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癒し王子は魔法使い
〝 からかい 〟と戸惑い
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小雨が降り始めた。
気温も下がってきて体感温度は10℃を下回っている。
心細さと絶望感が一気に襲い掛かってきた。
涙を流さないでいることが精一杯。
KAIに現状を一気に伝えて、白い息を吐き唇を噛む。
情けない。
20歳も過ぎてお金の管理も出来ないなんて。
しかもナビアプリに頼ってる…。
「みう。大丈夫だよ。もう少し待っててな。」
KAIが話を聞きながら解決策を模索してくれている。
いつも意地悪な口調のくせに、こんなときに限って優しい。
ずるい…
今朝のことだって謝ってないのに…
「…古本屋のバイト。給料はもらいに行ったのか?」
その言葉に思い出す。
今日は古本屋のバイトをお休みして伊上さんのところに行ったんだ。
「あ。そうだ! 振込みじゃないから忘れてた!」
「みうって何処か抜けてるなぁ。
ここから近いし、まだ店やってんだろ。」
暖かい口調のKAIの声が強張った みうの頬を緩めてくれる。
「うん。」
勢いよく歩き出そうとしたとき『待て』とストップが掛かった。
「…雨。傘ぐらい買っていけよ。」
「うん…そうだね。分かった。」
傘を買い、改めてスマホを開いて見る。
雨粒がパラパラとKAIを濡らす。
《気をつけて行けよ。》
「うん…」
濡れた画面をそっと拭き、頷きながら返事をしてポケットに入れた。
ポツポツと、ビニール傘にかかる音を聞きながら歩く。
暗い裏通りは雨のせいか、いつもより心細く怖い。
無意識にポケットの中のKAIを握り締める。
角を曲がり、俯いていた顔を上げるとオレンジ色の光が目の前に飛び込んできた。
古本屋の看板だ。
自動ドアをくぐりレジへ目をやると、一番やっかいな人物と目が合う。
「高畑さんじゃない…
きょうはバイト休んだんじゃないの?
今は、棚卸しも、大型の荷物も、体力仕事は何も無いけど?」
そう強く言いながら、カツカツ革靴の音を立てて近付いてくる。
彼女はレジ担当の礼美(れみ)さん。
色白で目が二重でくっきりしていて、鼻も高い。
自分でも美人だということを自覚している。
髪型は常にツインテール。
毛先がカールしてて、話すとき毛先を指に絡ませるのが癖だ。
自称、17歳でイギリス人とのハーフ。
噂では30歳の未婚で整形美人…
「礼美さん、こんばんは。今日も可愛いですね。
店長さんに会いに来ました。」
ニコッと、とりあえず笑顔を作る。
彼女に対しては必ず一言褒めると上手くゆく、バイトの先輩からのご教授だ。
「当たり前のこと言わないでよねー。
店長なら倉庫で新人の教育してるわ。」
目を合わせることなく、自分の爪を見つめながら教えてくれた。
礼美さんが視線を合わせるのは、イケメンか、お金か、かなりの美人だけと聞いている。
「分かりました。ありがとうございます。
あ、そのネイルすごく似合ってますね。」
お辞儀をして倉庫に向かうため外に出る。
傘をさし、早足で行く。
新人…かぁ。
新人さんは礼美さんのことちゃんと聞いているかな?
最初に怒らせるとバイト続けていられなくなるんだよね…
礼美さんは店長さんのお気に入りで、常にレジにしか立たない。
疲れたら座る椅子まである。
冬は冷えるから専用のストーブまで用意してあるし…
時給は通常バイトの2倍って噂もあった。
倉庫は店の裏で休憩室と更衣室(ロッカー)が繋がっている。
店内からも行けるのだが…帰りに礼美さんと会わないよう外から入った。
窓から明かりが見え、倉庫に人がいるのが分かる。
扉をノックして開けた。
「こんばんは、店長。遅くにすみません。高畑です。」
すぐに古本の山に2人の姿を見つける。
手前に店長がいた。
いつも通りおだやかな笑顔だ。
白髪交じりの髪が蛍光灯に照らされて光っている。
ずんぐりとした体型に、銀フレームの四角い眼鏡。
何故、こんなに温厚で人当たりの良い方が礼美さんをお気に入りにしているのかは…謎だ。
「あ、高畑くん。ちょうど良かった。
礼美ちゃん1人でレジでしょう。
寂しいんじゃないかと気になっていたんですよ。」
店長はそう告げ、みうにエプロンを取ってくるように促す。
「私、レジは無理ですよ。
それに違う用事で来たんですけど…」
なかなか動こうとしない みうの背中をグイッと半ば強引に押し、
「レジは私が行きますよ。
高畑さんは三咲(みさき)くんに倉庫内の本の配置を教えてくれるかな?」
新人と思われる男の子を指差す。
あ、さっき礼美さんが言ってた〝 新人さん 〟か。
スラリとした高身長で茶色の髪がふわふわしてる。
彼なら礼美さんが目を合わせてくれそうだな。
つまり、俗に言うイケメンの部類。
パッチリした眼はカラコンかな…灰色だ。
少し大きめのクチが印象的だなぁ。
仕方ない、1、2時間ぐらいだろうし仕事していくか…
「分かりました…
三咲さん、えっと、初めまして高畑です。
エプロン取ってくるので、待っていて下さい」
こうして、時間外労働をする事となり…
終わる頃にはお腹が空いて限界だった。
「…、で、倉庫内の本の位置は一通り教えたと思う。
もし分からなかったら、いつでも聞いて。」
本の山を見ながら少しだけ微笑む努力をして、この場を離れようと後ろを向いた。
あまり目を合わせられなかったけど…説明は何とか覚えてもらえたかな。
歳の近い男子って一番苦手だぁ(涙。
お腹も空いたし、仕事も終わった。
店長にお給料もらわなきゃ。
「それじゃ…これで終わり。
戻って店長に報告しておくね。お疲れ様でした。」
後ろを少し振り向きながらお辞儀をして歩き出そうと一歩踏み出した時…
「高畑さん…」
低い声が、みうの足と止めた。
ずっとメモを取りながら大人しく聞いていた三咲くんが急に話し掛けてくる。
「え。えっと、何か分かりにくかった?
それとも書き逃しちゃったかな?」
振り向くけど、やっぱり顔は直視できず目線が不用意に動く。
うわっ。私ってば不審者だわー。
普通に…普通に…。フツーってどうだっけ?
「ぶっ。高畑さんってアレですか?
異性が苦手?」
三咲くんが急に笑い出した。
笑われて一気に恥ずかしさが増し両手で顔を覆いながら弁解する。
「う…。ご、ごめんね。
歳が近い男子って慣れなくて…
あ、あの、他の人にもう一度聞いてもらっ」
最後まで言い終えずに、目の前の景色が揺れる。
二の腕あたりに大きな手を感じ、気づいたら引っ張られ…
倒れるように前方に身体が傾き、広い〝 何か 〟に上半身を絡め取られる。
次の瞬間、強い力に身体は自由を無くした。
何が起きたのか脳が理解するよりも先に…
次に みうの瞳が映したのは、灰色の双眸だった。
薄暗い光を反射してその2つの瞳に自分の顔が映っている。
三咲くんの顔が目の前に……
えっ。 ち、近い!!!
距離を認識した瞬間…
強く絡められた両腕と密着した所から彼の体温が伝わり、ゆっくりと締められてゆく。
骨ばった感触と、筋肉の硬さは女子には無い〝 それ 〟だ。
それらは背中まで覆いつくし、彼の呼吸と熱と湿気が一気に伝わってくる。
自分のものじゃない…異性の匂いを鼻の奥に感じた。
本能が〝 逃げろ 〟と叫んでいる。
「っ! み、三咲くんっ?」
「…思ったとおり、だなぁ。」
彼は微笑みながら自分の唇を舐めた。
言葉以上に、低い声の響きに劣情が感じて取れる。
この先、何をされるのか分からない恐怖。
でも、どんなに身じろいでも、絡みついた身体と腕がほどけない。
自分の無力を思い知るかのようだった。
お、男の人ってこんなにチカラがあるの?!
大声出したいけど…誰にもこんなことろ見られたくない!
誰か助けてっ
「ねぇ…そんな哀しい顔しないで。
よく見て。僕って、そう悪くないでしょ?」
そう言う三咲くんの熱い息が唇をかすめる。
「っ。 離して…」
顔を反らして抵抗するも、涙がこぼれそうだ。
「高畑さん。可愛い。くっくっ。」
次の瞬間…
あっけなく力は解放され自由が戻る。
反動で地面に座り込んでしまった。
離されてやっと何が起きたか理解できる。
抱きしめられて、顔を覗きこまれていたんだ…
心臓が痛いほど脈打ってる。
「ごめんね。可愛すぎて抱きしめちゃった。」
にっこり微笑みながら手を差し伸ばしてきたけど、無視して自力で立ち上がる。
「……。」
何か言い返したかったけど、どれもこれも言葉にならなく下を向いた。
その場を離れようと一歩踏み出したとき…
〝 ぐぅぅぅぅーっ 〟
とてつもなく大きな腹時計が鳴る。
それは…みうのものだ。
「っ! んーっ。」
恥ずかしさに真っ赤になった顔を伏せ、去ろうと一歩踏み出すと…
暖かい指先が みうの手を優しく引いてゆく。
先ほどの力任せではなく、解けば逃げることが出来そうなぐらい弱い力で握られた手。
「ごはん、おごらせて。」
三咲くんはそう言うと、そのまま手を引いて更衣室に向かった。
気温も下がってきて体感温度は10℃を下回っている。
心細さと絶望感が一気に襲い掛かってきた。
涙を流さないでいることが精一杯。
KAIに現状を一気に伝えて、白い息を吐き唇を噛む。
情けない。
20歳も過ぎてお金の管理も出来ないなんて。
しかもナビアプリに頼ってる…。
「みう。大丈夫だよ。もう少し待っててな。」
KAIが話を聞きながら解決策を模索してくれている。
いつも意地悪な口調のくせに、こんなときに限って優しい。
ずるい…
今朝のことだって謝ってないのに…
「…古本屋のバイト。給料はもらいに行ったのか?」
その言葉に思い出す。
今日は古本屋のバイトをお休みして伊上さんのところに行ったんだ。
「あ。そうだ! 振込みじゃないから忘れてた!」
「みうって何処か抜けてるなぁ。
ここから近いし、まだ店やってんだろ。」
暖かい口調のKAIの声が強張った みうの頬を緩めてくれる。
「うん。」
勢いよく歩き出そうとしたとき『待て』とストップが掛かった。
「…雨。傘ぐらい買っていけよ。」
「うん…そうだね。分かった。」
傘を買い、改めてスマホを開いて見る。
雨粒がパラパラとKAIを濡らす。
《気をつけて行けよ。》
「うん…」
濡れた画面をそっと拭き、頷きながら返事をしてポケットに入れた。
ポツポツと、ビニール傘にかかる音を聞きながら歩く。
暗い裏通りは雨のせいか、いつもより心細く怖い。
無意識にポケットの中のKAIを握り締める。
角を曲がり、俯いていた顔を上げるとオレンジ色の光が目の前に飛び込んできた。
古本屋の看板だ。
自動ドアをくぐりレジへ目をやると、一番やっかいな人物と目が合う。
「高畑さんじゃない…
きょうはバイト休んだんじゃないの?
今は、棚卸しも、大型の荷物も、体力仕事は何も無いけど?」
そう強く言いながら、カツカツ革靴の音を立てて近付いてくる。
彼女はレジ担当の礼美(れみ)さん。
色白で目が二重でくっきりしていて、鼻も高い。
自分でも美人だということを自覚している。
髪型は常にツインテール。
毛先がカールしてて、話すとき毛先を指に絡ませるのが癖だ。
自称、17歳でイギリス人とのハーフ。
噂では30歳の未婚で整形美人…
「礼美さん、こんばんは。今日も可愛いですね。
店長さんに会いに来ました。」
ニコッと、とりあえず笑顔を作る。
彼女に対しては必ず一言褒めると上手くゆく、バイトの先輩からのご教授だ。
「当たり前のこと言わないでよねー。
店長なら倉庫で新人の教育してるわ。」
目を合わせることなく、自分の爪を見つめながら教えてくれた。
礼美さんが視線を合わせるのは、イケメンか、お金か、かなりの美人だけと聞いている。
「分かりました。ありがとうございます。
あ、そのネイルすごく似合ってますね。」
お辞儀をして倉庫に向かうため外に出る。
傘をさし、早足で行く。
新人…かぁ。
新人さんは礼美さんのことちゃんと聞いているかな?
最初に怒らせるとバイト続けていられなくなるんだよね…
礼美さんは店長さんのお気に入りで、常にレジにしか立たない。
疲れたら座る椅子まである。
冬は冷えるから専用のストーブまで用意してあるし…
時給は通常バイトの2倍って噂もあった。
倉庫は店の裏で休憩室と更衣室(ロッカー)が繋がっている。
店内からも行けるのだが…帰りに礼美さんと会わないよう外から入った。
窓から明かりが見え、倉庫に人がいるのが分かる。
扉をノックして開けた。
「こんばんは、店長。遅くにすみません。高畑です。」
すぐに古本の山に2人の姿を見つける。
手前に店長がいた。
いつも通りおだやかな笑顔だ。
白髪交じりの髪が蛍光灯に照らされて光っている。
ずんぐりとした体型に、銀フレームの四角い眼鏡。
何故、こんなに温厚で人当たりの良い方が礼美さんをお気に入りにしているのかは…謎だ。
「あ、高畑くん。ちょうど良かった。
礼美ちゃん1人でレジでしょう。
寂しいんじゃないかと気になっていたんですよ。」
店長はそう告げ、みうにエプロンを取ってくるように促す。
「私、レジは無理ですよ。
それに違う用事で来たんですけど…」
なかなか動こうとしない みうの背中をグイッと半ば強引に押し、
「レジは私が行きますよ。
高畑さんは三咲(みさき)くんに倉庫内の本の配置を教えてくれるかな?」
新人と思われる男の子を指差す。
あ、さっき礼美さんが言ってた〝 新人さん 〟か。
スラリとした高身長で茶色の髪がふわふわしてる。
彼なら礼美さんが目を合わせてくれそうだな。
つまり、俗に言うイケメンの部類。
パッチリした眼はカラコンかな…灰色だ。
少し大きめのクチが印象的だなぁ。
仕方ない、1、2時間ぐらいだろうし仕事していくか…
「分かりました…
三咲さん、えっと、初めまして高畑です。
エプロン取ってくるので、待っていて下さい」
こうして、時間外労働をする事となり…
終わる頃にはお腹が空いて限界だった。
「…、で、倉庫内の本の位置は一通り教えたと思う。
もし分からなかったら、いつでも聞いて。」
本の山を見ながら少しだけ微笑む努力をして、この場を離れようと後ろを向いた。
あまり目を合わせられなかったけど…説明は何とか覚えてもらえたかな。
歳の近い男子って一番苦手だぁ(涙。
お腹も空いたし、仕事も終わった。
店長にお給料もらわなきゃ。
「それじゃ…これで終わり。
戻って店長に報告しておくね。お疲れ様でした。」
後ろを少し振り向きながらお辞儀をして歩き出そうと一歩踏み出した時…
「高畑さん…」
低い声が、みうの足と止めた。
ずっとメモを取りながら大人しく聞いていた三咲くんが急に話し掛けてくる。
「え。えっと、何か分かりにくかった?
それとも書き逃しちゃったかな?」
振り向くけど、やっぱり顔は直視できず目線が不用意に動く。
うわっ。私ってば不審者だわー。
普通に…普通に…。フツーってどうだっけ?
「ぶっ。高畑さんってアレですか?
異性が苦手?」
三咲くんが急に笑い出した。
笑われて一気に恥ずかしさが増し両手で顔を覆いながら弁解する。
「う…。ご、ごめんね。
歳が近い男子って慣れなくて…
あ、あの、他の人にもう一度聞いてもらっ」
最後まで言い終えずに、目の前の景色が揺れる。
二の腕あたりに大きな手を感じ、気づいたら引っ張られ…
倒れるように前方に身体が傾き、広い〝 何か 〟に上半身を絡め取られる。
次の瞬間、強い力に身体は自由を無くした。
何が起きたのか脳が理解するよりも先に…
次に みうの瞳が映したのは、灰色の双眸だった。
薄暗い光を反射してその2つの瞳に自分の顔が映っている。
三咲くんの顔が目の前に……
えっ。 ち、近い!!!
距離を認識した瞬間…
強く絡められた両腕と密着した所から彼の体温が伝わり、ゆっくりと締められてゆく。
骨ばった感触と、筋肉の硬さは女子には無い〝 それ 〟だ。
それらは背中まで覆いつくし、彼の呼吸と熱と湿気が一気に伝わってくる。
自分のものじゃない…異性の匂いを鼻の奥に感じた。
本能が〝 逃げろ 〟と叫んでいる。
「っ! み、三咲くんっ?」
「…思ったとおり、だなぁ。」
彼は微笑みながら自分の唇を舐めた。
言葉以上に、低い声の響きに劣情が感じて取れる。
この先、何をされるのか分からない恐怖。
でも、どんなに身じろいでも、絡みついた身体と腕がほどけない。
自分の無力を思い知るかのようだった。
お、男の人ってこんなにチカラがあるの?!
大声出したいけど…誰にもこんなことろ見られたくない!
誰か助けてっ
「ねぇ…そんな哀しい顔しないで。
よく見て。僕って、そう悪くないでしょ?」
そう言う三咲くんの熱い息が唇をかすめる。
「っ。 離して…」
顔を反らして抵抗するも、涙がこぼれそうだ。
「高畑さん。可愛い。くっくっ。」
次の瞬間…
あっけなく力は解放され自由が戻る。
反動で地面に座り込んでしまった。
離されてやっと何が起きたか理解できる。
抱きしめられて、顔を覗きこまれていたんだ…
心臓が痛いほど脈打ってる。
「ごめんね。可愛すぎて抱きしめちゃった。」
にっこり微笑みながら手を差し伸ばしてきたけど、無視して自力で立ち上がる。
「……。」
何か言い返したかったけど、どれもこれも言葉にならなく下を向いた。
その場を離れようと一歩踏み出したとき…
〝 ぐぅぅぅぅーっ 〟
とてつもなく大きな腹時計が鳴る。
それは…みうのものだ。
「っ! んーっ。」
恥ずかしさに真っ赤になった顔を伏せ、去ろうと一歩踏み出すと…
暖かい指先が みうの手を優しく引いてゆく。
先ほどの力任せではなく、解けば逃げることが出来そうなぐらい弱い力で握られた手。
「ごはん、おごらせて。」
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