36 / 428
第2章 マクゥエル公爵家領地
第25話 贈り物は、何に?
俺は、眉間に指を当てて呆れる。
俺と、チェスターの二人の会話を聞いていた父とエル兄様が俺と同じく、眉間に指を当てて同じ仕草をする。
「チェス兄さん、呆れて物も言えない」
「な、何だとエル!」
「チェスターお前(情けない)」
「父上、そんな顔をしないで下さい。チェス兄が愚かなだけですよ?」
兄だけになった!敬称はつけないのかな?
「私の発言の、何が悪い!」
「「「分かってないのか」」な」
「なんだ? 言ってみろさっぱり分からん」
と、不思議そうな顔をする。
「……駄目だ! こういう失礼極まりない奴は抜きだ! ルーク、父上と私はもう決まって居るよ。(時間の無駄だ!先に話を進めないと無駄になる)」
すると、チェス兄様がシュンとなり引っ込む。(笑)
意地が悪い頭も悪い。
引っ込め脳無し。
心で悪態をつく俺。
俺も大概性格悪し!
だからここは長男を無視して父上達と話を進める。
「そうでしたか。ちなみに、父上は宝石類ですか?」
「ああリエルがローズにと、ドレスを新調してるのでな。それに合った宝石をと、考えてるな」
「父上は3点ですか?」
「ああそうだ。一緒に、リエルの物もな(じゃないとすねる。非常に面倒だ)」
流石!父上様です。
「エル兄様は、2点で?」
「いや、私は胸辺りにと思ってな。ドレスの色を聞いて宝石商と、相談してあるぞ」
「そうでしたか………。すみません。お二人とあまり連絡を取る事が出来る状態ではなかったし、すっかりさっぱり忘れていたので用意も出来ず。それにしても……私もお二人とご相談したかった。です……」
二人に少し話を聞いて、なににするかを参考にしたかったのだが、これは仕方ない。
少し……考えるか………。
何に?
これが自分の気に入った相手に、物を贈るなら考えるのも楽しいのだろうなぁ~?
何せ苦痛だ。
我が妹、ウザイ。
余り好きではない。
性悪し!
悪役令嬢まっしぐらだぞ?
あれは。
性格良ければ可愛いのだがなぁ~。
と、ぼんやり考える。
誰にも言えんがな。
特に父上と母上には。
俺とエル兄様はお見通し。
厄介。
何か俺の周り厄介な人多くない?
あなたにおすすめの小説
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
聖女を怒らせたら・・・
朝山みどり
ファンタジー
ある国が聖樹を浄化して貰うために聖女を召喚した。仕事を終わらせれば帰れるならと聖女は浄化の旅に出た。浄化の旅は辛く、聖樹の浄化も大変だったが聖女は頑張った。聖女のそばでは王子も励ました。やがて二人はお互いに心惹かれるようになったが・・・
リリゼットの学園生活 〜 聖魔法?我が家では誰でも使えますよ?
あくの
ファンタジー
15になって領地の修道院から王立ディアーヌ学園、通称『学園』に通うことになったリリゼット。
加護細工の家系のドルバック伯爵家の娘として他家の令嬢達と交流開始するも世間知らずのリリゼットは令嬢との会話についていけない。
また姉と婚約者の破天荒な行動からリリゼットも同じなのかと学園の男子生徒が近寄ってくる。
長女気質のダンテス公爵家の長女リーゼはそんなリリゼットの危うさを危惧しており…。
リリゼットは楽しい学園生活を全うできるのか?!
【完結】王女様の暇つぶしに私を巻き込まないでください
むとうみつき
ファンタジー
暇を持て余した王女殿下が、自らの婚約者候補達にゲームの提案。
「勉強しか興味のない、あのガリ勉女を恋に落としなさい!」
それって私のことだよね?!
そんな王女様の話しをうっかり聞いてしまっていた、ガリ勉女シェリル。
でもシェリルには必死で勉強する理由があって…。
長編です。
よろしくお願いします。
カクヨムにも投稿しています。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。