暇つぶしに恋愛を〜 ありえない恋をするまで 君に会いたい

みー

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葉 七

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 ここ数年、僕は残りの人生の自分探しで、気分が沈んでいたが、今日は楽しみだった、

「忙しい所、ありがとうございます」

「いゃ、僕も嬉しかったよ」

「私は、34歳になりました、初めてお会いして6年過ぎました、1年前くらい前自己紹介した後から会えなくなり、残念でした、父の事聞きたいのは本当ですが、葉さんに会いたかった方が大きいです。
 父が葉さんに、引かれたのが、わかります」

「えっありがとう、、僕も会いたかったよ」

「そう言って頂き嬉しいです、、私は父が生きていた年齢を、超えてます。
20歳になった時、母から母の知っている父を聞いただけです、、、違う父の面を教えて下さい」

「、、僕の知っている範囲で教えてるよ、聞いて良いよ」

「私、父、有とそっくりですよね、母が言っていました、葉さん動揺しませんか、大丈夫ですか」と、微笑みながら聞いてきた。

 僕は、一瞬こいつタラシかと思うような、何とも言えない微笑みを僕に向けた、
「大丈夫だよぉ」負け時と、最高の微笑みを作った。

「良い息子さんですね、(父は話下手だけど宜しく)って、、最高ですね」

「あぁ、僕が頼りないからね」

「それも良さでしょう、ネットで葉さんの活躍は見ています。凄いです」

「、、、、、そんなことないよ」

「いきなり父ではなく、私の生い立ちを少し話ますね、、ゆとり世代って知ってますか」

「たまに聞く言葉だけど、いつも何なんだろうって思ってた」

「その感覚わかります、身近にいないと興味無いと思ます。
私34歳です、私含めて10年間下の年齢の人達の事です、国の方針ですから、移行期間がプラス2-3年間ありますので、おおよそ今の22歳くらいから34歳くらいの世代です。
 中身とか知りたいですか」

「もちろんだよ、誰も教えてくれないから、もし良かったら、簡単に詳しく教えて」と僕が言うと

「わかりました、
 簡単に言うと、皆平等で、
言われた事だけしなさいと言う教育です。
言われ事以外やると先生が注意して(言われ事以外やらないでください)って
 皆平等の教育は、テストも順位を付けない、運動会も1着、2着を付けない、
学芸会では、クラス皆んなが、主役です
勉強も4割減の勉強内容です、世界に取り残されます」

「えっ、、それ日本の話、、、国力落ちるでしょう、4割も教科書削っていいの、、、馬鹿な僕でもわかる」

「うん、不思議です、今世の中の人達忘れかけていますが本当の事です、
 私が小学生の時は、祖父が授業参観に来ていました、だいたい道徳の授業です、
道徳ですから、良い事、悪い事を教えるものだと思っていた祖父は、これからの日本の行く末を心配していました、
 簡単に説明すると、悪い事をした人物はなぜ悪い事をしたのか、悪い事であっても悪い事ではない、本人より周りが悪いような、理由が大事と、良い、悪いをはっきりいってはいけない教育です、これも平等の枠ですね、
 ゆとり世代のいじめは陰湿です、自分の立ち位置がわかっていないので、下の位置にいる子供が上の位置にいる足を引っ張る、
下にいると言う自覚が無いから厄介なんです、下、上を教えない教育です、
やって良い事、悪い事も教えない教育です。
 私の小学時代も大人たちが知らないだけで、酷い子供の集まりでした、家庭環境が悪く勉強が嫌いな子供も全て平等です。
 優秀な親は、学校での教育を諦め、塾で競争させ、人間性を学ばせていました。
 一番人気が作文教室でした、人の感情、悪い事は悪い、謝る、と教える、言われた事以外でも、気づいたらやるとか、テストの順位を上げるよう頑張る、人としてあたり前の事が、作文には全部入ってます、大人になる基礎作りです
 人として優秀な子供達は、皆通ってました。
ゆとり世代はネット世代ですから、下の子供達は陰湿です、
勉強出来ない子供でも自分が勉強出来ると勘違いさせる、皆んなが平等と言う教育を受けていますので、将来の職業、起業家が多いです、ネットの世界で有名になって大金持ちとか、全部自分完結なんです、人より劣っていると気付いても、劣っていないんです、葉さん私の言っていること、わかりますか」
 
「うぅ、難しいけど、
たぶん、バカなんだけど、バカを知らないって事でしょ、、、平等だから下とか上を知らない立つ位置が知らないと大人になって行きづらいよね、、、つくづく教育って怖いね、人間を誘導させて、後から失敗でしたで終わりでしょ、」

「下手な説明を理解してくれてありがとうございます。
そんな連中の話聞いていると、面白いですよ、頭の中スカスカなのに、世界のトップにいる感覚のようです。興味以後の事は、上から目線で(面倒だ、くだらない)とか、いいます。
 逆を考えると、ゆとり世代は、可哀想です、日本人の根本的考え方の、真逆の方針の試し世代ですからね、これから生きて行くの辛いと思います。で、私の上の世代は超氷河期の就職難の時代です、 あっなんだか、話がそれました。」

「僕は、何も知らないから、面白いよ、ゆとり世代か、、知らなかった、もし一緒に仕事とかしたら、上手く出来ないかも」

「うん、難しいかも、、私より下のゆとりの子達、パワハラとかで上司の事訴えているのよく聞きます、この話すると長くなるので、、、まとめると、私は教育熱心な祖父母に育てられた、
ゆとり世代の小説家です。
コンビニバイトは、小説のネタ探しです。
父と同じ東東大の大学院でて、起業しようかと思いましたが、書きたい事があったので、
独身、一人暮らし、株と投資で食べています。」

「そうなんだ、少しナナくんがわかったよ、僕は、自分の母と息子の3人暮らしだよ、
 よく、(あぁゆとりだからね)って言う意味、今わかった、なんか凄く徳した気分、、、そう言う事なんだ」何となかく、満足した気分でいると、いきなり

「父は葉さんにとってどんな存在でしたか、20年以上の前の事です、覚えている範囲で教えて下さい。」と、本題を聞いてきた。

「あっ、こっち側から聞きたいんだ、僕の中では、大好きだった、、、
 23歳の時講習会で、出会い一眼惚れ見たいな物だった。それも着付けだよ、普通男の人は行かないよね。
  
 ナナくんとかお母さんがいるのに、ごめんね、今度機会があったらナナくんが有から託された手紙を見せるよ、僕と有の関係が、一方的な僕の言葉じゃなくわかると思う、
 大好きだったが、有には言っていないよ、、言ったら壊れる感じで怖かった、ずっと一緒にいられるだけで満足だった、
 6年前、ナナくんに手紙をもらうまで、
僕の自慢のせいで、有は亡くなったって思ってたんだ、有の事は一時も、忘れた事がなかった、僕はどの言葉がいけなかったのか、上から目線になっていたのか、、、わからなかった、僕だけネットから売れたんだ、中身なしの外見だけでね、、
 病気だったと手紙に書いてあった、、
病気の事、ナナくんの事、5年以上も一緒に居たのに、一言も出なかった、たぶん職場も何か秘密があったと思う、ただのアルバイトなんて聞いていなかった。今も考えるよ、何が間違えたのか、言わせない空気を、、、僕が作っていたんだろうか」と、言いつつ涙が出てきた。

「色々な思いに縛られていましたね、、、もう充分、父有は葉さんを独り占めして満足しました。有の事で結婚生活も上手くいなかった事でしょ、
もう、いい事にしましょう、少しだけのいい思い出の部分だけ取っておいて、後は忘れましょう、父の事聞きたいって言った私が言うと変ですか」

「ありがとう、」

「お願いがあります。
私と友達になってください、お願いします。」

「僕は、嬉しいよ、ありがとう、」連絡先を交換した。

「リョクくんの心配杞憂でしたね、普通に話出来てますよ」

「いや、そうでもない、この前リョクの高校で3者面談があって、一言も喋らず帰ったら、家で散々リョクに文句言われた、担任がお父様の考えは、って何度も聞くけど、僕が返答に戸惑っている全部リョクが僕の代わりに返事してくれたんだ、僕の考えなんて何もないんだ、親なのに情けないよ」

「そう言う事あったんですね、」

「その日、もうひとつ失敗したんだ、だから輪を掛けてリョクは呆れて、僕の事が心配なんだ」

「もうひとつの失敗って、何があったんですか」

「えっ、、、恥ずかしいけど初めてその日、バスに乗ったんだ、
15時発だから、バス停で待って、ちゃんと乗ってね、3個目の停留所で降りると高校だからって、しつこくリョクから言われてたんだ、
タクシーは予約時間に来ない事があって、バスなら大丈夫だろうと、リョクと相談して決めた、
 僕は15時発に乗って、3個目の停留所で降りたら高校が見当たらないんだ、直ぐリョクに電話したよ(父ちゃん何行きに乗った)って聞かれて、(知らない、15時発にちゃんと乗った)って自信を持って答えたら(直ぐ、タクシー探して高校まで来て、)って、
知らなかった、、行き先見ないとダメなんだね」

「あっ私も、小学生時やりました、」

「50過ぎてるよ、僕」

「新しい事、覚えて良かったですよ」

「まあね、リョクは若干過保護なの」

「リョクくんの気持ちわかります」

「そう」と言いつつ僕は、複雑な気持ちになった。
「なんか色々あって、毎日楽しそうですね」と、ナナくんが、言ったので、

「いや、ここ最近は、色々考える事あってね、でも今日は嬉しいよ、」

「ちなみに父とは、どのくらいの頻度で会っていましたか、覚えている範囲で良いです」

「忘れないよ、週3回、お店も時間も同じ」

「えっ、そんなに会っていたんですか」

「僕は、毎日でも良かったよ」って、半分冗談ぽっく言った。

有の事以外の話で2人で、楽しんだ。
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