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第2章 「私とショコラ。」
今から行くのよ???
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ショコラと内緒の約束を交わしてから、エピーヌは、満面の笑みでベットから立ち上がろうとした。
「...うふっ!...ショコラありがとう!!じゃあ、早速服を着替えて支度をしなくては...!!」
そんなエピーヌの様子に慌ててショコラは、止めに入った。
「...あっ...まだダメですよ...!(汗)昨日、傷を見させていただいたのですが...とても深く傷つけられていたようで、最低でも一週間は、安静にしていた方が良いかと...。」
ショコラは、立ち上がったエピーヌを、再びベッドで安静にしているように促した。
だが、エピーヌは、そんなショコラの言葉を無視してクローゼットの方に向かった。
「...え...もう傷は平気よ!!...さぁ、早く行きましょう!!」
そんなエピーヌの様子に嫌な顔をしたショコラが、首を傾げながら聞いた。
「...エピーヌ様...一体...何をお考えで...??」
ショコラの心配をよそにエピーヌは、自分の服を選びながら淡々と答えた。
「...ん~??...特に何も...??早くお買い物がしたいな~って思っただけよ!!」
そんなエピーヌに、ショコラは、さらに続けた。
「...エピーヌ様...。えっと、失礼ですが...硬貨は、持っていらっしゃいますか???」
ショコラの心配などお構いなくエピーヌは、言葉を返した。
「...ええ...ちょっとずつではあるけれど、こつこつと貯めたから、きっと今日遊ぶくらいは...あると思うけれど...。」
ショコラは、すっかり行く気満々のエピーヌをどうにか止めたいと思い、必死に説得していた。
「...エピーヌ様...やはり...今日は、安静に...私は、エピーヌ様のお体が、第一でございます...!(汗)」
そんなショコラの説得も虚しく、服を選んでいたエピーヌは、これっぽっちも、ショコラの説得を聞いていなかった...。
「...ショコラ...私は、大丈夫よ...!ほら、この服を見て!!!すごく良くない???」
そう言って自分の持っていたドレスを、ショコラに見せた。
そんなエピーヌに、大きなため息をひとつつくとエピーヌに交換条件を突き付けた。
「...はぁ、分かりました...エピーヌ様。私が、ダメと判断した場合は、絶対に屋敷に戻ると約束して頂けるのであれば、参りましょうか...。」
その交換条件を聞いたエピーヌは、うーん...と悩んだ末に、渋い顔をしてショコラに言った。
「...分かったわ...約束する。...で、この服...すごく可愛くない!????」
自分の服選びに夢中になっているエピーヌにショコラは、内心本当に大丈夫かと不安を抱えているのであった。
「...うふっ!...ショコラありがとう!!じゃあ、早速服を着替えて支度をしなくては...!!」
そんなエピーヌの様子に慌ててショコラは、止めに入った。
「...あっ...まだダメですよ...!(汗)昨日、傷を見させていただいたのですが...とても深く傷つけられていたようで、最低でも一週間は、安静にしていた方が良いかと...。」
ショコラは、立ち上がったエピーヌを、再びベッドで安静にしているように促した。
だが、エピーヌは、そんなショコラの言葉を無視してクローゼットの方に向かった。
「...え...もう傷は平気よ!!...さぁ、早く行きましょう!!」
そんなエピーヌの様子に嫌な顔をしたショコラが、首を傾げながら聞いた。
「...エピーヌ様...一体...何をお考えで...??」
ショコラの心配をよそにエピーヌは、自分の服を選びながら淡々と答えた。
「...ん~??...特に何も...??早くお買い物がしたいな~って思っただけよ!!」
そんなエピーヌに、ショコラは、さらに続けた。
「...エピーヌ様...。えっと、失礼ですが...硬貨は、持っていらっしゃいますか???」
ショコラの心配などお構いなくエピーヌは、言葉を返した。
「...ええ...ちょっとずつではあるけれど、こつこつと貯めたから、きっと今日遊ぶくらいは...あると思うけれど...。」
ショコラは、すっかり行く気満々のエピーヌをどうにか止めたいと思い、必死に説得していた。
「...エピーヌ様...やはり...今日は、安静に...私は、エピーヌ様のお体が、第一でございます...!(汗)」
そんなショコラの説得も虚しく、服を選んでいたエピーヌは、これっぽっちも、ショコラの説得を聞いていなかった...。
「...ショコラ...私は、大丈夫よ...!ほら、この服を見て!!!すごく良くない???」
そう言って自分の持っていたドレスを、ショコラに見せた。
そんなエピーヌに、大きなため息をひとつつくとエピーヌに交換条件を突き付けた。
「...はぁ、分かりました...エピーヌ様。私が、ダメと判断した場合は、絶対に屋敷に戻ると約束して頂けるのであれば、参りましょうか...。」
その交換条件を聞いたエピーヌは、うーん...と悩んだ末に、渋い顔をしてショコラに言った。
「...分かったわ...約束する。...で、この服...すごく可愛くない!????」
自分の服選びに夢中になっているエピーヌにショコラは、内心本当に大丈夫かと不安を抱えているのであった。
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