50 / 55
No04 次期君主も飼ってるからには山猫に愛されたい
050 毒 4
しおりを挟む
シャンマオは、非公式ながら奴隷と成り。高官の息子が徴兵されない様に病弱を装う為に使う毒が、強すぎないか?を調べる実験台として生きた時期の事…、その後、浮気性の夫を愛人から奪い返すのに白い肌を求めた高官の妻の為に、同じ様な事を繰り返していた事を簡素に語る……。
ジエンはシャンマオをそんな立場に陥れた者達に対して怒りを露わにし、最初にその話を振ったゴンは、興味深げに「その人達って、今、如何してるか分かりますか?」とシャンマオに質問した。
「分かんないかな?白い肌を手に入れる為に毒を飲み続けた妻を…毒に対する知識も無しに夫が抱いたら、どうなるか?」とシャンマオはクスクス笑い。誰もが結末に気付いた雰囲気に従って「官位は世襲制では無いんだ。結果は知れた事だろ?夫を取り返した妻は自分が持つ毒で夫を喪い。病弱を装う程に心の弱い息子が高官に付ける訳も無い。良い感じに落ちぶれてくれたよw御陰で私は自由になれたんだけどねww」と言った。
ジエンは、精神的に歪みの一端を見せるシャンマオに気付いて…か、気付かぬに…か「それでも、生きていてくれて良かった」と言って、涙を滲ませながらシャンマオを抱き締め、猫っ可愛がりし…、シャンマオは投げやりな表情で、それを受け入れ…、それを見せ付けられる者達は、生温かぁ~い目で2人を見ている……。
少しして一番最初に甘々な2人を見飽きたジアンが気安く近付き、2人を引き剥がして自分に注目を集めようと手を伸ばすと、不自然にジエンの手からシャンマオが逃げ距離を取った。ジエンは残念そうに「邪魔するなよ…」と不満を露わに不貞腐れ「ジアンは、本当に他に用事は無かったのか?」と質問する。ジアンは少し考え「ジエン兄上の猫は何故、今、逃げたんだ?」と尋ねた。ジエンは「触られたくないから?」とシャンマオに同意を求め、シャンマオは「煙草臭いの好きくないからだ」と答えた。
ジアンは思案し「妓楼では煙管を妓女達に差し出されて吸ってなかったか?」と言い、シャンマオは見下すような表情をする。
「紅の色が移った煙管で誘われんのは妓楼遊びの醍醐味だろ?それに、妓女達に恥を掻かさない様に吸わずとも1本は受け取って、吸う振りだけして、最低でも、茶くらい飲んで帰るのが礼儀ってもんだw知らなかったのか?」
「……。」
それなりに妓楼に通い詰めていたジアンは知らなかったらしく黙り込んでしまった。
「後な、煙膏の種類には気を付けた方が良い…、特に阿片膏入りのに手を出し続けるのは危ねぇ~ぞ…気付かぬ内に使用量が増えて中毒死する事になるからな」とシャンマオは付け加え、ジエンの腕の中に自分から戻り「ジエンは、父親に誘われても手を出すなよ?阿片に手を出したら、私は二度と、オマエの腕の中に戻る事は無い。」と宣言して、密かに使用者情報を臭わせ、ジエンの腕の中から、ジエンの弟達とドウン付き添いの2人の様子を窺う。
ドウンは頭を抱え、ドウンの部下ハオシュエンとハオユーは、苦笑いをし…、ゴンは何処と無く御怒りで「ジアン兄さん、取り敢えず禁煙しましょうかw」と、訳の分かっていなさそうなジアンに残っていた茶を強引に飲ませ、連れて帰って行った。
ジエンはシャンマオから手を放さず、ゴンと対面する様に座り、シャンマオの手を握ったまま自分の横に座らせ「何時から、そう言うのに気付いていた?」とシャンマオに質問した。
シャンマオは最初だけ友好的だった婕妤を思い出し、その後の豹変した婕妤を思い「初めて、この領主の後宮に連れて来られた日に、婕妤様の屋敷に入り、婕妤様と至近距離で会話する事が一度だけあったんだよ」と苦虫を嚙み潰した様な顔をし、「どう言う物を使っているかは、分かるか?」とも質問され、「屋敷で焚かれている香もだけど、アソコには煙管だけで無く、水煙草のセットもあった。」と言って一休み、深呼吸して「浮き沈みする感情の起伏…、感情が高ぶった時の目や全体的な雰囲気…、最初に出会った時の婕妤様の呼気の感じと…、遠目で見掛けた全裸姿から判断できる痩せ方…、コレは推測の域を出ないけど、他に麻薬とかにも手を出してるんじゃ無いかな?って所で如何だろう?」
ジエンはシャンマオと見た光景を思い出し、シャンマオが辛くないかを心配してシャンマオの肩を抱き…、ドウンは眉間の皺を何時もより一層深くしていた……。
ジエンはシャンマオをそんな立場に陥れた者達に対して怒りを露わにし、最初にその話を振ったゴンは、興味深げに「その人達って、今、如何してるか分かりますか?」とシャンマオに質問した。
「分かんないかな?白い肌を手に入れる為に毒を飲み続けた妻を…毒に対する知識も無しに夫が抱いたら、どうなるか?」とシャンマオはクスクス笑い。誰もが結末に気付いた雰囲気に従って「官位は世襲制では無いんだ。結果は知れた事だろ?夫を取り返した妻は自分が持つ毒で夫を喪い。病弱を装う程に心の弱い息子が高官に付ける訳も無い。良い感じに落ちぶれてくれたよw御陰で私は自由になれたんだけどねww」と言った。
ジエンは、精神的に歪みの一端を見せるシャンマオに気付いて…か、気付かぬに…か「それでも、生きていてくれて良かった」と言って、涙を滲ませながらシャンマオを抱き締め、猫っ可愛がりし…、シャンマオは投げやりな表情で、それを受け入れ…、それを見せ付けられる者達は、生温かぁ~い目で2人を見ている……。
少しして一番最初に甘々な2人を見飽きたジアンが気安く近付き、2人を引き剥がして自分に注目を集めようと手を伸ばすと、不自然にジエンの手からシャンマオが逃げ距離を取った。ジエンは残念そうに「邪魔するなよ…」と不満を露わに不貞腐れ「ジアンは、本当に他に用事は無かったのか?」と質問する。ジアンは少し考え「ジエン兄上の猫は何故、今、逃げたんだ?」と尋ねた。ジエンは「触られたくないから?」とシャンマオに同意を求め、シャンマオは「煙草臭いの好きくないからだ」と答えた。
ジアンは思案し「妓楼では煙管を妓女達に差し出されて吸ってなかったか?」と言い、シャンマオは見下すような表情をする。
「紅の色が移った煙管で誘われんのは妓楼遊びの醍醐味だろ?それに、妓女達に恥を掻かさない様に吸わずとも1本は受け取って、吸う振りだけして、最低でも、茶くらい飲んで帰るのが礼儀ってもんだw知らなかったのか?」
「……。」
それなりに妓楼に通い詰めていたジアンは知らなかったらしく黙り込んでしまった。
「後な、煙膏の種類には気を付けた方が良い…、特に阿片膏入りのに手を出し続けるのは危ねぇ~ぞ…気付かぬ内に使用量が増えて中毒死する事になるからな」とシャンマオは付け加え、ジエンの腕の中に自分から戻り「ジエンは、父親に誘われても手を出すなよ?阿片に手を出したら、私は二度と、オマエの腕の中に戻る事は無い。」と宣言して、密かに使用者情報を臭わせ、ジエンの腕の中から、ジエンの弟達とドウン付き添いの2人の様子を窺う。
ドウンは頭を抱え、ドウンの部下ハオシュエンとハオユーは、苦笑いをし…、ゴンは何処と無く御怒りで「ジアン兄さん、取り敢えず禁煙しましょうかw」と、訳の分かっていなさそうなジアンに残っていた茶を強引に飲ませ、連れて帰って行った。
ジエンはシャンマオから手を放さず、ゴンと対面する様に座り、シャンマオの手を握ったまま自分の横に座らせ「何時から、そう言うのに気付いていた?」とシャンマオに質問した。
シャンマオは最初だけ友好的だった婕妤を思い出し、その後の豹変した婕妤を思い「初めて、この領主の後宮に連れて来られた日に、婕妤様の屋敷に入り、婕妤様と至近距離で会話する事が一度だけあったんだよ」と苦虫を嚙み潰した様な顔をし、「どう言う物を使っているかは、分かるか?」とも質問され、「屋敷で焚かれている香もだけど、アソコには煙管だけで無く、水煙草のセットもあった。」と言って一休み、深呼吸して「浮き沈みする感情の起伏…、感情が高ぶった時の目や全体的な雰囲気…、最初に出会った時の婕妤様の呼気の感じと…、遠目で見掛けた全裸姿から判断できる痩せ方…、コレは推測の域を出ないけど、他に麻薬とかにも手を出してるんじゃ無いかな?って所で如何だろう?」
ジエンはシャンマオと見た光景を思い出し、シャンマオが辛くないかを心配してシャンマオの肩を抱き…、ドウンは眉間の皺を何時もより一層深くしていた……。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる