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LEVELZEROafterSTORY~Venus Tune~
自分を犠牲に
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魔法を使えなくされた私たちは、魔法無しでも対抗しようと御蔭と戦った。持ちろん、相手は改造人間だ。生身の人間で敵うとは思ってない。とはいえ、魔法は使えない。ならばどうするか。攻撃を与えるたびに魂が増える――って感じならいいんだけどな。
「あー、早くしろよつまんねえな」
あちらは相変わらず挑発してくる。煽り耐性がないわけではないが……あったとしてもうざいことに変わりはないだろう。
「そんなに――死にたいかああ!!」
私は、ナイフを構えて突進する。その刃先は真っ直ぐ、御蔭だけをとらえていた。少しずらしたタイミングで、千佳の槍も御蔭めがけて放たれる。槍はナイフと違ってリーチが長く、さらに腕のスピードを乗せることで音速を超えることも可能――と、色々便利なのだが、それ故に、御蔭をとらえられないと私に当たる――なんてことはないだろうが。
「おおー、やればできますなああああwww」
御蔭は大丈夫かー? と、挑発するようにこちらを煽り続ける。
「な、よけた!?」
「だからあ、魂全部私のとこにあんだってー。その意味わかってるか?」
しくじった……てっきり、あいつの『一個体』にだけあるものだと思っていた。でも、違った――魂があいつに集中してるんじゃない。あいつが複数体いるんだ。
「なに? お前らの分のクローンしかねえと思った? てか、考えてみろよ。私が活動始めたのって、『100年前』だぜ?」
それはおかしい。だとすると、お前のバイオ学は今頃認められている。
「70年前だろ……!」
「はっはー、せいかーい」
こいつ、戦う気はあるのか?
どんどん個体を捨てていっているようだった。攻撃を放ったとしても動かず、その場にとどまったまま。強化人間なら、避けようがある攻撃もわざとだ。
「勘違いしてませんかあ??ww 強化人間なら一撃じゃ死なねえよ」
強化人間は、本体だけ……なの……?
「こいつらの魂は死んだら人間と同じでその場に浮遊しまくるからな。だから私は考えた。それを利用して自分の身を強化しようと」
要は、自分同士で戦い、勝ったもののデータを重ねつつづけて、今のあいつがある――そう言いたいのだろう。……でも、何故平気でそんなことが……
「実験大好きっこだから――ねえ!!」
本体が攻撃を仕掛けてきた。その素手から放たれる手刀は、まさに音速だった。魔力が復活しながらの戦いだ。当然ちょくちょくではあるが魔法は復活している。私は、千佳と二人で何とかこいつを追い詰めようとする。
追い詰めても、追い詰めても、こいつは追い詰めるたびに喜んでいった。
「あー、早くしろよつまんねえな」
あちらは相変わらず挑発してくる。煽り耐性がないわけではないが……あったとしてもうざいことに変わりはないだろう。
「そんなに――死にたいかああ!!」
私は、ナイフを構えて突進する。その刃先は真っ直ぐ、御蔭だけをとらえていた。少しずらしたタイミングで、千佳の槍も御蔭めがけて放たれる。槍はナイフと違ってリーチが長く、さらに腕のスピードを乗せることで音速を超えることも可能――と、色々便利なのだが、それ故に、御蔭をとらえられないと私に当たる――なんてことはないだろうが。
「おおー、やればできますなああああwww」
御蔭は大丈夫かー? と、挑発するようにこちらを煽り続ける。
「な、よけた!?」
「だからあ、魂全部私のとこにあんだってー。その意味わかってるか?」
しくじった……てっきり、あいつの『一個体』にだけあるものだと思っていた。でも、違った――魂があいつに集中してるんじゃない。あいつが複数体いるんだ。
「なに? お前らの分のクローンしかねえと思った? てか、考えてみろよ。私が活動始めたのって、『100年前』だぜ?」
それはおかしい。だとすると、お前のバイオ学は今頃認められている。
「70年前だろ……!」
「はっはー、せいかーい」
こいつ、戦う気はあるのか?
どんどん個体を捨てていっているようだった。攻撃を放ったとしても動かず、その場にとどまったまま。強化人間なら、避けようがある攻撃もわざとだ。
「勘違いしてませんかあ??ww 強化人間なら一撃じゃ死なねえよ」
強化人間は、本体だけ……なの……?
「こいつらの魂は死んだら人間と同じでその場に浮遊しまくるからな。だから私は考えた。それを利用して自分の身を強化しようと」
要は、自分同士で戦い、勝ったもののデータを重ねつつづけて、今のあいつがある――そう言いたいのだろう。……でも、何故平気でそんなことが……
「実験大好きっこだから――ねえ!!」
本体が攻撃を仕掛けてきた。その素手から放たれる手刀は、まさに音速だった。魔力が復活しながらの戦いだ。当然ちょくちょくではあるが魔法は復活している。私は、千佳と二人で何とかこいつを追い詰めようとする。
追い詰めても、追い詰めても、こいつは追い詰めるたびに喜んでいった。
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