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手本
お手本を見ましょう~愛液まとわせて
しおりを挟む興奮している飛虎が果たして手技を覚えるために必要な集中力が残っているのかと神幹は不安に思う。
(さっきの休憩で一度抜いているだろうけど、またあんなに膨らませて大丈夫か)
「飛虎君、大丈夫かい?続けるけど」
「すみません、、大丈夫です。お願いします」
飛虎は深呼吸を繰り返し、自身の頬を叩く。パンっと小切れのいい音が響いた。
「じゃあ次はココだ」
神幹は英吏のビキニパンツを指さす。そして人差し指をビキニパンツごしに割れ目にツっと当てる。
「ァァっ」
神幹は人差し指を更に股間に挟むように差し込み、シュ、シュと上下させる。
「ァふぁ、、ああぁ」
「布越しでもわかるよ。もう準備万端だね」
神幹は指を引き抜き、指が濡れて光る様子を飛虎にも見えるようにした。
「お客さんによっては履いたままオーガズムに達してももらうこともあるけど、研修では脱いでもらう。失礼するよ」
しゅるるる、しゅるるるる
サイドを結んでいるビキニパンツの紐を神幹が引いた。そしてビキニパンツを脚から抜き取った。
「きゃぁっ!」
(……っ、また脱がされるなんて、でも、すごく、奥がキュンってする)
神幹は脱がせるだけでなく、非情にも脱がしたビキニパンツを飛虎に手渡した。
「わっ」
「愛液、触ってみて」
「は、はいっ…………すご、こんなに」
飛虎はビキニパンツに付着していた愛液を指でひとすくい絡める。ねっとりとした粘り気。
「やぁ!そんなぁ」
英吏が更に顔を真っ赤にする。
「背中と胸でこれぐらい濡れていれば下も触っていい。けれどそうじゃないなら、手技が悪い」
「分かりました」
「よし。ここはとても敏感な場所だから、繊細に指を動かす必要がある。もっと顔を近づけてよく見なさい」
神幹は英吏の脚をすっと広げる。神幹の手にかかれば英吏の力は抜け、飛虎にもよく見えるようにと大開脚だ。そして飛虎に軽く脚を押さえるように言う。
「もう、やぁ、はずかし、いい……」
(あぁ、どうしよう、はずかしいところ、みられている、しかも、ふたりにじぃって)
視線にも感じたのか、こぽり……と愛液が膣内からこぼれる。
それを男たちが目視する。
「有難うね、協力してくれて」
(ほぼ強制かな?まぁ気持ちいいんだから良いだろう?本島さん)
神幹は「触るよ」と一言かけ、人差し指と中指で小陰部をそっとなぞる。
にゅるにゅる、にゅるにゅる
「ンふぅぅ……っ」
飛虎はすぐ目の前の光景を目に焼き付けようと凝視する。
もう英吏の様子を見れば少しでもクリトリスに触ればイってしまいそうだが、神幹はゆっくりそっと、小陰唇をなぞり続ける。
脚を大きく広げられ軽くとはいえ固定されている英吏は、膝を擦り合わせることができずに下半身を震わせる。英吏の体は熱をごまかそうと口から高い声を出し続ける。
「くっぅ、うッ、あぁ~ん、ぁハァァァッ」
神幹の人差し指と中指に微妙にだが力がこもった。それにより小陰唇がじんわりと開く。
「いいぃっ、やあっん、あぁ~っ、あぁ~んっ」
神幹の小陰唇をゆるやかに広げる指の動きはそのままに、もう片方の手が近づく。
「飛虎君、ここよく見て。クリトリスがむき出しになっているだろう」
「っはい」
(英吏さんのクリっ。あぁ、なんて可愛らしいんだ)
「いきなり触らずに、クリトリスの周辺を優しくなぞる。まだ中心には触らないように」
スっと指が周りをなぞると、、
ビクビクっ
「ひぃぃぃっ、あぁ~ぁん!」
今まで以上に善がり声をあげる英吏に驚き、飛虎は顔を上げる。するとぶるぶるんと激しく揺れる乳房が目に入り、乳首が痛そうに硬くなっていた。
「ほら、こっちをちゃんと見なさい」
「っ、すみません」
「ここを、あくまでゆっくり、軽くだ、クルクルと周辺を撫でる」
じゅく、じゅくり
「いいィっ、あぁ~ん、ああぁうっ、ふゃぁ~っ」
英吏は全裸の肢体を細かく震わせる。もう限界に近い。
くるりくるり、じゅく、じゅくり
くるりくるり、じゅく、じゅくり
「ァハハァァっ、クルぅっ、きてぇるのぉ~っ、アァ、アァ、アァ、アァん」
神幹は英吏の様子にニヤりと笑い、最も敏感なクリトリスの先端に指をふっと添えた。
ビクビク!ビクビクン!
「ぅぐっ!……アァァ、アァァッァァ!」
ひと際大きな淫声は部屋に響きわたった。
神幹は指を拭き取りながら英吏の顔の方に近づく。
「気持ちよかったかな?」
英吏はあふぅ、あふぅ、と荒い息を吐きながら、「はい……」と答える。
飛虎は黙り込んで、英吏の膣の周辺がぐぷっ、ぐぷっと収縮する様子を見つめていた。
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