715 / 872
17歳
732 一応は既婚者なわけで
しおりを挟む
夜。
ベッドで寝ていた俺は、唐突に目が覚めてしまった。ぱっと目を開けた瞬間、まだ外が暗いことに気がついて眉を寄せる。今何時だろうか。変な時間に起きてしまった。
隣を見れば、ペタンと伏せて眠る綿毛ちゃんがいた。エリスちゃんは、枕元で丸くなっている。
「綿毛ちゃん。ちょっと起きて」
『……んえぇ?』
変な声を出す綿毛ちゃんは、目を閉じたままむにゃむにゃ言っている。起きろよ。
「起きて!」
『痛い!』
ちょっと強めに頭を叩けば、ようやく毛玉が目を開けた。
『なに? まだ夜だよ。オレ、なんで起こされたの?』
大きく欠伸する綿毛ちゃんを抱えて、静かに部屋を出る。おそらく日付が変わった頃だろうか。しんと静まり返った屋敷は、なんだか見慣れない場所のように感じてしまう。
なるべく足音を立てないように、静かに進む。ティアンの部屋の前を通るときは少し緊張した。けれどもティアンは出てこない。俺の勝ちだな。
『どこ行くのぉ?』
「静かにして」
うるさい毛玉の口を塞いで、二階に上がる。
もごもご言っている毛玉は、まったく静かにする気配がない。
そうしてお目当てであるブルース兄様の部屋に到着した俺は、遠慮なく中に入ろうとドアノブに手をかけた。けれども鍵がかかっているようで、開かない。
『ブルースくんになにか用事?』
ブルース兄様は几帳面な性格である。でも鍵かける必要ある? ここ家だぞ。俺の部屋にも鍵はあるけど、かけたことはあまりない。無言でガチャガチャしていれば、綿毛ちゃんが『がんばれぇ』と応援してくれる。
しかし毛玉の応援ではどうにもならない。我慢のできなくなった俺は、ドアを強めに叩いてみる。
「ブルース兄様ぁ?」
名前を呼んでみるが、なぜか俺が叩いているのとは別のドアが開いた。綿毛ちゃんと共にそちらへ顔を向ければ、半開きのドアからこちらを覗くアロンがいた。
「……ルイス様。まだ起きる時間じゃないですよ」
「知ってる」
『オレは起こされましたぁ! 眠いでーす』
突然の大声アピールに、慌てて毛玉の口を塞ぐ。静かにしてと注意して、アロンを見上げた。
「ブルース兄様が出てこない。部屋に鍵かけてる」
「へぇ、なるほど」
ふむふむ頷くアロンは、ゆったりした服を着ていた。寝巻きだろう。よく見れば、なんだか眠そうな顔をしている。
「寝てたの?」
俺の問いに緩く微笑むアロン。どうやら先程の大声で起こしてしまったらしい。だが、隣の部屋のアロンは起きるのに、肝心のブルース兄様が出てこないのはどういうことだろうか。
もしや本当は起きているけど、俺のことを無視しているのか? それはひどい。
アロンから離れて、再びブルース兄様の部屋をノックする。壁にもたれて怪訝な様子のアロンは、俺の行動を無言で見守っている。
しばらく格闘していれば、アロンが軽く肩をすくめる。
「ブルース様、不在なのでは?」
「こんな時間に?」
ブルース兄様は、あまり夜遊びをしない。お母様に苦言を呈されるからだと思う。一体こんな時間にどこへ行くというのか。不思議に思う俺に、アロンがニヤリと笑ってみせた。
「ほら、ああ見えてブルース様も一応は既婚者なわけですから。ねぇ?」
にやにやと楽しそうな笑みを浮かべるアロンの言葉に、流石の俺でもピンとくる。
「……アリアの部屋にいるってこと?」
驚きのあまりアロンの顔を凝視する。先程まで寝ていたのだろう。珍しく髪が跳ねているアロンは「それかここに二人でいるとか」と、くいっとドアを顎で示してみせた。
『わーお。ブルースくん、やるねぇ』
途端に笑顔を見せる綿毛ちゃんは、尻尾がぶんぶん動いている。でも本当にそうだろうか。ブルース兄様とアリアは、形だけの結婚である。ふたりが仲良くしている場面をあまり見ない。必要に応じて夫婦っぽい態度をとることはあるけど、それはほとんど公の場においてである。
くすくす笑うアロンは、この状況を確実に楽しんでいた。アロンの悪戯っぽい表情と、ブルース兄様の部屋のドアを交互に見比べる。
佇む俺に、アロンがぽんと手を叩いた。
「ちょっと待っていてください」
そう言って自室に駆け込んだアロンは、すぐに戻ってきた。片手に鍵を握っている。
「それは?」
「ブルース様の部屋の合鍵でーす」
「……勝手にあけて怒られない?」
心配する俺をよそに、アロンは「大丈夫ですよ」と鍵穴に差し込んでしまう。
「何度も声をかけているのに無反応。中で倒れていたりしたら大変ですからね。これでも俺はブルース様の身の安全を守るのが仕事なので。確認しないと」
すごい屁理屈を並べるアロンに感心してしまう。だが一理ある。ここまで騒いでいるのに、無反応はちょっとおかしい。アリアの部屋に行っているのであればそれでいいけど、もし本当に倒れていたりしたら大変だ。『普通に寝ているのでは?』と綿毛ちゃんが口を挟んでくる。
カチャっと軽い音がして、鍵が開いた。
すかさずアロンが横にずれて、場所を譲ってくれる。
『わくわく! わくわく!』
床におろした綿毛ちゃんが、ぴょんぴょん跳ねている。
「もしさ、アリアが一緒にいたらどうする?」
「別にどうも。いいですよ、アリアのことは気にしなくて」
いや、気にしないのは無理だろ。しかし、アロンの推測通りにアリアがいたとしても、これだけ大騒ぎすれば流石に俺たちの存在は気づかれているはずである。中に入るのがダメならダメと声がかかるはず。
躊躇したのは一瞬だけ。意を決した俺は、勢いよくドアを開け放った。
ベッドで寝ていた俺は、唐突に目が覚めてしまった。ぱっと目を開けた瞬間、まだ外が暗いことに気がついて眉を寄せる。今何時だろうか。変な時間に起きてしまった。
隣を見れば、ペタンと伏せて眠る綿毛ちゃんがいた。エリスちゃんは、枕元で丸くなっている。
「綿毛ちゃん。ちょっと起きて」
『……んえぇ?』
変な声を出す綿毛ちゃんは、目を閉じたままむにゃむにゃ言っている。起きろよ。
「起きて!」
『痛い!』
ちょっと強めに頭を叩けば、ようやく毛玉が目を開けた。
『なに? まだ夜だよ。オレ、なんで起こされたの?』
大きく欠伸する綿毛ちゃんを抱えて、静かに部屋を出る。おそらく日付が変わった頃だろうか。しんと静まり返った屋敷は、なんだか見慣れない場所のように感じてしまう。
なるべく足音を立てないように、静かに進む。ティアンの部屋の前を通るときは少し緊張した。けれどもティアンは出てこない。俺の勝ちだな。
『どこ行くのぉ?』
「静かにして」
うるさい毛玉の口を塞いで、二階に上がる。
もごもご言っている毛玉は、まったく静かにする気配がない。
そうしてお目当てであるブルース兄様の部屋に到着した俺は、遠慮なく中に入ろうとドアノブに手をかけた。けれども鍵がかかっているようで、開かない。
『ブルースくんになにか用事?』
ブルース兄様は几帳面な性格である。でも鍵かける必要ある? ここ家だぞ。俺の部屋にも鍵はあるけど、かけたことはあまりない。無言でガチャガチャしていれば、綿毛ちゃんが『がんばれぇ』と応援してくれる。
しかし毛玉の応援ではどうにもならない。我慢のできなくなった俺は、ドアを強めに叩いてみる。
「ブルース兄様ぁ?」
名前を呼んでみるが、なぜか俺が叩いているのとは別のドアが開いた。綿毛ちゃんと共にそちらへ顔を向ければ、半開きのドアからこちらを覗くアロンがいた。
「……ルイス様。まだ起きる時間じゃないですよ」
「知ってる」
『オレは起こされましたぁ! 眠いでーす』
突然の大声アピールに、慌てて毛玉の口を塞ぐ。静かにしてと注意して、アロンを見上げた。
「ブルース兄様が出てこない。部屋に鍵かけてる」
「へぇ、なるほど」
ふむふむ頷くアロンは、ゆったりした服を着ていた。寝巻きだろう。よく見れば、なんだか眠そうな顔をしている。
「寝てたの?」
俺の問いに緩く微笑むアロン。どうやら先程の大声で起こしてしまったらしい。だが、隣の部屋のアロンは起きるのに、肝心のブルース兄様が出てこないのはどういうことだろうか。
もしや本当は起きているけど、俺のことを無視しているのか? それはひどい。
アロンから離れて、再びブルース兄様の部屋をノックする。壁にもたれて怪訝な様子のアロンは、俺の行動を無言で見守っている。
しばらく格闘していれば、アロンが軽く肩をすくめる。
「ブルース様、不在なのでは?」
「こんな時間に?」
ブルース兄様は、あまり夜遊びをしない。お母様に苦言を呈されるからだと思う。一体こんな時間にどこへ行くというのか。不思議に思う俺に、アロンがニヤリと笑ってみせた。
「ほら、ああ見えてブルース様も一応は既婚者なわけですから。ねぇ?」
にやにやと楽しそうな笑みを浮かべるアロンの言葉に、流石の俺でもピンとくる。
「……アリアの部屋にいるってこと?」
驚きのあまりアロンの顔を凝視する。先程まで寝ていたのだろう。珍しく髪が跳ねているアロンは「それかここに二人でいるとか」と、くいっとドアを顎で示してみせた。
『わーお。ブルースくん、やるねぇ』
途端に笑顔を見せる綿毛ちゃんは、尻尾がぶんぶん動いている。でも本当にそうだろうか。ブルース兄様とアリアは、形だけの結婚である。ふたりが仲良くしている場面をあまり見ない。必要に応じて夫婦っぽい態度をとることはあるけど、それはほとんど公の場においてである。
くすくす笑うアロンは、この状況を確実に楽しんでいた。アロンの悪戯っぽい表情と、ブルース兄様の部屋のドアを交互に見比べる。
佇む俺に、アロンがぽんと手を叩いた。
「ちょっと待っていてください」
そう言って自室に駆け込んだアロンは、すぐに戻ってきた。片手に鍵を握っている。
「それは?」
「ブルース様の部屋の合鍵でーす」
「……勝手にあけて怒られない?」
心配する俺をよそに、アロンは「大丈夫ですよ」と鍵穴に差し込んでしまう。
「何度も声をかけているのに無反応。中で倒れていたりしたら大変ですからね。これでも俺はブルース様の身の安全を守るのが仕事なので。確認しないと」
すごい屁理屈を並べるアロンに感心してしまう。だが一理ある。ここまで騒いでいるのに、無反応はちょっとおかしい。アリアの部屋に行っているのであればそれでいいけど、もし本当に倒れていたりしたら大変だ。『普通に寝ているのでは?』と綿毛ちゃんが口を挟んでくる。
カチャっと軽い音がして、鍵が開いた。
すかさずアロンが横にずれて、場所を譲ってくれる。
『わくわく! わくわく!』
床におろした綿毛ちゃんが、ぴょんぴょん跳ねている。
「もしさ、アリアが一緒にいたらどうする?」
「別にどうも。いいですよ、アリアのことは気にしなくて」
いや、気にしないのは無理だろ。しかし、アロンの推測通りにアリアがいたとしても、これだけ大騒ぎすれば流石に俺たちの存在は気づかれているはずである。中に入るのがダメならダメと声がかかるはず。
躊躇したのは一瞬だけ。意を決した俺は、勢いよくドアを開け放った。
793
あなたにおすすめの小説
僕を振った奴がストーカー気味に口説いてきて面倒臭いので早く追い返したい。執着されても城に戻りたくなんてないんです!
迷路を跳ぶ狐
BL
社交界での立ち回りが苦手で、よく夜会でも失敗ばかりの僕は、いつも一族から罵倒され、軽んじられて生きてきた。このまま誰からも愛されたりしないと思っていたのに、突然、ろくに顔も合わせてくれない公爵家の男と、婚約することになってしまう。
だけど、婚約なんて名ばかりで、会話を交わすことはなく、同じ王城にいるはずなのに、顔も合わせない。
それでも、公爵家の役に立ちたくて、頑張ったつもりだった。夜遅くまで魔法のことを学び、必要な魔法も身につけ、僕は、正式に婚約が発表される日を、楽しみにしていた。
けれど、ある日僕は、公爵家と王家を害そうとしているのではないかと疑われてしまう。
一体なんの話だよ!!
否定しても誰も聞いてくれない。それが原因で、婚約するという話もなくなり、僕は幽閉されることが決まる。
ほとんど話したことすらない、僕の婚約者になるはずだった宰相様は、これまでどおり、ろくに言葉も交わさないまま、「婚約は考え直すことになった」とだけ、僕に告げて去って行った。
寂しいと言えば寂しかった。これまで、彼に相応しくなりたくて、頑張ってきたつもりだったから。だけど、仕方ないんだ……
全てを諦めて、王都から遠い、幽閉の砦に連れてこられた僕は、そこで新たな生活を始める。
食事を用意したり、荒れ果てた砦を修復したりして、結構楽しく暮らせていると思っていた矢先、森の中で王都の魔法使いが襲われているのを見つけてしまう。
*残酷な描写があり、たまに攻めが受け以外に非道なことをしたりしますが、受けには優しいです。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
ブックマーク・評価、宜しくお願いします。
いい加減観念して結婚してください
彩根梨愛
BL
平凡なオメガが成り行きで決まった婚約解消予定のアルファに結婚を迫られる話
元々ショートショートでしたが、続編を書きましたので短編になりました。
2025/05/05時点でBL18位ありがとうございます。
作者自身驚いていますが、お楽しみ頂き光栄です。
【本編完結】死に戻りに疲れた美貌の傾国王子、生存ルートを模索する
とうこ
BL
その美しさで知られた母に似て美貌の第三王子ツェーレンは、王弟に嫁いだ隣国で不貞を疑われ哀れ極刑に……と思ったら逆行!? しかもまだ夫選びの前。訳が分からないが、同じ道は絶対に御免だ。
「隣国以外でお願いします!」
死を回避する為に選んだ先々でもバラエティ豊かにkillされ続け、巻き戻り続けるツェーレン。これが最後と十二回目の夫となったのは、有名特殊な一族の三男、天才魔術師アレスター。
彼は婚姻を拒絶するが、ツェーレンが呪いを受けていると言い解呪を約束する。
いじられ体質の情けない末っ子天才魔術師×素直前向きな呪われ美形王子。
転移日本人を祖に持つグレイシア三兄弟、三男アレスターの物語。
小説家になろう様にも掲載しております。
※本編完結。ぼちぼち番外編を投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。