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下弦の月(後編)
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「純。もう、話してくれるでしょう?」
お杏が二杯目の白磁のカフェオレ・ボウルを、目の前のテーブルの上に置いた。
私は紺碧色のローソファに寄りかかり、ふかふかの北欧柄クッションを抱えたまま呆けたようにずっと黙りこくっている。
あれから──────
私は、お杏のマンションを訪れていた。
ずぶ濡れの私をお杏は酷く驚いて迎え入れ、とにかくシャワーを浴びるよう広いバスルームへと私を閉じ込めた。
私が42度の熱いシャワーを浴びている間に、お杏はワッフル地の白いヘチマ襟バスローブと温かいミルクたっぷりの珈琲を用意してくれていた。
そして、二杯目のカフェオレを頂いている今。
BGMのドビュッシーのピアノ作品集は組曲『子供の領分』の中でも私の大好きな最後の曲『ゴリゴーグのケークウォーク』にさしかかり、部屋にはその愉快で軽快な旋律が響いている。
「家に電話……しなきゃ。ママ心配してる」
やっと能動的に、傍のバッグから携帯を取り出しながら呟いた私を、お杏はただ見つめる。
しかし、私はふとその手を止めて言った。
「お杏。今日、おじ様は……?」
「今夜も仕事よ」
「お杏……今夜、泊めてくれない? 帰りたくないの」
「いいけど。家の方、大丈夫なの? 純のママ、心配性でしょ」
「お杏の家だから大丈夫。うちのママ、お杏のこと、大のお気に入りだもの」
そうして、私はお杏の家に泊まることにした。
「純。本当に一体、何があったの……?」
お杏の切れ長の漆黒の瞳。
その美しい目の色には、険しさといつものいたわりが見え隠れする。
私はひとつ、深い息を吸った。
そして大きな溜息を吐き出すと、事の顛末を一切話し始めた。
「──────たまらなかったのよ。私……。あの時の守屋君の表情。私……私は。私だって、他の女の子と一緒よ。ちょっと優しくされれば、すぐひっかかって……。私は……。彼から特別に想われるような女の子じゃないわ」
私は……。
あの時の守屋君の表情が、身を切られるように、痛かった。
私だって本当は知ってる。
自分の欲望。
あの高校二年の秋の放課後……。
あの夕暮れの教室で彼の胸の中で、それ以上のことを望んでいたのは、私。
私だって、守屋君が今まで接してきた他の女の子達と変わらない。
なのに──────
「じゃあ、どうして。逃げたの? 守屋君から」
「いたたまれなかったのよ。彼の目の触れない所へ、どこかへ。消えてしまいたかった。恥ずかしかった……自分が。─────それに。本当のところ……あの時の守屋君。怖かった……」
カフェ・オレを一口飲んで、呟いた。
「フェアじゃないわ。私、彼の考えているような女の子じゃないのに……」
「純。やっぱり、あんたって」
その時。
初めてお杏が柔らかな笑みを湛えて、私を見つめた。
その瞳の色の意味がわからず、首を傾げる。
「守屋君の目に狂いはないわよ」
「どういう意味、お杏?」
「純、やっぱり可愛いわ」
「お杏……?!」
驚き顔の私をよそに、お杏は続けた。
「純って、本当に名前の通りよ。純粋で、無垢で。純、大事に大事に育てられた、てのがわかるのよねえ。言わなくても、いいとこのお嬢さんてのがわかるんだ。素直なのよね」
お杏が何を言いたいのかわからずにただ目を見張る私に、お杏は更に言葉を続ける。
「どこか犯し難い雰囲気があるんだなあ。しっかりしているようで、どこか危なかしげで。でもね。そういう女の子は一番狙われやすいのよ。守ってあげたいんだけど。大切にしたいんだけど、でも……てね。全く、罪作りよ、純は。……けど、守屋君。そういう純なとこあったのね! 意外。ま、彼の気持ちもほんとよくわかるわ」
お杏は、独り言のように、含み笑いをしながらそう言ったのだ。
「ちょっと、待ってよ! お杏。私、そんなんじゃないわ。私……知ってるのよ。自分のほんとの欲望。私、守屋君が今まで遊んできた女の子達とちっとも変わらないのに」
「純。こういうことは自分で意識するものじゃないわ。私は知ってる。そして、守屋君も見抜いたのよ。もっとも、本当に純のことを理解する人間なら、誰でもわかることだわ」
「でも……」
「とにかく、悲観することないの。守屋君の言ってること、間違いじゃない。私の言うこと信じなさいって」
お杏の落ち着いた声。
優しい瞳──────
私は、いつもこういうお杏を見ると、安心して、そして信じてきた。
お杏の目に狂いがあったことなんて、一度もなかった。
だとすれば。
今のお杏の言葉も信じていいの……?
「お杏って……何か違うのよね。いつも思ってたけど、とても同い年とは思えない」
別に背伸びしているわけじゃない。
それなのにどこか、違う。
フツウの女の子と……。
やっぱり、早くにお母様が亡くなっていて、お父様もお仕事で滅多に家にいらっしゃらないせい?
「……守屋君ね。この前、私とお杏のこと、姉妹みたいだって言ってたわ」
「姉妹?」
「そうよ。双子じゃなくて、姉妹ですって。その上、何て言ったと思う? もっとも本当に姉妹だったら、お前はすげえ美人で落ち着いた姉さん持っていいだろうけど、お杏さんの方は大変だろうな。世話の焼ける妹持って……だって!」
お杏はアハハ…と、明るく笑った。
「ま。これで、あとは純次第、よね。これからどうしたいの?」
お杏は、まっすぐ私の瞳を見つめて言った。
「私……。守屋君に謝りたい」
私は呟いた。
「謝る? どうして?」
「わかんないけど、とにかく……。あの時、私。突然、逃げて……」
立ち上がると言った。
「ごめん、お杏。私、ちょっと行ってくる」
「行くって、何処に?!」
「守屋君のとこ」
「ちょ、ちょっと、待って純! こんな時間に危ないってば!」
「すぐ帰ってくるから」
「……純。その格好で行く気?」
お杏に言われて気がついた。
私、バスローブのまま……!
「全くもう。止めたって無駄よね」
お杏は溜息を吐いて、立ち上がった。
「ちょっと待ってて。てきとーな服、持ってくるから」
「ごめん、お杏……!」
***
トゥルルルルル…… トゥルルルルル……
『……神崎』
「……あ、私……」
戸惑ったような躊躇いの色を滲ませている彼の声を聞きながら、私は言った。
「今ね。守屋君の家の近くまで来ているの」
『ちょ、近くって……どこだよ?!』
翳りのある低い声が一転して、怒声に近い激しい口調に変わった。
「予備校前の公園」
『ば、馬鹿っ!! 今、何時だと……いや、とにかく。絶対そこから動くなよ! すぐ行くから。いいなっ! 俺が行くまで絶対!!』
そうやって、言葉半ばでプツリと携帯が切れた。
***
「馬鹿野郎、どうして今頃……」
息せき切って駆け寄ってきた彼は、ハアハアと肩で息をしている。
そして、乱暴に私の両腕を掴み、揺さぶりながら言った。
「何かあったらどうするつもりだったんだよ!? こんな公園、誰も助けになんか来やしないんだぜ!!」
彼の瞳は痛いほど真剣で、怒気に溢れていた。
守屋君、本気で怒ってる。
彼の怒った顔を見るのは、初めて。
何があっても怒るような感じじゃないのに……。
「ごめんなさい。私……一言、謝りたくて……」
初めて触れる彼の怒りへの驚きと、それでも彼の顔を見た安心感とがないまぜになり、私は自然、涙が頬を伝い始めた。
しかし、彼は声を和らげると、
「なんでお前が謝るんだよ……。謝らなくちゃいけないのは俺の方だろ」
そう言って強く私を抱き締めた。
「私。私は……守屋君が思ってるような女の子じゃないわ」
彼の胸の中で、ポツリと呟いた。
そのまま彼のシャツを濡らし続ける私に、彼はゆっくりと囁いた。
「お前は……他の女とは違うよ」
それは、とても耳に優しい響きだった。
益々、涙が溢れてくる。
守屋君──────
「もう……。もうお前を二度と泣かさない。約束する。……あの月に誓うよ」
そう言うと彼は私を抱き締めたままスッと夜空を見上げた。
空には、弓なりに形を変えた美しい下弦の月が輝いていた。
お杏が二杯目の白磁のカフェオレ・ボウルを、目の前のテーブルの上に置いた。
私は紺碧色のローソファに寄りかかり、ふかふかの北欧柄クッションを抱えたまま呆けたようにずっと黙りこくっている。
あれから──────
私は、お杏のマンションを訪れていた。
ずぶ濡れの私をお杏は酷く驚いて迎え入れ、とにかくシャワーを浴びるよう広いバスルームへと私を閉じ込めた。
私が42度の熱いシャワーを浴びている間に、お杏はワッフル地の白いヘチマ襟バスローブと温かいミルクたっぷりの珈琲を用意してくれていた。
そして、二杯目のカフェオレを頂いている今。
BGMのドビュッシーのピアノ作品集は組曲『子供の領分』の中でも私の大好きな最後の曲『ゴリゴーグのケークウォーク』にさしかかり、部屋にはその愉快で軽快な旋律が響いている。
「家に電話……しなきゃ。ママ心配してる」
やっと能動的に、傍のバッグから携帯を取り出しながら呟いた私を、お杏はただ見つめる。
しかし、私はふとその手を止めて言った。
「お杏。今日、おじ様は……?」
「今夜も仕事よ」
「お杏……今夜、泊めてくれない? 帰りたくないの」
「いいけど。家の方、大丈夫なの? 純のママ、心配性でしょ」
「お杏の家だから大丈夫。うちのママ、お杏のこと、大のお気に入りだもの」
そうして、私はお杏の家に泊まることにした。
「純。本当に一体、何があったの……?」
お杏の切れ長の漆黒の瞳。
その美しい目の色には、険しさといつものいたわりが見え隠れする。
私はひとつ、深い息を吸った。
そして大きな溜息を吐き出すと、事の顛末を一切話し始めた。
「──────たまらなかったのよ。私……。あの時の守屋君の表情。私……私は。私だって、他の女の子と一緒よ。ちょっと優しくされれば、すぐひっかかって……。私は……。彼から特別に想われるような女の子じゃないわ」
私は……。
あの時の守屋君の表情が、身を切られるように、痛かった。
私だって本当は知ってる。
自分の欲望。
あの高校二年の秋の放課後……。
あの夕暮れの教室で彼の胸の中で、それ以上のことを望んでいたのは、私。
私だって、守屋君が今まで接してきた他の女の子達と変わらない。
なのに──────
「じゃあ、どうして。逃げたの? 守屋君から」
「いたたまれなかったのよ。彼の目の触れない所へ、どこかへ。消えてしまいたかった。恥ずかしかった……自分が。─────それに。本当のところ……あの時の守屋君。怖かった……」
カフェ・オレを一口飲んで、呟いた。
「フェアじゃないわ。私、彼の考えているような女の子じゃないのに……」
「純。やっぱり、あんたって」
その時。
初めてお杏が柔らかな笑みを湛えて、私を見つめた。
その瞳の色の意味がわからず、首を傾げる。
「守屋君の目に狂いはないわよ」
「どういう意味、お杏?」
「純、やっぱり可愛いわ」
「お杏……?!」
驚き顔の私をよそに、お杏は続けた。
「純って、本当に名前の通りよ。純粋で、無垢で。純、大事に大事に育てられた、てのがわかるのよねえ。言わなくても、いいとこのお嬢さんてのがわかるんだ。素直なのよね」
お杏が何を言いたいのかわからずにただ目を見張る私に、お杏は更に言葉を続ける。
「どこか犯し難い雰囲気があるんだなあ。しっかりしているようで、どこか危なかしげで。でもね。そういう女の子は一番狙われやすいのよ。守ってあげたいんだけど。大切にしたいんだけど、でも……てね。全く、罪作りよ、純は。……けど、守屋君。そういう純なとこあったのね! 意外。ま、彼の気持ちもほんとよくわかるわ」
お杏は、独り言のように、含み笑いをしながらそう言ったのだ。
「ちょっと、待ってよ! お杏。私、そんなんじゃないわ。私……知ってるのよ。自分のほんとの欲望。私、守屋君が今まで遊んできた女の子達とちっとも変わらないのに」
「純。こういうことは自分で意識するものじゃないわ。私は知ってる。そして、守屋君も見抜いたのよ。もっとも、本当に純のことを理解する人間なら、誰でもわかることだわ」
「でも……」
「とにかく、悲観することないの。守屋君の言ってること、間違いじゃない。私の言うこと信じなさいって」
お杏の落ち着いた声。
優しい瞳──────
私は、いつもこういうお杏を見ると、安心して、そして信じてきた。
お杏の目に狂いがあったことなんて、一度もなかった。
だとすれば。
今のお杏の言葉も信じていいの……?
「お杏って……何か違うのよね。いつも思ってたけど、とても同い年とは思えない」
別に背伸びしているわけじゃない。
それなのにどこか、違う。
フツウの女の子と……。
やっぱり、早くにお母様が亡くなっていて、お父様もお仕事で滅多に家にいらっしゃらないせい?
「……守屋君ね。この前、私とお杏のこと、姉妹みたいだって言ってたわ」
「姉妹?」
「そうよ。双子じゃなくて、姉妹ですって。その上、何て言ったと思う? もっとも本当に姉妹だったら、お前はすげえ美人で落ち着いた姉さん持っていいだろうけど、お杏さんの方は大変だろうな。世話の焼ける妹持って……だって!」
お杏はアハハ…と、明るく笑った。
「ま。これで、あとは純次第、よね。これからどうしたいの?」
お杏は、まっすぐ私の瞳を見つめて言った。
「私……。守屋君に謝りたい」
私は呟いた。
「謝る? どうして?」
「わかんないけど、とにかく……。あの時、私。突然、逃げて……」
立ち上がると言った。
「ごめん、お杏。私、ちょっと行ってくる」
「行くって、何処に?!」
「守屋君のとこ」
「ちょ、ちょっと、待って純! こんな時間に危ないってば!」
「すぐ帰ってくるから」
「……純。その格好で行く気?」
お杏に言われて気がついた。
私、バスローブのまま……!
「全くもう。止めたって無駄よね」
お杏は溜息を吐いて、立ち上がった。
「ちょっと待ってて。てきとーな服、持ってくるから」
「ごめん、お杏……!」
***
トゥルルルルル…… トゥルルルルル……
『……神崎』
「……あ、私……」
戸惑ったような躊躇いの色を滲ませている彼の声を聞きながら、私は言った。
「今ね。守屋君の家の近くまで来ているの」
『ちょ、近くって……どこだよ?!』
翳りのある低い声が一転して、怒声に近い激しい口調に変わった。
「予備校前の公園」
『ば、馬鹿っ!! 今、何時だと……いや、とにかく。絶対そこから動くなよ! すぐ行くから。いいなっ! 俺が行くまで絶対!!』
そうやって、言葉半ばでプツリと携帯が切れた。
***
「馬鹿野郎、どうして今頃……」
息せき切って駆け寄ってきた彼は、ハアハアと肩で息をしている。
そして、乱暴に私の両腕を掴み、揺さぶりながら言った。
「何かあったらどうするつもりだったんだよ!? こんな公園、誰も助けになんか来やしないんだぜ!!」
彼の瞳は痛いほど真剣で、怒気に溢れていた。
守屋君、本気で怒ってる。
彼の怒った顔を見るのは、初めて。
何があっても怒るような感じじゃないのに……。
「ごめんなさい。私……一言、謝りたくて……」
初めて触れる彼の怒りへの驚きと、それでも彼の顔を見た安心感とがないまぜになり、私は自然、涙が頬を伝い始めた。
しかし、彼は声を和らげると、
「なんでお前が謝るんだよ……。謝らなくちゃいけないのは俺の方だろ」
そう言って強く私を抱き締めた。
「私。私は……守屋君が思ってるような女の子じゃないわ」
彼の胸の中で、ポツリと呟いた。
そのまま彼のシャツを濡らし続ける私に、彼はゆっくりと囁いた。
「お前は……他の女とは違うよ」
それは、とても耳に優しい響きだった。
益々、涙が溢れてくる。
守屋君──────
「もう……。もうお前を二度と泣かさない。約束する。……あの月に誓うよ」
そう言うと彼は私を抱き締めたままスッと夜空を見上げた。
空には、弓なりに形を変えた美しい下弦の月が輝いていた。
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