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本編 桃色の空が生きる道
6.普通は自制できない
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※挿入あり
家に着くと、二人はまず夕飯の支度からはじめた。仕事が終わってすぐヒメルを迎えに行ったため、何も用意していないからだ。
オリバーと二人の時は自炊をせず外食や宿の食堂で済ませるが、ヒメルは料理をするのが結構好きなようだった。レオも初めはヒメルにサラダ作りくらいしか任せなかったが、今では包丁を使って野菜を剥くことだってできる。
二人で分担すれば、ものの二十分程でオカズにスープ、サラダが出来上がった。ヒメルは少食で同年代に比べて余り量を食べないが、それでも一人前より少し多い程度には食べていた。
完食しお腹いっぱいになると、二人は別々に行動した。レオは店の売上や在庫の確認をし、ヒメルはレオが収集している本を読んでいる。
レオは少し軽薄そうな言動に反し、博識だった。そして、その知識量に比例するかのように本棚には本がみっちり並べられている。ヒメルは割と知識欲が旺盛な方で、冒険者活動の役に立つかもと様々な本を読んでいた。
ヒメルがキリのいい所まで読み終わり時計を確認すると、九時を回っていた。普段十時には寝ているため、そろそろシャワーを浴びなければいけない時間だ。
ヒメルは慣れた様子で箪笥にしまってあった寝巻きを取り出し、シャワーを浴びた。身体を洗っている最中、昼間シュウに胸や項を舐められたことを思い出して顔が赤くなったが、慌てて今日読んだほんのことを考えて気を紛らわせた。
シャワーを終えて身体を拭き、寝巻きに着替えようとすると、下着が足りなかった。どうやらヒメルは下着を持ってくるのを忘れてしまったようだ。ヒメルは取り敢えず上だけ来て脱衣所を出た。
箪笥のある寝室へ行くため、ヒメルは小走りでレオが居るリビングを通る。レオは集中していたが、足音に気づき反射的に顔をあげてギョッとした。そこには魅惑の生足を丸出しにし、可愛らしい陰茎がギリギリ見えるか見えないかぐらいの丈のシャツをきただけのヒメルがいたのだ。足を動かすとシャツが持ち上がり、揺れる陰茎が見え隠れしている。
レオは予想外の事態に驚愕し、目を見開いたまま固まってしまった。頭の中が、ヒメルの足と陰茎を見てしまったことだけで埋め尽くされてている。数分たっても硬直は解けず、その間に何故か今だ下を履いていないヒメルが戻ってきた。
箪笥のいつもの引き出しを探してみたものの、ヒメルは下着を見つけられなかったようだ。今度は通り過ぎるだけでなく、自分に向かって近づいてくる様子に、レオは意識を浮上させた。
慌ててヒメルに制止の声をかけたが、時すでに遅し。神の恩恵の前にはその程度の言葉は無力である。
「ちょ、ちょっとまって!下っ下はどうしたの!?」
「えっと、ぅあっ!!」
レオの近くまで近づいてきていたヒメルは、カーペットで躓いて転けてしまった。ヒメルはそのまま一直線にレオに倒れ込み、レオは倒れてくるヒメルを抱き抱えるように受け止めた。倒れたヒメルはレオの膝に座り、二人が抱きついているような体勢になる。首筋にかかるヒメルの息と、隔たりのない柔らかな太腿と陰茎の感触は、ヒメルへの欲に抗うことを許さない。
レオの理性は抜け落ちた。
ヒメルの後頭部に手を添えて、レオは小さな唇を啄むように何度も重ねた。息をしようとヒメルが薄らと開けた口へすかさず舌をねじ込んで、舌を絡める。ヒメルの唾液は何故か甘く感じて一層欲を掻き立てられ、更に欲しくなってレオはヒメルの口内を隅々まで舐めてしまった。
ヒメルは抵抗せず、大人しく快感を受け入れた。いつかの男にもキスをされたが、今の方がより気持ちよく、やろうと思えば抗えたあの時とは違う。心から求めてしまうのだ。
レオの手はヒメルのシャツのボタンをすべて外し、外気に晒された身体を愛撫した。ヒメルの身体はどこを触っても反応したが、胸の粒が一番刺激を受け取りやすかった。今までに二度人によって弄られたそこは、すっかり感じやすくなっていたのだ。
キスをしながら粒を弄られ、ヒメルは無意識にレオの膝に陰茎を擦り付けていた。硬さを持った陰茎が存在を主張し、ヒメルが欲情している事実は更にレオを興奮させる。レオは硬くなった自分の陰茎を取り出して、ヒメルの陰茎の先っぽををグリグリを押し付けあわせて溢れる二人の媚液を混ぜ合わせた。
「あぅふっきもちぃ」
「はっ。あ~こんなことするつもりなかったのになぁ。もう、止めらんないや」
「イきたいよぉもっとちょうだい?」
ヒメルにそのつもりはなかったが、理性の効かないレオにとってこのお願いは悪魔に命令に等しかった。二人の媚液に塗れたレオの指が、ヒメルの蕾に侵入していく。レオにとってのもっととは、そういう事なのだ。
「ひぁっえっ!?あひっっ」
レオの指は蕾の中を弄り、解していく。出すはずのそこに産まれて初めて入れられたはずなのに、ヒメルは的確に快感を拾って感じていた。ある一点を押し潰されると、ヒメルの身体は海老反りに跳ねるほどに快感が走り、ヒメルの陰茎からとろりと白濁が漏れ出た。
するとレオは指をもうい一本追加し、二本の指でヒメルを執拗に攻めた。ヒメルの身体はまるで痙攣したかのように震え、陰茎は再びとろりと白濁を吐き出した。ヒメルはもう無理だと口では言っていたが、蕾はレオの指に吸い付き離れようとしなかった。三本の指が易々と収まるようになると、ヒメルはただ快楽を求めて喘ぐだけになっていた。
レオは十分蕾が解れた事を確認すると、自分とヒメルの位置を入れ替えた。ヒメルはソファの上で軽く脚を開いて膝をつき、背もたれの方を向いて寄りかかっていた。レオは劣情を溜め血管の浮きでた赤黒い陰茎をヒメルの蕾にあてがい、挿入した。
ヒメルの中は暖かくすぐさまイってしまいそうになったが、その一発を大事にするために耐えてゆっくりと中へ推し進めた。全て入り切ると、レオは奥を撫でるように腰をヒメルの尻に擦り付ける。ヒメルの中を堪能するとゆっくりと引き抜いて、再び突き上げる。中の一点をしっかり突いて押し潰し、ヒメルが何度も甘い嬌声をあげるように仕向けた。ヒメルが達すれば中はレオの陰茎から白濁を絞り出すように締め上げてきたが、レオは耐えて腰を振り続ける。
ヒメルはイっても止められない快感に、とうとう陰茎から白濁とは違う透明な液体を勢いよく吹き出した。それはヒメルに強い快感をもたらし、更にはレオがここぞとばかりに白濁を中に注ぎ込む。熱い白濁が中に注がれるのを感じながらヒメルは腰が抜けて座りそうになるも、レオに腰を支えられる。
ヒメルは今度はソファに座らせられ、M字に足を開脚刺せられた。蕾はくぱくぱと口を開き、中の淫靡な肉壁と溢れ出る白濁を見せつけるような体勢だったが、今のヒメルはそんなことを気にする余裕もなく、快感に夢中だった。
レオは再度硬くなった陰茎をヒメルの蕾に差し込み、今度は喘ぐヒメルの顔を眺めながらピストンを繰り返した。蒸気した頬、汗ばんだ身体、淫乱な水音。レオはもうヒメルの体の虜だった。
「んひっあっあっイクぅぅっっっ???でなっえっあぁっあっひっっふぁっあんっっ」
中々いかないレオが繰り返す上下運動の中、ヒメルは白濁さえ出なくなり空イキをしてしまう。達したのに出ない果てしない快感が何度もヒメルを襲い、レオが再びイくまでヒメルは幾度となくイキ続けた。
ヒメルは気がつけば意識を失いっており、気がついた時には身体は何事もなかったかのように綺麗になり、ベットで眠っていた。
家に着くと、二人はまず夕飯の支度からはじめた。仕事が終わってすぐヒメルを迎えに行ったため、何も用意していないからだ。
オリバーと二人の時は自炊をせず外食や宿の食堂で済ませるが、ヒメルは料理をするのが結構好きなようだった。レオも初めはヒメルにサラダ作りくらいしか任せなかったが、今では包丁を使って野菜を剥くことだってできる。
二人で分担すれば、ものの二十分程でオカズにスープ、サラダが出来上がった。ヒメルは少食で同年代に比べて余り量を食べないが、それでも一人前より少し多い程度には食べていた。
完食しお腹いっぱいになると、二人は別々に行動した。レオは店の売上や在庫の確認をし、ヒメルはレオが収集している本を読んでいる。
レオは少し軽薄そうな言動に反し、博識だった。そして、その知識量に比例するかのように本棚には本がみっちり並べられている。ヒメルは割と知識欲が旺盛な方で、冒険者活動の役に立つかもと様々な本を読んでいた。
ヒメルがキリのいい所まで読み終わり時計を確認すると、九時を回っていた。普段十時には寝ているため、そろそろシャワーを浴びなければいけない時間だ。
ヒメルは慣れた様子で箪笥にしまってあった寝巻きを取り出し、シャワーを浴びた。身体を洗っている最中、昼間シュウに胸や項を舐められたことを思い出して顔が赤くなったが、慌てて今日読んだほんのことを考えて気を紛らわせた。
シャワーを終えて身体を拭き、寝巻きに着替えようとすると、下着が足りなかった。どうやらヒメルは下着を持ってくるのを忘れてしまったようだ。ヒメルは取り敢えず上だけ来て脱衣所を出た。
箪笥のある寝室へ行くため、ヒメルは小走りでレオが居るリビングを通る。レオは集中していたが、足音に気づき反射的に顔をあげてギョッとした。そこには魅惑の生足を丸出しにし、可愛らしい陰茎がギリギリ見えるか見えないかぐらいの丈のシャツをきただけのヒメルがいたのだ。足を動かすとシャツが持ち上がり、揺れる陰茎が見え隠れしている。
レオは予想外の事態に驚愕し、目を見開いたまま固まってしまった。頭の中が、ヒメルの足と陰茎を見てしまったことだけで埋め尽くされてている。数分たっても硬直は解けず、その間に何故か今だ下を履いていないヒメルが戻ってきた。
箪笥のいつもの引き出しを探してみたものの、ヒメルは下着を見つけられなかったようだ。今度は通り過ぎるだけでなく、自分に向かって近づいてくる様子に、レオは意識を浮上させた。
慌ててヒメルに制止の声をかけたが、時すでに遅し。神の恩恵の前にはその程度の言葉は無力である。
「ちょ、ちょっとまって!下っ下はどうしたの!?」
「えっと、ぅあっ!!」
レオの近くまで近づいてきていたヒメルは、カーペットで躓いて転けてしまった。ヒメルはそのまま一直線にレオに倒れ込み、レオは倒れてくるヒメルを抱き抱えるように受け止めた。倒れたヒメルはレオの膝に座り、二人が抱きついているような体勢になる。首筋にかかるヒメルの息と、隔たりのない柔らかな太腿と陰茎の感触は、ヒメルへの欲に抗うことを許さない。
レオの理性は抜け落ちた。
ヒメルの後頭部に手を添えて、レオは小さな唇を啄むように何度も重ねた。息をしようとヒメルが薄らと開けた口へすかさず舌をねじ込んで、舌を絡める。ヒメルの唾液は何故か甘く感じて一層欲を掻き立てられ、更に欲しくなってレオはヒメルの口内を隅々まで舐めてしまった。
ヒメルは抵抗せず、大人しく快感を受け入れた。いつかの男にもキスをされたが、今の方がより気持ちよく、やろうと思えば抗えたあの時とは違う。心から求めてしまうのだ。
レオの手はヒメルのシャツのボタンをすべて外し、外気に晒された身体を愛撫した。ヒメルの身体はどこを触っても反応したが、胸の粒が一番刺激を受け取りやすかった。今までに二度人によって弄られたそこは、すっかり感じやすくなっていたのだ。
キスをしながら粒を弄られ、ヒメルは無意識にレオの膝に陰茎を擦り付けていた。硬さを持った陰茎が存在を主張し、ヒメルが欲情している事実は更にレオを興奮させる。レオは硬くなった自分の陰茎を取り出して、ヒメルの陰茎の先っぽををグリグリを押し付けあわせて溢れる二人の媚液を混ぜ合わせた。
「あぅふっきもちぃ」
「はっ。あ~こんなことするつもりなかったのになぁ。もう、止めらんないや」
「イきたいよぉもっとちょうだい?」
ヒメルにそのつもりはなかったが、理性の効かないレオにとってこのお願いは悪魔に命令に等しかった。二人の媚液に塗れたレオの指が、ヒメルの蕾に侵入していく。レオにとってのもっととは、そういう事なのだ。
「ひぁっえっ!?あひっっ」
レオの指は蕾の中を弄り、解していく。出すはずのそこに産まれて初めて入れられたはずなのに、ヒメルは的確に快感を拾って感じていた。ある一点を押し潰されると、ヒメルの身体は海老反りに跳ねるほどに快感が走り、ヒメルの陰茎からとろりと白濁が漏れ出た。
するとレオは指をもうい一本追加し、二本の指でヒメルを執拗に攻めた。ヒメルの身体はまるで痙攣したかのように震え、陰茎は再びとろりと白濁を吐き出した。ヒメルはもう無理だと口では言っていたが、蕾はレオの指に吸い付き離れようとしなかった。三本の指が易々と収まるようになると、ヒメルはただ快楽を求めて喘ぐだけになっていた。
レオは十分蕾が解れた事を確認すると、自分とヒメルの位置を入れ替えた。ヒメルはソファの上で軽く脚を開いて膝をつき、背もたれの方を向いて寄りかかっていた。レオは劣情を溜め血管の浮きでた赤黒い陰茎をヒメルの蕾にあてがい、挿入した。
ヒメルの中は暖かくすぐさまイってしまいそうになったが、その一発を大事にするために耐えてゆっくりと中へ推し進めた。全て入り切ると、レオは奥を撫でるように腰をヒメルの尻に擦り付ける。ヒメルの中を堪能するとゆっくりと引き抜いて、再び突き上げる。中の一点をしっかり突いて押し潰し、ヒメルが何度も甘い嬌声をあげるように仕向けた。ヒメルが達すれば中はレオの陰茎から白濁を絞り出すように締め上げてきたが、レオは耐えて腰を振り続ける。
ヒメルはイっても止められない快感に、とうとう陰茎から白濁とは違う透明な液体を勢いよく吹き出した。それはヒメルに強い快感をもたらし、更にはレオがここぞとばかりに白濁を中に注ぎ込む。熱い白濁が中に注がれるのを感じながらヒメルは腰が抜けて座りそうになるも、レオに腰を支えられる。
ヒメルは今度はソファに座らせられ、M字に足を開脚刺せられた。蕾はくぱくぱと口を開き、中の淫靡な肉壁と溢れ出る白濁を見せつけるような体勢だったが、今のヒメルはそんなことを気にする余裕もなく、快感に夢中だった。
レオは再度硬くなった陰茎をヒメルの蕾に差し込み、今度は喘ぐヒメルの顔を眺めながらピストンを繰り返した。蒸気した頬、汗ばんだ身体、淫乱な水音。レオはもうヒメルの体の虜だった。
「んひっあっあっイクぅぅっっっ???でなっえっあぁっあっひっっふぁっあんっっ」
中々いかないレオが繰り返す上下運動の中、ヒメルは白濁さえ出なくなり空イキをしてしまう。達したのに出ない果てしない快感が何度もヒメルを襲い、レオが再びイくまでヒメルは幾度となくイキ続けた。
ヒメルは気がつけば意識を失いっており、気がついた時には身体は何事もなかったかのように綺麗になり、ベットで眠っていた。
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