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誘惑編
第七話
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寧人は一護がなかなか帰ってこないのを気にしていた。
「遅いなぁっ。もう寝るか……」
深夜のバラエティは彼には下らなくてつまらなくて退屈であった。一護を待つために見ていたがテレビを消した。
布団に入り、隣には誰もいないのが寂しく感じる。
「イチャイチャしなくても横にいてすごく安心してたのになぁ……」
1人になると独り言が増えてきたようだ。一護用の枕をみるとなぜかその盛り上がりが一護のお尻の形に見えた。
「だ、ダメだっ……何考えてるんだ……もう寝よう」
と思いつつも、ムラムラしてきた。
「枕だぞこれは……」
とすでにその枕を両手で持っていた。そして自分のアレを出して枕の上に出した。
「一回だけだっ」
枕に寧人はあれ擦り付けた。日中は古田やドラゴンのお尻に擦り付けていたのだが、寂しさのあまりに一護の枕でも……。お尻を思い出しながら……。だが2人ともそれに飽き飽きしていて演技だったのかと思うと辛いのだ。
「一護ぉおおおっ、そろそろ挿れてほしいかっ? リンもっ……。どうしたらお前達の欲を満たせるんだ? この野郎!!! ああああああっ、ああああああっ!」
ビュッと精液が枕に飛び散った。
「ダメだっ、ワンパターンだから欲を満たせないんだろうな。喜ばせることはできない……」
寧人は虚しくなるばかりであった。
その後眠りにつく寧人。数分後に一護は帰ってきた。
台所まで脱ぎっぱなしのスーツやご飯を食べっぱなしの食卓、お菓子を食べ散らかしたテレビ前を順番に掃除する。
「寧人ったら……もぉ。僕がいないと何もやらないのね」
終えた後に寝室を覗くともう寝ている寧人。なぜかゴミ箱に大量のティッシュ。
「寂しかったのね、オナニーしてたのかな」
と寧人の頬を撫でる。ムニャムニャと寝言を言う寧人を愛おしく撫でる。
「もう過去のことを忘れなきゃ。前を向いて……」
ふとドラゴンに未練たらたらで、頼知とのセックスに嫉妬して泣きながら帰った自分を思い出す。
涙が出る一護。過去にも何度も失恋していた。お世話のしすぎで疎ましがられたことがほとんどの別れの原因だ。
「寧人も離れていっちゃうかな……嫌だっ。セックスできなくても大好きよ」
一護は今日悟ったのだ。一時的に性欲を満たしても互いの心が通じていないと虚しいだけ。ドラゴンとのセックスもそうだった。
「大好き、寧人ぉ。離れないで。頼知にも取られたくない……僕だけの寧人っ。おじさんだけど、童貞だけど、何もしない人だけど、エッチもワンパターンだけどチキンでセックスしてくれないけど……大好き」
ガシッと寧人の頬を撫でる一護の手が握られた。
「あのさ、全部聞こえてたけど……」
「やだっ! 寧人ぉ、起きてたの?」
「起きてたよ! 帰ったらいないし、それに僕の悪口言うし」
「ごめん、でも事実よっ」
「おじさんで童貞で何もしなくてもエッチかワンパターンでチキンでセックスしなくて悪かったな」
「ごめん、直接言うとあれかなーって、ああっ!」
と寧人は一護をベッドに押し倒した。
「なんか枕、匂いがするけどぉ」
「あん? 枕をお前のお尻に見立てて三回出したっ。卑猥なんだよっ、一護のお尻!」
そう、実は眠りにつく前にあと二回やっていたのだ。
「高いんだからっ、この枕!」
「うるさいっ、僕を1人にさせた罰だっ」
「あっ、寧人っ……もう大きいっ」
寧人のトランクスから大きくなったアレが覗いていた。一護は少し嬉しくなる。
「あ、明日仕事なのにどうしてくれるんだっ」
「僕もなのにぃっ、ベクトルユーとフードジャンゴ新システム開発コンペなんでしょ?」
「そうだっ! 部下たちが僕らの営業で見てきたものをフィードバックして作成したものを披露する……菱社長さんたちが気に入ってくれるか……」
「それよりも、その大きいの……」
「なぁ、エッチがワンパターンだって? 燃えてきた、そんなの言われたらっ」
と寧人はいつも以上に荒々しく一護にキスをする。
「んんっ、んんーっ。寧、寧人ぉっなんかいつもよりも……あんっ、乳首擦り付けないでっ!」
「こういうのも好きかっ、好きなのかっ」
「うん、好きいっ……こういう風にやってくれる寧人初めて……んんんっ」
「乳首好きかっ」
「うんっ、寧人も好きよね……」
「ああ、好きだっ、一護ぉ」
何度も2人は乳首を擦り付け合う。一護はとろけた顔でビクビクする。
だが寧人は日中のドラゴンとのプレイを思い出しながら動いているのは一護には秘密である。
「ねぇっ、寧人ぉっ……」
「なに?」
「今日、挿れて……」
「なにを?」
「寧人のぉ、私の中にっ……」
一護に誘惑されたのだ。
「遅いなぁっ。もう寝るか……」
深夜のバラエティは彼には下らなくてつまらなくて退屈であった。一護を待つために見ていたがテレビを消した。
布団に入り、隣には誰もいないのが寂しく感じる。
「イチャイチャしなくても横にいてすごく安心してたのになぁ……」
1人になると独り言が増えてきたようだ。一護用の枕をみるとなぜかその盛り上がりが一護のお尻の形に見えた。
「だ、ダメだっ……何考えてるんだ……もう寝よう」
と思いつつも、ムラムラしてきた。
「枕だぞこれは……」
とすでにその枕を両手で持っていた。そして自分のアレを出して枕の上に出した。
「一回だけだっ」
枕に寧人はあれ擦り付けた。日中は古田やドラゴンのお尻に擦り付けていたのだが、寂しさのあまりに一護の枕でも……。お尻を思い出しながら……。だが2人ともそれに飽き飽きしていて演技だったのかと思うと辛いのだ。
「一護ぉおおおっ、そろそろ挿れてほしいかっ? リンもっ……。どうしたらお前達の欲を満たせるんだ? この野郎!!! ああああああっ、ああああああっ!」
ビュッと精液が枕に飛び散った。
「ダメだっ、ワンパターンだから欲を満たせないんだろうな。喜ばせることはできない……」
寧人は虚しくなるばかりであった。
その後眠りにつく寧人。数分後に一護は帰ってきた。
台所まで脱ぎっぱなしのスーツやご飯を食べっぱなしの食卓、お菓子を食べ散らかしたテレビ前を順番に掃除する。
「寧人ったら……もぉ。僕がいないと何もやらないのね」
終えた後に寝室を覗くともう寝ている寧人。なぜかゴミ箱に大量のティッシュ。
「寂しかったのね、オナニーしてたのかな」
と寧人の頬を撫でる。ムニャムニャと寝言を言う寧人を愛おしく撫でる。
「もう過去のことを忘れなきゃ。前を向いて……」
ふとドラゴンに未練たらたらで、頼知とのセックスに嫉妬して泣きながら帰った自分を思い出す。
涙が出る一護。過去にも何度も失恋していた。お世話のしすぎで疎ましがられたことがほとんどの別れの原因だ。
「寧人も離れていっちゃうかな……嫌だっ。セックスできなくても大好きよ」
一護は今日悟ったのだ。一時的に性欲を満たしても互いの心が通じていないと虚しいだけ。ドラゴンとのセックスもそうだった。
「大好き、寧人ぉ。離れないで。頼知にも取られたくない……僕だけの寧人っ。おじさんだけど、童貞だけど、何もしない人だけど、エッチもワンパターンだけどチキンでセックスしてくれないけど……大好き」
ガシッと寧人の頬を撫でる一護の手が握られた。
「あのさ、全部聞こえてたけど……」
「やだっ! 寧人ぉ、起きてたの?」
「起きてたよ! 帰ったらいないし、それに僕の悪口言うし」
「ごめん、でも事実よっ」
「おじさんで童貞で何もしなくてもエッチかワンパターンでチキンでセックスしなくて悪かったな」
「ごめん、直接言うとあれかなーって、ああっ!」
と寧人は一護をベッドに押し倒した。
「なんか枕、匂いがするけどぉ」
「あん? 枕をお前のお尻に見立てて三回出したっ。卑猥なんだよっ、一護のお尻!」
そう、実は眠りにつく前にあと二回やっていたのだ。
「高いんだからっ、この枕!」
「うるさいっ、僕を1人にさせた罰だっ」
「あっ、寧人っ……もう大きいっ」
寧人のトランクスから大きくなったアレが覗いていた。一護は少し嬉しくなる。
「あ、明日仕事なのにどうしてくれるんだっ」
「僕もなのにぃっ、ベクトルユーとフードジャンゴ新システム開発コンペなんでしょ?」
「そうだっ! 部下たちが僕らの営業で見てきたものをフィードバックして作成したものを披露する……菱社長さんたちが気に入ってくれるか……」
「それよりも、その大きいの……」
「なぁ、エッチがワンパターンだって? 燃えてきた、そんなの言われたらっ」
と寧人はいつも以上に荒々しく一護にキスをする。
「んんっ、んんーっ。寧、寧人ぉっなんかいつもよりも……あんっ、乳首擦り付けないでっ!」
「こういうのも好きかっ、好きなのかっ」
「うん、好きいっ……こういう風にやってくれる寧人初めて……んんんっ」
「乳首好きかっ」
「うんっ、寧人も好きよね……」
「ああ、好きだっ、一護ぉ」
何度も2人は乳首を擦り付け合う。一護はとろけた顔でビクビクする。
だが寧人は日中のドラゴンとのプレイを思い出しながら動いているのは一護には秘密である。
「ねぇっ、寧人ぉっ……」
「なに?」
「今日、挿れて……」
「なにを?」
「寧人のぉ、私の中にっ……」
一護に誘惑されたのだ。
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