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外伝)娘が貴方を追いかけて
3.日本円が使えない
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今日は、この町を見て過ごそうと、まず市場に行ってみる。
見た事のない食材や花が並べられ、行き交う人々も外国人ばかり。
しかも赤や緑とパンクな髪や目の人も多い。
やはりここはおかしい、、日本に居たはずなのに。
信じたくないけど、、、
これって、夢?
「キャー泥棒!」
前方で声が上がった。
花柄の手提げ袋を持った男が横を通り過ぎる時、とっさに足を出した。
ザッザー
男がこけて手に持っていた袋を手放した。
男は袋を諦め、私を睨みつけお決まりの捨て台詞「覚えておけよ!」を言い去って行った。
袋の持ち主の母の年齢位のオバさんは、カバンを拾うと声をかけてきた。
「あんた、ありがとうよ。」
「手提げが戻って良かったですね。」
「私はロッタて言うんだ。お礼をさせておくれよ。」
「いいです、大丈夫ですよ。あっ!」
ロッタさんは遠慮する私をグイグイと引っ張り、やがてロッタさんがオーナーだと言う洋服やアクセサリーの店に到着した。
「さっき市場で買ったおやつだよ。ちょっと座って食べて待ってておくれれ。」
部屋から消えたかと思うと別室から綺麗な布を抱えて戻って来た。
「あんた、女の子だろ?その服からしてこの国の人じゃないね。
これじゃ男の子の服だよ。女の子はちゃんと可愛くしとかなくちゃ。娘のお下がりだけど使っておくれ。」
遠慮をしたけど強引に手慣れた手つきで服を着せてくれた。
「折角の綺麗な髪なんだから服に合わせて髪もセットしようかねぇ。」
鏡を見るとすっかりこの国の人だ。
髪飾りは、これだね。と店の商品を持ってくる。
「見違えったじゃないか。すっかり美人さんだよ。」
自分でもビックリした。ロッタさんの娘さんのセンスが良いのもあるんだろうな。
髪飾りの代金だけでも払おうとサイフを出したら静止された。
「髪飾りもあんたにあげるんだ。お礼なんだからお金はいらないよ。」
「ありがとうございます。助かります!
じゃあ、代わりに久しぶりに母に会うので土産にアクセサリーを買います。」
迷ったけれど青い石の付いた髪飾りに決めた。
「これにします。」
財布からお札を出すとロッタさんが残念な顔をした。
「外国のお金だね。ここでは使えないよ。」
「どうしよう、、」
お金が使えないなんて予想してなかったのでショックだった。
「あのさ、うちは買取もしてるんだ。良かったらあんたの身につけているアクセサリーを現金買取りしてあげるよ。」
「本当に?」
ロッタさんからこの国のお金を受け取ると青い石の髪飾りの代金を渡した。
「ロッタさんのお陰でこの国のお金とお土産も手に出来て良かったわ。」
「困った時はお互い様だよ。
お母さんに会えるといいね。大通りまで送るよ。」
「かえってすいません。道に慣れてなくって。助かります。」
暖かく太っ腹なロッタさんに別れを言い、なんだか暖かい気持ちで寺院へ戻った。
見た事のない食材や花が並べられ、行き交う人々も外国人ばかり。
しかも赤や緑とパンクな髪や目の人も多い。
やはりここはおかしい、、日本に居たはずなのに。
信じたくないけど、、、
これって、夢?
「キャー泥棒!」
前方で声が上がった。
花柄の手提げ袋を持った男が横を通り過ぎる時、とっさに足を出した。
ザッザー
男がこけて手に持っていた袋を手放した。
男は袋を諦め、私を睨みつけお決まりの捨て台詞「覚えておけよ!」を言い去って行った。
袋の持ち主の母の年齢位のオバさんは、カバンを拾うと声をかけてきた。
「あんた、ありがとうよ。」
「手提げが戻って良かったですね。」
「私はロッタて言うんだ。お礼をさせておくれよ。」
「いいです、大丈夫ですよ。あっ!」
ロッタさんは遠慮する私をグイグイと引っ張り、やがてロッタさんがオーナーだと言う洋服やアクセサリーの店に到着した。
「さっき市場で買ったおやつだよ。ちょっと座って食べて待ってておくれれ。」
部屋から消えたかと思うと別室から綺麗な布を抱えて戻って来た。
「あんた、女の子だろ?その服からしてこの国の人じゃないね。
これじゃ男の子の服だよ。女の子はちゃんと可愛くしとかなくちゃ。娘のお下がりだけど使っておくれ。」
遠慮をしたけど強引に手慣れた手つきで服を着せてくれた。
「折角の綺麗な髪なんだから服に合わせて髪もセットしようかねぇ。」
鏡を見るとすっかりこの国の人だ。
髪飾りは、これだね。と店の商品を持ってくる。
「見違えったじゃないか。すっかり美人さんだよ。」
自分でもビックリした。ロッタさんの娘さんのセンスが良いのもあるんだろうな。
髪飾りの代金だけでも払おうとサイフを出したら静止された。
「髪飾りもあんたにあげるんだ。お礼なんだからお金はいらないよ。」
「ありがとうございます。助かります!
じゃあ、代わりに久しぶりに母に会うので土産にアクセサリーを買います。」
迷ったけれど青い石の付いた髪飾りに決めた。
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財布からお札を出すとロッタさんが残念な顔をした。
「外国のお金だね。ここでは使えないよ。」
「どうしよう、、」
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「あのさ、うちは買取もしてるんだ。良かったらあんたの身につけているアクセサリーを現金買取りしてあげるよ。」
「本当に?」
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「ロッタさんのお陰でこの国のお金とお土産も手に出来て良かったわ。」
「困った時はお互い様だよ。
お母さんに会えるといいね。大通りまで送るよ。」
「かえってすいません。道に慣れてなくって。助かります。」
暖かく太っ腹なロッタさんに別れを言い、なんだか暖かい気持ちで寺院へ戻った。
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