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③
アオに染まる💙
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その後、赳央くんは実家に帰って、美容院の手伝いをしながら、あれこれモノづくりをしているようだった。
1か月が経った頃、
「ケイ子ばあちゃんが住んでた家、そのままにしてあるんだって」
ケイ子ばあちゃんとは、赳央くんのひいおばあちゃんの事だ。
「美容院してたところ?」
「そう。店もそのままだって。ケイ子ばあちゃんが出来なくなってからも、母さんが予約の人だけやりに行ってた。その前から、手伝いに行ってたみたいだしな。でも、その客も高齢化で来る人いなくなって、10年くらい前からは閉めてたって。それからも母さんが掃除とかしに行ってたんだって。で、さ、その家をリフォームして、俺の仕事場にしようと思う」
「引っ越すの?」
「あぁ」
「場所何処だっけ?」
「ここから車で、2時間くらいかな。下見してきた」
「遠くなるね」
「2時間とかすぐだよ」
「え~」
「会いに来るから」
「ううん、私が行く」
「おぉ、そうだな。その方がゆっくり出来るかもな」
赳央くんは、10日後に引っ越した。
私の休みの日に合わせてくれて、一緒に着いて行って、1泊して帰って来た。
次の日、仕事に行くと、西原さんが、
「莉楽ちゃん、今日は元気ないわね」
職場のみんなからは名前で呼ばれるようになってた。
「青木くんが引っ越したからでしょ?」
「え、まぁ・・・」
「莉楽ちゃんも着いて行けばよかったんじゃない?」
と、足立さんが。
「あ、私、いない方がいい?」
「あら、もう、そんな事言ってないじゃない」
赳央くんが引っ越してから、隔週で週末に会いに行った。1泊して、帰りは赳央くんが送ってくれた。
「私も車の免許取ろうかなぁ」
「いや、止めた方がいい」
「何で?」
「心配だ」
「だってさ」
「来るのしんどかったら、俺が行くよ」
「ううん、そうじゃない」
「だったらいいじゃん」
赳央くんのとこに行かなかった休日は、マリさんの所へ行って、店の手伝いや、昼食を一緒に食べたりした。
最近は、料理もお母さんに教えてもらって、少し上達した。
「休みの日くらい、ゆっくりしたらいいのに」
「ううん、家にいても一人だし、つまんない」
「礼子さんたちまた出かけたの?」
「うん」
お父さんとお母さんは、休みの日に2人で出かけることが多い。買い物、観光、色々と。
「仲良くていいわね」
「裕さんは、今日も仕事?」
「そうなの。休みは合わないし、もう、随分と2人で出かけてないわね」
1か月が経った頃、
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ケイ子ばあちゃんとは、赳央くんのひいおばあちゃんの事だ。
「美容院してたところ?」
「そう。店もそのままだって。ケイ子ばあちゃんが出来なくなってからも、母さんが予約の人だけやりに行ってた。その前から、手伝いに行ってたみたいだしな。でも、その客も高齢化で来る人いなくなって、10年くらい前からは閉めてたって。それからも母さんが掃除とかしに行ってたんだって。で、さ、その家をリフォームして、俺の仕事場にしようと思う」
「引っ越すの?」
「あぁ」
「場所何処だっけ?」
「ここから車で、2時間くらいかな。下見してきた」
「遠くなるね」
「2時間とかすぐだよ」
「え~」
「会いに来るから」
「ううん、私が行く」
「おぉ、そうだな。その方がゆっくり出来るかもな」
赳央くんは、10日後に引っ越した。
私の休みの日に合わせてくれて、一緒に着いて行って、1泊して帰って来た。
次の日、仕事に行くと、西原さんが、
「莉楽ちゃん、今日は元気ないわね」
職場のみんなからは名前で呼ばれるようになってた。
「青木くんが引っ越したからでしょ?」
「え、まぁ・・・」
「莉楽ちゃんも着いて行けばよかったんじゃない?」
と、足立さんが。
「あ、私、いない方がいい?」
「あら、もう、そんな事言ってないじゃない」
赳央くんが引っ越してから、隔週で週末に会いに行った。1泊して、帰りは赳央くんが送ってくれた。
「私も車の免許取ろうかなぁ」
「いや、止めた方がいい」
「何で?」
「心配だ」
「だってさ」
「来るのしんどかったら、俺が行くよ」
「ううん、そうじゃない」
「だったらいいじゃん」
赳央くんのとこに行かなかった休日は、マリさんの所へ行って、店の手伝いや、昼食を一緒に食べたりした。
最近は、料理もお母さんに教えてもらって、少し上達した。
「休みの日くらい、ゆっくりしたらいいのに」
「ううん、家にいても一人だし、つまんない」
「礼子さんたちまた出かけたの?」
「うん」
お父さんとお母さんは、休みの日に2人で出かけることが多い。買い物、観光、色々と。
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