図書館は職場なので迫らないでください

ミネ

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服をぬがせながら唯継は身体の隅々を確かめるようにキスをしてきた。

「唯継、やめろって、なあ‥、すんの?」

俺は抵抗してみせるが、唯継をこれ以上怒らせたくなくてその力は弱い。

「だってもも欲求不満だったんでしょ?だからお店に行った」

「ち、ちが」

俺の言葉はもう聞く気がないのか、言う通り勝手な解釈をした唯継は耳を貸さず、身体中にキスを続け、唇はやがて俺の性器へ降りた。

「たくさんしてあげるね」

安い石鹸の香りのする俺の性器を咥えると唇と舌で包むように扱く。俺の性器はすぐさま反応し、かたく、そして熱くそそり立った。

やっぱり俺には唯継しかいないんだな。身をもってそれを知る。だってお店の女の子じゃぴくりともしなかった。

じゅぽじゅぽと上下する柔らかな唇とカリをちろちろと突く舌先。じゅう、っと吸われるとたまらなくて、我慢も効かず、俺は唯継の口の中ですぐに達してしまった。

唯継がこんなに早く口でいかせてくれるなんてこと今までにない。いつも指で作った輪で締めながらいかせず唯継の太いくてでかいやつでおしりをくずくずにした後、やっと出させてくれるのがいつもやり方なのに。そうしないと俺はだるくなって落ちちゃうからなんだけど。

「い、いつ‥?」

「満足させてあげなくてごめんね」

唯継は口に放った俺の精液をとろっ、と手のひらに出すとそれをまだ解けていない蕾に塗り込み、さらにローションを足して垂らしてくる。

「いつ、ちがぅ‥」

指で俺の尻を慣らすと、唯継はすでにはち切れんばかりの自身の性器を取り出した。手早くゴムを着けると手で支えながら俺の蕾に押し当てる。太い先っぽがゆっくりとぬめる蕾を押し退けてゆく。アナルセックスにも唯継のサイズにも慣れた俺のそこは容易く唯継を受け入れた。

「いつ、待って、やめ、や‥、や」

浅く深く突かれ、時に焦らされる。抵抗むなしく、俺の身体はどこもかしこも知り過ぎている唯継の手管に簡単に反応してしまう。

「いつ、や♡♡♡」

淡白な俺は唯継とのセックスで二度達することはほとんどなく、お互いいつも一度いけばそれで終わりだった。なのに唯継は萎えた性器にローションを垂らし、指を這わせ扱くと再び俺の熱を駆り立ててくる。

「いつ‥?あっ、あっ♡あぅ♡♡」

同時に長大な性器を休む事なく抜き差しされ、快感を否応なく引き出されると、突き上げるたび起こる快感で脳みそがパチパチした。

「いつ、だめ♡♡そこ、おくっ♡きてる♡あ♡♡あ‥♡♡♡」

俺がうしろでいくと唯継も達し、素早く抜く。衰えを知らないそれを二、三度扱くと新しいゴムに変えた。見事な手際だ。

たくましい腕で腰を持ち上げられ、四つん這いにされると後ろから激しく突いてくる。

「いつ♡いつ‥♡らめ、そこ♡そこっ♡♡」

何度も何度も前立腺をこすられると俺の性器は嫌でも反応してしまう。そこは触られてもいないのに勃ち上がり、びくびくと震えながらぴゅっ、ぴゅっ、と精液をこぼした。

「いや♡いく♡♡でちゃ、でちゃう♡あう♡あう♡止まんないよお♡♡♡ああっ♡♡♡」

ぱんぱんと肌と肌がぶつかり合う音がさらに激しくなる。次第に力尽きて意識が朦朧としてくると唯継は俺の頬を軽く叩いたり、またはディープなキスで無理矢理起こし、甘ったるく囁く。

「ももちゃん、まだだめ」

俺は涎も拭えないまま何度も喘がされ、初めてそこが空だと思えるくらい精液を吐き出し続けた。
 

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