AI恋愛

@rie_RICO

文字の大きさ
21 / 41
パンドラの箱

不意打ち【後編】

しおりを挟む
 あんなにお風呂で気合を入れたのだが…。
 意気込みも虚しく『好きな人がいる』と言い出すきっかけが掴めず時は過ぎ。
 気付けば、また三咲くんのペースにのせられてしまって…。
 2人で飲み続けて みうは酔い潰れて先に床で寝た。



 空気がふわっと触れた。 
 とても緩い日の光が部屋に刺し込んでいる。
 いつ雨が降り出すかわからない梅雨の晴れ間。
 重たそうな雲からぼんやりした太陽が照っていた。

 朝、とは言え昼にほぼ近い午前中に みうは夢から覚めたものの目はまだ開かず…。
 身体の感覚だけがゆっくりと戻ってきていた。

 頬に柔らかい布の感触と背中にほどよい暖かさ…。
 腰から上半身にかかる重さ。
 そして、何となくの胸の違和感……。
 匂いが…Tシャツを借りたからなのか三咲くんの匂いにギュッと閉じ込められている。
 足が動かないし重い。腕も自由にならない。

 あ、れ? 何か変…。

 うっすら目を開けると床ではなくヒョウ柄のお布団の上にいた。
 視線を動かすと窓からは陽が差し込み、周りは黒い壁に覆われている。
 いつの間にベッドルームに移動したんだろ?…いや、三咲くんが運んでくれたのか。

 横向きで寝ていた後ろには三咲くんがぴったりと寄り添って寝ていた。
 よく見ると筋肉質の腕が みうの腰と胸をホールドし、足の間に彼の片方の太ももが挟まっている。
 驚いて身をよじった。

「み、三咲くんー。なんで抱きついて…」
 いるの?と続けようとすると…

 むにっ。
 胸の方に回っていた大きな手が動く。
 しかもその手はTシャツの中に入り込んでいて手に片乳がすっぽりと納まっている…。

「ふっ。んんーっ! 三咲くん!起きてよっ」
 触られたという衝撃で半分キレながら叫んだ。

「うん? みうちゃんおはよう…。
 あ…れ。朝から怒ってる?」
 寝ぼけた様子で腕の中にいる みうをギュッとしてから身体を離して起き上がった。
 大あくびをしてまだ眠そうである。

「右手が…なんか幸せだ。
 すっごく柔らかいのを触ってた…。」
 彼はそう言いながらベットの下からリモコンを出してTVをつける。

「っ! もー。」
 みうは〝 分かってない 〟三咲くんに怒って膨れながら自然にTVに目をやった。

「今日も…どこか遊びに行こっか。
 ってその前に1時間ほど仕事させてね。」
 と言いつつ三咲くんは頭を掻きながら、ふらっとベッドルームから姿を消し隣の部屋へ行ってしまう。

 彼が去ったベッドの上でごろんと転がりぼんやりとTVを見ていた。
 あんなに連日出ていた熱がすっかり引いてる。
 置いていったリモコンを何気なしに押して色んな番組に変えた。
 普段TVを見ていないから、どの番組も楽しそう。

 …。三咲くんの家に来るとまったりしてるなー。
 でも…彼女じゃないのに、こんなことしてて良いのかな……。
 あれ? 三咲くんって付き合ってる人…いない、んだよね?
 もしも居ると言われたら…その娘に何て謝れば…(汗)。

 快適すぎているのと三咲くんの距離感に後ろめたさを覚える。
 そんなことを考えながらニュース番組でリモコンから手を離した。

『次のニュースです。昨夜未明、ホテルの屋上から転落の事故がありました。
 転落したのは都内在住の…』

 美人の女子アナが流暢にニュースを読み上げるのを何となく視界に入れていた。
 転がっているので画像は横向き…。

『…なお、緒方 隆文(おがた たかふみ)さんは大量の合成麻薬を服用しており誤って飛び降りた可能性が……』
 転落した緒方さんの顔写真がアップで映る。
 瞬時に起き上がって眼を見開いた…。

 知っている、この人…。
 見たときはもっとやつれていたけど、三咲くんと行ったゲームセンターでスマホを渡せと脅してきた人だ…。
 強烈なミントと缶コーヒーの甘い匂いの記憶が鮮明に蘇る。

「っ! キャァッ!!!」
 怖くなり思わず叫ぶ…。

『…使用されたと見られている合成麻薬は脱法ハーブの一種で、特徴として使用者にはメンソール系の匂いが強く残るとのことです。
 緒方さんの身体からも強烈なミントの匂いがしたという報告もあり…』

「みうちゃん!」
 声を聞き慌てて部屋に入ってきた三咲くんもTVに釘付けになった。
 ちょうど寝室に向かっていたのか手には彼女のバックを持っている。
 入口で大きなクチを片手で抑えて驚きを隠せない様子だ。

『ただ現状として屋上の柵は3m近くあり、自力で柵を飛び越えて屋上から落ちたという事は考えにくく警察では事故死と他殺の両方の…』

 三咲くんはベッドの上に這い上がり みうの身体を後ろから抱きしめながらバックを渡した。
「…スマホが光ってたから、バックごと持ってきた。
 ちょうど届けに行こうと立ち上がった時に声が聞こえて…
 みうちゃん、大丈夫?」

 頷きながらも手が震えていた。
 その小さな手を三咲くんはそっと握った。

『…と、されており緒方さんは探偵事務所を退社してから脱法ハーブを転売していた可能性もあったという関係者からの証言がありました。
 今回使用されたと見られる脱法ハーブは強い幻覚と高揚感が得られるタイプで3年前から販売されており…』
 アナウンサーは淡々とニュースを読み上げてゆく…。

「た、探偵…そっか、だから…」
 みうは思い出していた。
 あの時、胸ポケットから出した使い込まれたような薄汚い手帳。

 汚れた指で開いたページをなぞりながら私の名前を…。
 そして大変なことに気付く。

「っ! ど、どうしよう…。」
 唇を震わせて歯を食いしばるが恐怖が身体を支配してゆく。

 手帳に私の名前がある…
 警察に理由を聞かれ場合によってはスマホを押収されるだろう。
 幸い今はKAIのデータは入っていない…。
 が、没収されればモニターは中止され2度とKAIには会えなくなる…。
 その場合KAIのデータは…削除されるのでは。
 ぐるぐると頭の中を嫌なことばかりが渦巻いてゆく。

 みうの顔はみるみる青ざめていった。

「みうちゃん…。もしかしてあの時何かあったんじゃない?」
 三咲くんの冷静な声がベッドルームに落ちる。

 あ、と思った時にはもう遅かった…。
 TVを見てこんなに動揺しなければ分からなかったのに。
 もう、誤魔化すことは出来ない。
 彼に…気付かれてしまった。
 みうが大きな秘密を抱えていると。
 異常な男に迫られていたのを助けた後に『見ていたら襲われた』という嘘をついたことを。


 三咲くんは みうを見つめながら思い出していた。
 始めて一緒に遊んだ時に出会ったTVの男。
 少し離れた時に彼女が危ない目にあっていたから咄嗟に助けたが、その後の彼女の態度に違和感をずっと感じていた。

 そして今だ。

 ニュースで〝 偶然襲ってきた人間 〟が死んだだけで、どうしてこんなに動揺するだろうか。
 きっと何かがある。
 そして、そのことは僕とみうちゃんの間の大きな心の溝なんだ…。
 僕は…何があろうとも彼女を守りたい。


 抱きしめてくれている彼の体温は限りなく暖かいのに、何故か心臓に冷たい血が落ちて身体を冷やしてゆく…。
 TVは騒がしく世間のニュースを次々と流していたが2人の耳にはどれも入ってこなかった。


 長い沈黙が追い立ててくる。
 みうは決断を迫られていた。
 殺人かも知れない事件が起きてしまった。
 警察がやってくるのも時間の問題かもしれない。

 三咲くんに大きな秘密を明かすべきか…
 彼が知ってしまえば巻き込むことになるのは明確だ。
 取り越し苦労かもしれない。
 でも…人が死んでいる……。直感でしか無いけど、もっと深い闇がある気がする。

 なぜ元探偵の薬漬けの人がKAIを狙っていたのか…。
 お金目的だとして誰から報酬を? 情報は何処から?
 他人を使って奪おうとするほど、KAIというアプリは魅力的なんだろうか。
 それともKAIには私が知らない別の使い道があるとか?

 とにかく何にせよ…この先、誰かが狙ってくる可能性は大きい。
 一緒にいる時に襲われたら…三咲くんは守ってくれようとするだろう。
 大怪我するかもしれない…。
 それなら、ここで三咲くんとは関係を断ち切るべきではないのか?

 断ち切る…。
 それは二度と会わないということ。
 バイトも辞めよう…。
 電話もLINUも変えて…。
 三咲くんと…もう逢わ…ない。

 そこまで考えをめぐらせていたら、ひどく胸が痛んだ。

 初めて…男の子から好きと言われた。
 私も、たぶん好き…だったんだと思う。
 いつからかは分からない。
 けど、今もこうして一緒にいてくれて…。
 何時でも優しい言葉と態度を向けてくれた。
 時々困らせてくるけど…いつも楽しかった。
 KAIと出会っていなければ、昨日の言葉は飛び上がるぐらい嬉しかっただろう。

 別れを決意して気付くなんて……。
 いつの間にか三咲くんは私の大事な人になっていた。

 大事な人を傷つけるのは本意ではない…
 今ならきっと大丈夫。
 知らなければ三咲くんは安全だ。


「三咲くん…。今までありがとう。」
 とても長い沈黙を破って意を決して言葉を吐く。

 みうは握られていた彼の手に片方の手を上から重ねてギュッと握った。
 三咲くんは過去形の感謝と握られたチカラいっぱいの手の熱に、彼女が自分との関係を終わらせるつもりなのを悟った。

「っ。…そうやって肝心な時になると頼ってくれないね。
 僕のこと信用できない? それとも本当は嫌いなの?」
 三咲くんがみうを押し倒してベッドに組み敷く。

 彼は最後のカケにも似た行動にでた。

 景色がぐるっと回転する。
 布団が背中に当たり、三咲くんが両腕を押さえつけて覆いかぶさった。
 灰色の双眸が優しく見つめてくる。
 茶髪が頬にかかり鼻と鼻がぶつかりそうな距離。
 彼の瞳の奥は愛しさで揺れて光っている。
 本当に好きでいてくれていると痛いぐらい分かる眼差し…。
 行動は強引だが心の中は優しさで溢れていた。

「そ、そんなこ…と。」
 ない、そう言いたかった。
 
 否定しては好きと〝 肯定 〟してしまうようなものだ。
 こんな状態でも嫌だと思えない…体温に匂いに、彼の声に惹かれている。
 胸がざわつく。好きか嫌いで割り切れれば…なんて簡単だろう。
 普通に出会って、遊んで…お互いに好きになって、そういう恋愛だったら良かった。

 そっか…私はちゃんと彼のことを好きになり始めてたんだ。


「みうちゃんが…心を開いてくれるのを待っていた。
 いつも君は1人で抱え込んで…苦しんで…。」
 三咲くんの顔が苦しそうに歪んだ。

 唇に熱い息がかかる…。
 どうしようもなく心をかき乱す。

「ご、めん…なさい。」
 本当は全部言いたい。
 けど…知れば巻き込んでしまう。
 三咲くんが大切なの、だから…せめて謝らせて。

 彼はみうの言葉を拒絶されたと判断した。
 彼女への今までは全て迷惑だったのかもしれない。
 今日、部屋を出たら彼女は自分の世界から姿を消すのだろう。
 それなら…。

「そっか…分かったよ。僕はもう待たない。
 君の全てを奪うよ。いま力ずくで。
 いい?今度は止めない。もう…止められないから…」

 三咲くんの唇が重なる…。
 ハジメテの彼とのキスはとてもぎこちなくて…お互いが震えていた。
 でもそれは最初だけで…なんども触れ合う唇が熱を帯びる。
 触れるだけのキスを続けながら…彼に頬を右手で包み込まれた。
 全体に圧し掛かっている彼の重さと暖かさが、愛おしさを募らせて苦しくなってゆく。
 息が少し上がり身体からチカラが抜けていった。

 彼は少し唇を離すと
「…止めないと最後までするよ。
 嫌だったら態度で…拒否して。嫌がってみて。」
 最終通告し、再び唇を奪い始める。
 片手がTシャツの上から身体をなぞるように触れてきて時々、布越しに乳首に刺激を与えてきた。
 そして熱を帯びた彼の手は太ももの内側に優しく触れる。
 太ももの付け根あたりの一番恥ずかしい場所のギリギリを大きな手が何度も往復していった。

 彼の指先が触れた場所は電気が走ったように疼く。
 反抗するチカラなんて入らない…。

 最初に抱きしめられた倉庫の時とは全然違う。
 触れ合っていることに嫌悪感なんて全く感じない。

 初めて男の人に恥ずかしいところまで触られているというのに…。
 ただただ絡みつく身体と彼がくれる刺激に溺れている…。
 見つめてくる視線にすら肌が熱を帯びてゆく。

 でも…そう感じていることが恥ずかしくて、悟られないようにと身体を強張らせ声を殺して耐えていた。
 ひどく甘い痺れは息を上げさせ、裏切り者の心臓は早打ちを止めてくれない。
〝 絶対…気付かれている 〟と思うと余計に背徳感が沸きあがり恥ずかしさを掻き立てた。

 息が上がってきて、おへその下あたりにじわっと込み上げるものを感じた…。

 キスはどんどん深くなり口角に彼の舌が入り込み絡めてくる。
 息が苦しくなるぐらい激しいキスなのに身体中に走る甘い痺れで思考が溶けそうだ。

 深まったキスと同時にTシャツがまくられ上半身の肌が露出する。
 冷たい空気が揺れる乳房に当たるだけで刺激を感じた。
 躊躇なく長い指と大きな手で乳房を揉み敏感な所に爪を立てられ軽く弾かれる。

「っ。あ、やぁ…っ。」
 感じたことのない強い刺激にずっと我慢していた声が思わず漏れてしまう。

「…。こ、言葉じゃなくて…。
 全力で…僕を拒否…しないと…犯されるよ。」
 余裕の無いかすれた低い声が耳元で囁く。
 言われた言葉は最悪なのに、その声にすら欲情を覚え彼への愛しさが募る。

 首筋に顔をうずめてキスをしながら下着が脱がされていき、下半身に空気が触れた。
 2人の脚の素肌同士が擦れ彼の太ももで両足を広げられ…。
 密接した感触に恥骨あたりに乗せられた彼自身。
 それはひどく熱く硬かった。

 ああ、これがそうなのか。
 痛みに耐えられる…かな。

 キュッと唇を噛んで覚悟した。
 
 上半身にかかっていた重さがふっと遠のき…
 薄く目を開けると馬乗りの彼と目が合う。
 綺麗な灰色の瞳が涙で濡れている…。
 その表情に堪らなくなり、思わず手を伸ばし拭い彼の頭を自分に寄せた。
 ずっしりとした重さが身体全体に圧し掛かった。

 下半身は何時でも処女を失える場所に彼が待機していた。
 でもそこから一向に動こうとせず…。
 頬を撫でながら みうの顔を眺めている。
 ひどく優しく哀しい顔で。

 みうはやっと彼の意図を理解した…。
 彼は私に最大限に嫌われようとしているだけだ。
 奪うつもりは…無い、少なくともこんな形では。
 脅して嫌がるように仕向けている…。
 最低だと言って逃げ出した方が私の気持ちが軽くなるから…。
 例え身体を奪ったとしても、私が三咲くんから離れるつもりだったことを知ってたんだ。

 どう足掻いても別れるなら私の心に傷を残さないようにって。
 彼を悪者にして恨んで、そうして時間が過ぎれば悪かったことは全部〝 彼のせい 〟に出来る。
 そう思ってワザとこんなことを…。
 だから泣いていたんだ…ね。

 っ、一番、傷ついているのは、三咲くんじゃない!

 巻き込むからどうとか…、そうじゃなくて、もう巻き込んでいたんだ。
 そして秘密にしたままだから彼の心をずっと傷つけていた。
 今もまた傷つけて…。

「…。三咲くん、あ、いや…。
 孝祢(たかね)…くん。
 私を好きになってくれてありがとう。」

 彼の頭に手を伸ばし撫でながら、大きく深呼吸して続ける。

「私も…孝祢くんのこと好きになってきてる。
 …でもね他に好きな人がいるんだ。
 その人を守りたくて…ずっと、頑張ってきたの。」

 三咲くんは横にゴロンと寝転んで みうを抱っこした。
 彼は無言でずっと頭を撫でている。

 みうは三咲に秘密をポツリポツリと話す…。
 その話をずっと優しい笑顔で耳を傾ける顔を見て…心が前よりずっと軽くなるのを感じた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

お隣さんはヤのつくご職業

古亜
恋愛
佐伯梓は、日々平穏に過ごしてきたOL。 残業から帰り夜食のカップ麺を食べていたら、突然壁に穴が空いた。 元々薄い壁だと思ってたけど、まさか人が飛んでくるなんて……ん?そもそも人が飛んでくるっておかしくない?それにお隣さんの顔、初めて見ましたがだいぶ強面でいらっしゃいますね。 ……え、ちゃんとしたもん食え? ちょ、冷蔵庫漁らないでくださいっ!! ちょっとアホな社畜OLがヤクザさんとご飯を食べるラブコメ 建築基準法と物理法則なんて知りません 登場人物や団体の名称や設定は作者が適当に生み出したものであり、現実に類似のものがあったとしても一切関係ありません。 2020/5/26 完結

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

エリート警察官の溺愛は甘く切ない

日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。 両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉

処理中です...