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真面目生徒とセクシー教師
1話 図書室での、密会
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誰もいない、図書室。
私は彼とキスをしていた。
私は図書委員で夕方5時半になり図書室を閉めたところ。
もう誰も来ないとわかっていたから――今日の図書係の私1人だから――、彼をここに呼んだ。
鍵もかけた。
鍵は私が明日、明日の図書係に渡せば良いから。
夕方の図書室。
彼氏と二人きり。
彼の手が制服の上からおっぱいを触る。
「なあ……」
耳元で囁く。
「バレないんじゃね?
しても……。
別に『図書館』と違って、監視カメラとかあるわけじゃないだろ?」
この学校の図書室はショボい。
司書がいる図書室もあると聞くが、いまだ担当の先生と生徒である『図書係』が管理しているのもそのせいかもしれない。
監視カメラなど、当然ない。
「だってもう、3日してないし」
と彼は囁いた。
今日は水曜日。
前に、セックスしたのは土曜日だ。
「中に、入りたいよ」
愛する人のその言葉におま○こがじんじんする。
まるで『私も入って来て欲しいよ』と私自身に訴えているようだ。
「ダメだよ……こんな広いところ。無理」
ショボい図書室でも、教室の2倍はある。
落ち着かない。
「じゃあ、狭いところなら良いわけ?
トイレとか?」
トイレ。
この図書室の近くに、ほぼ誰も使わないトイレがある。
そこなら男女がサッと入って、致しても、誰にも気付かれないだろう。
普段の私なら、『トイレなんて絶対嫌!』と言うだろう。
でも今は欲情していて……心が惹かれた。
便器に座って受け入れるのはイヤだけど。
立ちバックなら、ありなんじゃない?
狭いかな?
そうだ、奥に一回り大きな個室があったような……
そこなら……
……と考えているとき。
ガチャガチャと言う音が扉の方からした。
彼からパッと離れて、警戒しながら本棚の間から――この図書室の本棚は、本の間から向こうが見えるような本棚だから――扉を伺った。
入って来たのは図書室の係の一人となっている女性教師と、私たちと同じクラスの男の子だった。
小野先生と、正木くん。
小野先生はウチのクラスの国語の担当の先生。
正木くんは学年で常に成績トップの優等生だ。
優等生の正木くんが何らかの調べ物をしに図書室を使いたがった。
しかし既に閉まっていたので、先生に図書室を開けてもらおうと思った。
もう図書室は閉まっている時間だが、先生は優等生に免じて同伴と言う条件で図書室を開けてあげた。
と言うところか。
まずい、と思った。
先生はともかく、正木くんは私たちが付き合っていることを知っているだろう――同じクラスだから。
カップルが鍵を閉めて密室で2人きりでいたと知られたら、いかがわしいことをしていたと想像されてしまうかもしれない。
実際、お互いの身体を服の上からだが、触り合っていたわけだが。
どうしよう……
でもまだ、『していなかった』のだから、堂々と『何もしていませんよ』と言う顔をしていれば良い!
と言うか、そうするしかない……
と、これからの身の振り方を、図書室に2人が入ってきて扉を閉めるまでに、考えてしまったが。
カチャッと音がした。
見ると、正木くんが図書室の扉の鍵を中から閉めたようだ。
そして……
正木くんと先生は、向き合い、見つめ合った。
先生が眼鏡を外しスーツのポケットに入れる。
そして……2人はお互いの腕に手を添えながら、キスを交わした。
私は彼とキスをしていた。
私は図書委員で夕方5時半になり図書室を閉めたところ。
もう誰も来ないとわかっていたから――今日の図書係の私1人だから――、彼をここに呼んだ。
鍵もかけた。
鍵は私が明日、明日の図書係に渡せば良いから。
夕方の図書室。
彼氏と二人きり。
彼の手が制服の上からおっぱいを触る。
「なあ……」
耳元で囁く。
「バレないんじゃね?
しても……。
別に『図書館』と違って、監視カメラとかあるわけじゃないだろ?」
この学校の図書室はショボい。
司書がいる図書室もあると聞くが、いまだ担当の先生と生徒である『図書係』が管理しているのもそのせいかもしれない。
監視カメラなど、当然ない。
「だってもう、3日してないし」
と彼は囁いた。
今日は水曜日。
前に、セックスしたのは土曜日だ。
「中に、入りたいよ」
愛する人のその言葉におま○こがじんじんする。
まるで『私も入って来て欲しいよ』と私自身に訴えているようだ。
「ダメだよ……こんな広いところ。無理」
ショボい図書室でも、教室の2倍はある。
落ち着かない。
「じゃあ、狭いところなら良いわけ?
トイレとか?」
トイレ。
この図書室の近くに、ほぼ誰も使わないトイレがある。
そこなら男女がサッと入って、致しても、誰にも気付かれないだろう。
普段の私なら、『トイレなんて絶対嫌!』と言うだろう。
でも今は欲情していて……心が惹かれた。
便器に座って受け入れるのはイヤだけど。
立ちバックなら、ありなんじゃない?
狭いかな?
そうだ、奥に一回り大きな個室があったような……
そこなら……
……と考えているとき。
ガチャガチャと言う音が扉の方からした。
彼からパッと離れて、警戒しながら本棚の間から――この図書室の本棚は、本の間から向こうが見えるような本棚だから――扉を伺った。
入って来たのは図書室の係の一人となっている女性教師と、私たちと同じクラスの男の子だった。
小野先生と、正木くん。
小野先生はウチのクラスの国語の担当の先生。
正木くんは学年で常に成績トップの優等生だ。
優等生の正木くんが何らかの調べ物をしに図書室を使いたがった。
しかし既に閉まっていたので、先生に図書室を開けてもらおうと思った。
もう図書室は閉まっている時間だが、先生は優等生に免じて同伴と言う条件で図書室を開けてあげた。
と言うところか。
まずい、と思った。
先生はともかく、正木くんは私たちが付き合っていることを知っているだろう――同じクラスだから。
カップルが鍵を閉めて密室で2人きりでいたと知られたら、いかがわしいことをしていたと想像されてしまうかもしれない。
実際、お互いの身体を服の上からだが、触り合っていたわけだが。
どうしよう……
でもまだ、『していなかった』のだから、堂々と『何もしていませんよ』と言う顔をしていれば良い!
と言うか、そうするしかない……
と、これからの身の振り方を、図書室に2人が入ってきて扉を閉めるまでに、考えてしまったが。
カチャッと音がした。
見ると、正木くんが図書室の扉の鍵を中から閉めたようだ。
そして……
正木くんと先生は、向き合い、見つめ合った。
先生が眼鏡を外しスーツのポケットに入れる。
そして……2人はお互いの腕に手を添えながら、キスを交わした。
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