今夜、泊めて

陽紫葵

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今夜、泊めて

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パーティーは、夜だった。
着替えて、5時頃家を出て、タクシーで向かった。
ホテルの1階の奥の方の広間だった。
入り口で受付を済ませ、中に入ると、既に20人程来ていた。
こんなとこ来るの初めてで、辺りを見回していると、将史さんが
「行くよ」
と、飲み物を取りに行った。
立食式で、テーブルに飲み物や、食べ物がたくさん置かれていた。
飲み物はほとんどがアルコールのようだった。
飲んだり、食べたりしながら、将史さんの隣にいて、挨拶を交わしていた。
ホテルを出たのは、8時頃だった。
ホテルの前に待機してたタクシーに乗り込んだ。
将史さんはかなり酔っていた。
「充枝ちゃんは、意外と強いんだね」
そう、私は何故か酔えなかった。
着いてからも、ずっと私にもたれかかっていた。
部屋に入ってから、お湯を沸かし、梅干し入りの番茶を入れた。
「おぉ、いいな、これ」
「昔、お父さんがよく飲んでた」
「そうなんだ?」
お父さんは、飲んで帰ることが多く、お母さんが用意してたのを思い出した。
少し酔いが覚めてから、
「シャワーだけ浴びる」
「今日は、ベッドに寝る?」
「そうだな」
「じゃあ、先に寝てて」
将史さんがシャワーを浴びてから、私もシャワーを浴びた。
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