今更戻るっていちゃったんだけどな……まあ、あっちもそうしたほうが嬉しかっただろうし、それでいいんだけど。
『あ、それと。伊勢谷さん』
はい。と、いきなり言われるもんだから少しビビって裏声が出た。
『ボスの伝言で、使ってた銃はあげるって』
いや、くれるんかい。というか、持ってたんかい。……ちょっと複雑な気持ちだ。形見とか、かたっ苦しいものは持ち合くなかったんだけどなぁ……まあでも、買う手間省けたからいっか。いや、形見の扱いひでえな。つくづく、自分でもそう思う。
『あ、あの……』
おっと、忘れてた。ごめん。
『と、とりあえず! 準備して待ってますから!』
な、なんでそんなに突き放すような言い方なんだ……まあ、照れてるんだろうな。そうに違いない。いや、絶対そうだ。……これじゃまるでロリコンじゃないか。
いや、そうだろ。と、どこかで突っ込まれた気がするけど、気にしない。いちいちそんなこと気にしない。気にしたら負けです。はい。
「……とは言ったものの、終電間に合わねえ……」
帰 れ な い 。
終電逃したあああああああああああ!! やべえよ。帰れない。これがどれだけやばい事かって表すと、地球が2滅ぶレベルのやばいことだ。大げさすぎるけど。
とりま、どうするか。……いや、家の前でなんで悩んでるんだよ! 家で寝ればいい話だろうに。なんでこんなバカなんだ、僕は。これでも、いい大学に入れるくらいの偏差値はあるんだぜ……? むしろこれしか自慢できないぼっちは……
っと、電話が鳴る。いきなりすぎるぞ、電話よ。少しは自重してくれたまえ。
優雅に携帯をとり、出る言葉はこうだ。
「もしもし、こちら世界一頭のいい勇者です」
これを言うんだ……絶対。
「もしもし――」
割り込まれる。最後まで言わせてください。
『あー、伊勢谷か?』
むむ、むむむ? その声、七瀬さんではないか。というか……
「なんで番号知ってるんですか!?」
『こないだ電話してる時に見た』
犯罪臭する発言です。本当にありがとうございました。
電話の内容は――次回にしておこう。次回って何の話か知らないけど。きっと大事なことだと思うぞ。僕は。次回とか知らないけど。
そう言って、彼女は僕のお母さんを殺し、消えた。お巡りさん、こいつです。
「……母さん、いつまでそうしてるつもりだい?」
……
「お、おい」
……
返事がない。ただの屍のようだ。ゥ、嘘だろ? 本当に死んでる……ふふ……ハハハ! ざまあねえな、ババア!
と、一人歓喜していると、寒気がした。『歓喜』だけに『寒気』ですか……いや、上手くねえよ! 怖いわ!
と、その時、電話が鳴った。
『伊勢谷さん、そっちに七瀬さん居ませんでした?』
「え? 今、僕のかあさん殺してったけど……」
ええ!? と、驚いているが、実際僕はあまり気にしてはいない。だって、気にするもんじゃないだろ。親の死なんて。いや、感性がおかしいだけかもしれないな。
『ああ……まあ、お母さんなんていてもいなくても関係ないですけどね』
いやいや、君がそれを言うか。ちょっと驚いた。いや、ちょっとどころじゃないけど。
『って、そうじゃないです! 七瀬さんを止めないと』
そうだ。止めないと。
「あ、そうだ。晴ちゃん。今からそっち行くよ」
『え……?』
そりゃあ、さっき帰ってきたばっかで、今向こうに返るんだもんな。通行料無駄過ぎるし、無駄足過ぎる。でも、自分の親の死が見れました(錯乱
いや、そこじゃなくて。
『って事は……残ってくれるんですか!?』
うん。というと、電話越しでもわかるくらい馬鹿でかい声で叫んでいる。やばい、耳に来る。
まあ、残るとはいっても、居場所がないだけだけどな。ボッチは寂しいんだ。
『ですよね……一人ぼっちは寂しいですもんね』
あかん。今なんか変なフラグ立った。これ、死亡フラグじゃないよね? ね?
『と、って事は、部屋の準備しなきゃですね』
あっ、そこなのか。いや、どこに驚いているんだ? 僕は。
『あの……不謹慎かもしれませんが、ボスの部屋でいいですか……?』
いいよ。と、言う声は、少し暗かった。まだ、気にしてくれているんだろう。でも、もう大丈夫だ。何しろ……親が居ない! これで、財産とか使い放題だぜええええええええ!! って、違う。僕でもそこまで最低ではない。むしろ、逆に困るのはこれからだ。親がいない=自由じゃない。という事でもある。だって、僕まだ年齢的には大学生ですしお寿司。まあ、金は父さんがくれてたから何とかなったけど、これからは管理しないとな……まあ、次期社長は晴ちゃんだけどな。能力的に。それで満場一致になった。話し合って決めたのであって、可愛いから、という僕の独断と偏見ではない。いや、少しそれもあるけど。さすがにそれを突き通すと、引かれるからやめた。
まあ、残る気はなかったから、晴ちゃんで異論はなかったんだけど、今更戻るっていちゃったんだけどな……まあ、あっちもそうしたほうが嬉しかっただろうし、それでいいんだけど。
『あ、それと。伊勢谷さん』
はい。と、いきなり言われるもんだから少しビビって裏声が出た。
『ボスの伝言で、使ってた銃はあげるって』
いや、くれるんかい。というか、持ってたんかい。……ちょっと複雑な気持ちだ。形見とか、かたっ苦しいものは持ち合くなかったんだけどなぁ……まあでも、買う手間省けたからいっか。いや、形見の扱いひでえな。つくづく、自分でもそう思う。
『あ、あの……』
おっと、忘れてた。ごめん。
『と、とりあえず! 準備して待ってますから!』
な、なんでそんなに突き放すような言い方なんだ……まあ、照れてるんだろうな。そうに違いない。いや、絶対そうだ。……これじゃまるでロリコンじゃないか。
いや、そうだろ。と、どこかで突っ込まれた気がするけど、気にしない。いちいちそんなこと気にしない。気にしたら負けです。はい。
「……とは言ったものの、終電間に合わねえ……」
帰 れ な い 。
終電逃したあああああああああああ!! やべえよ。帰れない。これがどれだけやばい事かって表すと、地球が2滅ぶレベルのやばいことだ。大げさすぎるけど。
とりま、どうするか。……いや、家の前でなんで悩んでるんだよ! 家で寝ればいい話だろうに。なんでこんなバカなんだ、僕は。これでも、いい大学に入れるくらいの偏差値はあるんだぜ……? むしろこれしか自慢できないぼっちは……
っと、電話が鳴る。いきなりすぎるぞ、電話よ。少しは自重してくれたまえ。
優雅に携帯をとり、出る言葉はこうだ。
「もしもし、こちら世界一頭のいい勇者です」
これを言うんだ……絶対。
「もしもし――」
割り込まれる。最後まで言わせてください。
『あー、伊勢谷か?』
むむ、むむむ? その声、七瀬さんではないか。というか……
「なんで番号知ってるんですか!?」
『こないだ電話してる時に見た』
犯罪臭する発言です。本当にありがとうございました。
電話の内容は――次回にしておこう。次回って何の話か知らないけど。きっと大事なことだと思うぞ。僕は。次回とか知らないけど。
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