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世界がヤバイぃぃぃぃぃ!
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教会を追い出された俺は、ヴァリアンツ家の屋敷に帰ってきた。乱暴に仕事用の椅子にドスンと座る。
「納得がいかないッ、ちくしょう、どうなってやがる!」
机を拳で叩き、あらん限りの声で叫ぶと、屋敷の管理を任せているメイド長のマーヤと、執事のジェフが慌てて顔を出してきた。
二人とも五十歳を過ぎた年齢で、長年この家に仕えてきた家族のような存在だ。
マーヤが恐る恐る声をかけてくる。
「ルドルフ様、ずいぶん苛立った様子ですが、なにかございましたか? 息子の晴れ舞台だとあんなに意気揚々とお出かけになられたのに」
「……くっ、まさに狐か狸に化かされた気分だよ。目を疑う理不尽の連続だった。酒でも飲まないとやってられん。ジェフ、30年もののワインがあっただろ。あけてくれ」
「よろしいので? あれらは『子供達が全員成人したときにプレゼントするんだ』とルドルフ様が大切に保管してる物ではありませんか? ずっと渡すのを楽しみにしていたのに」
「し、知るかそんなもん。一本くらい構わんだろ。それでこの気持ちが少しでも収まるのならなっ」
感情のままに、再度バンッバンッと仕事机を叩く。
その下品な行動にマーヤとジェフが眉を顰める。俺はすぐさま己の行動が恥ずかしくなった。
ああ、悪い癖だ。また頭に血がのぼってきた。いい歳をして、感情のコントロールもできない自分が情けない。
マーヤとジェフがお互いに目を合わせ、呆れたような顔で俺を眺める。それでも、二人は文句も言わずワインを用意をして執務室から去っていった。
俺はワインを飲みながら、祝福の儀で起きた異常事態について考える。
何度も「聖者の冒険譚」をクリアしたから断言できる。あれは絶対に原作にない展開だ。
ハイネの言動は改めて考察するまでもないほど狂っていた訳だが、兄ジン、妹リアも異常だった。
ゲームなら、アイツらはハイネを嫌い、追放後もわざわざハイネに会いにいって、嫌がらせをするほど性格のねじ曲がった奴らだったはずだ。
賄賂、私刑などは当たり前で、傍若無人で残忍なその性格はゲームでも相当なヘイトを買っていた。
なのに、ジンはハイネを庇い、リアにいたっては泣きながら「ハイネお兄ちゃんと結婚するんだもん!」と発言していた。
「いつからブラコンにジョブチェンジしたんだクソがッ! お前はヒロインじゃないだろッ、『聖者の冒険譚』は乙女ゲーじゃなくて本格ファンタジーRPGだぞ!? 何が「結婚するんだもん」だッ! ゲームでは冷酷なドS少女だったくせに!」
はあ、はあ、いかん。
思い出したらまた頭に血がのぼってきた。
どうしてこうなった。
しかし、残念ながら心当たりあった。
その答えは、三十九年間生きてきたルドルフの記憶にある。本来の設定なら、ハイネを除き、ヴァリアンツ家の家族は全員悪人だ。
金に汚いし、平民は見下す典型的な悪役貴族。
そしてハイネは特殊な出自の関係もあって、家族全員から目の敵にされるはずだった。
そう、そのはずだったのだ。
だが、どれだけルドルフの記憶を辿っても、そんな記憶は一切無い。何故か? 原因は間違いなく俺だ。俺が前世の記憶を持っているからだ。
前世の俺は、どこにでもいる四十歳の普通のサラリーマンだった。家族を持ち、子供も生まれて幸せな家庭を築いていた。妻の出産に立ち会って初めて息子を抱いたあの日、あれが前世の俺にとって人生最良の日だったといえよう。
俺は子供が好きだ。いや言いなおそう。俺は子供が大好きだ!
子供が優秀だろうが、なかろうが、そんなのどうでもいい。ただ幸せになってくれたら、それこそが最大の親孝行だと、親になって初めて知った。
だから前世の俺が死んだ日。
信号無視したトラックと息子がぶつかりそうになり、身代わりとなって身を投げ出したあの瞬間。怪我もなく生き延びた息子を見届けて瞼をおろしたあの時。我が人生で二番目に素晴らしい日だと思った。
そんな俺が転生したせいなのか、ルドルフの潜在意識には、前世の俺の良心が残っていた。無意識ではあるが、原作のルドルフよりもハイネ、ジン、リアの三人を大切に育てた。
ジンとリアが、ハイネを虐めようとしたら殴ってでも止めた記憶がある。
貴族たるもの清廉潔白であれ。子供達にはそう厳しく言い聞かせてきた。その成果もあって、子供達は皆、貴族として良き心を持ち立派に成長した。
つまり、なにが原因だったかと言えば全て俺の責任だ。
無意識で良かれとしてきた行動が、全部裏目にでていた。
シナリオブレイクさせたのは俺自身だった。
「ヤバイ……世界がヤバイ。どうしようぉぉぉぉぉ!? 我が子を大切に育てたら世界が崩壊しそうですとか冗談だろ!」
ハイネが魔剣士学園で覚醒して勇者になるシナリオなのに、魔剣士学園にすら行かず、実家で腑抜けたニートになっちまう!
このままでは、魔人が魔王を復活させて世界が終わる。
民の命を危険にさらして何が貴族か。
死んで詫びたい気持ちだが、それではなにも解決しない。むしろ余計にシナリオが悪化する。
こうなったら無理矢理でも軌道修正するしかない。ハイネには悪いが強引でも屋敷から追い出して魔剣士学園に通ってもらうぞ!
グラスを手に取り、飲みかけのワインを一気に飲み干す。
「ちくしょう、ストレス過多で貴重なワインの味がほとんどしなかった。次からは安酒を飲むことにしよう」
ハイネが覚醒するかどうかに世界の全てが掛かっている。
尻ぬぐいさせるようで、申し訳ないがハイネには一刻も早く屋敷から旅立ってもらう必要がある。
「待ってろハイネ。必ずお前に世界を救わしてやるからな!」
「納得がいかないッ、ちくしょう、どうなってやがる!」
机を拳で叩き、あらん限りの声で叫ぶと、屋敷の管理を任せているメイド長のマーヤと、執事のジェフが慌てて顔を出してきた。
二人とも五十歳を過ぎた年齢で、長年この家に仕えてきた家族のような存在だ。
マーヤが恐る恐る声をかけてくる。
「ルドルフ様、ずいぶん苛立った様子ですが、なにかございましたか? 息子の晴れ舞台だとあんなに意気揚々とお出かけになられたのに」
「……くっ、まさに狐か狸に化かされた気分だよ。目を疑う理不尽の連続だった。酒でも飲まないとやってられん。ジェフ、30年もののワインがあっただろ。あけてくれ」
「よろしいので? あれらは『子供達が全員成人したときにプレゼントするんだ』とルドルフ様が大切に保管してる物ではありませんか? ずっと渡すのを楽しみにしていたのに」
「し、知るかそんなもん。一本くらい構わんだろ。それでこの気持ちが少しでも収まるのならなっ」
感情のままに、再度バンッバンッと仕事机を叩く。
その下品な行動にマーヤとジェフが眉を顰める。俺はすぐさま己の行動が恥ずかしくなった。
ああ、悪い癖だ。また頭に血がのぼってきた。いい歳をして、感情のコントロールもできない自分が情けない。
マーヤとジェフがお互いに目を合わせ、呆れたような顔で俺を眺める。それでも、二人は文句も言わずワインを用意をして執務室から去っていった。
俺はワインを飲みながら、祝福の儀で起きた異常事態について考える。
何度も「聖者の冒険譚」をクリアしたから断言できる。あれは絶対に原作にない展開だ。
ハイネの言動は改めて考察するまでもないほど狂っていた訳だが、兄ジン、妹リアも異常だった。
ゲームなら、アイツらはハイネを嫌い、追放後もわざわざハイネに会いにいって、嫌がらせをするほど性格のねじ曲がった奴らだったはずだ。
賄賂、私刑などは当たり前で、傍若無人で残忍なその性格はゲームでも相当なヘイトを買っていた。
なのに、ジンはハイネを庇い、リアにいたっては泣きながら「ハイネお兄ちゃんと結婚するんだもん!」と発言していた。
「いつからブラコンにジョブチェンジしたんだクソがッ! お前はヒロインじゃないだろッ、『聖者の冒険譚』は乙女ゲーじゃなくて本格ファンタジーRPGだぞ!? 何が「結婚するんだもん」だッ! ゲームでは冷酷なドS少女だったくせに!」
はあ、はあ、いかん。
思い出したらまた頭に血がのぼってきた。
どうしてこうなった。
しかし、残念ながら心当たりあった。
その答えは、三十九年間生きてきたルドルフの記憶にある。本来の設定なら、ハイネを除き、ヴァリアンツ家の家族は全員悪人だ。
金に汚いし、平民は見下す典型的な悪役貴族。
そしてハイネは特殊な出自の関係もあって、家族全員から目の敵にされるはずだった。
そう、そのはずだったのだ。
だが、どれだけルドルフの記憶を辿っても、そんな記憶は一切無い。何故か? 原因は間違いなく俺だ。俺が前世の記憶を持っているからだ。
前世の俺は、どこにでもいる四十歳の普通のサラリーマンだった。家族を持ち、子供も生まれて幸せな家庭を築いていた。妻の出産に立ち会って初めて息子を抱いたあの日、あれが前世の俺にとって人生最良の日だったといえよう。
俺は子供が好きだ。いや言いなおそう。俺は子供が大好きだ!
子供が優秀だろうが、なかろうが、そんなのどうでもいい。ただ幸せになってくれたら、それこそが最大の親孝行だと、親になって初めて知った。
だから前世の俺が死んだ日。
信号無視したトラックと息子がぶつかりそうになり、身代わりとなって身を投げ出したあの瞬間。怪我もなく生き延びた息子を見届けて瞼をおろしたあの時。我が人生で二番目に素晴らしい日だと思った。
そんな俺が転生したせいなのか、ルドルフの潜在意識には、前世の俺の良心が残っていた。無意識ではあるが、原作のルドルフよりもハイネ、ジン、リアの三人を大切に育てた。
ジンとリアが、ハイネを虐めようとしたら殴ってでも止めた記憶がある。
貴族たるもの清廉潔白であれ。子供達にはそう厳しく言い聞かせてきた。その成果もあって、子供達は皆、貴族として良き心を持ち立派に成長した。
つまり、なにが原因だったかと言えば全て俺の責任だ。
無意識で良かれとしてきた行動が、全部裏目にでていた。
シナリオブレイクさせたのは俺自身だった。
「ヤバイ……世界がヤバイ。どうしようぉぉぉぉぉ!? 我が子を大切に育てたら世界が崩壊しそうですとか冗談だろ!」
ハイネが魔剣士学園で覚醒して勇者になるシナリオなのに、魔剣士学園にすら行かず、実家で腑抜けたニートになっちまう!
このままでは、魔人が魔王を復活させて世界が終わる。
民の命を危険にさらして何が貴族か。
死んで詫びたい気持ちだが、それではなにも解決しない。むしろ余計にシナリオが悪化する。
こうなったら無理矢理でも軌道修正するしかない。ハイネには悪いが強引でも屋敷から追い出して魔剣士学園に通ってもらうぞ!
グラスを手に取り、飲みかけのワインを一気に飲み干す。
「ちくしょう、ストレス過多で貴重なワインの味がほとんどしなかった。次からは安酒を飲むことにしよう」
ハイネが覚醒するかどうかに世界の全てが掛かっている。
尻ぬぐいさせるようで、申し訳ないがハイネには一刻も早く屋敷から旅立ってもらう必要がある。
「待ってろハイネ。必ずお前に世界を救わしてやるからな!」
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