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武人祭
ドワーフ
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「アヤト君、少し頼まれてくれないかしら?」
フィアが俺とリンドールの会話に割り込み、両手を合わせる。
「はぁ……あまりいいように使われるのは好きじゃないんだがな……で?今度はなんだ?」
溜め息を吐きながら聞くと、フィアは部屋にいる亜人たちを指差す。
「この子たちを引き取ってほしいの」
その言葉に亜人たちは何か言いたそうに顔を上げるが、すぐに伏せてしまった。
「こいつらを匿ったのはお前らだろ。なんでそんな簡単に押し付けようとするんだよ」
「あらら~、そう言われちゃうと耳が痛いわね……」
苦笑いをしていたフィアだったが、顔を俯ける。
「でもミラが教えてくれたわよ?あなたは行き場を失くした村人や奴隷だった子たちを保護してるって」
「このお喋りどもがっ!」
フィアの告白に、思いっ切り顔を逸らしているミランダに向けて叫ぶ。
「それに彼らね、もう居場所がないみたいなのよ。亜人って一度群れから追い出されたり自分から出て行ったりすると、どんな経緯であれもう戻れないの……」
そして今度は慈しむような表情で、狐娘の頭を軽く撫でる。
その手に狐娘はされるがままに撫でられていた。
「でも人間の大陸に来たって、私たちにとって住みやすい場所なんて限られてるわ」
「なら、サザンドに住めばよかったんじゃねえか?あそこは亜人が住みやすいって……」
フィアが首を横に振り、同時に部屋の空気が一気に重くなった気がした。
「あたし、たちの怪我は……ほとんどその安全って言われたところでされたの……」
狐の少女が小さな声で呟く。
「俺も、そのサザンドが安全だと思って行ったが……ま、ご覧の通り今は治っちまったさっきの傷を負わされて、ここに匿ってもらったってわけさ」
少し大柄な体をした、白い虎模様の男が呆れ気味に言う。
「そういうことです。たとえ亜人や他の種族が多く共存できる街と言えど、全く無害というわけではないのです」
そう言うフィアの言葉で、あることを思い出した。
たしかにミーナと最初に出会った時も、サザンドの街で襲われたチンピラたちに追われていた。
差別とは別に、人間が他の種族に手を出すというのはよくあるらしい。
「そういうこった。だから俺たちの傷を治してくれたあんたには感謝するが、それ以上何もしないでほしい」
「それはっ……!」
白虎の言葉に対してフィアが何かを言いかけるも、口ごもってしまう。
「このお屋敷から出られないあんたならわかるだろ?人間は信用できない。しちゃいけなかったんだ、最初から」
そう言いつつも、白虎は悲しそうな表情をしていた。
「でもっ、この人は……」
「わかってる!あんたらが連れてきたんなら問題はないんだろう……でもな、一度裏切られちまったら、もう人間を簡単には信用できないんだよ!」
白虎が咆哮するようにそう叫ぶと、その後誰も口を開かなくなった空間に静寂が訪れる。
「いやまぁ……お前らからの信用とか、そういうのは別にいらないから」
「……何が言いたい?」
白虎が歯を剥き出しにして、ガルルと威嚇の声を出す。
一発触発とも言える空気に、ミランダとアルニアがオロオロし始める。
「俺はお前らに何かしてほしくて治したわけじゃない。俺と関わりたくないって言うんなら、このままこいつらの厄介になればいいってだけの話しだ」
「「……」」
そう言うと、亜人たちはお互い顔を合わせて様子を窺っていた。
「じ、じゃあ、何とかしてほしいって言ったら、何とかしてくれるんですか……?」
そんな中、さっき俺を引っ掻いてきた少女が俺の裾を掴んで聞いてくる。
その問いに、俺は迷いなく頷く。
「さっきフィアが言った通り、他の奴と同様に保護してやれる」
「なら私は……」
「待て!またお前は人間に裏切られてもいいのか!?」
狐娘の決心しようした言葉を遮り、白虎が止めに入ってくる。
白虎の表情には焦燥の表情をしていた。
「私たちを匿ってくれた恩人の紹介なんです。これで裏切られたのなら、もう誰も信用できませんよ」
笑顔でそう言った狐娘に、亜人たち全員がたじろぐ。
あ、そうだ。後で文句言われても困るから、言っておくべきことは先に言っておくか。
「ちなみにだが、俺の保護下に入るに当たって注意事項が一つある。魔族とか他の種族と仲良くすることだ」
「魔族と……?」
白虎が呟き、周りがザワつく。
「保護してるのは亜人だけじゃない、人間も魔族もいる。その中でお前らだけ特別待遇するわけにはいかないから、そいつらと仲良くする……いや、喧嘩しないと誓うだけでいい。面倒事を起こさないと約束してくれるならな」
そう言うとやはり迷うのか、コソコソと相談し始める。
しかし狐娘の意思は変わらず。
「わかりました、私は大丈夫です」
「じ、じゃあ、僕も!」
狐娘の迷いない一言に、ポツポツと手を挙げる奴らが出てくる。
「了解。フィア、リンドール、こいつらはもう俺が預かってもいいってことだよな?」
「えぇ、いいわ」
フィアの言葉にリンドールも頷いて肯定する。
確認を済ませると、俺は空間に裂け目を作った。
「何も無いところに……いや、空間が裂けた!?」
初めて見る空間魔術に、白虎が驚く反応を見せる。いつも見る反応だが、これを見る度に面白くて笑いそうになってしまう。
「この先がお前らの住む世界だ。亜人もすでにそれなりの数がいるから、あまり気負わなくてもいいぞ」
緊張しないためにも一応言ってみるが、亜人たちは呆然とその裂けた空間に目を奪われていた。
「ねぇ、アヤト君。私も見ていい?」
するとフィアがそんなことを言い出す。
さらに便乗しようもリンドールも乗ってくる。
「なら私が行かないわけにはいかないな。この者たちを預かる身として、私たちが先行して中に入って来よう」
と言いつつも、少しワクワクした感じに見えるのは気のせいだと思いたい。
――――
結局、中に入るのはワークラフト全員が先となり、連れて行くことになったのだが……
「我が家ならぬ、我が世界……とか言ってな。ただいま~っと――」
裂け目を通り、魔空間内で村になりつつある場所に直接繋げて入ると、突然左右両方から同時に殴りかかられた。
「おっと?」
多少疑問形になりながら殴りかかってきた奴を二人、その拳を手で受け止めてそれぞれ交差するように投げ飛ばした。
「げぶっ!」
「んがっ……」
二人とも独特な悲鳴を上げながら、向かいの建物にぶつかる。
周囲を見ると、恐らく俺が保護した奴全員であろう数が集まっていた。
「これは……説明はできるか?」
誰かに言ったわけでもなく、辺りを見渡して説明してくれる奴を探そうとする。
その中で声を上げたのは他でもない、たった今俺が投げ飛ばした奴らだった。
「そいつが俺の仕事に文句を言うんだよ……」
先にそう言ったのは、見た目は若そうだが相当な量の白髭を蓄えた白髪の男だった。
喧嘩をしていた割には冷静に見え、声も落ち着いてるというか、ダルそうにしてる感じがする。
「あんな雑なのを仕事なんて言わねえ!」
そしてもう一方、大声で叫んでいるのは同じく髭を蓄えたちっちゃなおっさんだった。
「ドワーフ……?」
小さい身長に大量に蓄えた髭という特徴に、自然とその単語が出てきた。
「ああ、そうだ。俺たちは亜人、ドワーフって呼ばれてる種族。そんで俺の名はカジだ」
「……たち?」
カジと名乗ったおっさんの言葉の中に、まるでこの場に複数いるような言い方が気になって辺りを見渡す。
しかし似たような見た目の奴はいなかった。
「あー……やっぱわかんねえか。今し方、あんたが俺と一緒に投げ飛ばしたそいつもドワーフだ」
「……えっ」
思わず声を漏らしてしまう。
カジがそう言って指差した方向には、さっきからダルそうにしている男がいるだけだった。
ドワーフというにはスラッとしていて、普通の成人男性より少し高いくらいだった。
「珍しいだろ?ドワーフの中でも異形だと言われてる姿なんだが……」
「……まぁ、そういうことです。でもこんなんでも一応ドワーフなんで、他のドワーフ同様色々作れますよ。ちなみに、俺の名前はギムと言います」
面倒そうに頭を掻きながら、自分の有用性をアピールする青年ドワーフ、ギム。
「んで、その色々作れるドワーフが何を争ってたんだ?」
その質問をした瞬間、二人の目付きが変わる。
睨む、というよりは、職人魂に火が付いたという感じだ。
「そうでした。この人、俺の仕事にケチ付けてくるんですよ」
さっきまでダルそうだったギムがキリッとした表情になり、カジを指差す。
今にも真犯人を見つけ出しとか言いそうだ……
すると今度は、カジがムッとする。
「いいや、言わせてもらうね!あんな雑な仕上がりじゃあ、俺は納得しねぇ!」
気合の入った怒号で言い返すカジ。
もはや俺や、今し方入ってきたミランダたちのことなど眼中にないようだった。
ドワーフたちは互いに睨み合い、動き出す気配がない。
……なんだこれ。
フィアが俺とリンドールの会話に割り込み、両手を合わせる。
「はぁ……あまりいいように使われるのは好きじゃないんだがな……で?今度はなんだ?」
溜め息を吐きながら聞くと、フィアは部屋にいる亜人たちを指差す。
「この子たちを引き取ってほしいの」
その言葉に亜人たちは何か言いたそうに顔を上げるが、すぐに伏せてしまった。
「こいつらを匿ったのはお前らだろ。なんでそんな簡単に押し付けようとするんだよ」
「あらら~、そう言われちゃうと耳が痛いわね……」
苦笑いをしていたフィアだったが、顔を俯ける。
「でもミラが教えてくれたわよ?あなたは行き場を失くした村人や奴隷だった子たちを保護してるって」
「このお喋りどもがっ!」
フィアの告白に、思いっ切り顔を逸らしているミランダに向けて叫ぶ。
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そして今度は慈しむような表情で、狐娘の頭を軽く撫でる。
その手に狐娘はされるがままに撫でられていた。
「でも人間の大陸に来たって、私たちにとって住みやすい場所なんて限られてるわ」
「なら、サザンドに住めばよかったんじゃねえか?あそこは亜人が住みやすいって……」
フィアが首を横に振り、同時に部屋の空気が一気に重くなった気がした。
「あたし、たちの怪我は……ほとんどその安全って言われたところでされたの……」
狐の少女が小さな声で呟く。
「俺も、そのサザンドが安全だと思って行ったが……ま、ご覧の通り今は治っちまったさっきの傷を負わされて、ここに匿ってもらったってわけさ」
少し大柄な体をした、白い虎模様の男が呆れ気味に言う。
「そういうことです。たとえ亜人や他の種族が多く共存できる街と言えど、全く無害というわけではないのです」
そう言うフィアの言葉で、あることを思い出した。
たしかにミーナと最初に出会った時も、サザンドの街で襲われたチンピラたちに追われていた。
差別とは別に、人間が他の種族に手を出すというのはよくあるらしい。
「そういうこった。だから俺たちの傷を治してくれたあんたには感謝するが、それ以上何もしないでほしい」
「それはっ……!」
白虎の言葉に対してフィアが何かを言いかけるも、口ごもってしまう。
「このお屋敷から出られないあんたならわかるだろ?人間は信用できない。しちゃいけなかったんだ、最初から」
そう言いつつも、白虎は悲しそうな表情をしていた。
「でもっ、この人は……」
「わかってる!あんたらが連れてきたんなら問題はないんだろう……でもな、一度裏切られちまったら、もう人間を簡単には信用できないんだよ!」
白虎が咆哮するようにそう叫ぶと、その後誰も口を開かなくなった空間に静寂が訪れる。
「いやまぁ……お前らからの信用とか、そういうのは別にいらないから」
「……何が言いたい?」
白虎が歯を剥き出しにして、ガルルと威嚇の声を出す。
一発触発とも言える空気に、ミランダとアルニアがオロオロし始める。
「俺はお前らに何かしてほしくて治したわけじゃない。俺と関わりたくないって言うんなら、このままこいつらの厄介になればいいってだけの話しだ」
「「……」」
そう言うと、亜人たちはお互い顔を合わせて様子を窺っていた。
「じ、じゃあ、何とかしてほしいって言ったら、何とかしてくれるんですか……?」
そんな中、さっき俺を引っ掻いてきた少女が俺の裾を掴んで聞いてくる。
その問いに、俺は迷いなく頷く。
「さっきフィアが言った通り、他の奴と同様に保護してやれる」
「なら私は……」
「待て!またお前は人間に裏切られてもいいのか!?」
狐娘の決心しようした言葉を遮り、白虎が止めに入ってくる。
白虎の表情には焦燥の表情をしていた。
「私たちを匿ってくれた恩人の紹介なんです。これで裏切られたのなら、もう誰も信用できませんよ」
笑顔でそう言った狐娘に、亜人たち全員がたじろぐ。
あ、そうだ。後で文句言われても困るから、言っておくべきことは先に言っておくか。
「ちなみにだが、俺の保護下に入るに当たって注意事項が一つある。魔族とか他の種族と仲良くすることだ」
「魔族と……?」
白虎が呟き、周りがザワつく。
「保護してるのは亜人だけじゃない、人間も魔族もいる。その中でお前らだけ特別待遇するわけにはいかないから、そいつらと仲良くする……いや、喧嘩しないと誓うだけでいい。面倒事を起こさないと約束してくれるならな」
そう言うとやはり迷うのか、コソコソと相談し始める。
しかし狐娘の意思は変わらず。
「わかりました、私は大丈夫です」
「じ、じゃあ、僕も!」
狐娘の迷いない一言に、ポツポツと手を挙げる奴らが出てくる。
「了解。フィア、リンドール、こいつらはもう俺が預かってもいいってことだよな?」
「えぇ、いいわ」
フィアの言葉にリンドールも頷いて肯定する。
確認を済ませると、俺は空間に裂け目を作った。
「何も無いところに……いや、空間が裂けた!?」
初めて見る空間魔術に、白虎が驚く反応を見せる。いつも見る反応だが、これを見る度に面白くて笑いそうになってしまう。
「この先がお前らの住む世界だ。亜人もすでにそれなりの数がいるから、あまり気負わなくてもいいぞ」
緊張しないためにも一応言ってみるが、亜人たちは呆然とその裂けた空間に目を奪われていた。
「ねぇ、アヤト君。私も見ていい?」
するとフィアがそんなことを言い出す。
さらに便乗しようもリンドールも乗ってくる。
「なら私が行かないわけにはいかないな。この者たちを預かる身として、私たちが先行して中に入って来よう」
と言いつつも、少しワクワクした感じに見えるのは気のせいだと思いたい。
――――
結局、中に入るのはワークラフト全員が先となり、連れて行くことになったのだが……
「我が家ならぬ、我が世界……とか言ってな。ただいま~っと――」
裂け目を通り、魔空間内で村になりつつある場所に直接繋げて入ると、突然左右両方から同時に殴りかかられた。
「おっと?」
多少疑問形になりながら殴りかかってきた奴を二人、その拳を手で受け止めてそれぞれ交差するように投げ飛ばした。
「げぶっ!」
「んがっ……」
二人とも独特な悲鳴を上げながら、向かいの建物にぶつかる。
周囲を見ると、恐らく俺が保護した奴全員であろう数が集まっていた。
「これは……説明はできるか?」
誰かに言ったわけでもなく、辺りを見渡して説明してくれる奴を探そうとする。
その中で声を上げたのは他でもない、たった今俺が投げ飛ばした奴らだった。
「そいつが俺の仕事に文句を言うんだよ……」
先にそう言ったのは、見た目は若そうだが相当な量の白髭を蓄えた白髪の男だった。
喧嘩をしていた割には冷静に見え、声も落ち着いてるというか、ダルそうにしてる感じがする。
「あんな雑なのを仕事なんて言わねえ!」
そしてもう一方、大声で叫んでいるのは同じく髭を蓄えたちっちゃなおっさんだった。
「ドワーフ……?」
小さい身長に大量に蓄えた髭という特徴に、自然とその単語が出てきた。
「ああ、そうだ。俺たちは亜人、ドワーフって呼ばれてる種族。そんで俺の名はカジだ」
「……たち?」
カジと名乗ったおっさんの言葉の中に、まるでこの場に複数いるような言い方が気になって辺りを見渡す。
しかし似たような見た目の奴はいなかった。
「あー……やっぱわかんねえか。今し方、あんたが俺と一緒に投げ飛ばしたそいつもドワーフだ」
「……えっ」
思わず声を漏らしてしまう。
カジがそう言って指差した方向には、さっきからダルそうにしている男がいるだけだった。
ドワーフというにはスラッとしていて、普通の成人男性より少し高いくらいだった。
「珍しいだろ?ドワーフの中でも異形だと言われてる姿なんだが……」
「……まぁ、そういうことです。でもこんなんでも一応ドワーフなんで、他のドワーフ同様色々作れますよ。ちなみに、俺の名前はギムと言います」
面倒そうに頭を掻きながら、自分の有用性をアピールする青年ドワーフ、ギム。
「んで、その色々作れるドワーフが何を争ってたんだ?」
その質問をした瞬間、二人の目付きが変わる。
睨む、というよりは、職人魂に火が付いたという感じだ。
「そうでした。この人、俺の仕事にケチ付けてくるんですよ」
さっきまでダルそうだったギムがキリッとした表情になり、カジを指差す。
今にも真犯人を見つけ出しとか言いそうだ……
すると今度は、カジがムッとする。
「いいや、言わせてもらうね!あんな雑な仕上がりじゃあ、俺は納得しねぇ!」
気合の入った怒号で言い返すカジ。
もはや俺や、今し方入ってきたミランダたちのことなど眼中にないようだった。
ドワーフたちは互いに睨み合い、動き出す気配がない。
……なんだこれ。
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