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新しい生活
助けてくれたのは
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ソファーに押し倒されてしまった私は、必死に抵抗するが、騎士であるバーネット様はびくともしない。
「バーネット様、何をするのです?離して下さい!」
「リア…、ずっとこうしたかった。
このままリアを攫って行けたらいいのに。」
バーネット様は、涙を流した目や頬に沢山キスを落とした後に、深く口づけてくる。
「…んんっ、…っ!…やめて!離して!」
「リア…。まさか私がこんな場所で、君にこんなことをするとは思っていなかったようだね。
でも、君が私と離縁したいなんて言うから、私は急いでリアを孕ませなければならなくなったよ。
この奥まった場所にある応接室は、誰も来ないだろうからちょうど良かった。」
「お願いです!やめて下さい。……っ!」
首筋に唇が…!
「こんな風に揉める日が来るのが分かっていたなら、避妊薬なんて飲まなかったのに。」
「え?避妊薬?」
「結婚した後、しばらくはリアを独占したいと思っていたから、私は内緒で避妊薬を飲んでいたんだよ。
子供ができたら、リアを子供に取られてしまうだろう?
そしたらあんな事故に巻き込まれて、記憶を失くして、やっと帰って来れたと思ったら、私との子供がいなかったリアは、実家に戻ってしまっていて、もう妻ではなくなったとか言われるし。
あの時に子供を作らなかったことを、今更後悔しているよ。」
「………なんてこと。」
「リア。愛してる…。君が私を嫌いでも構わない。これからもずっと一緒にいよう。
君からの愛を求めるのは我慢する。でも、離縁は絶対にしない。」
バーネット様の光のない目が怖い。
抵抗するのが体力的に辛くなってきた。
どうする…?
その時。
コンコン…
え?この音は…!
ドアをノックする音がした。
「……誰か来たか。」
た、助かった…
バーネット卿はさっと私から退き、私は慌てて服装を整える。
そのタイミングで入って来たのは、護衛騎士を連れた王太子殿下だった。
サッと立ち上がりカーテシーをする。
「突然申し訳ない。楽にしてください。
バーネット卿が来ていると聞き、夜会ではゆっくり話すことが出来なかったので、ぜひ顔を見たいと思って来てしまいました。
卿が無事に戻って来て、元気そうにしているので安心しましたよ。」
「王太子殿下。ご心配お掛けいたしまして、大変申し訳ございませんでした。」
「シャノン嬢も、元夫のバーネット卿が無事に戻って来られたことで、安心されたでしょう。」
いつものように優しく微笑んでくれる殿下。
「はい…。」
ついさっきまで涙を流していた私は、恐らく酷い顔をしているだろう。
殿下が来てくれたから助かったけど、こんな顔は誰にも見せたくなかった。
「王太子殿下。教会の方で私達の死後離婚は取り消してくれるそうなので、私達は今も夫婦と変わりません。
近々、彼女には仕事を辞めてもらい、私の妻としての仕事に専念してもらおうと思っております。」
この男は、また勝手なことを言っているわ!
「王妃殿下はシャノン嬢を特に気に入っているので、それは難しいかもしれないですね…。
しかし、バーネット卿がそこまでシャノン嬢を離したがらないのは意外でした。」
王太子殿下は私を援護してくれているのかしら?
「王太子殿下。私は妻を愛していますから、常に側にいて欲しいと思っているだけです。」
「王都騎士団は自由に恋愛を楽しむ者が多いと聞いていましたし、バーネット卿の上官だったハメット卿なんかは、その噂の中でも特に有名な人物でしたよね?部下を引き連れて行くほどにお盛んだったと…。
ですから彼の部下であったバーネット卿もそうなのかと思っていましたが、私は勘違いしていたようですね…。」
この話は…!
やはり私が予想していた通りだったのね。
「ただの噂話でしょう。騎士にも色々な人物がいますので。」
この男、なんて白々しいのかしら。
「そうだ、シャノン嬢!
王妃殿下が忙しいから早く戻って来て欲しいと言っていたんだ。そろそろ戻った方がいい。
バーネット卿。たとえ元妻であっても、今は彼女は王妃殿下の側近だ。その辺は考えて行動すべきだと思うよ。」
「はい…。承知しました。」
王太子殿下のお陰で、私は何とかあの場から離れられた。
あの男、絶対に許さないわ…
「バーネット様、何をするのです?離して下さい!」
「リア…、ずっとこうしたかった。
このままリアを攫って行けたらいいのに。」
バーネット様は、涙を流した目や頬に沢山キスを落とした後に、深く口づけてくる。
「…んんっ、…っ!…やめて!離して!」
「リア…。まさか私がこんな場所で、君にこんなことをするとは思っていなかったようだね。
でも、君が私と離縁したいなんて言うから、私は急いでリアを孕ませなければならなくなったよ。
この奥まった場所にある応接室は、誰も来ないだろうからちょうど良かった。」
「お願いです!やめて下さい。……っ!」
首筋に唇が…!
「こんな風に揉める日が来るのが分かっていたなら、避妊薬なんて飲まなかったのに。」
「え?避妊薬?」
「結婚した後、しばらくはリアを独占したいと思っていたから、私は内緒で避妊薬を飲んでいたんだよ。
子供ができたら、リアを子供に取られてしまうだろう?
そしたらあんな事故に巻き込まれて、記憶を失くして、やっと帰って来れたと思ったら、私との子供がいなかったリアは、実家に戻ってしまっていて、もう妻ではなくなったとか言われるし。
あの時に子供を作らなかったことを、今更後悔しているよ。」
「………なんてこと。」
「リア。愛してる…。君が私を嫌いでも構わない。これからもずっと一緒にいよう。
君からの愛を求めるのは我慢する。でも、離縁は絶対にしない。」
バーネット様の光のない目が怖い。
抵抗するのが体力的に辛くなってきた。
どうする…?
その時。
コンコン…
え?この音は…!
ドアをノックする音がした。
「……誰か来たか。」
た、助かった…
バーネット卿はさっと私から退き、私は慌てて服装を整える。
そのタイミングで入って来たのは、護衛騎士を連れた王太子殿下だった。
サッと立ち上がりカーテシーをする。
「突然申し訳ない。楽にしてください。
バーネット卿が来ていると聞き、夜会ではゆっくり話すことが出来なかったので、ぜひ顔を見たいと思って来てしまいました。
卿が無事に戻って来て、元気そうにしているので安心しましたよ。」
「王太子殿下。ご心配お掛けいたしまして、大変申し訳ございませんでした。」
「シャノン嬢も、元夫のバーネット卿が無事に戻って来られたことで、安心されたでしょう。」
いつものように優しく微笑んでくれる殿下。
「はい…。」
ついさっきまで涙を流していた私は、恐らく酷い顔をしているだろう。
殿下が来てくれたから助かったけど、こんな顔は誰にも見せたくなかった。
「王太子殿下。教会の方で私達の死後離婚は取り消してくれるそうなので、私達は今も夫婦と変わりません。
近々、彼女には仕事を辞めてもらい、私の妻としての仕事に専念してもらおうと思っております。」
この男は、また勝手なことを言っているわ!
「王妃殿下はシャノン嬢を特に気に入っているので、それは難しいかもしれないですね…。
しかし、バーネット卿がそこまでシャノン嬢を離したがらないのは意外でした。」
王太子殿下は私を援護してくれているのかしら?
「王太子殿下。私は妻を愛していますから、常に側にいて欲しいと思っているだけです。」
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この話は…!
やはり私が予想していた通りだったのね。
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「そうだ、シャノン嬢!
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バーネット卿。たとえ元妻であっても、今は彼女は王妃殿下の側近だ。その辺は考えて行動すべきだと思うよ。」
「はい…。承知しました。」
王太子殿下のお陰で、私は何とかあの場から離れられた。
あの男、絶対に許さないわ…
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