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第四部 最後の神聖魔法
宿命の子
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ソルニアに先導されて、ロゼッタとカイルは応接室に通された。ロゼッタはソファに腰を掛けて、向かいに座るソルニアを見据える。ロゼッタの背後にカイルが立ち控える形だ。
修道士が紅茶を置くのを待って、ロゼッタは口を開いた。
「早速ですが……アルはどうなりますか?」
「その前にロゼッタ王女殿下、まずはこの水晶に触れてお名前を仰っていただけますか?」
ソルニアは机の端に置かれていた水晶を手に取ると、それをロゼッタの前に置いた。透明な拳くらいの小さな水晶だ。
「え?ええ……ロゼッタ・ファネル・ヴィゼリアスよ」
ロゼッタは戸惑いながらも、それに触れる。
次の瞬間、水晶が煌々と輝き出した。光は部屋中に満ちて白く染め上げていく。
「ロゼッタ様!?」
カイルが慌ててロゼッタを抱き寄せる。咄嗟に背中の槍に手が伸びたが、抜き放つ前に事態は何事もなく終息する。視界が白く染まったのも束の間、すぐに水晶の光が収まったのだ。
「今のは……?」
発光をやめた水晶の前には、カイルと同じように目を瞬かせるロゼッタと、悠然と座るソルニアが居て、特に何か変わった様子はない。
「やはり……あなたで間違いなかった」
ソルニアは恍惚とした笑みを浮かべて呟いた。
「ソルニア様、何が起きたというの?」
「ええ、そうですね。説明しましょう」
険しい表情を浮かべて詰問口調になるロゼッタに動じることなく、ソルニアは頷いた。
「まず、アルバート殿には世界にマナを送る役割を担っていただく、そこは変わりません。マナを送り、この世界の結界を維持する、神龍様が行っていた役割を引き継ぐ形になります。雪華の儀の比ではない、大量のマナが必要になり、神龍様が旅立たれた今、この先、最も重要かつ過酷な役目となるでしょう」
「神の代わりだなんて……そんなの、アルの身が持たないわ」
「いいえ。元来、神龍様の魔法は神龍の愛し子のマナでのみ支えられていました。今でこそアルバート殿お一人ですが、神代の最盛期にはもっと多くの愛し子がいたのです。その彼らと比較しても、アルバート殿は非常に高い素質を持っています。彼ならば、神が守護する時代を終わらせ、人間の時代を迎えることができるでしょう。それが宿命なのではないかと考えています」
「そんな……」
ロゼッタとカイルは絶句した。
神龍の愛し子であるアルバートに課される使命が、どれほど重いものなのか。
その重責を背負うには彼はあまりに幼い。
「先ほどの水晶は北方結界の維持に使う魔道具ですが、ここに多量のマナを注げば、世界全体を覆う大きさまで拡げることができます」
神龍の結界は、太古に人族と魔族の争いが絶えなかったことから、両者の不干渉のために構築された結果だ。
ロゼッタは目を見開いた。
「それができれば、魔族の侵略を防ぐことができるということ……?」
「はい」
ソルニアは頷いた。
ロゼッタは緊張した様子で、震える手を固く握りこむ。その横でカイルも険しい表情を浮かべていた。
「ですが……その代償はとても大きい」
ソルニアはそう言って水晶をしまった。重い空気が部屋の中に満ちる。
「……アルが、命を落とすかもしれないということ?」
「いいえ。彼は死にません。おそらく、死ぬことができなくなります」
「それはどういう……」
ソルニアはロゼッタの問いにすぐに答えず、紅茶に口を付け、時間をおいた。
やがてソーサーの上にカップを戻し、口を開く。その目はどこか哀し気に見えた。
「結界を維持するために『白亜の牢獄』という魔法を使用します。これは通常の魔法体系と異なる、『神の規則』と呼ばれる魔法で、資格無き者には扱うことはできない魔法です。
この魔法の中に彼を閉じ込めます。この魔法は自らの力を増大させ、世界全体に干渉できるようになる代わりに、すべての自由を失います。何も見えないし聞こえない白銀の世界で、ただマナを送り続けることだけが許されるのです。永遠に」
「そんな……!」
ロゼッタは愕然として声を上げるが、その先は言葉にならない。
何も知らずに牢に入れられているアルバートのことを想うと胸が締め付けられるような思いがした。
「そんな、ではまるで……生きながらの死みたいじゃないですか……」
「本当にその通りですね」
淡々と応じるソルニアに、ロゼッタが怒りを滲ませた声で反論する。
「そんな……そんなこと認められるわけがないわ!」
「はい。あなたがそう仰ることは想定しておりました」
ソルニアは平然と言うが、ロゼッタの怒りは収まらない。
彼女は立ち上がり、机を叩いて主張する。
「じゃあどうして……!?」
「ですが、他に魔族から人界を守る方法は無いのです。この水晶には『神の規則』と呼ばれる、通常の魔法体系とは異なる魔法が組み込まれています。魔法の行使には魔法陣と資格情報が必要になります。その資格は生まれながらにして魂に刻まれ、ごく稀に人の世に現れるのです。そして――」
ソルニアは言葉を止め、戸惑うロゼッタに目を向ける。
翡翠のように澄んだ緑の瞳に濁りはなく、ソルニアを真っ直ぐに見つめていた。
「そして、『白亜の牢獄』は、すでに発動しました。ロゼッタ王女殿下、これは資格情報を持つあなたにのみ起動することができる魔法なのです。先ほど触れていただいたのは、魔法の発動のため。少々強引な手段を取らせていただいた次第です」
「……私……?」
ロゼッタは、はっと息を呑んだ。
まさか、と呟くと、ソルニアは頷いた。それは肯定だった。
ソルニアはロゼッタの魂に刻まれた資格情報を読み取り、この魔法を発動させたのだ。
「あなたのことです。そんな資格情報を持つ人間のことを、宿命の子、と神々は呼びます」
ロゼッタは目を見開いてその場に立ち尽くした。
修道士が紅茶を置くのを待って、ロゼッタは口を開いた。
「早速ですが……アルはどうなりますか?」
「その前にロゼッタ王女殿下、まずはこの水晶に触れてお名前を仰っていただけますか?」
ソルニアは机の端に置かれていた水晶を手に取ると、それをロゼッタの前に置いた。透明な拳くらいの小さな水晶だ。
「え?ええ……ロゼッタ・ファネル・ヴィゼリアスよ」
ロゼッタは戸惑いながらも、それに触れる。
次の瞬間、水晶が煌々と輝き出した。光は部屋中に満ちて白く染め上げていく。
「ロゼッタ様!?」
カイルが慌ててロゼッタを抱き寄せる。咄嗟に背中の槍に手が伸びたが、抜き放つ前に事態は何事もなく終息する。視界が白く染まったのも束の間、すぐに水晶の光が収まったのだ。
「今のは……?」
発光をやめた水晶の前には、カイルと同じように目を瞬かせるロゼッタと、悠然と座るソルニアが居て、特に何か変わった様子はない。
「やはり……あなたで間違いなかった」
ソルニアは恍惚とした笑みを浮かべて呟いた。
「ソルニア様、何が起きたというの?」
「ええ、そうですね。説明しましょう」
険しい表情を浮かべて詰問口調になるロゼッタに動じることなく、ソルニアは頷いた。
「まず、アルバート殿には世界にマナを送る役割を担っていただく、そこは変わりません。マナを送り、この世界の結界を維持する、神龍様が行っていた役割を引き継ぐ形になります。雪華の儀の比ではない、大量のマナが必要になり、神龍様が旅立たれた今、この先、最も重要かつ過酷な役目となるでしょう」
「神の代わりだなんて……そんなの、アルの身が持たないわ」
「いいえ。元来、神龍様の魔法は神龍の愛し子のマナでのみ支えられていました。今でこそアルバート殿お一人ですが、神代の最盛期にはもっと多くの愛し子がいたのです。その彼らと比較しても、アルバート殿は非常に高い素質を持っています。彼ならば、神が守護する時代を終わらせ、人間の時代を迎えることができるでしょう。それが宿命なのではないかと考えています」
「そんな……」
ロゼッタとカイルは絶句した。
神龍の愛し子であるアルバートに課される使命が、どれほど重いものなのか。
その重責を背負うには彼はあまりに幼い。
「先ほどの水晶は北方結界の維持に使う魔道具ですが、ここに多量のマナを注げば、世界全体を覆う大きさまで拡げることができます」
神龍の結界は、太古に人族と魔族の争いが絶えなかったことから、両者の不干渉のために構築された結果だ。
ロゼッタは目を見開いた。
「それができれば、魔族の侵略を防ぐことができるということ……?」
「はい」
ソルニアは頷いた。
ロゼッタは緊張した様子で、震える手を固く握りこむ。その横でカイルも険しい表情を浮かべていた。
「ですが……その代償はとても大きい」
ソルニアはそう言って水晶をしまった。重い空気が部屋の中に満ちる。
「……アルが、命を落とすかもしれないということ?」
「いいえ。彼は死にません。おそらく、死ぬことができなくなります」
「それはどういう……」
ソルニアはロゼッタの問いにすぐに答えず、紅茶に口を付け、時間をおいた。
やがてソーサーの上にカップを戻し、口を開く。その目はどこか哀し気に見えた。
「結界を維持するために『白亜の牢獄』という魔法を使用します。これは通常の魔法体系と異なる、『神の規則』と呼ばれる魔法で、資格無き者には扱うことはできない魔法です。
この魔法の中に彼を閉じ込めます。この魔法は自らの力を増大させ、世界全体に干渉できるようになる代わりに、すべての自由を失います。何も見えないし聞こえない白銀の世界で、ただマナを送り続けることだけが許されるのです。永遠に」
「そんな……!」
ロゼッタは愕然として声を上げるが、その先は言葉にならない。
何も知らずに牢に入れられているアルバートのことを想うと胸が締め付けられるような思いがした。
「そんな、ではまるで……生きながらの死みたいじゃないですか……」
「本当にその通りですね」
淡々と応じるソルニアに、ロゼッタが怒りを滲ませた声で反論する。
「そんな……そんなこと認められるわけがないわ!」
「はい。あなたがそう仰ることは想定しておりました」
ソルニアは平然と言うが、ロゼッタの怒りは収まらない。
彼女は立ち上がり、机を叩いて主張する。
「じゃあどうして……!?」
「ですが、他に魔族から人界を守る方法は無いのです。この水晶には『神の規則』と呼ばれる、通常の魔法体系とは異なる魔法が組み込まれています。魔法の行使には魔法陣と資格情報が必要になります。その資格は生まれながらにして魂に刻まれ、ごく稀に人の世に現れるのです。そして――」
ソルニアは言葉を止め、戸惑うロゼッタに目を向ける。
翡翠のように澄んだ緑の瞳に濁りはなく、ソルニアを真っ直ぐに見つめていた。
「そして、『白亜の牢獄』は、すでに発動しました。ロゼッタ王女殿下、これは資格情報を持つあなたにのみ起動することができる魔法なのです。先ほど触れていただいたのは、魔法の発動のため。少々強引な手段を取らせていただいた次第です」
「……私……?」
ロゼッタは、はっと息を呑んだ。
まさか、と呟くと、ソルニアは頷いた。それは肯定だった。
ソルニアはロゼッタの魂に刻まれた資格情報を読み取り、この魔法を発動させたのだ。
「あなたのことです。そんな資格情報を持つ人間のことを、宿命の子、と神々は呼びます」
ロゼッタは目を見開いてその場に立ち尽くした。
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