23 / 106
第一部 神龍の愛し子と神聖魔法
23.神聖魔法『浄化』1
しおりを挟む
アルバートの態度にリオルは興味を示したようだった。
ティーアから目を離すと、今度はアルバートの方に足を向ける。
「へえ、君は神殿に飼い慣らされた素直で従順な子供だと思ってたんだけど、ずいぶん反抗的な顔もするんだね?」
そう言ながら、リオルはアルバートの前に立つ。
アルバートは怒りにたぎらせた目でリオルを見つめる。
彼は自分の中に抗いがたい強い感情が生まれるのを感じた。その感情の名前はわからなかったが、それは彼が今まで経験したことのない衝動だった。
アルバートは湧き上がる衝動に任せて、自身の中にある光の粒子を放出する。
しかしそれはただの力の奔流であって、何の効果ももたらさない。
そんなことはアルバート自身も、そしてリオルもわかっていた。
しかしそれでもアルバートは自分の周囲に光の粒子を収束させる。光はアルバートを取り囲み、くるくると彼の周囲を回り出した。
「なるほど、これが神聖魔法の元になる力か。でも、この状態だと空気と同じで、触れようが何しようが僕らには無害なんだよね」
リオルは嘲るように笑う。
そして鎖に繋がれ、地面に縫い止められたアルバートの前にしゃがみ込むと、彼の髪を掴んで上を向かせると視線を合わせた。
アルバートは憎悪を込めてリオルを睨む。
「君たちは本当に可愛いね……その反抗的な目、ゾクゾクするよ……」
リオルは嗜虐的な笑みを浮かべると、アルバートの顔に触れた。
その指は冷たく、まるで死人のようだった。ぞくりとした悪寒がアルバートの全身を駆け巡る。
(気持ち悪い)
その瞬間に感じたのは恐怖ではなかった。嫌悪だ。
「さて……そろそろ仕上げをしようかな」
そう言うとリオルはティーアを抱き寄せて、動けないアルバートに見せびらかすように彼女の首筋に指を這わせた。
「っ……!!」
ティーアは小さな悲鳴を上げ、身体を大きく震わせるが、抵抗できないようだった。
「やめろ……っ!!」
アルバートは怒りに震えた声で叫ぶ。
しかしリオルはそんな彼のことなど気にも留めずに、両手を広げて滔々と語り出す。
「これからこの傷にね、僕の魔力を流し込んであげるんだ。そしたらティーアはどうなると思う?」
首筋にできた傷を指で優しくなぞりながら、リオルは問いかける。
ティーアは震えながら首を横に振った。
それを見てリオルは目を細めると、傷口に手を当てた。そこへ自身の魔力をゆっくりと流し込む。
「君はね、僕の魔力と同化して、僕の眷属になるんだ」
ティーアはビクンッと身体をのけぞらせる。彼女の瞳は大きく見開かれ、身体を震わせる。
その目には涙が浮かび上がり、頬を伝い落ちると地面に流れ落ちた。
「っ……いやぁぁ……!!」
リオルはその様子を見ながら楽しげに笑う。声を立てて笑う。
そしてさらに魔力を流し込み続けた。ティーアは涙を流しながら悲鳴を上げた。
その悲鳴はとても苦しげで見てられないものだったが、リオルは笑いながら続ける。
(やめろ)
あまりに痛ましい光景にアルバートは自分の中で何かが弾けたのがわかった。
それは怒りであり、そして確かな殺意だった。
魔力を流し込まれる度に彼女の身体は激しく痙攣し、口からは声にならない悲鳴が漏れた。
やがて限界を迎えたのか、彼女は大きく目を見開くと一際高い声で絶叫した。
それと同時に全身の力が抜け落ちたかのようにぐったりと項垂れる。
その様子を見てリオルは満足そうに頷くと、ティーアを拘束していた魔法の鎖を解除する。ティーアは地面に崩れ落ち、力無く横たわる。
「どうかな、僕の眷属になる気分は?苦しいでしょ?今、僕の魔力が君の身体の主導権を奪おうとしているのさ!」
リオルは楽しそうに言いながらティーアに触れ、彼女の髪を掴んで顔を上向かせた。
まるでモノのように扱うリオルにアルバートは強い憤りを覚え、無意識のうちに叫んでいた。
「やめろ!!」
その瞬間、光の粒子が爆発的に溢れ出る。
その輝きは辺り一面を包み込み、全てを白く染め上げた。
脳裏に魔法陣が浮かび上がる。
それはアルバートが今まで学んだことのない、複雑な構成のものだった。
アルバートの脳裏に浮かんだイメージをなぞるかのように、光の粒子が彼の目の前で円陣を形作る。
「これは……」
紋様を構成する巨大な魔法陣を見上げて、驚いたのはアルバート自身だ。
光の粒子は円陣の中心へと集まり、魔法陣は徐々にその輝きを増していく。
そして光の粒子が収束すると、目も眩みそうなほどに眩い光を放った。
魔法陣の完成と共に、アルバートを拘束していた魔法の鎖が弾け飛ぶ。
リオルは慌てて飛び退くと、魔法陣から溢れ出る光の粒子から逃れるために後ずさり、警戒を強める。
そして憎々しげにアルバートを睨みつけると吐き捨てるように言った。
「それは……その術は君が使えるものじゃない」
リオルの言葉に、アルバートは答えない。ただ、心の中で同意する。
(そうだ)
何度も失敗している神聖魔法だ。発動は不安定で、初歩である障壁すら魔物に簡単に破られてしまう。そんな熟練度で高等魔法である浄化の術式が発動できるはずがない。
(わかってる。でも、やらなきゃいけないんだ)
アルバートは立ち上がり、心の中で強く念じる。彼の想いに応えるかのように、光の粒子はさらに輝きを増していく。
どうやって?
アルバートは自問する。
しかしなんでもいいと思った。考えても答えなんて出ないし、考える余裕もなかった。
ただ目の前の敵を、あの邪悪な魔族を倒す。無計画でも無謀でも、何だったとしても、そのための力が必要だった。だから彼は願う。
(お願いします。どうか!どうか力を……!!)
アルバートの願いに応えるかのように、光の粒子は一層激しく輝くと、彼の身体を取り巻いた。
そして次の瞬間には彼を包み込み、その姿を覆い隠した。
アルバートは魔法陣に光の粒子を注ぎ込む。
そして――
ティーアから目を離すと、今度はアルバートの方に足を向ける。
「へえ、君は神殿に飼い慣らされた素直で従順な子供だと思ってたんだけど、ずいぶん反抗的な顔もするんだね?」
そう言ながら、リオルはアルバートの前に立つ。
アルバートは怒りにたぎらせた目でリオルを見つめる。
彼は自分の中に抗いがたい強い感情が生まれるのを感じた。その感情の名前はわからなかったが、それは彼が今まで経験したことのない衝動だった。
アルバートは湧き上がる衝動に任せて、自身の中にある光の粒子を放出する。
しかしそれはただの力の奔流であって、何の効果ももたらさない。
そんなことはアルバート自身も、そしてリオルもわかっていた。
しかしそれでもアルバートは自分の周囲に光の粒子を収束させる。光はアルバートを取り囲み、くるくると彼の周囲を回り出した。
「なるほど、これが神聖魔法の元になる力か。でも、この状態だと空気と同じで、触れようが何しようが僕らには無害なんだよね」
リオルは嘲るように笑う。
そして鎖に繋がれ、地面に縫い止められたアルバートの前にしゃがみ込むと、彼の髪を掴んで上を向かせると視線を合わせた。
アルバートは憎悪を込めてリオルを睨む。
「君たちは本当に可愛いね……その反抗的な目、ゾクゾクするよ……」
リオルは嗜虐的な笑みを浮かべると、アルバートの顔に触れた。
その指は冷たく、まるで死人のようだった。ぞくりとした悪寒がアルバートの全身を駆け巡る。
(気持ち悪い)
その瞬間に感じたのは恐怖ではなかった。嫌悪だ。
「さて……そろそろ仕上げをしようかな」
そう言うとリオルはティーアを抱き寄せて、動けないアルバートに見せびらかすように彼女の首筋に指を這わせた。
「っ……!!」
ティーアは小さな悲鳴を上げ、身体を大きく震わせるが、抵抗できないようだった。
「やめろ……っ!!」
アルバートは怒りに震えた声で叫ぶ。
しかしリオルはそんな彼のことなど気にも留めずに、両手を広げて滔々と語り出す。
「これからこの傷にね、僕の魔力を流し込んであげるんだ。そしたらティーアはどうなると思う?」
首筋にできた傷を指で優しくなぞりながら、リオルは問いかける。
ティーアは震えながら首を横に振った。
それを見てリオルは目を細めると、傷口に手を当てた。そこへ自身の魔力をゆっくりと流し込む。
「君はね、僕の魔力と同化して、僕の眷属になるんだ」
ティーアはビクンッと身体をのけぞらせる。彼女の瞳は大きく見開かれ、身体を震わせる。
その目には涙が浮かび上がり、頬を伝い落ちると地面に流れ落ちた。
「っ……いやぁぁ……!!」
リオルはその様子を見ながら楽しげに笑う。声を立てて笑う。
そしてさらに魔力を流し込み続けた。ティーアは涙を流しながら悲鳴を上げた。
その悲鳴はとても苦しげで見てられないものだったが、リオルは笑いながら続ける。
(やめろ)
あまりに痛ましい光景にアルバートは自分の中で何かが弾けたのがわかった。
それは怒りであり、そして確かな殺意だった。
魔力を流し込まれる度に彼女の身体は激しく痙攣し、口からは声にならない悲鳴が漏れた。
やがて限界を迎えたのか、彼女は大きく目を見開くと一際高い声で絶叫した。
それと同時に全身の力が抜け落ちたかのようにぐったりと項垂れる。
その様子を見てリオルは満足そうに頷くと、ティーアを拘束していた魔法の鎖を解除する。ティーアは地面に崩れ落ち、力無く横たわる。
「どうかな、僕の眷属になる気分は?苦しいでしょ?今、僕の魔力が君の身体の主導権を奪おうとしているのさ!」
リオルは楽しそうに言いながらティーアに触れ、彼女の髪を掴んで顔を上向かせた。
まるでモノのように扱うリオルにアルバートは強い憤りを覚え、無意識のうちに叫んでいた。
「やめろ!!」
その瞬間、光の粒子が爆発的に溢れ出る。
その輝きは辺り一面を包み込み、全てを白く染め上げた。
脳裏に魔法陣が浮かび上がる。
それはアルバートが今まで学んだことのない、複雑な構成のものだった。
アルバートの脳裏に浮かんだイメージをなぞるかのように、光の粒子が彼の目の前で円陣を形作る。
「これは……」
紋様を構成する巨大な魔法陣を見上げて、驚いたのはアルバート自身だ。
光の粒子は円陣の中心へと集まり、魔法陣は徐々にその輝きを増していく。
そして光の粒子が収束すると、目も眩みそうなほどに眩い光を放った。
魔法陣の完成と共に、アルバートを拘束していた魔法の鎖が弾け飛ぶ。
リオルは慌てて飛び退くと、魔法陣から溢れ出る光の粒子から逃れるために後ずさり、警戒を強める。
そして憎々しげにアルバートを睨みつけると吐き捨てるように言った。
「それは……その術は君が使えるものじゃない」
リオルの言葉に、アルバートは答えない。ただ、心の中で同意する。
(そうだ)
何度も失敗している神聖魔法だ。発動は不安定で、初歩である障壁すら魔物に簡単に破られてしまう。そんな熟練度で高等魔法である浄化の術式が発動できるはずがない。
(わかってる。でも、やらなきゃいけないんだ)
アルバートは立ち上がり、心の中で強く念じる。彼の想いに応えるかのように、光の粒子はさらに輝きを増していく。
どうやって?
アルバートは自問する。
しかしなんでもいいと思った。考えても答えなんて出ないし、考える余裕もなかった。
ただ目の前の敵を、あの邪悪な魔族を倒す。無計画でも無謀でも、何だったとしても、そのための力が必要だった。だから彼は願う。
(お願いします。どうか!どうか力を……!!)
アルバートの願いに応えるかのように、光の粒子は一層激しく輝くと、彼の身体を取り巻いた。
そして次の瞬間には彼を包み込み、その姿を覆い隠した。
アルバートは魔法陣に光の粒子を注ぎ込む。
そして――
30
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
精霊のお仕事
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】
オレは前世の記憶を思い出した。
あの世で、ダメじゃん。
でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。
まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。
ときどき神様の依頼があったり。
わけのわからん敵が出てきたりする。
たまには人間を蹂躙したりもする。?
まあいいか。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる