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18 本当の試練
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「おい、何だ今の音……?」
「うわっ、地面焦げてるぞ、何かあったのか?」
「おっ、おい見ろあれ、ドラゴンじゃねぇか!?」
ギルドから駆けつけて来たのであろう、数多の冒険者がゾロゾロとその場に集まってきた。
既に大事は片付いたので一足遅かったけど……ロベリアの悪事の証人が増える分には、多いに越したことは無いだろう。
「ラズカ、あんた……魔法を!?」
カンパニュラが驚愕に目を見開いて、私とミラを交互に見つめている。
「ちょっと訳ありだけどね……今ならなんとか使えるよ」
「ふふん、何を隠そう《共鳴》の応用……」
「ミラ、それ話したら長くなるから後でね」
私が話を遮ると、ミラは露骨に口を尖らせて不機嫌そうな顔になった。自慢したかったんだろうか。
「……100歩譲って、魔法を使えるまではまだいい…………けれど、魔道書無しで使えるってのはどういうことだい!?」
「ああ、そっちか……」
カンパニュラが驚いているのは、私たちが《魔法使いとしての常識》を用いてないことについてらしい。
本来、魔法使いが魔法を使うには、必ず要るものがある。それは、《魔道書》と呼ばれる本だ。
魔法の詠唱や、魔法を組み立てるための術式が事細かに記されているそれ。
通常、魔法を使用する際は、この本に書かれてある通りに術式を組み立て、詠唱をしなければならない。おかげで、魔法使いは魔法を使用するために、この本で片手を塞ぐ羽目になってしまう。
『術式暗記すればいいじゃん』、ということをよく言われるが、それが出来るなら苦労しない。
魔法の『術式』というものは、非常に複雑な構成で出来ており、人間がこれを何も見ずに完全な形で組み立てるということは通常不可能とされている。
魔道書を見ながらでも、術式の組み立ては脳に多大な負荷がかかるため、それを軽減するために『詠唱』という、術式の負担を『特殊な組み合わせの言葉』という形で一部軽減する方法が用いられる。それが、魔法を使うにあたっての絶対条件だ。
けれど。
「大丈夫、私が全部覚えてるから」
「…ああ、そういえば……アンタはそんな子だったねぇ……」
私は、この世に存在するほぼ全ての魔法を記憶出来ている。
昔から、何かを覚えるということにかけては人一倍長けていた。カンパニュラに言わせれば、完全記憶能力とでも言うらしい。
詠唱・術式はおろか、それの簡略方法に至るまで。一瞬で術式を組み立てられるから、ほとんどの魔法に至っては『詠唱』という行為をそもそも必要としない。
故に、私が魔法を使うのに魔道書は必要ない。この脳の中に、魔法というカテゴリの全てが刻み込まれているのだから。
「身もふたもない言い方をすれば…今の私の役割が、魔道書のそれに近しいかもね」
術式は私が組み立てるから、さしずめ《全自動魔道書》とでも言うべきだろうか。
「つくづく、アンタは魔力さえあればと思ってたんだけど……本当にそのとおりだったねぇ」
「今もミラが居なきゃ何も出来ないんだけどね」
「………お喋りはその辺にしてもらおうかァ?」
悪意に満ちた声を聞いて、私はカンパニュラから顔を逸らして、その声の方向を向く。
ロベリアはドラゴンを倒されたはずなのに、依然余裕そうな表情で、私たちを見下すかのようにニヤニヤとしている。
そうだ、喋っている場合じゃない。まずは、あいつを何とかしないと。
「あーあ、可愛い可愛いレッドドラゴンちゃんを倒してくれちゃって、困っちまうよ」
「……とてもそうは見えないけど?」
「ッハ、そりゃそうだろ、所詮こいつは《前座》だしな」
「前座?」
その言葉に、思わず目を見開く。
ドラゴンというモンスターは、数ある生物の中でもかなりの上位に位置する存在。勿論、強さというカテゴリの中で、だ。
それが前座、というのは正直ハッタリとしか思えない。ドラゴンの上に立つ生物は極少数、例え超一流の獣使いであるロベリアでさえ『絶対に』手懐けることは出来ない、神の領域の怪物だけだ。
「《六災》……じゃないよね、まさか」
「ハッ、馬鹿言え、流石にあんなバケモノ連れて来れるか……だが、強さは折り紙付きだぜ?」
そう言うとロベリアは、ガサゴソと懐をまさぐって……さっきの《封獣のクリスタル》より二回りも大きい、赤黒いクリスタルを取り出した。
「ギャラリーも集まって来たことだし、そろそろ披露しちゃおうかなぁ?」
「――――!!」
その時、本能が警笛を鳴らす音が確かに聞こえた。
あれは――危険だッ!!
「ミラ!!」
「うんっ、《物体転移》ッ!」
ミラが魔法を放つと、ロベリアの手元にあったクリスタルは消え、私の左手へと転移される。
ドクン、ドクンと心臓のように脈打つクリスタルは、その禍々しさを余すことなく伝えてくる。
危なかった……! もしこれを使われていたら……!
「おっ、判断が早いじゃねぇか……でも、一足遅かったな」
「えっ……?」
直後。
ピシ、ピシと、何かが割れるような音が聞こえた。その発生源は――私の、左手。
「ざ~~んね~~ん、もう解放済みでしたァ~~~!!」
「しまっ………みんなッ、逃げて!!」
周りに居た冒険者たちに呼びかけるも、もう、遅かった。
クリスタルは膨大な光を放ちながら、その正体を顕そうとする。
『ミラ、とりあえずこれを街の外へ出そう!!』
「くっ……アポ……」
一足、遅かった。
その瞬間、クリスタルはさっきより激しい爆発音を放ち、その中から『脅威』が現れ出る――!!
「あぁっ!!」
「きゃあっ!!」
その衝撃に、思わず吹き飛ばされる私とミラ。手だけは離さないように、何とか踏みとどまる。
「くっ……大丈夫?」
「ええ、なんと………か………」
ミラが顔を上げて、そして絶句する。
「ぁ………な、に、あれ………」
「……………知らない………」
「えっ………?」
「……あんなモンスター……見たこと無いッ……!!」
クリスタルの中から現れたのであろうそれは、ドラゴンに酷似していた。
しかし、似ているだけ。そこに居たのは、全くの別物。数多のモンスターを知り尽くしている自信がある私ですら見たことの無いモノだった。
20m以上はある、超巨大な全長。
まるで血の色のような、赤黒い体皮。
そして………赤と黒、それぞれ色が違う2つの竜の首。
それはまるで、通常のドラゴンとレッドドラゴン、2つを融合させたかのような見た目をしていた。
「クックック……そうだよ、その反応が見たかったんだ……」
ロベリアが肩を震わせ、今日見てきた中で一番大きな角度で口を歪める。
「本当の試練はここからだ……乗り越えてみせろよ……!!
「うわっ、地面焦げてるぞ、何かあったのか?」
「おっ、おい見ろあれ、ドラゴンじゃねぇか!?」
ギルドから駆けつけて来たのであろう、数多の冒険者がゾロゾロとその場に集まってきた。
既に大事は片付いたので一足遅かったけど……ロベリアの悪事の証人が増える分には、多いに越したことは無いだろう。
「ラズカ、あんた……魔法を!?」
カンパニュラが驚愕に目を見開いて、私とミラを交互に見つめている。
「ちょっと訳ありだけどね……今ならなんとか使えるよ」
「ふふん、何を隠そう《共鳴》の応用……」
「ミラ、それ話したら長くなるから後でね」
私が話を遮ると、ミラは露骨に口を尖らせて不機嫌そうな顔になった。自慢したかったんだろうか。
「……100歩譲って、魔法を使えるまではまだいい…………けれど、魔道書無しで使えるってのはどういうことだい!?」
「ああ、そっちか……」
カンパニュラが驚いているのは、私たちが《魔法使いとしての常識》を用いてないことについてらしい。
本来、魔法使いが魔法を使うには、必ず要るものがある。それは、《魔道書》と呼ばれる本だ。
魔法の詠唱や、魔法を組み立てるための術式が事細かに記されているそれ。
通常、魔法を使用する際は、この本に書かれてある通りに術式を組み立て、詠唱をしなければならない。おかげで、魔法使いは魔法を使用するために、この本で片手を塞ぐ羽目になってしまう。
『術式暗記すればいいじゃん』、ということをよく言われるが、それが出来るなら苦労しない。
魔法の『術式』というものは、非常に複雑な構成で出来ており、人間がこれを何も見ずに完全な形で組み立てるということは通常不可能とされている。
魔道書を見ながらでも、術式の組み立ては脳に多大な負荷がかかるため、それを軽減するために『詠唱』という、術式の負担を『特殊な組み合わせの言葉』という形で一部軽減する方法が用いられる。それが、魔法を使うにあたっての絶対条件だ。
けれど。
「大丈夫、私が全部覚えてるから」
「…ああ、そういえば……アンタはそんな子だったねぇ……」
私は、この世に存在するほぼ全ての魔法を記憶出来ている。
昔から、何かを覚えるということにかけては人一倍長けていた。カンパニュラに言わせれば、完全記憶能力とでも言うらしい。
詠唱・術式はおろか、それの簡略方法に至るまで。一瞬で術式を組み立てられるから、ほとんどの魔法に至っては『詠唱』という行為をそもそも必要としない。
故に、私が魔法を使うのに魔道書は必要ない。この脳の中に、魔法というカテゴリの全てが刻み込まれているのだから。
「身もふたもない言い方をすれば…今の私の役割が、魔道書のそれに近しいかもね」
術式は私が組み立てるから、さしずめ《全自動魔道書》とでも言うべきだろうか。
「つくづく、アンタは魔力さえあればと思ってたんだけど……本当にそのとおりだったねぇ」
「今もミラが居なきゃ何も出来ないんだけどね」
「………お喋りはその辺にしてもらおうかァ?」
悪意に満ちた声を聞いて、私はカンパニュラから顔を逸らして、その声の方向を向く。
ロベリアはドラゴンを倒されたはずなのに、依然余裕そうな表情で、私たちを見下すかのようにニヤニヤとしている。
そうだ、喋っている場合じゃない。まずは、あいつを何とかしないと。
「あーあ、可愛い可愛いレッドドラゴンちゃんを倒してくれちゃって、困っちまうよ」
「……とてもそうは見えないけど?」
「ッハ、そりゃそうだろ、所詮こいつは《前座》だしな」
「前座?」
その言葉に、思わず目を見開く。
ドラゴンというモンスターは、数ある生物の中でもかなりの上位に位置する存在。勿論、強さというカテゴリの中で、だ。
それが前座、というのは正直ハッタリとしか思えない。ドラゴンの上に立つ生物は極少数、例え超一流の獣使いであるロベリアでさえ『絶対に』手懐けることは出来ない、神の領域の怪物だけだ。
「《六災》……じゃないよね、まさか」
「ハッ、馬鹿言え、流石にあんなバケモノ連れて来れるか……だが、強さは折り紙付きだぜ?」
そう言うとロベリアは、ガサゴソと懐をまさぐって……さっきの《封獣のクリスタル》より二回りも大きい、赤黒いクリスタルを取り出した。
「ギャラリーも集まって来たことだし、そろそろ披露しちゃおうかなぁ?」
「――――!!」
その時、本能が警笛を鳴らす音が確かに聞こえた。
あれは――危険だッ!!
「ミラ!!」
「うんっ、《物体転移》ッ!」
ミラが魔法を放つと、ロベリアの手元にあったクリスタルは消え、私の左手へと転移される。
ドクン、ドクンと心臓のように脈打つクリスタルは、その禍々しさを余すことなく伝えてくる。
危なかった……! もしこれを使われていたら……!
「おっ、判断が早いじゃねぇか……でも、一足遅かったな」
「えっ……?」
直後。
ピシ、ピシと、何かが割れるような音が聞こえた。その発生源は――私の、左手。
「ざ~~んね~~ん、もう解放済みでしたァ~~~!!」
「しまっ………みんなッ、逃げて!!」
周りに居た冒険者たちに呼びかけるも、もう、遅かった。
クリスタルは膨大な光を放ちながら、その正体を顕そうとする。
『ミラ、とりあえずこれを街の外へ出そう!!』
「くっ……アポ……」
一足、遅かった。
その瞬間、クリスタルはさっきより激しい爆発音を放ち、その中から『脅威』が現れ出る――!!
「あぁっ!!」
「きゃあっ!!」
その衝撃に、思わず吹き飛ばされる私とミラ。手だけは離さないように、何とか踏みとどまる。
「くっ……大丈夫?」
「ええ、なんと………か………」
ミラが顔を上げて、そして絶句する。
「ぁ………な、に、あれ………」
「……………知らない………」
「えっ………?」
「……あんなモンスター……見たこと無いッ……!!」
クリスタルの中から現れたのであろうそれは、ドラゴンに酷似していた。
しかし、似ているだけ。そこに居たのは、全くの別物。数多のモンスターを知り尽くしている自信がある私ですら見たことの無いモノだった。
20m以上はある、超巨大な全長。
まるで血の色のような、赤黒い体皮。
そして………赤と黒、それぞれ色が違う2つの竜の首。
それはまるで、通常のドラゴンとレッドドラゴン、2つを融合させたかのような見た目をしていた。
「クックック……そうだよ、その反応が見たかったんだ……」
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