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No03 次期君主は山猫を飼い慣らしたい
014 後宮の内部事情
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22歳の子供の母親には見えない。細身で衰えの無い。ジエンに似た年齢不詳の美女が、気怠気にシャンマオが寝かされたベットの端に腰掛け、シャンマオの手を取り「あら、私と同じ様に剣ダコがあるのねw」と言ったかと思うと「息子のジエンが無体を強いたのね…ゴメンナサイねw」と、ドキッとする程に艶やかな表情に成り「覚悟だけは決めておいた方が良いわよw」と言う。
そして「同じ戦場を駆け抜けた戦友で有り、親友であるダオレンに似て、あの馬鹿息子は、父子揃って、猪突猛進。良く言えば、有言実行。本当は後先考えずに行動し、周囲の意見なんて聞きやしないで、何かしらやらかす困った大馬鹿野郎なんだよね」と言った。
シャンマオは(貴妃様って武人だったんだ)と驚き…、(何に謝って、何の覚悟を決めさせたくて、正妻なのに夫を[戦友・親友]と呼ぶ、その心理は、如何に?)と嫌な予感しかしなかったので…、質問をしようとしたのだが…、ジエンの母親は、シャンマオの言葉を遮った……。「時に、毒殺され掛ける事もあるだろうけど、慣れれば何とか成る物だから頑張るんだよ」と言い切って立ち上がる。
その時にはシャンマオも(ちょっと待って欲しい…、今言われたソレは、嫁に成る心得的なモノなのか?)と言う応えに辿りついたのだが、ジエンの母親[貴妃様]は晴れやかな表情で、シャンマオの頭をくしゃくしゃっと撫で、去り際に「健闘を祈るw」と言って、颯爽と部屋を出て行ってしまった。
何も言えなかった。言わせて貰えなかったシャンマオは、貴妃を引き留める術を持たずに見送り(似てるのは父と子だけじゃ無くて、母親も、なのではなかろうか?)と思い。ジエンの元乳母モンファに「良かったわねぇ~シャンマオw貴妃様から[御嫁さん]認定貰えたわよ♪おめでとうw」と言われ(何故に認定されたし!最初は、溜息吐いたり、乗り気じゃない表情してなかったか?)と頭を抱えるのだった。それでも、事の新増を整理する為に情報収集は必要だと、シャンマオは気力を振り絞って身近な情報を集める。
シャンマオの姉とシャンマオの双子の片割れである兄が住む屋敷、今居る[貴妃]の屋敷の隣は、ジエンの腹違いの弟、次男のドウンの母、出産で命を落とした元賢妃の部屋だったと言う。
貴妃は、ジエンと一緒にドウンも育てていて…、屋敷も預かっていたから…、暗殺の危険が増した、ダオレンの初恋の相手の子供を嫁として育てる場として、人材諸共、屋敷を提供したらしい……。(領主の初恋の相手が私の母でもある人だとw領主様、ロリコンと言うわけでは無かったのかwそれにしても、貴妃様は嫉妬をしなかったのかな?もしかして、もしかしなくても…、本気の友人関係?夫に恋愛感情持ってなさ過ぎな感じ?)
因みに、そんな事を正妻にさせる領主ダオレンは養子で、先代の領主の放蕩娘の子供らしい。
「だから、シャンマオの出自をとやかく言う事は無いんじゃ無いかしら?」(これは私の出自を知らない侍女の言葉だ…、一般的に嫁にした女の妹を息子の嫁と認めるのだろうか?願わくば、反対して、私をこの屋敷から解放し、自由にさせて欲しい……。)
四妃の中で一度も通われた事の無い新しい賢妃と、同じく領主に通われる事の無い十八嬪は、現在、唯一の寵妃[婕妤]を目の敵にしているのだと言う。(まぁ~、そりゃそうだろう。貞操を守る事を強要され囲われるだけの高齢処女生産工場に放置は、立場上に困るだろうw政略的に後宮入りさせられた者も少なくないだろうし、実家から圧力もあるだろうしで[仕事させろ]と言う者も出てきておかしくない。領主を独り占めしてたら恨まれるよなw)
領主の子を産んだ四妃の残りの2人は、ジエンが[只一人の運命の人]に出会えなければ、[弟達の子供の中から養子を貰う]と言い続けていた為に静かにしていたが…、今回の事で、何かしら動き出す可能性があるらしい。
後付けの新しい賢妃は高官の娘と言うだけだが…元々の四妃は全員、ダオレンと戦場を駆け抜けた[位の高い]武人……。人殺しに躊躇や忌避感は少ないらしく、昔は、毒殺や暗殺が跋扈していた時期も無くは無かった御様子だ。(願わくば、そう言うの勘弁して欲しいけど…貴妃様「慣れれば何とか成る」って言ってたな…、確実に私、命狙われるんじゃね?後…私の姉を狙って私の双子の片割れが怪我したのって、その四妃の中の2人の手の者なんじゃ……。)
シャンマオは、貴妃の侍女達と雑談して情報を集め…(後宮は妓楼よりも絢爛豪華だけど、妓楼のが平和で良かったなぁ~…)と思うのだった。
そして「同じ戦場を駆け抜けた戦友で有り、親友であるダオレンに似て、あの馬鹿息子は、父子揃って、猪突猛進。良く言えば、有言実行。本当は後先考えずに行動し、周囲の意見なんて聞きやしないで、何かしらやらかす困った大馬鹿野郎なんだよね」と言った。
シャンマオは(貴妃様って武人だったんだ)と驚き…、(何に謝って、何の覚悟を決めさせたくて、正妻なのに夫を[戦友・親友]と呼ぶ、その心理は、如何に?)と嫌な予感しかしなかったので…、質問をしようとしたのだが…、ジエンの母親は、シャンマオの言葉を遮った……。「時に、毒殺され掛ける事もあるだろうけど、慣れれば何とか成る物だから頑張るんだよ」と言い切って立ち上がる。
その時にはシャンマオも(ちょっと待って欲しい…、今言われたソレは、嫁に成る心得的なモノなのか?)と言う応えに辿りついたのだが、ジエンの母親[貴妃様]は晴れやかな表情で、シャンマオの頭をくしゃくしゃっと撫で、去り際に「健闘を祈るw」と言って、颯爽と部屋を出て行ってしまった。
何も言えなかった。言わせて貰えなかったシャンマオは、貴妃を引き留める術を持たずに見送り(似てるのは父と子だけじゃ無くて、母親も、なのではなかろうか?)と思い。ジエンの元乳母モンファに「良かったわねぇ~シャンマオw貴妃様から[御嫁さん]認定貰えたわよ♪おめでとうw」と言われ(何故に認定されたし!最初は、溜息吐いたり、乗り気じゃない表情してなかったか?)と頭を抱えるのだった。それでも、事の新増を整理する為に情報収集は必要だと、シャンマオは気力を振り絞って身近な情報を集める。
シャンマオの姉とシャンマオの双子の片割れである兄が住む屋敷、今居る[貴妃]の屋敷の隣は、ジエンの腹違いの弟、次男のドウンの母、出産で命を落とした元賢妃の部屋だったと言う。
貴妃は、ジエンと一緒にドウンも育てていて…、屋敷も預かっていたから…、暗殺の危険が増した、ダオレンの初恋の相手の子供を嫁として育てる場として、人材諸共、屋敷を提供したらしい……。(領主の初恋の相手が私の母でもある人だとw領主様、ロリコンと言うわけでは無かったのかwそれにしても、貴妃様は嫉妬をしなかったのかな?もしかして、もしかしなくても…、本気の友人関係?夫に恋愛感情持ってなさ過ぎな感じ?)
因みに、そんな事を正妻にさせる領主ダオレンは養子で、先代の領主の放蕩娘の子供らしい。
「だから、シャンマオの出自をとやかく言う事は無いんじゃ無いかしら?」(これは私の出自を知らない侍女の言葉だ…、一般的に嫁にした女の妹を息子の嫁と認めるのだろうか?願わくば、反対して、私をこの屋敷から解放し、自由にさせて欲しい……。)
四妃の中で一度も通われた事の無い新しい賢妃と、同じく領主に通われる事の無い十八嬪は、現在、唯一の寵妃[婕妤]を目の敵にしているのだと言う。(まぁ~、そりゃそうだろう。貞操を守る事を強要され囲われるだけの高齢処女生産工場に放置は、立場上に困るだろうw政略的に後宮入りさせられた者も少なくないだろうし、実家から圧力もあるだろうしで[仕事させろ]と言う者も出てきておかしくない。領主を独り占めしてたら恨まれるよなw)
領主の子を産んだ四妃の残りの2人は、ジエンが[只一人の運命の人]に出会えなければ、[弟達の子供の中から養子を貰う]と言い続けていた為に静かにしていたが…、今回の事で、何かしら動き出す可能性があるらしい。
後付けの新しい賢妃は高官の娘と言うだけだが…元々の四妃は全員、ダオレンと戦場を駆け抜けた[位の高い]武人……。人殺しに躊躇や忌避感は少ないらしく、昔は、毒殺や暗殺が跋扈していた時期も無くは無かった御様子だ。(願わくば、そう言うの勘弁して欲しいけど…貴妃様「慣れれば何とか成る」って言ってたな…、確実に私、命狙われるんじゃね?後…私の姉を狙って私の双子の片割れが怪我したのって、その四妃の中の2人の手の者なんじゃ……。)
シャンマオは、貴妃の侍女達と雑談して情報を集め…(後宮は妓楼よりも絢爛豪華だけど、妓楼のが平和で良かったなぁ~…)と思うのだった。
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