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少し離れたところからの呟きだったのに、静かな曲が流れているだけの小さな空間だったからか自分の名前を呼ばれたことに気が付いたらしく、相手はふと目線をこちらへと向けてきた。私を見て金井さんは驚いたのか目を見開いている。
「君は昼間の・・・」
どうやら私の顔を覚えていてくれたらしい。という事は、しっかりとガラスを拭き取っていたことも覚えられているのだろう。
一緒に来ている二人が誰?と聞いているみたいで、金井さんは私の事をちらりと見てから軽く説明しているようだ。今日の昼に会社で、と聞こえたから。
・・・あのガラスに油分べったり事件は不覚だった。今すぐ忘れてくれないかな。
「金井君、こちらの女性が君のこの写真を気に入ってくれたんだって」
マスターのその言葉に金井さんは一緒にいる人との会話を中断させて、ぱっと顔を弾けさせた。まるで子供みたいに無邪気な笑顔をこちらに見せた。
うわっ。
私はドキッとしてしまった。
何だか駆け足になってしまった鼓動を落ち着かせるために、私は三人に向けて軽く頭を下げると、目の前のスプモーニを飲むことに集中することにして、原因を視界から遠ざけた。
明かりそれほど明るくない室内での、知り合いと呼ぶのもおこがましいと言えるレベルである男性の一瞬の笑顔に見とれたことが、何故か気恥ずかしく思えた。
丁度そのタイミングでシーフードリゾットも出来上がってきたので、熱々のご飯を食べる理由にもなった。
スプーンでふうふうと冷ましながら殆ど食べ終えた頃に、右横に空いていた席へと誰かが座った。ドアの開く音や、マスターの声も無かったことから座るとすれば元々中にいた人しかいない。
予想した通り、金井さんが腰かけて私の方へと顔を向ける様に座っている。
「やっぱり昼にあった人、だよね?凄い偶然」
「あ、あの、こ、こんばんわ・・・」
こんな場所では逃げることも出来ないから、取り敢えず挨拶だけでもしておこう。いち社会人として。
「ここへは1人で?それとも後で昼に一緒にいた人と待ち合わせでもしてる・・・訳ないか。今、食事してるもんね」
まあ、指摘された通りそうなんですけど。それにしても一体、なんで隣に座る必要が?一緒に来ている人はいいのだろうか。
つい胡乱な目で見てしまった。
「あ、もの凄い警戒されてる?ごめんね、嬉しかったものだから、ちょっとお礼が言いたくて」
「お礼、ですか?」
私は金井さんにお礼を言われることを何かしただろうか。インパクトを残した以外に何もしていないと思うんだけど。
「分からない?今マスターが言ったでしょ?そこに飾ってある写真を気に入ってくれたって。趣味で写真撮るの好きでさ。主に植物とか食べ物撮ったりしてるんだけど。気に入ってくれたって教えられたもんだから、嬉しくて。どの辺が気に入ったのか聞いていい?」
今後の参考にしたいからさ。と続けられた。
ああ、なるほど。写真のことだったか。
まあ、自分が撮った写真を目の前で気に入ったと聞かされたら、そりゃあ気になるよね。気に入った感想を伝えるだけなら別にいいかと思って答えることにした。
「まずは色が鮮やかで綺麗だなって思って。実物はもっと小さい花じゃないですか。拡大された花から今にも香りまでしそうなところとか、花びらが5枚のも写ってるところが、なんだか見てるだけの今の自分にも良い事があるんじゃないかって、思えたところですかね」
「今の自分にも、ね。ならこれ渡してもいいかな?幸せのお裾分けになるかどうかは分からないけど」
そう言って金井さんが手渡してくれたのは、一枚の写真だった。
「よく知りもしない男からのプレゼントなんて、迷惑かもしれないけど」
L版印刷された表面には壁に飾られているものと一緒な花が写っている。
「・・・いいんですか、貰っても?」
「勿論、気に入ってくれた人に貰ってもらえると俺としては嬉しい限り。本望だよ」
飾られている写真と比べれば縮小サイズ。でも貰えたことが素直に嬉しかった。私みたいな女でも何かしら誰かを喜ばす役に立ったのなら、私も嬉しい。
「じゃあ遠慮なく。大事に飾らせてもらいます。あの、それと私、相田と言います。済みません、金井さんのお名前は伺ったのに、昼に在ったときは名乗らないでままで」
私だけが相手の名前だけを知っていて、向こうは知らないのは気が引けていた。
「そんなの気にしてないよ。ああいう時はあれで普通でしょ?でも、名前を教えてくれて有難う」
「いえ、そんな・・・。こちらこそ、写真有難うございます。・・・実は少し落ち込んでいたんです。でも、この写真をもらったことで、何だか気分が前向きになれました」
誕生日に誰からも祝いの言葉もなく、落ち込んだまま帰宅するところだったのだから。
「相田さんの、その理由を聞いていいかな?勿論言いたくないならそのままで構わないから。話して気が紛れるなら話し相手ぐらいにはなるよ?」
金井さんは慎重に聞こえる様にか、柔らかく抑え気味にそう言ってきた。
知り合いと言っても時間にして、たった数分しか話したことしかない相手。そんな人に落ち込んでいる理由を告げるのはどうかと思わないでもなかったが、話してもいいかという気分になった。普段とは違う場所がそうさせたのかもしれない。
私は結果的に鹿島さんに失恋したからこそ、誰かに聞いてみたいことが出来ていた。出来るなら男の人に。
「落ち込んでる理由とは違うんですけど、聞きたいことがあるんですがいいですか?」
「うん?構わないよ」
変なお願いにも関わらずに、金井さんは笑顔を見せてくれていたから、遠慮なく聞いてみた。
「あのですね、男の人って恋人と過ごすはずの記念日とか、クリスマスやバレンタインといったイベントは嫌いなんでしょうか」
意外な質問だったらしく、金井さんは目をパチパチとさせた。
「恋人と過ごすなら、そんなことはないと思うけど。寧ろ逆の人が多いんじゃないかな?マスターもそう思いますよね?」
金井さんはカウンター越しに年配のマスターにも聞いてくれた。
「私もそう思います」
男性二名の意見は一致していた。
「・・・ですよね」
やっぱり、そうだよね。付き合っているなら普通はそうだよね。自分がそう思っているからと言って、少数派な訳では無かったと言って貰えてほっとした。
「もしかして、相田さんが落ち込んだ理由かな?相手は今日一緒にいた人、だったりする?」
まさかの鋭すぎる問いに、私は声を詰まらせた。
「当たったみたいだね。恋人だったの?」
「いえ、恋人では・・・。私があの人に片思いしてただけなので。でも、相手がそんな考え方をしてる人だと今日初めて知って、一気に熱が冷めてしまったと言うか・・・なんというか。だから、男の人ってそういう考えの人が多いのかなぁって考えてしまって」
「そっか。じゃあ、相田さんは今フリーなんだ」
私の沈んだ声とは違って、金井さんの声は弾んで聞こえた。
確かに、フリーと言えば、元から・・・ずうっとフリーですけど。私がフリーだと好都合と言っているみたいに思え、なんだか流れがおかしくなってきたなと考えたと同時に、金井さんにはっきりと告げられた。
「昼に一目見た時から気になってたんだ。良かったら俺と付き合ってもらえないかな?」
思わずぽかんとして相手を見つめてしまった。
「なんで?」
変な奴、と思われていると言われたなら、まだ納得出来た。それが、気になっているから付き合って欲しい?嘘でしょう?
「なんでって言われても。あの時、いいなって思ったからとしか言えないかな。しいて言えば、自分が手掛けたディスプレイ作品をまじまじ見てくれてた事とか、写真を褒めてくれた事とか・・・」
私は金井さんから説明を聞いても現実の事とは思えないで、まだ呆け続けていた。
「まだ足りないかな?そうだなぁ、後は髪が黒くて長いのも好みだし。目のぱっちりしてる所も好きだな。あ、そうそう、俺結構イベントって割と好きなんだ。相田さんも好きなんだよね?やっぱり恋人なら重要イベントって言ったらまずは誕生日かな。という訳で、相田さんの誕生日がいつなのか聞いていい?」
まだ付き合うことを承知していないにも関わらず、金井さんはちょっと強引に質問してきた。
強引とは思ったが嫌悪を感じずに、どちらかと言えば好意を抱いた。
「・・・今日です。実は私、今日が誕生日なんです」
店に入る前は誰にも告げるつもりは無かったけれど、こうして誰かに私の誕生日が今日なのだと知って貰えてなんだか気持ちがそわそわした。
「うわ、・・・まさしく運命の出会い」
唖然としながらも、金井さんが感激している風にも見えた。
「知ってる?ライラックの紫色の花言葉は恋の芽生えと初恋なんだ。どう?運命の相手として俺を選んでみない?」
金井さんの誘い方が面白くてちょっと笑ってしまった。
返事をどうしようか迷ったけれど、何故か視界はぼやけてきてしまった。
「あ、あれ?なんで涙?悲しい訳じゃないのに」
泣き顔を見られたくなくて慌てて顔を下に向けると、重力にそって涙がぽつりとスカートに染みを作った。
「それじゃあ、嬉しいって思ってくれてるんだ。・・・受けてくれたって自惚れていいのかな?」
花言葉を特に重要視していたわけじゃないけど、何か運命的なものを感じたのは確かだった。
私はまだ手に持っていた写真の存在を、現実なものであるのを感じながら頷いた。
この日、金井さんは私の彼氏となった。
後日、彼氏から誕生日プレゼントととして貰ったのは、あの可愛い紫の花が描かれたお皿だった。
「君は昼間の・・・」
どうやら私の顔を覚えていてくれたらしい。という事は、しっかりとガラスを拭き取っていたことも覚えられているのだろう。
一緒に来ている二人が誰?と聞いているみたいで、金井さんは私の事をちらりと見てから軽く説明しているようだ。今日の昼に会社で、と聞こえたから。
・・・あのガラスに油分べったり事件は不覚だった。今すぐ忘れてくれないかな。
「金井君、こちらの女性が君のこの写真を気に入ってくれたんだって」
マスターのその言葉に金井さんは一緒にいる人との会話を中断させて、ぱっと顔を弾けさせた。まるで子供みたいに無邪気な笑顔をこちらに見せた。
うわっ。
私はドキッとしてしまった。
何だか駆け足になってしまった鼓動を落ち着かせるために、私は三人に向けて軽く頭を下げると、目の前のスプモーニを飲むことに集中することにして、原因を視界から遠ざけた。
明かりそれほど明るくない室内での、知り合いと呼ぶのもおこがましいと言えるレベルである男性の一瞬の笑顔に見とれたことが、何故か気恥ずかしく思えた。
丁度そのタイミングでシーフードリゾットも出来上がってきたので、熱々のご飯を食べる理由にもなった。
スプーンでふうふうと冷ましながら殆ど食べ終えた頃に、右横に空いていた席へと誰かが座った。ドアの開く音や、マスターの声も無かったことから座るとすれば元々中にいた人しかいない。
予想した通り、金井さんが腰かけて私の方へと顔を向ける様に座っている。
「やっぱり昼にあった人、だよね?凄い偶然」
「あ、あの、こ、こんばんわ・・・」
こんな場所では逃げることも出来ないから、取り敢えず挨拶だけでもしておこう。いち社会人として。
「ここへは1人で?それとも後で昼に一緒にいた人と待ち合わせでもしてる・・・訳ないか。今、食事してるもんね」
まあ、指摘された通りそうなんですけど。それにしても一体、なんで隣に座る必要が?一緒に来ている人はいいのだろうか。
つい胡乱な目で見てしまった。
「あ、もの凄い警戒されてる?ごめんね、嬉しかったものだから、ちょっとお礼が言いたくて」
「お礼、ですか?」
私は金井さんにお礼を言われることを何かしただろうか。インパクトを残した以外に何もしていないと思うんだけど。
「分からない?今マスターが言ったでしょ?そこに飾ってある写真を気に入ってくれたって。趣味で写真撮るの好きでさ。主に植物とか食べ物撮ったりしてるんだけど。気に入ってくれたって教えられたもんだから、嬉しくて。どの辺が気に入ったのか聞いていい?」
今後の参考にしたいからさ。と続けられた。
ああ、なるほど。写真のことだったか。
まあ、自分が撮った写真を目の前で気に入ったと聞かされたら、そりゃあ気になるよね。気に入った感想を伝えるだけなら別にいいかと思って答えることにした。
「まずは色が鮮やかで綺麗だなって思って。実物はもっと小さい花じゃないですか。拡大された花から今にも香りまでしそうなところとか、花びらが5枚のも写ってるところが、なんだか見てるだけの今の自分にも良い事があるんじゃないかって、思えたところですかね」
「今の自分にも、ね。ならこれ渡してもいいかな?幸せのお裾分けになるかどうかは分からないけど」
そう言って金井さんが手渡してくれたのは、一枚の写真だった。
「よく知りもしない男からのプレゼントなんて、迷惑かもしれないけど」
L版印刷された表面には壁に飾られているものと一緒な花が写っている。
「・・・いいんですか、貰っても?」
「勿論、気に入ってくれた人に貰ってもらえると俺としては嬉しい限り。本望だよ」
飾られている写真と比べれば縮小サイズ。でも貰えたことが素直に嬉しかった。私みたいな女でも何かしら誰かを喜ばす役に立ったのなら、私も嬉しい。
「じゃあ遠慮なく。大事に飾らせてもらいます。あの、それと私、相田と言います。済みません、金井さんのお名前は伺ったのに、昼に在ったときは名乗らないでままで」
私だけが相手の名前だけを知っていて、向こうは知らないのは気が引けていた。
「そんなの気にしてないよ。ああいう時はあれで普通でしょ?でも、名前を教えてくれて有難う」
「いえ、そんな・・・。こちらこそ、写真有難うございます。・・・実は少し落ち込んでいたんです。でも、この写真をもらったことで、何だか気分が前向きになれました」
誕生日に誰からも祝いの言葉もなく、落ち込んだまま帰宅するところだったのだから。
「相田さんの、その理由を聞いていいかな?勿論言いたくないならそのままで構わないから。話して気が紛れるなら話し相手ぐらいにはなるよ?」
金井さんは慎重に聞こえる様にか、柔らかく抑え気味にそう言ってきた。
知り合いと言っても時間にして、たった数分しか話したことしかない相手。そんな人に落ち込んでいる理由を告げるのはどうかと思わないでもなかったが、話してもいいかという気分になった。普段とは違う場所がそうさせたのかもしれない。
私は結果的に鹿島さんに失恋したからこそ、誰かに聞いてみたいことが出来ていた。出来るなら男の人に。
「落ち込んでる理由とは違うんですけど、聞きたいことがあるんですがいいですか?」
「うん?構わないよ」
変なお願いにも関わらずに、金井さんは笑顔を見せてくれていたから、遠慮なく聞いてみた。
「あのですね、男の人って恋人と過ごすはずの記念日とか、クリスマスやバレンタインといったイベントは嫌いなんでしょうか」
意外な質問だったらしく、金井さんは目をパチパチとさせた。
「恋人と過ごすなら、そんなことはないと思うけど。寧ろ逆の人が多いんじゃないかな?マスターもそう思いますよね?」
金井さんはカウンター越しに年配のマスターにも聞いてくれた。
「私もそう思います」
男性二名の意見は一致していた。
「・・・ですよね」
やっぱり、そうだよね。付き合っているなら普通はそうだよね。自分がそう思っているからと言って、少数派な訳では無かったと言って貰えてほっとした。
「もしかして、相田さんが落ち込んだ理由かな?相手は今日一緒にいた人、だったりする?」
まさかの鋭すぎる問いに、私は声を詰まらせた。
「当たったみたいだね。恋人だったの?」
「いえ、恋人では・・・。私があの人に片思いしてただけなので。でも、相手がそんな考え方をしてる人だと今日初めて知って、一気に熱が冷めてしまったと言うか・・・なんというか。だから、男の人ってそういう考えの人が多いのかなぁって考えてしまって」
「そっか。じゃあ、相田さんは今フリーなんだ」
私の沈んだ声とは違って、金井さんの声は弾んで聞こえた。
確かに、フリーと言えば、元から・・・ずうっとフリーですけど。私がフリーだと好都合と言っているみたいに思え、なんだか流れがおかしくなってきたなと考えたと同時に、金井さんにはっきりと告げられた。
「昼に一目見た時から気になってたんだ。良かったら俺と付き合ってもらえないかな?」
思わずぽかんとして相手を見つめてしまった。
「なんで?」
変な奴、と思われていると言われたなら、まだ納得出来た。それが、気になっているから付き合って欲しい?嘘でしょう?
「なんでって言われても。あの時、いいなって思ったからとしか言えないかな。しいて言えば、自分が手掛けたディスプレイ作品をまじまじ見てくれてた事とか、写真を褒めてくれた事とか・・・」
私は金井さんから説明を聞いても現実の事とは思えないで、まだ呆け続けていた。
「まだ足りないかな?そうだなぁ、後は髪が黒くて長いのも好みだし。目のぱっちりしてる所も好きだな。あ、そうそう、俺結構イベントって割と好きなんだ。相田さんも好きなんだよね?やっぱり恋人なら重要イベントって言ったらまずは誕生日かな。という訳で、相田さんの誕生日がいつなのか聞いていい?」
まだ付き合うことを承知していないにも関わらず、金井さんはちょっと強引に質問してきた。
強引とは思ったが嫌悪を感じずに、どちらかと言えば好意を抱いた。
「・・・今日です。実は私、今日が誕生日なんです」
店に入る前は誰にも告げるつもりは無かったけれど、こうして誰かに私の誕生日が今日なのだと知って貰えてなんだか気持ちがそわそわした。
「うわ、・・・まさしく運命の出会い」
唖然としながらも、金井さんが感激している風にも見えた。
「知ってる?ライラックの紫色の花言葉は恋の芽生えと初恋なんだ。どう?運命の相手として俺を選んでみない?」
金井さんの誘い方が面白くてちょっと笑ってしまった。
返事をどうしようか迷ったけれど、何故か視界はぼやけてきてしまった。
「あ、あれ?なんで涙?悲しい訳じゃないのに」
泣き顔を見られたくなくて慌てて顔を下に向けると、重力にそって涙がぽつりとスカートに染みを作った。
「それじゃあ、嬉しいって思ってくれてるんだ。・・・受けてくれたって自惚れていいのかな?」
花言葉を特に重要視していたわけじゃないけど、何か運命的なものを感じたのは確かだった。
私はまだ手に持っていた写真の存在を、現実なものであるのを感じながら頷いた。
この日、金井さんは私の彼氏となった。
後日、彼氏から誕生日プレゼントととして貰ったのは、あの可愛い紫の花が描かれたお皿だった。
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