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第2話 社交界の嘲笑と孤独な退場
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それから二日後、都の朝はいつもより冷たかった。窓の外では雪がちらつき、吐く息が白い。リリアナは薄い毛布の中でようやく目を覚ました。見慣れぬ天井、古びた宿屋の部屋。その現実を思い出すたび、胸の奥で鋭い痛みが走る。
昨日の夜、偶然出会った隣国の公爵――ユリウスから受け取った名刺が、テーブルの上に置かれている。あの人の言葉がまだ耳の奥に残っていた。
「あなたを見せてください。噂ではなく、あなた自身を。」
信じられないくらい穏やかで、真っ直ぐな言葉だった。けれど、すぐに打ち消す。彼はただの好意で言ってくれたのだ。自分を哀れんだからに違いない。貴族社会の外に追い出された令嬢に価値などないのだ。
布団から出ると、冷たい床に素足が触れて身を震わせた。いつもなら侍女が暖炉に火を入れ、朝の紅茶を運んでくれた。今は自分ひとりで、焼けるような静けさに包まれている。
「……何をしているの、私。」
呟きは白く空気に溶けた。屋敷を追われる時、父は言った。
──あの日をもって、我が家の娘ではない。
それならば、この国で生きる場所など、どこにもない。だが死ぬわけにもいかない。惨めでも、何かを掴まなければ。そう思いながら、リリアナは身支度を整えた。薄い外套を羽織って、街へ出る。
昼前の広場は、雪解けの水で滑りやすくなっていた。店の軒先では商人たちが声を張り上げ、人々が忙しなく行き交う。かつて自分が歩いた上流の大理石の回廊ではなく、今は庶民の靴音と生活の匂いがする場所だ。
「リリアナ様ではないですか?」
その声に振り返る。見覚えのある顔――侯爵家と懇意にしていた商人の夫人、マルタ。彼女の視線は驚きに満ち、しかしすぐに哀れみへと変わった。
「まあ……あなたがこんなところに? 噂は本当だったのですね。」
「噂……?」
「王子殿下を裏切ったという話ですよ。まさか、本当に使用人と……いえ、何でもありませんわ。」
夫人はわざとらしく笑い、周囲の視線を誘った。通りがかった貴婦人たちがひそひそと囁き合う。「あれがフェルシア家の令嬢?」「まあ、あんな格好をして……」
リリアナは俯いた。胸が焼けるように痛くて、何も言い返せない。逃げ出すようにその場を離れると、足元の雪解け水が靴を濡らした。
「……どうして、こんなにも世界は冷たいの。」
呟いても答えはない。凍える指を握りながら、ふと頭に浮かんだのはユリウスの穏やかな笑顔だった。けれどその優しさに縋るのは卑怯な気がして、すぐに首を振る。
宿へ戻る途中、小さな新聞売りが走り寄ってきた。
「きっと貴族様も読みたいだろ? 今日の社交欄だよ!」
何気なく受け取った新聞の見出しに、息が止まる。
『王子エドガー、新たな婚約を発表 令嬢ミレイア・ド・ランベールに祝福の声』
紙面に載るのは見慣れた笑顔。かつて愛した王子が別の女性の手をとり、微笑んでいた。
「……早いのね。」
かすれた声がこぼれる。写真の端には“裏切り令嬢リリアナ、国外退去の意向”という一文まで添えられていた。どこからそんな話が広まったのか。まるで自分が存在しない方が世界はうまく回るかのように、記事は冷酷だった。
新聞を握りしめたまま、リリアナは宿の自室に戻った。ベッドに腰を下ろすと、胸の奥で何かがじわりと燃え上がる。悔しさでも怒りでもない。惨めなほどに、ひたすら静かな抵抗の火。
「……このままで終わりたくない。」
口にして初めて気づいた。誰に届かなくても、自分だけは自分を見捨てない。そう思えただけでも、ほんの少し心が動いた気がした。
その夜、彼女はユリウスの名刺を取り出した。白い厚紙に刻まれた文字が、灯火の揺らめきで静かに光る。
連絡すべきではないか――迷いはあった。だが、もはや後がない。仕事も居場所もなく、明日には宿を追い出されるだろう。震える指先で、小さな手紙を書いた。
『お話を伺いたく存じます。フェルシア・リリアナ』
翌朝、宿の主が封を預かってくれた。返事が来る保証などどこにもない。それでも、投函したその瞬間、心が少しだけ軽くなった。
午後になると、見知らぬ黒衣の執事が訪ねてきた。礼を尽くして深々と一礼する。
「ユリウス公爵よりお迎えに上がりました。」
「……本当に?」
驚きと共に胸が跳ねる。執事は微笑みながらドアを開けた。外には見覚えのある白い馬車。昨日、雪の夜に見たものと同じだ。
馬車に乗り込むと、揺れの中から見えてくる王都の景色がやけに遠く感じた。かつて華やかだった社交界の大理石の大通りを通り抜け、街の北端へ。そこには人目を避けるように建つ、古い邸宅があった。
玄関にはユリウスが待っていた。昼の光の中で見る彼は、夜よりも柔らかく、けれどどこか鋭い印象を持っていた。
「来てくれて嬉しい。お話してみて、考えは変わりましたか?」
「……あなたの提案について、聞かせてください。」
リリアナの声はまだ震えていた。ユリウスは執事に合図をし、二人は応接室に通された。
室内には暖炉が燃え、外の寒さとは別世界のようだった。大きな窓から射し込む光に、紅茶の琥珀色がきらめく。リリアナはそっとカップを手にした。
「リリアナさん。先日もお話した通り、私はあなたが悪人だとは思っていません。」
「でも……皆はそう言っています。私は、殿下を裏切った女だと。」
「皆、真実よりも面白い話を好むものです。」
ユリウスの言葉はいつも穏やかで、しかしどこか響く力があった。
「私にも、昔似たようなことがあったのですよ。信じていた者に裏切られ、不名誉な噂を立てられた。でも私は、その経験のおかげで誰を信じ、誰を見限るべきかを学びました。」
「……それで、今のあなたがあるのですか?」
「ええ。だからこそ、あなたを見て放っておけなかった。」
彼の瞳の奥に、誠実な光があった。信じたい。そう思うほど、胸の奥で恐怖が疼く。もう誰かに裏切られるのは嫌だった。それでも――。
「私に何ができるのでしょう?」
「あなたは優雅で、気品がある。それだけで十分です。私の婚約者として、社交界でいくつかの顔を見せてほしい。私は政治の駆け引きの中で、人々に私が“誰かを心から愛している”と信じさせねばならない状況にある。」
「つまり……政治的な演技を求めているのですね。」
「その通り。偽りの婚約だとわかっている。互いの利益のためです。」
打算の話なのに、ユリウスの声は不思議と温かかった。
「あなたには衣食住を用意します。世間にも私の婚約者として紹介しましょう。もちろん、危険なことを強要するつもりはありません。」
「……なぜ、私なのです?」
リリアナが問うと、ユリウスは少しだけ困ったように笑った。
「出会った夜、あなたが泣きながらも立っていたからです。あの姿に、強さを見ました。」
その言葉に胸が詰まった。誰もそんなふうに言ってくれたことはない。ずっと弱い自分しか見られなかったのに。
「……わかりました。お受けします。」
口にした瞬間、リリアナの中で何かが吹っ切れた。過去を切り離すように、息を深く吸う。ユリウスは微笑み、立ち上がった。
「ありがとうございます。では、今日からあなたは私の婚約者です。」
その宣告は優雅で、同時に非現実だった。だが、信じがたいほど安心する響きがあった。彼が差し伸べた手を取ると、その手は暖かく、力強かった。
まるで氷の中に閉じ込められていた心を、そっと解かしてくれるように。
「リリアナさん、あなたが笑う日を、私は楽しみにしています。」
彼の言葉に微かに息を呑んだ。笑う日――そんなものが自分にも再び訪れるのだろうか。
胸の奥に、生まれかけの光が瞬いた。
(続く)
昨日の夜、偶然出会った隣国の公爵――ユリウスから受け取った名刺が、テーブルの上に置かれている。あの人の言葉がまだ耳の奥に残っていた。
「あなたを見せてください。噂ではなく、あなた自身を。」
信じられないくらい穏やかで、真っ直ぐな言葉だった。けれど、すぐに打ち消す。彼はただの好意で言ってくれたのだ。自分を哀れんだからに違いない。貴族社会の外に追い出された令嬢に価値などないのだ。
布団から出ると、冷たい床に素足が触れて身を震わせた。いつもなら侍女が暖炉に火を入れ、朝の紅茶を運んでくれた。今は自分ひとりで、焼けるような静けさに包まれている。
「……何をしているの、私。」
呟きは白く空気に溶けた。屋敷を追われる時、父は言った。
──あの日をもって、我が家の娘ではない。
それならば、この国で生きる場所など、どこにもない。だが死ぬわけにもいかない。惨めでも、何かを掴まなければ。そう思いながら、リリアナは身支度を整えた。薄い外套を羽織って、街へ出る。
昼前の広場は、雪解けの水で滑りやすくなっていた。店の軒先では商人たちが声を張り上げ、人々が忙しなく行き交う。かつて自分が歩いた上流の大理石の回廊ではなく、今は庶民の靴音と生活の匂いがする場所だ。
「リリアナ様ではないですか?」
その声に振り返る。見覚えのある顔――侯爵家と懇意にしていた商人の夫人、マルタ。彼女の視線は驚きに満ち、しかしすぐに哀れみへと変わった。
「まあ……あなたがこんなところに? 噂は本当だったのですね。」
「噂……?」
「王子殿下を裏切ったという話ですよ。まさか、本当に使用人と……いえ、何でもありませんわ。」
夫人はわざとらしく笑い、周囲の視線を誘った。通りがかった貴婦人たちがひそひそと囁き合う。「あれがフェルシア家の令嬢?」「まあ、あんな格好をして……」
リリアナは俯いた。胸が焼けるように痛くて、何も言い返せない。逃げ出すようにその場を離れると、足元の雪解け水が靴を濡らした。
「……どうして、こんなにも世界は冷たいの。」
呟いても答えはない。凍える指を握りながら、ふと頭に浮かんだのはユリウスの穏やかな笑顔だった。けれどその優しさに縋るのは卑怯な気がして、すぐに首を振る。
宿へ戻る途中、小さな新聞売りが走り寄ってきた。
「きっと貴族様も読みたいだろ? 今日の社交欄だよ!」
何気なく受け取った新聞の見出しに、息が止まる。
『王子エドガー、新たな婚約を発表 令嬢ミレイア・ド・ランベールに祝福の声』
紙面に載るのは見慣れた笑顔。かつて愛した王子が別の女性の手をとり、微笑んでいた。
「……早いのね。」
かすれた声がこぼれる。写真の端には“裏切り令嬢リリアナ、国外退去の意向”という一文まで添えられていた。どこからそんな話が広まったのか。まるで自分が存在しない方が世界はうまく回るかのように、記事は冷酷だった。
新聞を握りしめたまま、リリアナは宿の自室に戻った。ベッドに腰を下ろすと、胸の奥で何かがじわりと燃え上がる。悔しさでも怒りでもない。惨めなほどに、ひたすら静かな抵抗の火。
「……このままで終わりたくない。」
口にして初めて気づいた。誰に届かなくても、自分だけは自分を見捨てない。そう思えただけでも、ほんの少し心が動いた気がした。
その夜、彼女はユリウスの名刺を取り出した。白い厚紙に刻まれた文字が、灯火の揺らめきで静かに光る。
連絡すべきではないか――迷いはあった。だが、もはや後がない。仕事も居場所もなく、明日には宿を追い出されるだろう。震える指先で、小さな手紙を書いた。
『お話を伺いたく存じます。フェルシア・リリアナ』
翌朝、宿の主が封を預かってくれた。返事が来る保証などどこにもない。それでも、投函したその瞬間、心が少しだけ軽くなった。
午後になると、見知らぬ黒衣の執事が訪ねてきた。礼を尽くして深々と一礼する。
「ユリウス公爵よりお迎えに上がりました。」
「……本当に?」
驚きと共に胸が跳ねる。執事は微笑みながらドアを開けた。外には見覚えのある白い馬車。昨日、雪の夜に見たものと同じだ。
馬車に乗り込むと、揺れの中から見えてくる王都の景色がやけに遠く感じた。かつて華やかだった社交界の大理石の大通りを通り抜け、街の北端へ。そこには人目を避けるように建つ、古い邸宅があった。
玄関にはユリウスが待っていた。昼の光の中で見る彼は、夜よりも柔らかく、けれどどこか鋭い印象を持っていた。
「来てくれて嬉しい。お話してみて、考えは変わりましたか?」
「……あなたの提案について、聞かせてください。」
リリアナの声はまだ震えていた。ユリウスは執事に合図をし、二人は応接室に通された。
室内には暖炉が燃え、外の寒さとは別世界のようだった。大きな窓から射し込む光に、紅茶の琥珀色がきらめく。リリアナはそっとカップを手にした。
「リリアナさん。先日もお話した通り、私はあなたが悪人だとは思っていません。」
「でも……皆はそう言っています。私は、殿下を裏切った女だと。」
「皆、真実よりも面白い話を好むものです。」
ユリウスの言葉はいつも穏やかで、しかしどこか響く力があった。
「私にも、昔似たようなことがあったのですよ。信じていた者に裏切られ、不名誉な噂を立てられた。でも私は、その経験のおかげで誰を信じ、誰を見限るべきかを学びました。」
「……それで、今のあなたがあるのですか?」
「ええ。だからこそ、あなたを見て放っておけなかった。」
彼の瞳の奥に、誠実な光があった。信じたい。そう思うほど、胸の奥で恐怖が疼く。もう誰かに裏切られるのは嫌だった。それでも――。
「私に何ができるのでしょう?」
「あなたは優雅で、気品がある。それだけで十分です。私の婚約者として、社交界でいくつかの顔を見せてほしい。私は政治の駆け引きの中で、人々に私が“誰かを心から愛している”と信じさせねばならない状況にある。」
「つまり……政治的な演技を求めているのですね。」
「その通り。偽りの婚約だとわかっている。互いの利益のためです。」
打算の話なのに、ユリウスの声は不思議と温かかった。
「あなたには衣食住を用意します。世間にも私の婚約者として紹介しましょう。もちろん、危険なことを強要するつもりはありません。」
「……なぜ、私なのです?」
リリアナが問うと、ユリウスは少しだけ困ったように笑った。
「出会った夜、あなたが泣きながらも立っていたからです。あの姿に、強さを見ました。」
その言葉に胸が詰まった。誰もそんなふうに言ってくれたことはない。ずっと弱い自分しか見られなかったのに。
「……わかりました。お受けします。」
口にした瞬間、リリアナの中で何かが吹っ切れた。過去を切り離すように、息を深く吸う。ユリウスは微笑み、立ち上がった。
「ありがとうございます。では、今日からあなたは私の婚約者です。」
その宣告は優雅で、同時に非現実だった。だが、信じがたいほど安心する響きがあった。彼が差し伸べた手を取ると、その手は暖かく、力強かった。
まるで氷の中に閉じ込められていた心を、そっと解かしてくれるように。
「リリアナさん、あなたが笑う日を、私は楽しみにしています。」
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